二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 不幸な少年達 【リボ×バッカーノ×禁書】番外編スタート!
- 日時: 2010/11/04 21:47
- 名前: 鈴蘭 百合音 (ID: NihAc8QE)
初めまして^^
鈴蘭 百合音(スズラン ユリネ)です☆
○成田良悟さん(小説家)大好き!な、天然
○リボーンをこよなく愛してる
○もっちゃんLove!!
○インデックスの事なら何時間でも語ります ←
○小説家として文才はありません
こんな感じの受験生☆
息抜きがてら書き込ませてもらってるんで、返事は遅れるかもです
※注意※
●チェンメ、荒らしは 断固としてお断り^言^
●なんか、間違って来ちゃったかも・・・ な方は、バックね☆
●なんか、おもしろそー な方は、是非どうぞ^^ ←?
オリキャラ、これでも募集 一応してますので、よろしくお願いします^^
→募集用紙 >>17
登場人物 >>16 >>20 >>41 >>66 >>67
では、目次↓
プロローグ >>1、>>6、>>11
余章 >>13
第一章 >>30
間章1 >>36
第二章 >>43、>>44
間章2 >>57
第三章 >>59
間章3 >>71
第四章 >>83、>>84
間章4 >>90
終余章 >>91
めでたく完結です!
下は番外編になります↓
前話 >>95
——— お客様(♪つきはお友達^^) ———
時雨♪ 紅♪ 晴樹(ひーちゃん)♪ 柚莉(●>ω<●)さん みきさん
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- Re: 不幸な少年達 【リボーン×バッカーノ!×インデックス】 ( No.79 )
- 日時: 2010/07/31 16:03
- 名前: 鈴蘭 百合音 (ID: NihAc8QE)
第四章
『不幸だけどヒロインに幸せを』
ガッキィィィイイイイ!!
擦れ合う刃物の音
突然響いた歪な破壊音がその場を包んだ
その中心に立った少年たちは正反対の出で立ちだった
銀の髪をした白い少年が自分の背丈ほどある長いノコギリを構え、染み渡るような黒い少年はそのノコギリから唖然としているツナを片手で握った鎌で守っていた
ツ「あ・・・」
もし、屍が気づかなかったらどうなっていたのか、ツナはそれを想像して青くなる
屍「・・・大丈夫か?」
ツ「あ、ありがとう・・・大丈夫」
不安の残る答えだが、屍は安心したように薄い笑みを浮かべた
屍「なんだか、面白いことになったな。手伝ってやるよ」
その瞬間、死に神の持つようなその鎌に炎がともる
ア「・・・!?」
白い少年は何かを警戒したように慌てて飛びのく
ア「・・・沢田綱吉、」
ツ「え?」
急に名前を呼ばれ思わず首をかしげる
ア「上条当麻、フィーロ・プロシェンッツォ、マイザー・アヴァーロ」
少年は立て続けに名前を挙げる
ア「あなたたちの大切な彼女たちを見てきた。もうすぐここに来る」
フェ「っ!?」
なぜかフェリアスが少年の言葉に驚いたような反応を見せる
フェ「アヴィラ、それじゃあ彼女たちは・・・」
ア「敵だよ。・・・ここと同じで予想外のヒロインがいたってこと」
アヴィラは唯一名前の挙げられなかった屍の方を向いて付け足す
屍「・・・俺はヒロインじゃないが?」
フェ「・・・・・・こっちはさしずめヒーローといったところか」
納得したような物言いに屍はあえて言い返す
ヒーロー
屍「俺は 救世主 なんかじゃない。俺は —— 死に神だ」
ヴォン!!と長いノコギリが音をたてて唸り、屍に吸い込まれていく
刹那 ———
思わず耳を塞ぎたくなる甲高い音が響き、ノコギリと鎌が火花を散らす
- Re: 不幸な少年達 【リボーン×バッカーノ!×インデックス】 ( No.80 )
- 日時: 2010/08/07 14:34
- 名前: 鈴蘭 百合音 (ID: NihAc8QE)
第四章
『不幸だけどヒロインに幸せを』
ガッキィィィイイイイ!!
