二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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†光の道†【学園アリス】
日時: 2010/01/07 17:50
名前: 卍樹愛 ◆z/nee8jSw. (ID: no72hslI)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14529

くりっくThank you⌒☆

前スレまた!が消えたのですが、yahoo!で検索したら
見つかりましたっ!(URL:前スレ)
なので、立て直して、また書きます(*>ω・)b


卍.はじめに
この小説は、キャラとストーリー(妄想)を加えてます(・ω・`)
今の漫画の続きの妄想とゆうか・・・w
漫画では、蜜柑が過去の出来事を知って、
母・柚香と外に逃げる となってますが、外に行かず、
危力系に入る という設定です。

卍.目次
*1話>>01 *2話>>02 *3話>>03 *4話>>04
*5話>>05


卍.お客様

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Re: †光の道†【学園アリス】 ( No.1 )
日時: 2010/01/07 17:50
名前: 卍樹愛 ◆z/nee8jSw. (ID: no72hslI)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14529

*1話[守るモノ —蜜柑目線—]*



「嬉しいよ。君がこちら側に来てくれて・・・」


薄暗い部屋に不気味に響く初校長の声。

「・・・ほんまに、ウチが危力系に入ったら棗を開放してくれはるん?蛍も海外に行かなくてすむん?」

「あぁ・・・。約束するよ」

その日、ウチは危力系に入った。
これもすべて、棗や蛍を守るためや。
過去の事をすべて知った。ウチが危力系に入る事が
どんなことかも知った。
でも、ウチが危力系に入れば棗はもう苦しまなくてすむし、
蛍だって海外に行かなくてすむ。
ウチは今までみんなに守ってもらったんや。
今度はウチがみんなを守らなあかん。

「失礼しました・・・」

ウチは校長室から出ると、重い足取りで教室へ向かった。

「あ、蜜柑ちゃーんっ」
「委員長、蛍・・・」

向こうから委員長と蛍が手を振りながら、こっちに走ってきた。

「委員長達はこんなとこで何にしてはるん?」
「ちょっと先生に用があって・・・」
「あんたこそ、こんな所で何してるの?」

う゛・・・。蛍はやっぱ鋭いなぁ〜・・・。
どうしよう・・・なんて言ったらええのか・・・。

「蜜柑ちゃんどうしたの?元気もないけど・・・」
「えっ?!・・・その・・・せ、先生に怒られてもうてな」

とっさに嘘をついて、笑ってごまかした。
ああぁー!!こんなバレバレな嘘、蛍にすぐにばれてしまうよ・・・。
でも、蛍はウチが聞かないでほしいって思ってるのが
わかったのか、何も言ってこなかった。

「・・・・・・早く教室に行きましょ。遅刻するわよ」
「え・・・うんっ」

蛍・・・・・・やっぱ気ぃ遣ってくれるんかな・・・?
ありがとな、蛍・・・。
でも、ちょっと寂しいなぁー・・・。



*1話end*



◇MYKコーナー◇ (漫画を読んでない人の為の解説コーナー)
第2のアリス「盗みのアリス」を初校長に狙われた蜜柑は、高等部に逃げ込みます。
蜜柑を誘き寄せようとした初校長は、蛍の海外留学を無理矢理、決定した。
過去を知る為、のだっちのアリスでタイムトリップ中、
棗の秘密を知ってしまう蜜柑達。その秘密が、アリスのかたち。
棗のアリスの容は、予想通り4つ目の「アリスを使うたび痔命を
縮めてしまうタイプ」で、1年前からアリスを使うと、血を吐くようになった。

・久遠寺初等部校長 kuonzi
⇒クローンのアリスの持ち主。蜜柑の実の父をペルソナを利用して殺した。
安積柚香>>3により、蜜柑父の無効化とペルソナの
腐食のアリスを入れられ、その副作用で子供の姿になっている。
中等部・高等部校長達よりも長く生きていて、
2人以上の権力を持っている。
自分の中のアリスストーンを取り除こうと、
蜜柑の盗みのアリスを狙った。


以上、MYKコーナーでしたっ(((*>ω・)b

Re: †光の道†【学園アリス】 ( No.2 )
日時: 2010/01/07 17:51
名前: 卍樹愛 ◆z/nee8jSw. (ID: no72hslI)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14529

