二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜
日時: 2009/12/25 10:39
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: oaiRW.nb)

はじめましてのかたも居ると思います!
沙紀です☆
またまた消えました・・・

☆注意☆
☆荒らしはしないでください。また、暴言・悪口もお断りします。
☆この小説は、台本書きになっています。台本書きが嫌い、という方は読まないでください。

☆テーマソング☆ 嵐『Believe』と『truth』

●アンケート●>>1 受付終了致しました。

●オリキャラ応募用紙●>>31


〜章名とスレ番号〜
○登場人物 >>29
ep1 「〜プロローグ〜」>>2
●第一章
ep2〜4 「最強のストライカー・雪城 紗也」>>3 >>4 >>5 
ep5  「戻ってきたぜ!」>>6
●第二章
ep6  「回想〜沙姫の秘密〜」>>7
ep7  「豪炎寺の復帰と新たなる挑戦」>>8
ep8  「皆で合宿1」>>9
ep9  「皆で合宿2」>>10
ep10 「紗也の家」>>11
ep11 「決戦!ダイヤモンドダスト 前半」>>12
ep12 「決戦!ダイヤモンドダスト 後半」>>13
ep13 「明かされた真実」>>14
●第三章
ep14 「沙姫がいなくなった!」>>15
ep15 「黒幕はお前だ!」>>16  
ep16 「雷門の監督は、あなたです」>>17
ep17 「星の使徒研究所に突入だ!」>>18
ep18 「目覚めた真の力!」>>19
○番外編
ep19  リクエスト「稲妻町祭り〜ペア決め〜」>>20
ep20  リクエスト「稲妻町祭り〜肝試し〜」>>21
ep21  リクエスト「稲妻町祭り〜花火と告白〜」>>22
ep22 「学校ストーリー〜沙姫目線〜」>>23
ep27 番外編〜海だ!〜 >>28
ep28 番外編〜海だ!沖縄だ!!〜 >>35
●第四章
ep23 「もう一つのアジト、判明!」>>24
ep24 「もうひとつのアジト・明杉四塔」>>25
ep25 「謎の少年」>>26
ep26 「晴斗の正体!」>>27 

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.1 )
日時: 2009/12/20 12:29
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

☆〜☆アンケート☆〜☆
沙姫はとある大財閥の令嬢なのですが、大財閥の名前はどれが良いでしょうか?
1、火谷財閥(ひたに)
2、霧橋財閥(きりはし)
3、新香財閥(しんか)
4、「」財閥()←オリジナルの名前

☆〜☆ご協力ありがとうございました!☆〜☆

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.2 )
日時: 2009/12/20 12:31
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep1

闇が溢れ返る夜。

静まり返った暗闇のトンネルの中、

たったったっ・・・

と走る足音だけが響いていた。

?「お父さん・・・」

少女の凛とした声が恐ろしいほど静かな空間に響いた。

少女はかなり走った様で、「はぁ・・はぁ・・」と息切れが激しかった。

少女はまた走り出す。

燃え上がるように赤い髪が、風になびいた。

前方に父親らしき影があった。

少女「お父さ・・・!!!」

少女は言いかけるなり、思わず言葉を失った。

そこにいたのは——————

この世の物とは思えないおぞましい面相をした男と、その男に首を締め上げられている父親。

少女「・・・・・・・・・!!」

男が振り向いた。

少女「!!!!!!!!!!!!!!」

少女は見てしまった。

その男———いや、宇宙人を。

宇宙人は少女を確認すると、腰から刃物を取り出し、まだ動いているかと思われる父親の胸に———

突き刺した。

血が噴き出す。

少女「っっ!!!!!!!!!!!!」

少女は叫ばなかった。

叫べなかった。

恐怖と絶望のあまり。

宇宙人はそんな少女を横目に、「ふふっ」とあざ笑い、フッと消えてしまった。

少女は血の海にうもれた父親に駆け寄った。

少女「お父さん!!お父さん!!」

血まみれになった父を揺さぶった。

自分も血まみれになったが構わない。

父親はピクリとも動かない。

脈が動いていないのを感じると、少女は絶望感に襲われた。

訳の分からない、分かりたくもない気持ちが押し寄せてきた。

少女「いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!!」


父が死んだ。自分の目の前で。宇宙人に殺されて。

自分は何もできなかった———。

少女は叫び、泣き続けた。

自分の弱さと罪悪感、父が死んだ絶望感に縛られながら。

少女は泣き続けた。

夜が明けても、警察が来ても。

彼女の悲しみは、癒されない———

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.3 )
日時: 2009/12/20 12:32
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep2

