二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- ＯＮＥＰＩＥＣＥ 『Nightmare Fog』 リレー
- 日時： 2009/12/23 21:00
- 名前： 夜兎、赤狗、黄笊 （ID: 9Gb.eK5t）
- 参照： http://noberu.dee.cc/novel/bbs/white/read.cgi?no=453
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- Re: ＯＮＥＰＩＥＣＥ 『Nightmare Fog』 リレー ( No.1 )
- 日時： 2009/12/23 21:01
- 名前： 夜兎、赤狗、黄笊 （ID: 9Gb.eK5t）
- 参照： http://noberu.dee.cc/novel/bbs/white/read.cgi?no=453
夜兎
プロローグ
センゴク元帥は、額を抑えながらガープ中将と二人で話をしていた。
「十年前の事だ。王下七武海の一人だったバルバロス・ウォーカーが会議中に突然、その場に居た中将四人と大佐六名を殺害し、その場から忽然と姿を消したのは。それから我々は奴に懸賞金をかけて幾度も捕獲しようとしたが、奴を捕まえることは出来なかった。二年間かけて集まった情報で奴の仲間が分かった」
センゴク元帥は手に持っていた手配書を忌々しげに一瞥し、グビグビと樽で酒を飲んでいるガープを見てため息を吐きながら再び話を続ける。
「———”赤ひげ”クラウス・ハイレディン、”悪魔の巨人”ドラクート・ゴイセン、その他五名程確認されているが……どいつもこいつも億越えの海賊共だ。奴らはグランドライン各地で幾つもの国を滅ぼしていたが、どういう訳かここ数年動きを見せてなかった。だが、ここ最近になってシャボンディ諸島周辺で海軍の船が何度も襲われ、そのときにバルバロスを目撃した海兵がいてな。何度も探索したんだがどういう訳か見つからなかった。だが……」
「とうとう見つけたと言う訳じゃな。儂を呼びつけてそんな話をするぐらいじゃから儂に行けと言うつもりじゃろうが儂は嫌じゃぞ」
大声で笑うガープを見て、やはりか……、と頭を抱えたくなるセンゴクだった。
「面白そうな話じゃねぇか」
「！」
誰も入れないようにと言っておいた筈なのだが、どういう事か、七武海の一人、”黒ひげ”マーシャル・Ｄ・ティーチがそこにいた。
「ゼハハハッ！ オレがその元七武海とやらをぶっ殺して来てやる……」
明太子の様な太い唇をニィ、と歪ませる黒ひげを見て、センゴク元帥は再びため息を吐くのだった。
- Re: ＯＮＥＰＩＥＣＥ 『Nightmare Fog』 リレー ( No.2 )
- 日時： 2009/12/23 21:06
- 名前： 夜兎 ◆YATOeP23sE （ID: 9Gb.eK5t）
- 参照： http://noberu.dee.cc/novel/bbs/white/read.cgi?no=453
赤狗
第一話
「ヨホホホ〜ヨホホホ〜！ビンクスの酒を、、、♪」
麦わら海賊団は、いつものように愉快だった。
ジャバーーン！！！！
『？！！』
「怪物だ〜！！！」
ウソップは足をガクガクさせて叫んだ。
「海ギツネ！よしこいつは今日のメシだ。」
サンジがそういうとルフィは
「メシーーーー！！」
といいながらゴムゴムのピストル一発でしとめた。
「海ギツネのムニエルだ、、、」
サンジはタバコを吸いながら言った。
「うまい☆』
みんな満足そうに食べているとナミが妙なことに気がついた。
「ちょっと暗くない？天候がおかしいわ！」
サニー号のまわりは霧につつまれていた。
「どうなったのかしら」
ロビンが遠くを見ながら言った。
- Re: ＯＮＥＰＩＥＣＥ 『Nightmare Fog』 リレー ( No.3 )
- 日時： 2009/12/23 21:08