*2話[危力系編入 —蜜柑目線—]*



「今日、君達に集まってもらったのは新しい仲間を紹介するためだ」

現在、初校長室にて危力系の集まり。
てゆうか、ウチの紹介やねんけど。
もちろん、棗はいない。ウチが危力系に入ったって
知ったら怒りそうやし・・・・・・。

「佐倉蜜柑です・・・アリスは無効化と盗み・・・」

みんなザワつく。けっこう事件も起こしたしな・・・。

「おいっ!あいつ花姫殿の時の・・・?!」
「あら、ほんと・・・」

あの人ら・・・花姫殿ん時にいた呪いのアリスの瑠衣って人と
空気使いで蛍に付きまとってた颯とかゆ人や・・・。

「み、蜜柑ちゃん・・・何でっ・・・」

のばらちゃん・・・。あれ?のばらちゃんの隣にいる子、
初めて見る子や。ピンクの髪・・・アンナちゃんみたいやな。

「校長、彼女のアリスは戦闘系ではないのに任務だなんて・・・」

「それには問題ない。彼女は珠璃とのばらとペアを組んでもらう」
「・・・私達ですか?」

そう声をあげたのは、のばらちゃんの隣にいた
ピンクの髪の子だった。
さっきは顔が見えなかったから分からへんかったけど、
この子、超可愛いっ!!こんな子が危険だなんて・・・・・・。

「・・・さぁ、もう解散しなさい」

みんなぞろぞろと出て行く。ウチは一番最後に出た。
廊下に出ると、その珠璃って子が待ってた。

「私は七海珠璃、中等部3年。よろしく蜜柑」
「あ・・・よ、よろしくお願いします・・・・・」
「敬語なんて使わなくていいからね」

そう言って、珠璃ちゃんは微笑んだ。
・・・・・・危力系って暗くてやなイメージやったけど、
この2人みたいに、ちゃんと優しい人がおるんやなぁー・・・。
任務も、のばらちゃんも珠璃ちゃんもおるから、
なんとかなりそうやし、棗のためやしね・・・。






*2話end*



◇MYKコーナー◇
・花姫殿
⇒結界のアリスを持つ中等部校長の、お正月に行われる
美少女サロンのような会。大の男嫌い。

・周 瑠衣 amane rui
危力系で呪いのアリス(罰則印)。瑠衣は高等部生で
翼の頬に星印をつけた人。オカマで男好き・女嫌い。

・松平 颯 matudaira hayate
⇒危力系で空気使い・通称“かまいたち”。翼と同じクラスで、
蜜柑曰く「空気のよめない空気使い」。
蛍が、昔大好きだったアニメ・「美少女戦隊☆ファイブカラー!」
に登場する「クール☆ブルースカイ」にそっくり
だという理由で蛍に一目惚れしてしまう。

・茨木 のばら ibaragi nobara
⇒危力系で氷のアリス・通称“氷姫”。中等部2年。
能力自体は強力なものの、上手く制御できない。
学園生の間では棗に並ぶ有名人で美少女。
実は二重人格で、普段はおどおどしているのに、
任務時は残忍で冷酷な性格になる(トランス状態)。


珠璃わ苺音のオリキャラです(・ω・`)

Re: †光の道†【学園アリス】 ( No.3 )
日時: 2010/01/07 17:51
名前: 卍樹愛 ◆z/nee8jSw. (ID: no72hslI)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14529

*3話[任務 —蜜柑目線—]*



次の日からウチの任務がはじまった。
任務ってゆっても、棗達がやっとるのと
ウチのはちょっと違う。

のばらちゃんの氷、珠璃ちゃんはフェロモンと爆破で、
強すぎるアリスのせいから、危力系にはいったんやて。
その2人が攻撃して、弱まった所でウチがアリス盗みを
するんや。
も1つは、・・・・・・お母さんがやったのと同じ、
もうすぐ死.ぬ人のアリスを盗むこと・・・。
両方とも、最初は盗むことが辛くて、
泣きながらやってた。
でも、のばらちゃんも棗も珠璃ちゃんも
みんな同じ思いをして、乗り越えたんやから、
ウチも乗り越えなあかん。そう思ったら、任務にも
段々なれてきた。・・・・・・ホンマは、慣れたらあかん
のやろうけどね・・・。