地に広がる豊かな緑、眩しいほど蒼い空。

雷門中サッカー部こと雷門イレブンは、青森に最強のストライカーがいると聞き、青森県の星凛町に来ていた。

円堂「うっわ〜空綺麗だな〜!!」

情報を得る&特訓のためにキャンプ場に降りた円堂が思わず呟く。

鬼道「そうだな。緑も綺麗だ。」

監督「今日は午前中を特訓に、午後を聞き込みにするわ。」

皆「はいっ!!」



風丸と鬼道と円堂で特訓をしていたとき。

円堂「あれっ??」

風丸「どうしたんだ??」

ふと円堂が後方を見た。

円堂「なんか茂みの奥でボールを蹴ったみたいな音が・・・」

鬼道が「まさか・・・」といいながらも、3人は奥へと進んでいった。

3人は進む。

100㍍ぐらい進んだ所で・・・・・

バシィィッッッ!!!!!

かなり速いスピードでサッカーボールが円堂達目掛けて飛んできた!!

円堂「うわっ!?」

円堂はそのボールを受け止めた。

すると奥の開けた場から円堂より少し背が低い、かわいい少女があわてて走ってきた。

少女「すみません!!だっ・・・大丈夫ですか!?」

円堂「いや、大丈夫だよ。それにしても、すごいスペードだな。キミ、サッカーやってるの?」

少女「はい。・・・あ、もうこんな時間!すみません、さようなら!」

少女は長く美しい黒髪をなびかせながら慌ててその場から立ち去った。

円堂「何だか不思議な子だな・・・」

円堂はそう呟いた。

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.4 )
日時: 2009/12/20 12:34
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep3

午後の聞き込みが終わり、最強のエースストライカーはこの星凛町の唯一の中学校、「星凛中学校」にいることが分かった。

車で移動中でのこと。

ぽつりと吹雪が呟いた。

吹雪「最強のエースストライカーって雪城光聖の事だよね・・・」

一之瀬「そういえば・・・そうだね。でも、光聖は死んだはずだし・・・」

壁山「もしかして・・・光聖さんの幽霊とかっすかね!?」

円堂「おっ・・・おい壁山ぁ〜脅すなよぉ・・・もぉ」

壁山の冗談を真に受けて怖がる円堂に皆が笑った。

その中で1人、吹雪だけは複雑な顔をしていた。





聖凛中は結構大きく、校舎は木造の白いシンプルな建物だった。

正門で掃除をしていた少年に円堂が話しかけた。

円堂「あの・・・ここのサッカー部ってどこですか?」

少年「あっ!!円堂さんじゃないですか!!・・・あ、サッカー部ですね、ご案内します!!」

少年はテキパキと掃除道具を片付け、円堂達を校舎内へ案内した。

サッカー部の部室の扉を開ける。

キィッ・・・

中には背が高く、優しそうな少年がイスに座って書類を見ていた。

少年「新章先輩、お客さんですよ。」

新章はこちらに気付くとイスから立ち上がった。

新章「やぁ、はじめまして。僕はキャプテンの新章 裕樹。よろしく、円堂君。」

円堂「ああ、よろしく。・・・ところで、ここに最強のストライカーがいるって聞いたんだけど・・・」

円堂が聞くと、新章は即答した。

新章「それは多分、雪城君のことじゃないかな。」

財前「雪城って・・・雪城光聖の!?」

新章「いや、雪城君は違うよ。」

吹雪「・・・!」

新章「今校庭で特訓中だから、試合してみないか?」

円堂「ああ、ぜひお願いするぜ!!」

円堂が答えると、新章は微笑んだ。

皆が校庭に向かう。

吹雪「・・・悪いけど、皆先に行っててくれるかな?」

円堂「えっ・・・?まぁ、いいけど・・・遅れんなよ!!」

円堂が言うと、吹雪は「うん」と言って新章の残る部室へと戻った。



サッカー部の部室。

新章と吹雪。

重い沈黙が続く。

吹雪「・・・なんで言わなかった?」

新章「何をだ?」

吹雪「沙姫・・・いや、紗也のことだよ・・・」

新章「・・・・・・」

吹雪「どうして紗也が光聖の娘だって事を言わなかったんだ・・・!!」

吹雪は半ばキレ気味にいった。

新章「・・・言ったら何か変わるのか?」

吹雪「!?」

新章「言ったら紗也のトラウマが悪化するだけだ。何も変わらない。むしろ、悪くなる。」

吹雪「言ったほうが楽になる時だってあるだろ・・・雷門中の皆が信じられないのか?」

新章「いずれか彼女から明かす時が来るだろう。僕らはその時を待つしかない。あいつの病気のためにもな・・・」

吹雪は反抗できなかった。

新章「彼女は君の事を覚えている。・・・豪炎寺君はどうしているだろうな。」

吹雪「なんで・・・豪炎寺君が!?」

新章「豪炎寺君は紗也の良き理解者、とでもいっておこうか・・・」

新章はそう言って部室から出て行った。

Re: イナズマイレブン〜地球を救え!狙われし少女とサッカー少年〜 ( No.5 )
日時: 2009/12/20 12:35
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: 0cRf5/D/)

