二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン 〜おひさま園日和〜 ※建て直し 10話更新
- 日時: 2010/01/08 13:05
- 名前: ネッパー好きすぎる人 (ID: .CNDwTgw)
お詫び。
何かやっと八話かけたーッ・・・と思ったら
スレッド消えたんねん!!何でやねん!てなったので、
また立て直したいと思います。
※以下、話などは前回のコピーとなります。
*******おひさま園って?(知らない人用)******
バーンやヒロト達が昔居た孤児院
(63話らへんで出てきたやつ)。
この小説はそのお話しです(・ω・)
もう円堂とか出てこないと思う・・・
けっこう亀更新だと思います。
いや、タイピング得意なんですけどね・・・
あれですよ、まあよろしくお願いします(・盆・)
*********************************************
ちなみに。
多分晴矢(バーン)などなどは、
う〜ん・・・ 年はまあ、幼稚園年長〜小2にかけてです!
ご想像におまかせですね、ハイ。
* * * * * 目次的な何か。 * * * * *
*幼稚園〜小学生前半*
>>1 一話【喧嘩と仲直り】
>>2 二話【ペンギンクッキー】
>>3 三話【腹黒ヒロト】
>>4 四話【ネッパーの悲劇】
>>5 五話【クララとハイジ】
>>6 六話【クララとハイジ 後日談】
>>7 七話【ハッピーバースデー晴矢・前】
>>8 八話【ハッピーバーズデー晴矢・後】
————————————————————
*小学生後半〜中学*
【 ジェネシス 】(シリアス?)
>>16 九話【上】
>>18 十話【下】
番外編——————————————————
【自慢の幼馴染 BL?】
>>9【上】
>>10【中】
>>11【下】
>>12【下の下】
【グラン→→→円堂 BL?】
>>13
* * * * * * * * * * * * * * * *
- Re: イナズマイレブン 〜おひさま園日和〜 ※建て直し ( No.7 )
- 日時: 2010/01/07 18:30
- 名前: ネッパー好きすぎる人 (ID: .CNDwTgw)
七話
「誕生日会をやろう♪」
「行き成り言い出すと思ったら・・・誰の??」
「晴矢。」
*
*
*
「ってー!!なんだよーっ」
「はいはい、ちょっと夕方まで外で遊んでてねー」
嫌がる晴矢をヒロトがグイグイ押して玄関から出す。
「おまっ・・・ て寒!何コレ寒!
ちょ・・・冗談じゃねーぞ!!
おい、聞いてんのかヒロト
ヒロトッ!」
ぱたん、とあっけなくもドアは閉まる始末。
外は冬景色、雪も降り積もり気温は・・・
マイナス行ってんなマイナス。
(あそこの二人いつも仲良いよな・・・
俺だけいつものけもの扱いかよ・・・)
家はいったら思いっきりすねてやんよ!!
*一方その頃*
「・・・で?何で晴矢の誕生日知ってんの??」
「んー?瞳子姉さんが言ってたー
『そういや今日は晴矢の誕生日ね』
・・・て。」
似てねぇー・・・
「・・・つか私達に誕生日ってあんの?」
「来た日が誕生日だよ!
キャン●ィキャ●ディで読んだんだ」
(情報元絶対間違ってる・・・)
「それより早く作ろう・・・
夕方は早いぞ」
「うん☆分かった!
でも僕料理作った事ねーや☆」
「んもおおおおおッ!」
*間*
「・・・で、料理を作るの?」
「うん!瞳子姉さんが居れば安心安全☆」
ヒロトがぺたぺたと台所を走り回る。
んでコケる。
「よし!作るわよ!!」
姉さん気合出して腕まくる。
「私も・・・」
そして風介は服を肩までまくる。
でもヒロトはまくらない。
続く。→
- Re: イナズマイレブン 〜おひさま園日和〜 ※建て直し ( No.8 )
- 日時: 2010/01/07 18:32
- 名前: ネッパー好きすぎる人 (ID: .CNDwTgw)
八話
「姉さん これどうすんの〜?」
「あぁ・・・それはこうで、こう。」
ぱた
ぱた
「ねえさーん、こっちも〜」
「ちょ ヒロトケーキに塩は駄目よ」
姉さん行ったり来たり。
「料理って疲れる物だっけ?」
「「出来たー!」」
ヒロトが美味しそうに味見。
頬を押さえながらうなずいてる。
「これなら良いよ!イケル!」
「でも・・・」
風介は少し心配気味に料理を見る。
(不評だったらどうしよう・・・)
だんだん悪い方向に頭が行ってしまい、
自分で自分を攻める状態になっていた。
「大丈夫よ、風介」
瞳子姉さんが肩を叩いていきた。
「私もさっき味見したけど、美味しかったわ。
それにヒロトとなったら。」
クスリとヒロトを見ながら笑う。
「きっと晴矢も喜んでくれるよ。」
「・・・うん」
ちょっと自信が持てた。
いままで自分に自信を持っていなかったから。
(喜んでくれるかな)
*
「ただいまーーーー!!
