二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

アリスと魔法と勇者と
日時: 2010/01/02 10:09
名前: チャミー (ID: 4PXLzKd2)

個人的に好きな漫画ゲームを混ぜます♪

混ざってるモノ☆

*学園アリス
*フェアリーテイル
*ドラゴンクエスト


>>1「第1話
>>2「第2話

Page:1 2



Re: アリスと魔法と勇者と ( No.4 )
日時: 2010/01/05 12:00
名前: チャミー (ID: Y9gy.IyS)

第3話「アリスVS魔法」


ルーシィ「これからどうしよう……」
ハッピー「ルーシィが後先考えずに行動するからこうなるんだよ」

困っているルーシィを見て、ハッピーは笑いながらからかった。

ルーシィ「でも……ナツやグレイのことも気になるし……」
ハッピー「じゃあ、行こっか。ナツたちのとこ」

ハッピーの提案にうなずくと、ルーシィはナツとグレイのところへむかって走り出した。


***


蜜柑「蛍ー」
蛍「……なに」
蜜柑「そろそろええんやないの?」
蛍「…………」

ナツとグレイが戦っている近くの草むらに、B組の生徒たちは隠れていた。

心読み君「えっと、そろそろいいんじゃないかな〜?」
蜜柑「ホラ、心読み君が言うんやから、間違いないて」
蛍「そうね。じゃ、行くわよ」

蛍がバカン砲をかまえると、他の皆も攻撃の準備をした。
そして、同時にナツとグレイに襲い掛かった。


ナツ「おお!?」
グレイ「アイスメイク、シールド!!」


棗「……氷は炎には効かねぇ」
ゲレイ「チッ、炎かよ」

棗はナツとグレイにむかって、炎で攻撃をした。
しかし……


ナツ「オレに炎は効かねぇ!!!」


ナツはそう叫ぶと、夏目の炎を食べ始めた。

蜜柑「ぇ……」

蜜柑たちは口をぽかーんとあけて、言葉を失ってしまった。


***


そのころエイトは、おそらく最後の侵入者と思われる、栗色の髪の少年と合流していた。

エイト「なー、クッキー」
クッキー「なになに〜??」
エイト「さっき、クッキーにそっくりな子供見かけたんだけど」
クッキー「ボクも見たよ〜」
エイト「そっか〜」

二人はそんな呑気な会話をしながら、走っていった。


***


ルーシィ「あ!! いた!!」
ハッピー「ほんとだ。戦ってる」
ルーシィ「よーし、助太刀するぞ♪」

ルーシィはそう言うと、鍵を手に取り叫んだ。


ルーシィ「開け!! 獅子宮の扉!! ロキ!!」

りんごーんと音が鳴って、ロキが出てきた。
そして、ロキが言った。


ロキ「やぁ、ルーシィ。今日もステキだね」
ルーシィ「いいから、ナツたちを助けるのよ!!」
ロキ「助けるって……あの子供たちから?」
ルーシィ「え? 子供??」

ルーシィは自分の目を疑った。
ナツたちは、10歳前後と思われる子供に襲われていたのだ。

ルーシィ「えーっ、子供ー!?」」
ロキ「さすがに、子供相手じゃ……」
ルーシィ「わかったわ。子供相手なら……ロキ、ごめん」

ルーシィはそう言うと、ロキを閉門した。
そして、別の鍵を手に取った。


ルーシィ「開け!! 処女宮の扉!! バルゴ!!」


ルーシィはバルゴを呼び出し、こう命令した。

——落とし穴を作って、そこに子供たちを落とすのよ♪ 完璧な作戦だわ……!!


それを聞いたバルゴは、こう言った。


バルゴ「姫、いくら子供でも落とし穴はどうかと……」


後では、ハッピーが笑っていた。



続く

Re: アリスと魔法と勇者と ( No.5 )
日時: 2010/01/05 14:29
名前: チャミー (ID: Y9gy.IyS)