擦れ合う刃物の音
突然響いた歪な破壊音がその場を包んだ
その中心に立った少年たちは正反対の出で立ちだった
銀の髪をした白い少年が自分の背丈ほどある長いノコギリを構え、染み渡るような黒い少年はそのノコギリから唖然としているツナを片手で握った鎌で守っていた
ツ「あ・・・」
もし、屍が気づかなかったらどうなっていたのか、ツナはそれを想像して青くなる
屍「・・・大丈夫か?」
ツ「あ、ありがとう・・・大丈夫」
不安の残る答えだが、屍は安心したように薄い笑みを浮かべた
屍「なんだか、面白いことになったな。手伝ってやるよ」
その瞬間、死に神の持つようなその鎌に炎がともる
ア「・・・!?」
白い少年は何かを警戒したように慌てて飛びのく
ア「・・・沢田綱吉、」
ツ「え?」
急に名前を呼ばれ思わず首をかしげる
ア「上条当麻、フィーロ・プロシェンッツォ、マイザー・アヴァーロ」
少年は立て続けに名前を挙げる
ア「あなたたちの大切な彼女たちを見てきた。もうすぐここに来る」
フェ「っ!?」
なぜかフェリアスが少年の言葉に驚いたような反応を見せる
フェ「アヴィラ、それじゃあ彼女たちは・・・」
ア「敵だよ。・・・ここと同じで予想外のヒロインがいたってこと」
アヴィラは唯一名前の挙げられなかった屍の方を向いて付け足す
屍「・・・俺はヒロインじゃないが?」
フェ「・・・・・・こっちはさしずめヒーローといったところか」
納得したような物言いに屍はあえて言い返す
ヒーロー
屍「俺は 救世主 なんかじゃない。俺は —— 死に神だ」
ヴォン!!と長いノコギリが音をたてて唸り、屍に吸い込まれていく
刹那 ———
思わず耳を塞ぎたくなる甲高い音が響き、ノコギリと鎌が火花を散らす
当「おいっ!敵ってどういうことだテメェ!!」
上条がフェリアスに噛み付く
フェ「言葉通りだよ・・・。敵なんだ。今、始まろうとしている魔術師と僕たち非魔術師との戦いのね」
当「!?」
なぜ、こんなところにまで魔術が関係しているんだ?
フェ「敵となったからには戦いに巻き込まれても助けるわけにはいかない。もしかすれば、戦力を殺ぐ(そぐ)ために犠牲になるかもしれないな。・・・たとえば、小さなこの戦いで、とか」
当「ふ、ふざけんな!!」
あらかさまな挑発に上条は声を荒げる
フェ「ふざけているのはそっちだよ。学園都市の君も魔術師の肩を持つんだね。・・・あんなものが世界にあることが憎らしい」
フェリアスは聞く耳すら持とうとせず、上条を撥ねつけるようにして目をそらした
フェ「・・・・・・錬金術師だって同じこと。私を裏切った術師たちだ」
そらした目線の先にマイザーたちの姿を見つけ、フェリアスは苛立つように言葉をぶつける
マ「・・・・・・同じではありませんよ」
対し、マイザーは落ち着いた悲しい感情を溢れさせていた
フェ「そうかもしれないな、お前にとっては!だが、あいつは裏切った!僕から見れば、お前も同じだ!!」
ぐおっ と赤い炎がフェリアスの手から放たれた
それは一瞬でマイザーの眼前までせまって —— 消えた
当「もう一度言う。ふざけてんじゃねぇぞ、テメェ!!」
そこには、死なない力はおろか、武器すら持たず、否、拳だけを武器とした小さな青年がいた
異能力を無効化する右手をもってはいるが、あまりにもひ弱すぎるその手だけで上条は立ち向かっていた
当「話は全く分かんねぇが、そんなものがお前の幻想だってんなら、俺がぶち壊してやる!!」
マ(今、右手で炎が・・・?)
