二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫
日時: 2010/02/12 23:46
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)

≪裏切るって行為、愛の証拠じゃないのかな?≫



────2010* 02/10


■初めまして!

芽子(メイコ)と言います(^ω^)
本気で書く二次元小説は、久しぶりですorz 一生懸命書きますのでよろしくお願いします((

ここではD灰を(妄想で)書いていきます。
キャラ崩壊やキャラ崩壊やキャラ崩壊や…色々あると思いますが、優しく見守ってくださると嬉しいです(´∀`*)



■御注意
×荒らし・中傷
×類似・盗作・無断転載等の行為
×一行だけ等、短文すぎるコメント
×マイペース更新が駄目
×血の表現などが駄目

上に一つでも当てはまる方は、この先に進まないほうがよろしいかと。
マナーさえ守ってくれればOKです(^∀^)


因みに感想・アドバイス等、年中無休で受け付けておりますww((


◆novel

⇒第≪00≫幕───序章───
>>1

⇒第≪01≫幕───終焉の序曲───
>>2][>>5][>>8][>>11][>>12]



◆お客様
・迷鎖さま ・秋空さま ・幻さま [Thanks!]

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Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.1 )
日時: 2010/02/10 22:59
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)


第≪00≫幕



───森の奥の小さな小屋。それが彼らの住居、だった。




「…遅いよ、フィーちゃん。これじゃ遅刻だよォ?」


綺麗な金髪の少女は、木製の椅子に小さく腰を掛け、その青年に問いかけた。


「別にいいだろ? あんな所…遅刻したって」

青年は面倒臭そうに言葉を返す。
遅刻、といわれている未だに≪黒の教団≫の団服に手を通している所だ。

そんな様子を見て、少女はクスリと微笑んだ。
その笑顔は、あまりにも無邪気に無邪気で…何かを秘めている。


「…早く会いたくない?」

≪愛しの≫
と少女は口の動きだけで、声には出さずにそれを表す。
青年は無視するかのように団服を着終わり、気だるそうに取っての丸い、古びた扉に手を掛けた。



「つべこべ言わずに行くぞ」


「へーい」




そうしてモノガタリは出発した。




───第≪00≫幕、終

Re: 【D灰】Betrayal of...?≪裏・愛≫ ( No.2 )
日時: 2010/02/11 17:35
名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)

第≪01≫幕 『終焉な前奏』





「んじゃ…いつものでお願いします、ジェリーさん!」


“黒の教団”本部、活気に溢れる食堂でのこと。
白髪の小柄な少年─アレン・ウォーカー─が、にこやかに目の前に聳え立つ、料理長ジェリーに、
そう注文した。


「はぁい、どうぞ♪」


それから間もなく数秒後、相撲取りでも苦戦しそうな色とりどりな料理を、ドンとカウンターに持ち運んでくる。
アレンはそれを軽々と持ち上げ、テーブルに運ぶ。

そしてアレンはそれを疾風の如く、ペロッと平らげる。



「ご馳走様!」

この身体の何処にこんなものが入るのかは分からない。
─アレン・ウォーカー。
白髪に童顔という、見事に矛盾するパーツを持ち合わせているこの少年。
見た目に合わず、酷く辛い経験をしてきた。そして今も…

──エクソシスト。
黒の教団に所属する、AKUMA≪千年伯爵によって造られる生きた悪性兵器≫
退治を専門とする、黒の聖職者。
生まれつき奇怪な腕、左眼を持ち、父に呪われる。

それだけ聞くと十代とは思えない程の、過去だった。




「──アレンくん!」



そこへ、艶やかな黒髪を肩まで伸ばした、妖艶な少女が駆けてくる。
少し息があがっていて、アレンを探していたようだった。

─リナリー・リー。
アレンと同じく、黒の教団に所属するエクソシストだった。


「…リナリー? どうしたんですか?」


アレンがきょとんとした様子で訊ねると、リナリーはハァ、と肩を落とした。
それから、仁王立ちのように腰に手をあてる。



「今日の午前十時! 集合かかってたでしょ?! 新入りの子が来るって」



「…あぁ! そういえば…」


アレンがハッ、と思い出したかのような顔をすると、リナリーはグッと
アレンの腕を掴む。



「行くよっ!」



始まりがあれば、終わりもある。


そうして、終焉への前奏を奏でる────。






◆more…


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