- 名前： 夜兎 ◆YATOeP23sE （ID: 9Gb.eK5t）
- 参照： http://noberu.dee.cc/novel/bbs/white/read.cgi?no=453
黄笊
第二話
「ほうはっはんは?ひりか？(どうなったんだ？霧か？)」
口をもぐもぐさせながらルフィが辺りを見渡す。
「お、お化けでも出るんじゃねえか」
青ざめた顔でウソップがチョッパーに言うと、食事中にもかかわらず、ぎゃ〜と叫び声を上げながら船内を走り回る。
そんな騒がしい光景に見向きもせず、下を見て何か考え事をしていたナミが突然ハッ!とした表情をして顔を上げた。
「ここが何処なのか分かったかもしれないわ・・・・・・」
明らかにいつもと違う震えた声で言ったナミに異変を感じ、一味全員は動きを止め、彼女を見た。
「みんな聞いたこと無いの・・・・・・？まあいいわ。この前停泊していた島で聞いたんだけど、最近この霧が発生する地帯で何艘もの海軍の船が襲われてるらしいの。億越えの懸賞金の海賊を捕まえたことのある海軍の少将も、その1人だったそうよ・・・・・・。だから、この辺りの島に住んでいる人達も滅多に近づかないの。彼らはここをこう呼んでいるらしわ・・・・・・」
いったん間を空けた彼女は、一味全員の顔を見渡してこう続けた。
「『ナイトメア・ミスト(悪夢の霧)』とね・・・・・・」
話を聞き終わった船内はしばらく静まりかえっていたが、サンジが重い口を開いた。
「その『ナイトメア・ミスト』という所が、今俺たちがいるこの場所という訳か・・・・・・」
「その通りよ」
ナミが答えると、再び船内は静まりかえった。聞こえるのはサニー号が霧の中を進むザバーッという波の音だけだ。しかし、よく耳を澄ませばクックックッと、笑いを押し殺すような声が聞こえてきた。その声の主は、ルフィだ。
「ははははは、すんっげ〜！冒険の匂いがぷんぷんするなあ!!!!」
目をきらきら輝かせながらいつまでも笑っているルフィを見て、彼以外の一味達はまた面倒くさい事が始まるなとため息を吐くのだった。
「しっかし、笑ったら腹減ってきたな〜。サンジ！何か食う物ねえか？」
3日分の食糧を1人でぺろりと食べたにもかかわらず、ルフィはよだれをたらしながら言った。
「お前が全部食べたんだろうが。食糧庫の中は空っぽだ。そうだ、釣りでもしてこいよ、こんな霧の中でも旨い魚が釣れるかもしれないぜ」
サンジが面倒くさそうに答えると、ルフィはそうか？と嬉しそうに言い、ウソップ、チョッパー、ブルックを連れて釣りを始めにいった。
10分後、なかなか魚が釣れず、嘆いているルフィ達の姿があった。
「くそ〜、なんで釣れねんだ〜」
「まあ、骨だけにコツコツ頑張りましょう」
「だな」
ルフィとブルックがこんな会話をしていると、ウソップが海を指指しながら叫んだ。
「おい!！[何か]が浮かんでるぞ!!!!」
あまりの大きい声に、一味全員はウソップの指差すほうに目を向けた。[何か]がだんだんサニー号に近づいてくる。しかし、[何か]とは、意外なものだった。
「ひ、人だ〜。人が漂流しているぞ〜」
- Re: ＯＮＥＰＩＥＣＥ 『Nightmare Fog』 リレー ( No.4 )
- 日時： 2009/12/26 21:18
- 名前： レッド ◆mAzj/Mydf. （ID: ZxuEMv7U）
こんばんは！夜兎、久しぶりだね！ノベルに来ないけど・・・どうしたんだい？
こっちは第１０章まで進んだよ！また遊びに行くね！
- Re: ＯＮＥＰＩＥＣＥ 『Nightmare Fog』 リレー ( No.5 )
- 日時： 2009/12/27 16:19
- 名前： アイ ◆HQ/1rc97lY （ID: RHCEY5Ol）
おもしろ〜い！
がんばって〜
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