不思議な青年の背中を眺め、マイザーはふと思う
マ「・・・魔術師を嫌っている割に、魔術を使うんですね」
フェ「・・・・・・自分たちが生み出したもので消えていけばいい。本当は、使いたくも無い力だ」
- Re: 不幸な少年達 【リボーン×バッカーノ!×インデックス】 ( No.81 )
- 日時: 2010/08/09 15:36
- 名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
屍の正体出た————————!
うん、やっぱ名前からも分かるんですけどね……
- Re: 不幸な少年達 【リボーン×バッカーノ!×インデックス】 ( No.82 )
- 日時: 2010/08/13 09:38
- 名前: 鈴蘭 百合音 (ID: NihAc8QE)
屍君、最大の見せ場ですよ〜><
・・・すごくゆっくりなんですが;
うわ〜、進まなくなってきたかもしれない・・・!?
##################################
第四章
『不幸だけどヒロインに幸せを』
ガッキィィィイイイイ!!
擦れ合う刃物の音
突然響いた歪な破壊音がその場を包んだ
その中心に立った少年たちは正反対の出で立ちだった
銀の髪をした白い少年が自分の背丈ほどある長いノコギリを構え、染み渡るような黒い少年はそのノコギリから唖然としているツナを片手で握った鎌で守っていた
ツ「あ・・・」
もし、屍が気づかなかったらどうなっていたのか、ツナはそれを想像して青くなる
屍「・・・大丈夫か?」
ツ「あ、ありがとう・・・大丈夫」
不安の残る答えだが、屍は安心したように薄い笑みを浮かべた
屍「なんだか、面白いことになったな。手伝ってやるよ」
その瞬間、死に神の持つようなその鎌に炎がともる
ア「・・・!?」
白い少年は何かを警戒したように慌てて飛びのく
ア「・・・沢田綱吉、」
ツ「え?」
急に名前を呼ばれ思わず首をかしげる
ア「上条当麻、フィーロ・プロシェンッツォ、マイザー・アヴァーロ」
少年は立て続けに名前を挙げる
ア「あなたたちの大切な彼女たちを見てきた。もうすぐここに来る」
フェ「っ!?」
なぜかフェリアスが少年の言葉に驚いたような反応を見せる
フェ「アヴィラ、それじゃあ彼女たちは・・・」
ア「敵だよ。・・・ここと同じで予想外のヒロインがいたってこと」
アヴィラは唯一名前の挙げられなかった屍の方を向いて付け足す
屍「・・・俺はヒロインじゃないが?」
フェ「・・・・・・こっちはさしずめヒーローといったところか」
納得したような物言いに屍はあえて言い返す
ヒーロー
屍「俺は 救世主 なんかじゃない。俺は —— 死に神だ」
ヴォン!!と長いノコギリが音をたてて唸り、屍に吸い込まれていく
刹那 ———
思わず耳を塞ぎたくなる甲高い音が響き、ノコギリと鎌が火花を散らす
当「おいっ!敵ってどういうことだテメェ!!」
上条がフェリアスに噛み付く
フェ「言葉通りだよ・・・。敵なんだ。今、始まろうとしている魔術師と僕たち非魔術師との戦いのね」
当「!?」
なぜ、こんなところにまで魔術が関係しているんだ?