第4話「落とし穴大作戦」


ルーシィ「ふふっ、見ててね♪」

ルーシィは根拠のない自信にあふれていた。
子供の捕獲=落とし穴というわけの分からない発想で、蜜柑たちの捕獲にむかった。


ハッピー「あんなの引っかかる子供いないよ」

ハッピーは全く期待していないようで、物陰に隠れてナツたちの様子を見守っていた。

ルーシィ「絶対うまくいくから!! 見てて!!」

ルーシィはそう言うと、蜜柑たちに向かって叫んだ。


ルーシィ「こっちに来たら、お菓子があるよ〜」


ハッピー「!?」

ハッピーは思わず言葉を失ってしまった。
まさかそんな手に引っかかる子供なんて——


ナツ「お菓子!? いるいる!!」
ルーシィ「え!? ナツ、ちょっと、ま——」

ルーシィがあわてて止めようとしたが、ナツは聞かずにこっちにむかって走ってくる。
その横で、心読み君がボソッとつぶやいた。

心読み君「そっちは危ないよー。落とし穴があるんだってー」

心読み君が言い終わるのとほぼ同時に、ナツは落とし穴に、落ちた。


ハッピー「うわ、子供以下の落ち着きの無さ……」
グレイ「なにやってんだ。バカかお前」

グレイはそう言うとナツに近づいていった。

ルーシィ「はぁ……まさかナツが引っ掛かるなんて……」

ルーシィ我落ち込んでいると、横でハッピーが平然としていった。

ハッピー「あ、グレイも落ちた」
ルーシィ「はいィィ!!?」

ナツをからかおうと近づいたグレイが、蛍のバカン砲が直撃し、落とし穴へ落下したのである。
横では委員長が「大丈夫ですかー!?」と声をかけていた。


***


エイト「あ、なんか人が集まってるよ☆」
クッキー「ほんとだ〜」

エイトとクッキーは、蜜柑やナツたちがいる場所の近くまで来ていた。
しかし、それを見たルーシィは——


ルーシィ「また新手が来たわね!! バルゴ、落とし穴よ!!」
バルゴ「承知しました」

バルゴに命令して、また落とし穴を作り始めた。

心読み君「あの人、バカなのかなぁ」
ハッピー「あい。普段はそうでもないんだけどね」
蛍「バカって、大変よね」

ハッピーは学アリメンバーと結構仲良くなっているのでした。




続く

Re: アリスと魔法と勇者と ( No.6 )
日時: 2010/01/06 09:58
名前: チャミー (ID: mY4PpL58)

第5話「異世界からのお客様」



ルーシィ「よし、これで完ペキね♪」
ナツ「おいおい、そんなんで引っ掛かるやついんのか!?」

自信満々のルーシィにむかって、ナツ(落とし穴に普通に引っ掛かった)が突っ込んだ。

ハッピー「ナツとグレイは引っ掛かったよ」
ナツ「はぁ!? グレイ引っ掛かったのか!? だっせーな!!」
グレイ「あァ!? てめーが引っ掛かったんだろ」
ハッピー「どっちも落ちてたけどね」

もめている二人はほっといて、ルーシィのお手製落とし穴に、エイトとクッキーが近づいてきた。


どさっ


なにかが落ちた音がした。
全員、「落ちたか!?」という感じになり、見に行った。


クッキー「バーカ☆」


真っ先に見に行った、キツネ目君をがしっと捕まえて、満面の笑みでクッキーは言った。
そして、後ろでエイトが言った。

エイト「……いやぁ、見事な落とし穴ですネ☆」

エイトは、土が服についていて、体をぶつけたらしく、腰の辺りをさすっていた。


全員「落ちるやつ、いた————!!」


***


そんなこんなで、蜜柑たちB組の説得もあってナツたちは授業を受けることになった。
アリスに似た力を使うということもあってか、かなり馴染んでいた。


蜜柑「よーし、新しい仲間も増えたことやし、ドッジボールしよー」

蜜柑がクラスの皆に呼びかけた。
すると、男子からこんな意見が上がった。


*「そんなことより、新入りのアリスに似た力っていうの見せてもらおうぜ」


その意見に全員賛成したので、蜜柑たちは運動場へ行き、力を見せてもらうことになった。


***


ナツ「一番はオレだ!!! 行くぞ!!! 火竜の咆哮!!!」

ナツはそう言うと、口から炎を吹いた。
B組の生徒たちは、わぁぁ
っと歓声を上げた。調子に乗って炎で空を飛び、炎を吹きまくるナツをグレイは汚いものを見るような目でしばらく見ていた。
……が、1分後。

グレイ「黙れ、ナツ」

グレイはそう言うと、ナツを凍らせた。
B組の生徒たちは、おぉぉ!! と歓声を上げ、グレイを見た。

続いてルーシィは、鍵を使って星霊を呼び出した。

ルーシィ「開け!! 獅子座の扉!! ロキ!!」

すると、星霊界からロキがやってきた。
ロキはいつもと変わらない調子でルーシィに言った。

ロキ「今日は何の用だい?? 特に何も無いなら、僕と一緒にデートでも——」
ルーシィ「はい、強制閉門」

ルーシィはロキをさっさと閉門して、次の星霊を呼び出した。

ルーシィ「呼び出す星霊を間違えたみたいね。じゃ、次!! 開け!! 居蟹宮の扉!! キャンサー!!」

さっきはカッコイイ人(?)が出てきたので、次はどんなかっこいいのが出てくるんだろうとわくわくしていたそのとき!!!


