二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- —侍少女と仲間達— 【イナズマ】
- 日時: 2010/01/09 15:05
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: ixsLSGyl)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
━【プロローグ】━
君たちに出会った時、
最初は全く君たちのことを信じてなんてなかった。
仲良くしてたよね、でも、
心のどこかで否定してたんだ。
また、裏切られるんだって思って。
だけど皆は、キミは、そんな人じゃなかったね?
『大丈夫、俺らが居る』って、言ってくれたよね。
すごく、嬉しかった。
そんなこと、言ってもらったことがなかったから。
だから、だからね?
お礼、言いたいんだ。
一言でいいんだ。『ありがとう』って。
それだけ、言いたいのに。
言う前に、会えなくなった。
タイムリミット、来ちゃったんだ。
お礼、言いたい。
皆に会いたい。
キミに会いたい。
ねぇ、真一。
キミもそう思っていてくれたら嬉しいな。
大好きだったよ。
とても、とても。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
どーもっっ!!
葵です!
ちょっとの間、お休みしてたこの小説ですが…
皆様のおかげで復活です!!
さて!
ではどーぞ。
☆お知らせ!☆
—オリキャラ募集! >>19-20 1月7日
—女の子締め切り! >>32 1月8日
—オリキャラ締切! >>43 1月9日
- Re: 侍少女と仲間達 【イナズマ】 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/05 20:21
- 名前: シェーラ (ID: x5wlcgrC)
侍少女復活したんだね!
楽しみにしてるよ。
FIGHT〜!
- Re: 侍少女と仲間達 【イナズマ】 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/06 07:58
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: ixsLSGyl)
- 参照: ※暗いしなんか主人公死にそうだけど読むの止めないで!!どんどんギャグになるんだから!!
━始まり━
『…お母さん…?』
夜中。
物音で目が覚めると、
母親が荷物を持って、玄関に立っていた。
小さい弟を連れて。
「…百華。」
『どこいくの?百華も連れて行って?』
「ごめんね、それはできないんだ。」
『どうして?』
百華は、自分の母親に頼んだ。
このまま母親が行ってしまうと、もう会えない気がして。
「百華は、強い子だよね、大丈夫だよね?」
『…うん、大丈夫だよ。百華は、強い子だもん。だから安心して行っていいよ、お母さん。』
“連れて行けない。お願いだからこないで。”
声には出していなかったが、言いたい事が大体分かった。
泣きそうな母親の顔。
そんな表情を浮かべながら言った一言に、百華はただうなずくしかなかった。
「百華、お母さんね?百華が大きくなったら迎えに来るからね。また、会いに来るからね。」
『うん、待ってるね。』
百華は小さくうなずいて、満面の笑みを向けた。
心の中の感情とは、正反対の。
…——
『ん、』
肌寒さに目を覚ました百華。
寝ていたようだった。
『…また、昔の夢か。』
パンパン、と制服についた泥をはらって、立ち上がった。
『(お母さんの、うそつき。)』
迎えに来るから、そう言った母親は中学生になった今でも来ていなかった。
父は新しい嫁を迎え、その女は百華を嫌っていた。
自分の子ばかり可愛がって。
父は、最初から百華のことは興味がなかった。
取り残されたような感覚におちいった百華だったが、親戚も誰も居なかった。
その家で暮らすしかなかったのだ。
『(寒い。)』
帰ろう、とカバンを持った。
そして、大通りに向かって歩き出した。
その時、
後ろで大きな音がした。
振り返ると、
車がこっちに向かっていた。
2台の車が衝突して、飛んで来たらしい。
『え、』
グシャッ
そんな音が聞こえた時にはもう遅かった。
アスファルトの上で横たわっていた。
頬には生ぬるい赤い液体が流れていた。
“死ぬんだ”
直感的に、そう感じられた。
- Re: 侍少女と仲間達 【イナズマ】 ( No.3 )
- 日時: 2010/01/05 20:47
- 名前: 葵 ◆.rvcC1zt4s (ID: ixsLSGyl)
- 参照: 新スレだぁぁぁああ!! 元、琴音!!【悪姫!】
>>シェーラ
ありがとッw
あ、ストーリー、書き直してるから始まりから全部見直してくれると嬉しいな♪
頑張るーw
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