二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.Gray-man —闇黒ノ狂想曲—
- 日時: 2010/02/13 14:25
- 名前: ねお汰 ◆YcQtyPgSFA (ID: p6UfInFP)
ねお汰です。
デグレ大好きな
僕が想像上で作った
物語を是非読んでください。
※注意事項
・原作には沿っていません。
・主人公がアレンでは、ないです。
・短編です。
※の部分で嫌な部分がある方は
残念ですがUターンをオススメします。
では、キャラクターの紹介です。
【キャラ紹介】
名:アリス・メリア(女)
年:15歳
誕:02/29
<設定>
髪:ロング 常におろしている。
色:真っ黒
体:163cm/48kg
目:紫
イノセンス名:愛ノ狂想歌< 歌声が神ノ結晶 >
名:オメガ・ルカ(男)
年:18歳
誕:01/23
<設定>
髪:アレンみたいな感じ
色:金(赤メッシュ入り)
体:180cm/68kg
目:紫
イノセンス名:見透心ノ鏡< 相手の能力を目で判断できる神ノ結晶 >
【目次】
第一夜:ムラサキ
>>01>>02>>05>>06>>07
第二夜:ウタヒメ
それでは、お楽しみください....★
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- Re: D.Gray-man —闇黒ノ狂想曲— ( No.5 )
- 日時: 2010/02/11 20:41
- 名前: ねお汰 ◆YcQtyPgSFA (ID: p6UfInFP)
コムイの説明によると
ベルマーレ村という小さな村で
奇怪な出来事が毎晩起こるらしい。
それは、その村の空だけが淡い紫色に変化する
ということだった。
ただこれだけなら、さほど気にもとめなかった。
が、ここからが本題だった。
その紫の空から大量のAKUMAが出てくるのだ。
その数は約100体。
レベル1ではなく、レベル2だけらしい。
そして、そのAKUMAは村に降り立つ前に
消える——。
ということだった。
その村の住民達は皆紫の空のことを“神の領域”と思っているらしく、毎晩祈りの儀式を執り行うらしい。
「そして、一昨日もう1つある事実がわかった」
ひと説明終えてから、コムイはコーヒーを口にして言った。
「あの村には、昔から古い言い伝えがあるんだ。
その言い伝えによると、美しい歌声が響く満月の夜
に、天空への道が開くということ・・。」
・・・大体察した。
「で、わたしが歌えと?」
「そっ。今手が空いてるのは、神田くんだけだったし
美声って言えばこの教団ではアリスでしょ?
だから、神田くんは護衛。アリスは、お歌を披露♪
こんな簡単な任務さっ」
「で、その満月ってのはいつなんだ?」
神田が聞くとコムイは一言
「今日だよ?」
そう言った——。
つづく
- Re: D.Gray-man —闇黒ノ狂想曲— ( No.6 )
- 日時: 2010/02/12 23:41
- 名前: ねお汰 ◆YcQtyPgSFA (ID: p6UfInFP)
列車に揺られながらわたしたちは
ベルマーレ村を目指した。
神田は一言も喋らずにずっと外ばかり見ていた。
わたしはひたすらコムイから受け取った試料を読んでいた。
日は傾き始め、月がうっすらと空に見えてきた。
ベルマーレ村へは、駅から徒歩2時間程度らしい。
・・・・間に合うのかな?
カタン——。
カタン——。
変わらぬリズムで列車は進む。
ふと団服のポケットに何かあることに気がついた。
カサカサと取り出した。
紙切れだったが一言「気をつけて」そう書いてあった。
この字は、コムイだろう。
何に気をつけてなのかな?
AKUMA?AKUMAなら多分大丈夫だし・・
・・・なんだろ。
その時不意に神田が口を開いた。
「・・・今回の任務で前回のようなことがあったら
お前を見捨てる。足手まといな奴はいらねぇ」
吐き捨てるようなセリフは、わたしを少し暗くさせた。
神田との任務はこれが2回目。
初めての任務の時、わたしは作戦を理解していないのに
行動をとり、あやうく死ぬところだった。
咄嗟のところで神田がAKUMAを斬ったが
礼を言う前に「足手まといはいらない」そういわれた。
今までそう言われたことがなかったわけではないが、
神田の冷たい目線がもの凄く怖いと感じた。
だから、今も神田に会うとその感覚がぶり返すので、
嫌いなのだ。
「・・・わかってる。見捨てられるのは承知のうえ。」
そう言って一度神田に向けた視線を資料に戻した。
つづく
- Re: D.Gray-man —闇黒ノ狂想曲— ( No.7 )
- 日時: 2010/02/13 14:22
- 名前: ねお汰 ◆YcQtyPgSFA (ID: p6UfInFP)
列車に揺られ、既に1時間が経った。
外は闇におち、テンテンと街の街灯がみえるだけとなった。
わたしは、眠くなり、少し仮眠をとっていると、
不意に声がした。
小さく、かすれた声で確かに言った。
「・・・助ケテ」
(!!)
咄嗟に
「ユウ!来るよ。レベル2が一体!」
そう叫んだ。
神田も眠っていたため、パッと目を開けて
どこだ?そう聞き返した。
「・・・列車の上。上空100mかなり近い。」
そう言ったとたん、神田は列車の窓から
屋根へとあがっていった。
あがるとき一言だけ「お前は残れ」そういわれた。
従うように一人列車の席に座っていた。
そして、応答した——。
(・・・大丈夫ダヨ。スぐに・・楽ニなレる。
たダ。チョっと我慢シていテ・・ね?)
遅れて返答がきた。
「・・ありがとう」
先程とは違う声だった。
暖かく、心地よい透き通った声。
自然とこぼれる笑顔。
(・・・よカった。)
開け放たれていたドアから神田が戻ってきた。
「レベル2なのに、あんまりてこずらなかったね?」
神田は、不思議そうな表情で言った。
「消えた——。」
つづく —第一夜 完—
- Re: D.Gray-man —闇黒ノ狂想曲— ( No.8 )
- 日時: 2010/02/14 23:01
- 名前: ねお汰 ◆YcQtyPgSFA (ID: p6UfInFP)
第二夜:ウタヒメ
消えた?
「どういうこと?」
おもわず聞き返してしまった。
「発動する前に消えた」
・・・え?
「じゃあ・・進行してる?」
あの現象が、ここでも・・・
「そうみたいだな。急がねーと」
無事にベルマーレ村に着いたとき
村は無音だった。
ただ聞こえるのは虫の声だけ。
AKUMAの声もしない。
なんの音もない。
ガサ
不意に草むらから人影が現れた。
神田は構えを取ったが、すぐにといた。
ファインダーだ。
「今は、お祈りをしています。
なので村人はみな村の中心部に居ます。
とりあえず、エクソシスト様方はこちらへ。」
自己紹介もなかった。
ただどこか焦っているような口ぶりで、
やたらと回りを気にしていた。
つづく
- Re: D.Gray-man —闇黒ノ狂想曲— ( No.9 )
- 日時: 2010/02/15 17:16
- 名前: 幻 (ID: 9MGH2cfM)
お久しぶりです。
すっかり忘れ去られたと思いますが、幻です。
続き読みました♪
面白いし…やはりお上手ですね♪
ねお汰sや、他の方の小説を読んでいると、どれだけ自分が駄目な小説を書いているかがよく分かります♪
続き頑張ってくださいww
楽しみにしていますww
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