キャンサー「今日はどんな用事……エビ?」


その場の空気が、一瞬凍りついた。


***


エイト「あ、次って僕?? えっと、どうしようかなぁ♪」
クッキー「遅いから抜いちゃうね☆ 見ててね〜、ギラッ!!」

とろとろしているエイトを抜いて、クッキーが先に呪文を唱えた。
みんなは、「また炎か!!」という感じになった。
でも、クッキーはまた別の呪文を唱えた。

クッキー「ヒャド!!」

今度は氷の呪文だった。
「すげー!!」という歓声があちこちから上がった。
それを見ていたエイトも負けじと呪文を唱えた。

エイト「ギガデイン!!」

雷がどーんと落ちてきて、その場はすっごい盛り上がった。
それを見たナツは、空に向けて炎を吹き出した。
また暴走しそうなナツを見て、グレイは再びナツを凍らせた。
ルーシィが呼び出したキャンサーは、心読み君とキツネ目君に質問されまくっていた。
「なんでエビなの?」「カニとか、チョキとかじゃないの?」と。


キャンサーは言った。


キャンサー「……エビ」



続く。

Re: アリスと魔法と勇者と ( No.7 )
日時: 2010/01/06 13:50
名前: チャミー (ID: 7PvwHkUC)

第6話「みんなの能力」



蜜柑「あのな、ウチのアリスは無効化やねんで」
エイト「無効化?」
蜜柑「うん」

エイトは蜜柑に、みんなの能力について説明されていた。
……が、頭の悪いエイトには全く理解できず、結局覚えたのは心読み君が心を読むということぐらいだった。

心読み君「わーい、僕のアリス覚えてもらったよー」
蜜柑「だって、名前のまんまやもんな」
エイト「いやいや、他にも覚えたよ。キツネ目は空飛ぶんだよね? で、パーマは化け猫体質……だったっけ??」
心読み君「うん。パーマは化け猫であってるよ」

エイトのマジのボケに正直に答えた心読み君は、パーマにこの後、殴られたという。


***


ナツ「それにしても、アリスって変だよなぁ」
蛍「……なんで?」
ナツ「だってさ、空飛ぶんだろ? ……ありえねーよ」
蛍「?」

なぜか気持ち悪そうなナツを見て、蛍はとりあえず無視することにした。
すると、ハッピーが飛んできて蛍に説明した。

ハッピー「ナツは乗りものがダメなんだよ」
蛍「アリスは乗り物じゃないわ」

蛍がそう言うと、後ろでキツネ目君が「そーだ、そーだ!!」と叫んでいたが、これはスルー。


***


エイト「あ、そうだ♪」

突然、エイトが何かを思いついたかのように言った。

エイト「僕のかわいい仲間達を紹介するね」
グレイ「仲間? そんなのいたのか?」
エイト「ううん、呼ぶんだよ」

エイトはそう言うと、笛を取り出して思いっきり吹いた。



ピッピ————ッ!!!



すると、遠くから足音が聞こえてきてエイトの近くになにかが近づいてきた。

エイト「来た来た♪」

エイトが呼び出したもの、それは——



クッキー「モンスター!!?」



そう、魔物を呼び出したのである。

エイト「かわいいでしょ?? 左から、ブルッピ、ドラきち、はぐりん、ぺホップ、ゲレゲレ、すけさんだよ」
蜜柑「一匹可愛くないのがおる!!!」

蜜柑は、すけさんを指差して言った。
すけさんは、がいこつの姿をした魔物で、かわいいとは言えない。
ちなみに、ブルッピはスライム、ドラきちはドラキー、はぐりんははぐれメタル、ペホップはベホマスライム、ゲレゲレはキラーパンサーである。


心読み君「ゲレゲレも可愛くないよ」
ナツ「かっけー!!」
ルーシィ「星霊に似てるわね。呼び出すところとか」
蛍「ルカ君、動物フェロモンで誘惑できないの?」
ルカ「え? いや、まず動物じゃないし……」

各自で自由に感想を述べていると、エイトが言った。


エイト「僕的には、すけさんが一番かわいいと思うんだ」


その瞬間、B組内には心読み君の「えーっ? 気持ち悪いよー」という笑い声以外の声が消えたという。





続く

Re: アリスと魔法と勇者と ( No.8 )
日時: 2010/02/03 06:37
名前: チャミー (ID: N7UvS.6z)


登場人物紹介


*エイト
 ドラゴンクエストⅧの世界からやってきた、トロデーンという国の王様。
 よくボケるけど、根はいい人。
 本人曰く打たれ弱いガラスのハートを持っているので、いじめないでほしいとのこと。


*クッキー
 ドラゴンクエストⅡの世界からやってきた、サマルトリアという国の王子。
 マイペースな性格で、他人のペースには絶対に流されない。
 心読み君となんとなく性格が似ているため、ちょっと仲がいい。



Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。