フェ「敵となったからには戦いに巻き込まれても助けるわけにはいかない。もしかすれば、戦力を殺ぐ(そぐ)ために犠牲になるかもしれないな。・・・たとえば、小さなこの戦いで、とか」
当「ふ、ふざけんな!!」
あらかさまな挑発に上条は声を荒げる
フェ「ふざけているのはそっちだよ。学園都市の君も魔術師の肩を持つんだね。・・・あんなものが世界にあることが憎らしい」
フェリアスは聞く耳すら持とうとせず、上条を撥ねつけるようにして目をそらした
フェ「・・・・・・錬金術師だって同じこと。私を裏切った術師たちだ」
そらした目線の先にマイザーたちの姿を見つけ、フェリアスは苛立つように言葉をぶつける
マ「・・・・・・同じではありませんよ」
対し、マイザーは落ち着いた悲しい感情を溢れさせていた
フェ「そうかもしれないな、お前にとっては!だが、あいつは裏切った!僕から見れば、お前も同じだ!!」
ぐおっ と赤い炎がフェリアスの手から放たれた
それは一瞬でマイザーの眼前までせまって —— 消えた
当「もう一度言う。ふざけてんじゃねぇぞ、テメェ!!」
そこには、死なない力はおろか、武器すら持たず、否、拳だけを武器とした小さな青年がいた
異能力を無効化する右手をもってはいるが、あまりにもひ弱すぎるその手だけで上条は立ち向かっていた
当「話は全く分かんねぇが、そんなものがお前の幻想だってんなら、俺がぶち壊してやる!!」
マ(今、右手で炎が・・・?)
不思議な青年の背中を眺め、マイザーはふと思う
マ「・・・魔術師を嫌っている割に、魔術を使うんですね」
フェ「・・・・・・自分たちが生み出したもので消えていけばいい。本当は、使いたくも無い力だ」
再び、炎が舞った
当「 —— ッ!?」
今度は炎に伴う熱風が激しく上条を打った
マ「と、当麻君!?」
マイザーの声が遠くで聞こえる
風の渦巻く音が世界を一瞬支配する
一瞬の嵐が過ぎたかと思えば、眼前にはフェリアスの姿が ———
ドコン という鈍い音
当「ぐ・・・っ」
放たれた拳を上条は何とか受け止める
フェ「・・・私の敵よ、すべて消えて無くなれ・・・!!」
ピッとはじける音がして、フェリアスの反対の手から呪符のような紙が現れた
そして、爆発音
「 —— ・・・と、当麻く————————ん!!!!」
- Re: 不幸な少年達 【リボーン×バッカーノ!×インデックス】 ( No.83 )
- 日時: 2010/08/21 15:44
- 名前: 鈴蘭 百合音 (ID: NihAc8QE)
第四章
『不幸だけどヒロインに幸せを』
ガッキィィィイイイイ!!
擦れ合う刃物の音
突然響いた歪な破壊音がその場を包んだ
その中心に立った少年たちは正反対の出で立ちだった
銀の髪をした白い少年が自分の背丈ほどある長いノコギリを構え、染み渡るような黒い少年はそのノコギリから唖然としているツナを片手で握った鎌で守っていた
ツ「あ・・・」
もし、屍が気づかなかったらどうなっていたのか、ツナはそれを想像して青くなる
屍「・・・大丈夫か?」
ツ「あ、ありがとう・・・大丈夫」
不安の残る答えだが、屍は安心したように薄い笑みを浮かべた
屍「なんだか、面白いことになったな。手伝ってやるよ」
その瞬間、死に神の持つようなその鎌に炎がともる
ア「・・・!?」
白い少年は何かを警戒したように慌てて飛びのく
ア「・・・沢田綱吉、」
ツ「え?」
急に名前を呼ばれ思わず首をかしげる
ア「上条当麻、フィーロ・プロシェンッツォ、マイザー・アヴァーロ」
少年は立て続けに名前を挙げる
ア「あなたたちの大切な彼女たちを見てきた。もうすぐここに来る」
フェ「っ!?」
なぜかフェリアスが少年の言葉に驚いたような反応を見せる
フェ「アヴィラ、それじゃあ彼女たちは・・・」
ア「敵だよ。・・・ここと同じで予想外のヒロインがいたってこと」
アヴィラは唯一名前の挙げられなかった屍の方を向いて付け足す
屍「・・・俺はヒロインじゃないが?」
フェ「・・・・・・こっちはさしずめヒーローといったところか」
納得したような物言いに屍はあえて言い返す
ヒーロー
屍「俺は 救世主 なんかじゃない。俺は —— 死に神だ」
ヴォン!!と長いノコギリが音をたてて唸り、屍に吸い込まれていく
刹那 ———
思わず耳を塞ぎたくなる甲高い音が響き、ノコギリと鎌が火花を散らす
当「おいっ!敵ってどういうことだテメェ!!」
上条がフェリアスに噛み付く
フェ「言葉通りだよ・・・。敵なんだ。今、始まろうとしている魔術師と僕たち非魔術師との戦いのね」
当「!?」
なぜ、こんなところにまで魔術が関係しているんだ?
