二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【D灰】Wrong-World...★[裏・愛]
- 日時: 2010/02/13 21:50
- 名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)
『To the person who loves......』
...The betrayer said.
────2010*02/13
◆初めまして
二度目の登場ですが…改めまして、芽子といいます。恐れ入ります…が、新スレ立てさせてもらいました;
今度こそ…頑張ります(`・ω・´)
★ここではD灰を(妄想で)書いていきます。
キャラ崩壊やキャラ崩壊やキャラ崩壊や…色々あると思いますが、優しく見守ってくださると嬉しいです(´∀`*)
◆ダメなこと
×荒らし・中傷
×類似・盗作・無断転載等の行為
×一行だけ等、短文すぎるコメント
などなど。
ほかにも…
×マイペース更新が駄目
×血の表現などが駄目
…な方は、この先に進まないほうがよろしいかと。
マナーさえ守ってくれればOKです(^∀^)
因みに感想・アドバイス等、年中無休で受け付けておりますww((
◆novel
第≪00≫幕───『漆黒ノ序曲』
[>>1]
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- Re: 【D灰】Wrong-World...★[裏・愛] ( No.1 )
- 日時: 2010/02/13 21:50
- 名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)
◆第≪00≫幕───『漆黒ノ序曲』
…それは、黒かった。
何もかもが、黒かった。
───心の底は、赤かった。
◆
暗闇で。
漆黒の青年が唐突にそう、問うてきた。
「なぁ、…俺らン中で一番黒いのてさぁ………」
「僕でしょうね」
クスリと喉を鳴らして、ゆっくりと漆黒の少年は言葉を発する。それはいつもとは違う……
≪ただのノアだった≫
「ティキってたまに人間らしい質問するよねェ」
どうでもいいような顔をして、漆黒の少女が呟いてみる。
ティキ・ミックという名の漆黒の青年は小さく「だって人間だし?」呟き返す。
「ま、アレンが一番“ノアにしては”人間っぽいけどぉー」
「アハッ」と漆黒の少女、ロード・キャメロットは無邪気に笑った。無邪気に。
そんなロードの一言に、漆黒の少年、アレン・ウォーカーは、ニコリと微笑み返した。
「…あぁ、そういえば僕もう出発、しないと。…ということで行ってきます」
「もう行くの、アレン? まだ居てよッ! 一ヶ月ぶりなのにぃ…」
ゆっくりと椅子から腰を上げるアレンの腕を、ロードがギュッと掴む。
アレンは『大丈夫』と笑んだ。
「これが終わればずっと一緒に居られるよ。だから、ね?」
「…バイバイ」
「いってらぁー」
漆黒のノアたちに見送られながら、主人公は足を進めた。
──、まだ物語は、始まったばかり。
/第≪00≫幕◆FIN
- Re: 【D灰】Wrong-World...★[裏・愛] ( No.2 )
- 日時: 2010/02/26 22:32
- 名前: 芽子 ◆rbFb2e5rbM (ID: yCPJRH6h)
◆第≪01≫幕───『終焉ノ鈴音』
「──…ただ今、コムイさん」
「ああ…。おかえり、アレンくん」
≪黒の教団≫。
任務からボロボロになって帰ってきたアレンは、室長のコムイ・リーに挨拶をして、今日を終えようと思っていた。
だが、その人物の隣に、見知らぬ人影がふたつ。
「…あの、その人たちは…?」
アレンが不思議そうな顔をして訊ねると、コムイは思い出したような表情をうかべた。
「ああ…この二人は新入りエクソシストだよ。自己紹介してやって」
コムイが指示すると、一人の可愛らしい女の子が無表情で頭を下げた。
背も低く、細身。本当にこんな子がエクソシストなのかと疑問に思うアレン。
「はじめまして。ベティ・オルブライトよ。こっちのチャラそうなヤツが、ロイ」
一見か弱そうに見えるその少女は、口を開くとそうでもないよう。
よく見れば、目鼻立ちもキリッとしている。言われて見れば。
鮮やかな紅色の瞳と長い睫毛、ロングヘアーと思われるプラチナ色の艶のある髪は、
二つに分けて団子状になっている。
「…酷いな。これでも成人してるのに」
そのベティの言葉に隣の青年が反応する。
こちらも非常に整った顔立ちをしている。ただしベティのような凛とした顔つきではなく、
柔和な、優しそうな顔。
そして、それに似合ったフワッとした白めの金髪と、長身。
「ロイ・オルブライト。ヨロシクね、アレン」
二人とも、エクソシストなどと思えないような…幸せな兄妹のようで。そうなのだけれど。
何かがアレンに突っかかった気がした。
「…よろしく。ベティ、ロイ」
(僕が気にするような事でもないな…)
アレンは上辺だけの笑顔で手を差し出した。
◆more...
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