二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- -『キミ』と『僕』-03話更新!!-【イナズマイレブン】
- 日時: 2009/12/29 21:53
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
ねぇ、僕等は違う人間だよ。
2人で1つ?
そうだね。
キミが居てこその僕で、僕が居てこそのキミ。
だけど、決して同じ人間じゃない。
僕等は、それぞれ違う人間で、1人だと『半分』な訳じゃない。
1人で『全部』。
キミが僕の一番の理解者で、僕がキミの一番の理解者。
そして、足りない所を補い合って生きてきた。
このことを分かってくれる人は少なかった。
いや、居なかったといっても間違いじゃない。
普通の子なら一番の理解者のハズの親が僕等には居なかったから。
だけど…
皆は、分かってくれた。
僕達を。
受け入れてくれた。
直接は言わなかった。
『分かってるよ』なんて、誰も、一言も。
だけど、態度であらわしてくれた。
嬉しかったよ、すごく。
大好きだった。
僕達が帰る事になった時、言ったよね?
『またね。』って。
さよならって言わなかった。
また、会えるから。
いや、また会いたいから。
そんな願いを込めて。
またね、みんな。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
新スレ誕生!!←
いや、侍少女消えたからなんかめんどくなったって言う…。((
でも、復活しますよ!?
年明けたら頑張ります。
それまでちょっと書きたくなったのを…。
今度は双子ちゃん連載です。
プロローグ長くてすいませんねw((
じゃ、㊦へどーぞ。
++ストーリー++
+CAST+>>1
+01 旅の始まり+>>2
+02 何も、ない。+>>3
+03 光+>>7
+04 出会い+>>14
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/29 13:55
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
++CAST++
名前【佐上 颯 / サガミ ソウ】
性別【男】 年齢【14】
性格【毒舌and腹黒。
小さい時、親が離婚。
母親と一緒に居たが、急に母が仕事で海外に行く事になり
風と協力し合って生きてきた。
一人称は『俺』】
名前【佐上 風 / サガミ フウ】
性別【女】 年齢【14】
性格【基本めんどくさがり。言いたい事をズバッというので悪気がなく人を傷つける事も。
小さい時、親が離婚。
母親と一緒に居たが、急に母が仕事で海外に行く事になり
颯と協力し合って生きてきた。
一人称は『僕』】
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/28 22:10
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
第一章 −01−狂い始めた歯車−
『ねぇ、颯ー?』
『何?』
『これ、なんだろう。』
休日、家。
これこれ。
そう言って、風が指した物。
それは、
『…箱?』
小さな、黒い箱。
明らかに怪しい。
『楓、下がってて。』
『…。うん。』
うなずいて、俺の後ろに隠れる風。
箱を開けると、
【パァンッッ!!】
『ギャァ!?』
『…?』
いきなり音が鳴った。
箱の中にクラッカーが取り付けられていた。
そして、テープレコーダー。
再生ボタンを押すと…
《初めまして、颯、風。》
ジジジ…
ノイズの音とともに、老人の声が聞こえてきた。
『だっ誰の声!?颯ッ!どーしよ!』
『シッ…。』
《この間の懸賞、そう、新発売のアイス。》
『?アイス…?』
風が声をあげた。
《蜂蜜ジェラード。 覚えていないかね?》
そういえば1週間前、そのアイスの懸賞に応募したかも…。
そんな記憶が思い出された。
風も、思い出したようで、
《思い当たる事があるようだね。》
この光景を見ていたかのように老人は言った。
《その懸賞に君たちは当選した。》
『え?』
懸賞には確か…
豪華旅行券、そう書いてあった。
《当選商品、豪華旅行券『二次元の世界への旅』へご招待しよう!!》
『『はぁ!?』』
なんだ、それ。
ムチャクチャだろ。
その時いきなり、黒い箱がカッと光った。
まぶしくて、目を閉じる。
もう一度、目を開けば…
『あれ?』
見たことのない場所。
いつもの部屋ではなかった。
−ココハドコ?−
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/28 22:11
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: m16n.Ntt)
- 参照: 前半・颯 後半・風 目線。
第1章 −02−何も、ない。−
目を開くと、
真っ暗で、何もなかった。
風も、いなかった。
一人だけ。
俺一人、ここにいた。
どこかもわからない、空間に。
光もない、本当に何もない。
何も見えない。
『自分』だけ。
本当に、怖かった。
何故だかとても。
ずっとここから抜け出せないような気がして。
『風!!!』
一番、信じられる人の名前を呼んでもなにも返ってはこなかった。
返ってきたのは、暗闇に響いた自分の声だけ。
風ッ……
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
どこなんだろう、ここは。
目を開くと、真っ白だった。
何もない。
颯も、いなかった。
一人だけ。
僕一人、ここにいた。
どこかもわからない、空間に。
色も、本当に何もない。
何も見えない。
『自分』だけ。
本当に、怖かった。
何故だかとても。
ずっとここから抜け出せないような気がして。
『颯!!!』
一番、大切な人の名前を呼んでも、返事は返ってこなかった。
返ってきたのは、響いた自分の声だけ。
颯ッ……
−タスケテ。颯/風 ガイナイセカイナンテアリエナイ−
- Re: -『キミ』と『僕』- 【イナズマイレブン】 ( No.4 )
- 日時: 2009/12/28 22:15
- 名前: アヤカ (ID: VTrHJ6VV)
こんばんは、さっそく来ました。
トリップものですね!
続きがとても気になります!
更新がんばって下さい。
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