フェ「敵となったからには戦いに巻き込まれても助けるわけにはいかない。もしかすれば、戦力を殺ぐ(そぐ)ために犠牲になるかもしれないな。・・・たとえば、小さなこの戦いで、とか」
当「ふ、ふざけんな!!」
あらかさまな挑発に上条は声を荒げる
フェ「ふざけているのはそっちだよ。学園都市の君も魔術師の肩を持つんだね。・・・あんなものが世界にあることが憎らしい」
フェリアスは聞く耳すら持とうとせず、上条を撥ねつけるようにして目をそらした
フェ「・・・・・・錬金術師だって同じこと。私を裏切った術師たちだ」
そらした目線の先にマイザーたちの姿を見つけ、フェリアスは苛立つように言葉をぶつける
マ「・・・・・・同じではありませんよ」
対し、マイザーは落ち着いた悲しい感情を溢れさせていた
フェ「そうかもしれないな、お前にとっては!だが、あいつは裏切った!僕から見れば、お前も同じだ!!」
ぐおっ と赤い炎がフェリアスの手から放たれた
それは一瞬でマイザーの眼前までせまって —— 消えた
当「もう一度言う。ふざけてんじゃねぇぞ、テメェ!!」
そこには、死なない力はおろか、武器すら持たず、否、拳だけを武器とした小さな青年がいた
異能力を無効化する右手をもってはいるが、あまりにもひ弱すぎるその手だけで上条は立ち向かっていた
当「話は全く分かんねぇが、そんなものがお前の幻想だってんなら、俺がぶち壊してやる!!」
マ(今、右手で炎が・・・?)
不思議な青年の背中を眺め、マイザーはふと思う
マ「・・・魔術師を嫌っている割に、魔術を使うんですね」
フェ「・・・・・・自分たちが生み出したもので消えていけばいい。本当は、使いたくも無い力だ」
再び、炎が舞った
当「 —— ッ!?」
今度は炎に伴う熱風が激しく上条を打った
マ「と、当麻君!?」
マイザーの声が遠くで聞こえる
風の渦巻く音が世界を一瞬支配する
一瞬の嵐が過ぎたかと思えば、眼前にはフェリアスの姿が ———
ドコン という鈍い音
当「ぐ・・・っ」
放たれた拳を上条は何とか受け止める
フェ「・・・私の敵よ、すべて消えて無くなれ・・・!!」
ピッとはじける音がして、フェリアスの反対の手から呪符のような紙が現れた
そして、爆発音
「 —— ・・・と、当麻く————————ん!!!!」
ダァンッ
何かがぶつかったような音がした
フェ「あ・・・が、ぁっ」
当「だ、から・・・言ったろ・・・・・・、お前の、くだらない・・・幻想、・・・壊して、やる、って・・・」
上条は爆風を体中に受け、立っているのがやっとの状態だった
にもかかわらず放たれた拳は、正確にフェリアスを捉えていた
フィ「と、当麻君・・・っ!?」
あまりに痛々しい姿に、フィーロは駆け寄ろうとするが、マイザーの手で止められる
マ「ここは、私の出番です」
そう言うとマイザーはついに気を失った当麻を抱きとめると、その少年をフィーロに託し、自分はフェリアスの前へと進み出た
フェ「ぼ・・・くは・・・ッ!」
こめかみににじむ血をぬぐい、フェリアスは再び地面を踏みしめた
マ「この戦いは、私が決着つけさせてもらいます」
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