さびーッ もうこれ虐待!!
この寒さは犯罪ッ」
寒そうに晴矢が部屋へ入ってきた。
大丈夫。
それは予想して、部屋は暖かいから。
「・・・はっぴーばーすでー晴矢」
「誕生日おめでと〜☆」
パンパン、と晴矢に向かってクラッカーを鳴らす。
「・・・・・・」
晴矢の反応が気になる。
「うっわ!すげーー!!
これの為に俺外に出してたんだ・・・
・・・で俺誕生日だったっけ?」
頭の上にはてなを浮ばせながらもマフラーを投げ捨て
テーブルのそばに行った。
「ありがと!風介!」
彼は眩しいくらいの笑顔を見せてくれた。
「ぅ・・・あ・・・どう・・・いたしまして・・・」
顔が赤くなって上手く喋れない。
その様子を瞳子は微笑みながら見ていた
(ああ・・・いいフインキだ・・・)
しかし。
「もー僕も一緒に作ったんだよー!!」
(馬鹿ヒロト・・・このKY・・・)
でも、いいな。
本当に血のつながった兄妹みたいで。
- Re: イナズマイレブン 〜おひさま園日和〜 ※建て直し ( No.9 )
- 日時: 2010/01/07 18:34
- 名前: ネッパー好きすぎる人 (ID: .CNDwTgw)
※BL交じり
【番外編 自慢の幼馴染 上】
(ヒート目線)
晴矢は自慢の幼馴染。
運動神経も良くて、皆に明るくて・・・
いつもサッカーで自分が点を取ると、こっちに手を
振ってくれる。
気づいてくれる。
笑顔を見せてくれる。
いつも、体が弱くてベンチでしか見ていられない僕に。
でも、そんな晴矢も手の届かない存在になってしまった。
*
*
*
「"バーン様〟」
"晴矢〟は"バーン〟と言う呼び名になった。
と、同時にもう昔みたいな付き合いは無くなってしまった
「バーン様、お父様からの連絡です。」
「あ・・・あぁ・・・」
いつもなら『何か気味悪いなあ〜ヒートも見る?』
みたいなノリでくると思うんだけどなぁ・・・
そう考えながら、はぁ、とため息をついた。
「では、失礼します。」
一礼して部屋を出る。
これが当たり前になってしまった。
本当は普通に話したい。
敬語なんか僕等幼馴染には会わない。
本当は笑いたい。
晴矢と話したいだけなのに・・・
「ヒート」
「はっはいっ」
行き成り後ろから名前を呼ばれたから大声で返事してしまった・・・
後ろに居たのは・・・
「バーン・・・様」
「おいヒート もう練習時間だぞ
コートへ戻れ」
「すみません バーン様ッ」
その時は恥ずかしくて、廊下を走ってしまった。
でも、少し嬉しかった。正直。
晴矢から声を掛けてくれるなんて久しぶりだったから。
- Re: イナズマイレブン 〜おひさま園日和〜 ※建て直し ( No.10 )
- 日時: 2010/01/07 18:35
- 名前: ネッパー好きすぎる人 (ID: .CNDwTgw)
※BL交じり
【番外編 自慢の幼馴染 中】
(バーン、途中からヒート目線)
それは突然だった。
「ヒートが雷門中に引き抜かれる・・・」
なんか響っていう強面のおっさんから電話が来た。
あまりにびっくりしたから『はい』しか言えなくて。
下手したら一生会えない。
なのに、見せる顔が無くて—・・・
「こんなんじゃキャプテン失格かもな」
俺は何にも出来なくて、止める事も出来なくて。
———————————————————————
それなのに時間がたつのは早かった。
「ヒート・・・本当に行っちゃうのね・・・」
「仕方ないよ 雷門も人数少ないし。」
ヒートは最後まで笑ってた。
でも悲しそうに見えた。
「あれ?バーン様は?」
レアンがあたりを見回す。
「あぁ、バーン様は体調が良くないって。
残念だなあ ヒート」
意地悪そうな笑顔でネッパーが僕の肩を叩く。
—"バーン様〟—
やっぱり、皆その呼び名が定着してるんだな・・・
「じゃあ、僕もう行くから。
父さんが車まで送ってくれるって。」
「ああ・・・ 次は敵同士かもな」
「縁起でもない事言うな、ネッパー」