ep4

星凛中の校庭に出ると、青い生地に黄色い線が描かれている涼しげなユニフォームを着たサッカー部の部員達がいた。

新章「皆、お客さんだ。雷門中の円堂君達だ。」

円堂「はじめまして!よろしくな!」

みんなと握手をかわす。

円堂「雪城ってどいつなんだ?」

新章「ああ、あの子だよ。」

新章が指差した部員は————

長く美しい黒髪をなびかせてベンチで休んでいる、キャンプ場で会ったあの少女がいた。

円堂「あ・・・!!あの子は・・・!!」

雪城は青く澄んだ瞳を向けて、円堂に気付くと、こちらに走ってきた。

雪城「円堂さん!キャンプ場ではすみませんでした!!」

円堂「えっ!?いや、ホント大丈夫だよ。」

雪城「でも、すいませんでした。・・・あ、私、雪城 紗也です。よろしくお願いします!」

円堂「ああ、よろしく!」

鬼道は気付いた。

雪城は体調が悪いのだ。

円堂も気付いていた。しかし言わなかった。

監督「新章君、練習試合、お願いするわ。」

新章「はい。喜んで。」



こうして雷門中と星凛中の試合が始まった。

ピーッッ!!

試合開始。

最初は星凛中がボールを持っていた。

パスをつなげていくが————

吹雪「アイスグランド!!」

ボールは雷門中へ。

鬼道+一之瀬「ツインブースト!」

ボールは星凛中のゴールへ。

しかし————

雪城がゴール前に立った。

鬼道+一之瀬「—————!?」

雪城「アクアループ!!」

突如、雪城の前に巨大な水の輪が現れた。

ボールが輪の中へ。

鬼道「!!!!」

雪城は、しっかりとボールを捕らえていた。

皆が驚いている。雪城は笑む。

しかし。

雪城「————————っっ!!」

鬼道が支える。

鬼道「・・・具合悪いんだろう?」

雪城「ううん、大丈夫です!ちょっとつまずいちゃっただけで・・・さ、やりましょう!!」

雪城はそういって笑った。



後半。雪城にボールが渡った時。

必殺技を見せた。

雪城「リーフウェーブ!!!」

ザアッッ・・・・

葉が舞い降りる。

その葉は、積み重なりボールを紛れさせて波になった。

波がゴールに押し寄せる。

塔子「ザ・タワー!!」

しかし、波はタワーを本物の波のようによけてしまった。

塔子「!!!!」

円堂「パッと開かず・・・」

「ギュッと握って・・・」

「ダン!!!」

「ギューン!!!」

「ドカーン!!!!!!!!」

正義の鉄拳を繰り出す。

しかし————。

円堂「うわぁっっ!!」

守れなかった。

ピピーッ!!

ゴールの笛が鳴る。



雪城「円堂さん・・・大丈夫ですか?」

円堂「ああ、大丈夫。・・・それにしても、雪城すげーシュートだったぜ!」

雪城「本当ですか!?ありがとうございます!」


監督「新章君。彼女をキャラバンに参加させてもいいかしら?」

新章「はい。彼女さえ良ければ。」






こうして雪城はキャラバンに参加することになった。

一度雷門中に戻ることになり、青森を出発する時。

円堂「新章、いろいろありがとな!皆も!」

雪城「キャプテン、みんな、ありがとうー!!」




キャラバンのなかで。

風丸「そういえば最初雪城とあったとき何してたんだ?」

紗也「紗也でいいですよ。・・・あの時は食い蛇退治してました。」

円堂「食い蛇って・・・?」

紗也「建物とかを食べちゃう蛇です。星凛中も3回も食われたんで、退治してるんです。」

土門「え・・・じゃあ今まで食い蛇をサッカーで退治してたのか!?」

紗也「え?・・・はい。」

紗也の驚きの退治法に皆感心した。


ただ、吹雪だけは深刻な顔をして紗也を見つめていた。


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。