「おはよー」
「おはー」

朝の食堂は、今日もにぎわってる。
それにイマイチ乗れへんウチ。
任務が夜中やから、寝不足だし疲れてるんや・・・。

「ふああぁぁ〜・・・」

大きなあくびをついて、席に座った。
すると、委員長と蛍とルカぴょんがきた。

「おはよ蜜柑」
「蜜柑ちゃんおはよー」
「佐倉おはよう」

「ルカ君ーっ」

ルカぴょんにつられて、パーマも来た。

「佐倉さんおはよう」
「・・・おはよ」
「あら、元気ないじゃない。いつもはウ.ザ.いくらい、元気なのに」

いつもなら、反発するんやけど、今日はそんな体力も
ないからスルーした。

「佐倉、大丈夫?」
「うん、大丈夫や。寝不足なやけやから・・・」

みんなに心配させへんように、無理に笑った。
自分でも分かるほど、苦笑いで不自然や。
・・・・・・笑うのって、こんなに辛かったやろうか・・・?
まぁ、いつか慣れるかな・・・。




*3話end*


◇MYKコーナー◇
・蜜柑のお母さん
⇒本名・安積柚香 azumi yuka 。アニメでいう「あの女」。
盗みのアリス・瞬間移動のアリスを持つ。Zの一員。
鳴海・のだっちの先輩で神野の元生徒。
中等部校長に信頼されている。
初校長に蜜柑の父・行平泉の無効化のアリスストーンとペルソナの
腐食のアリスストーンを入れ、今の子供の姿にし、
その後学園を脱走。そしてZへ。

Re: †光の道†【学園アリス】 ( No.4 )
日時: 2010/01/07 18:00
名前: 卍樹愛 ◆z/nee8jSw. (ID: no72hslI)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14529

*4話[星空—蜜柑目線—]*



「やめ・・・て・・・くれ・・・・」

何処かの病院。目の前にいる男の人は
今にも途切れそうな声をだして、ウチにその細い手を
伸ばしてくる。

「・・・・・・ごめんなさい・・・」

ウチはそう言うと、初校長から貰った瞬間移動のアリスストーンを
握り締め、瞬間移動で学園に戻った。
・・・・・・きっと、このアリスストーンもお母さんが盗ったモノ
なんやろう・・・。

学園に戻り、初校長室へ入ると、初校長が待ってましたと
言うように、微笑みながらこっちを向いた。
ウチはさっき盗った、白いアリスストーンを初校長に差し出した。
初校長はストーンを受け取ると、「よくやった」と
ウチの頭を撫でた。
そして、アリスストーンが入ったビンがたくさん並べられてる
部屋に入った。そして、まだ何も入ってないビンを取り出し、
白いストーンを入れて、棚に並べた。

「・・・・・・これは、“人魚のアリス”でね・・・」
「・・・人魚?」
「君は初めて聞いただろう?人魚のアリスなんて、君の
無効化と盗みと同じ位、珍しいアリスでね・・・。私も長年
生きていたが、人魚のアリスは10回ほどしか見たことがない・・・」

初校長はそう言うと、机の引き出しから何かと取り出した。

「これをあげよう・・・」

初校長が見せたのは、星型のバッチやった。

「これは、今まで君が頑張ってくれたお礼だよ。
これで今日から君は、ダブルだ」
「・・・・・・ありがとうございます」

ウチは星を受け取るとポケットにしまって、初校長室をでた。
そして、寮に戻って窓からキラキラ輝く星空にバッチを
添えながら見てた。
・・・きっと、棗もこんな風に星階級が上がっていったんやろうな・・・。
嬉しいはずのダブルなのに、全く嬉しくない・・・。
だってこの星は、誰かの犠牲の上に貰ったモノなんやもん。
ルカぴょんも、自分の星が増えていったとき、
こんな気持ちやったんやろうか・・・。
蛍や委員長みたいに、もっと違うカタチで星を貰いたかったなぁー。
月の光でキラキラ光るバッチを見つめてたら、眠くなってきはって、
ウチはそのまま、星空の下で寝てしまった。





*4話end*


◇MYKコーナー◇
・アリスストーン
⇒能力石の事で、アリスの一部を封じ込めた石。
能力が安定した者にしか作れない。
出来た石はアリスもしくは個人の性格を反映した
色になり、使うたびに色が薄く、小さくなっていく。
異性でアリスストーンを交換すると付き合っている
ことの証になる、という昔からの恋の慣わしがあるらしい。
闇アリスストーンにて蜜柑と棗は交換している。

蜜柑の盗みのアリスの場合、アリス全部を盗るので
返さない限り、アリスがないということになる。


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