あぁ、本当にプロミネンスとは離れるんだな。
車に乗って、初めて実感する。
(まだ一回も晴矢とあってないな)
最後には顔、見たかったな。
そう、惜しんでいた時。
車の後ろから声がする。
車はもう出ているというのに。
「〜〜ーーッ!」
聞こえないけど・・・ あれは・・・
「晴矢だ・・・ 父さん!こっちの窓開けて!!」
「ヒーーーーーーートォォーーーー」
叫んでた。
やっぱり晴矢だった。
「はぁあーーーーーるやーーーー」
精一杯手ぇ振った。
晴矢も手、振ってくれた。
「またなーーーッ ヒーート!」
「うんー! また——・・・」
会えたらいいな。
もう、晴矢の姿は見えなくなってしまった。
「晴矢と最後に挨拶できたかい。」
「はい、父さん」
- Re: イナズマイレブン 〜おひさま園日和〜 ※建て直し ( No.11 )
- 日時: 2010/01/07 18:36
- 名前: ネッパー好きすぎる人 (ID: .CNDwTgw)
【自慢の幼馴染 下】
(バーン目線)
ヒートが引き抜かれて何ヶ月かたった。
だんだんヒートの居ないプロミネンスに馴れてしまって。
でもそんな時。
「バーン、電話だ」
部屋にいる俺にガゼルが受話器を渡した。
その顔は少し下を向いていた。
(何だ・・・?)
「はい、今変りました。」
「雷門の監督の響だが、ヒートと言う奴が・・・」
「は・・・?」
*
*
*
「ヒート・・・」
俺が来た所は稲妻病院。
雷門の近くの病院だった。
まさかとは思った。
試合中、いきなり倒れたらしい。
もう意識は回復していたが、様態は最悪だった。
「病気の・・・再発・・・ですか?」
「あぁ、しばらくはまたサッカーは愚か、体を動かす事は
当分・・・」
一瞬、目の前が真っ暗になった。
は・・・?
再発・・・?
何で・・・?
治ったんじゃなかったのかよ・・・
「ごめんね・・・、晴矢」
ヒートはそう謝るだけだった。
「悪いのはお前じゃない、謝るな。」
ヒートの周りには名前の分からないような医療器具が
いっぱいあって、いかにも病人って感じがした。
「晴・・・矢、父さんは・・・?一人で来たの・・・?」
「一人で。自電車でぱぱーっと。」
「は・・・はは・・・ 晴矢らし・・・や」
笑顔さえも苦しく見える。
「早く直してまたサッカーやろうな!!」
俺はサッカーボールをテーブルの上に乗っけた。
「・・・・・」
ヒートは下をうつむいた。
「どした?」
「もし・・・ もしだよ?
俺が・・・死・・・んじゃったら?」
「そんな事無い!!
お前は前も直したじゃんかッ
また一緒に—「静かにしてください!!」
ドアから看護婦さんが入ってきた。
「ここは患者さんが居るところですよ!
それにもう面会時間は過ぎてます!!」
「あっ・・・ ちょっ・・・ まッ・・・」
・・・無理やり出された。
*
*
*
「クソ・・・ 鬼看護婦め!」
俺は夕陽が沈む前に帰ろうと思ったんだが・・・
さすが冬!暗すぎるぜ!
「う〜・・・ さぶッ半袖で来た俺が馬鹿だった・・・」
「あっ!バーン☆」
この声・・・ 聞き覚えのある・・・
「グ・・・グラン・・・」
「・・・で?バーンはヒートの見舞いねえ」
「グランは??」
「俺はねー 円堂君とキャッピキャピしてた!」
「ぅゎ・・・」
「うわとは何だ うわとは!」
でも、良いな。
グランは素直になれて。
俺も素直になれれば苦労しないんだけど。
「それよりバーン今日夕飯当番でしょ!
ガゼルにノーザンインパクトォオオオ!
・・・されちゃうよ?」
「ぅゎ ヤベお先いい〜」
明日はまたお見舞いしに行こう。
練習終わったらすぐ。
ヒートの好きな果物も持って。
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本当は【下】で終わるつもりだったんだよ・・・
続きは【下の下】で。
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