二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーン 夜空と雲は大空を変える為に動き出す
日時: 2010/01/21 18:15
名前: セウ (ID: PU7uEkRW)

プロローグ
—ずっと待ってた。
—何を?
—彼女が来るのを。
—彼女は音もなく、無のまま雲に近づいた。
—それは、

—大空を守る為とか、

—そんなんじゃなく。
—ただ、
—君に会ってみたくて。

—大空は言った。

—俺を。

—裏切った。
—夜空を、
—取り戻す。

—歯車が回りだす。
—大空は、壊れていく。
—雲は、

—動き出す。

—夜空は、

—包みだす。

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Re: リボーン 雲と夜と大空の憂鬱 ( No.1 )
日時: 2010/01/21 16:54
名前: セウ (ID: PU7uEkRW)

第一章 夜空は広がる
「・・・ツナッ・・・!」
「・・・夜!何で俺を裏切ったんだよ!」
大空は叫ぶ。
「何でッ!雲雀何かと居るんだよ!」
「・・・!雲雀さんは、何も悪くない!悪いのは皆だよ!」
「!そんな分けない!戻って来てよ・・・!夜!」
だけど夜空は、
「私は、夜空として。誰一人として欠けさせない!」
そう叫んだ。
「赤碕夜として。だから!」
「だから何なんだよ!」
「だから私は雲雀さんを裏切れない!雲雀さんは何もしてない!だから、裏切る理由なんて無い!例え、大空が言っても!」
言葉に詰まる。
「私は裏切る為に存在してない!守る為に、居るんだっ・・・!」
そう叫んで彼女は出て行く。
「何でッ・・・!何で!雲雀なんだ・・・!」
(夜空と大空は決別した。)(雲は・・・、崩れてゆく中で、)(夜空を待っていた。)

Re: リボーン 雲と夜と大空の憂鬱 ( No.2 )
日時: 2010/01/21 17:06
名前: セウ (ID: PU7uEkRW)

第二章 夜空は守る。
「はあっはあっ・・・クッ・・・。」
雨。
雫がこぼれる。涙が流れる。
「雲雀さん・・・!」
ずっと、苦しみに耐えていた。
あの人を。
守らないと。
—応接室
「雲雀さん!」
扉を開けると、乱闘があったらしき後があった。
中央にいたのは———
「雲雀さん!」
「・・・。」
眼が虚ろになった、
雲の姿。
「雲雀さん!・・・私が、守ります・・・。だから、もう、傷つかないで下さい!」
雲は、夜空に包まれた。
「もう、なかないで下さい・・・!」

「・・・夜・・・。」
微かに動いた彼の口。

「何で、  キタノ?」
壊れてしまった。何で、何で・・・!

「ナンデ、   キタノ?」

「貴方を、向えに来ました・・・!」

(夜空は雲と再会する。)(大空は、準備をする)

Re: リボーン 雲と夜と大空の憂鬱 ( No.3 )
日時: 2010/01/21 17:19
名前: セウ (ID: PU7uEkRW)

第三章 夜空は立ち上がる
雨。
「・・・。」
「大丈夫、ですか?雲雀さん。」
夜空は、笑っていった。
「守りますから。」
雲は反応しない。
「雨、冷たいですよ?」
「・・・。」

コワレタ。

何も無い彼は、   夜空しかなかった。
「雲雀さん?」
「夜・・・。絶対、イカナイデネ。」

「当たり前じゃないですか。」

そう言って笑った。
夜だけは、  

絶対に、   

守る。

「絶対に、私が守って見せますから。」

そういった夜空は、切なそうに笑った。

(夜空は決心した。)(雲は決心した。)(お互い、守ることを)


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