二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 真・桃太郎!!〜鬼たちの逆襲〜
- 日時: 2010/02/23 22:01
- 名前: 三国無双 ◆FOf29mqwOo (ID: YJqsGTFd)
エー初小説なんですが
いくらか注意事項を伝えておきます
注!!
・桃太郎の鬼が島の鬼退治から始まります
・時代が分からんので安土・桃山中期ということで
・変な技がたくさん自作してありますw
・鬼に流球系の名前がついてます
・変なところも気にせずいける方はどうぞ!!
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- Re: 真・桃太郎!!〜鬼たちの逆襲〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/02/23 22:31
- 名前: 三国無双 ◆FOf29mqwOo (ID: YJqsGTFd)
第1話「出立の時」
昔、あるところに子供のいない、おじいさんとおばあさんが下りました。
ある日、おじいさんは芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。
おばあさんが、着物を洗っていると、上流より大きな桃が流れてくるではありませんか!
おばあさんはその桃を拾い上げました
「大きな桃ですこと、おじいさんといっしょに頂きましょうか」
おじいさんが帰るとおじいさんは、その大きさにびっくりしました。
「これは大きいなぁ。よし切って食べようじゃないか」
包丁で桃切ると中から元気な産声が響きました。
不思議に思い中をのぞくと男の子がいるじゃありませんか!
「桃の中に男の子がおる、元気じゃのう」
「この男の子家で育てられませんかねぇ」
「そうじゃな、引き取り手も見つからんじゃ可哀そうだからのぅ」
「では名前を決めましょう!」
「そうじゃな…ももから生まれたから桃太郎でどうじゃ!?」
「いい名前ですねぇ桃太郎にしましょう!」
此処に、桃太郎が誕生する
桃太郎は、メキメキと強くなりながらすくすく育ち
ついに成人しました。
ある日、桃太郎はある決心をしました。
「おじいさん、おばあさん、僕は村の方々を悩ませている鬼を退治しようと思います」
最初は少し慌て止めようとしましたが、落ち着きこう言いました。
「お前がそういうなら、行ってくるがよい」
「ありがとうございます!出立は明日の午の下刻に!(午後2時)」
次の日、出立の時。
「負けるんじゃないぞ!」
「これは吉備団子と言ってなぁ、困った時に使うとよい」
「ありがとうございます!行ってまいります!」
桃太郎、午の下刻、出立
道中、犬に会いました。
吠えながら何かを主張する
「これがほしいのかい?」
桃太郎は犬に吉備団子をやった
「ありがとうございます!お礼に貴方のお伴をいたします!!」
桃太郎はたまげた。
「犬がしゃべった!?」
とにかく桃太郎は冷静さを取り戻した。
「僕は今から、鬼が島の鬼を退治しにゆく、それでもついてきてくれるかい?」
「いいですとも!地獄の果てまでお供いたそう!」
犬は桃太郎の仲間となった。
さらに森を抜けると、雉に出会った。
羽を広げて何かがほしいと暴れる
「お前も吉備団子を嗅ぎつけたか、ハハハ」
桃太郎は笑いながら吉備団子をわたした。
「すみません、無理を言ってしまって」
またしゃべりだした。
「君も犬のように、お供をしてくれるのかい?」
「その通りです!」
雉が仲間になった。
先ほどから気配を感じる。
すると上から猿が下りてきた。
吉備団子の袋を掻き毟る。
「わかったわかった少し待て」
少し呆れたように桃太郎は吉備団子を挙げた。
「すいやせんねぇ、お礼に貴方についていきましょう」
言う前に言われた
「行き先が鬼が島でもか?」
「いいですとも!!」
猿も仲間になってくれた。
その後渓谷を抜け、港に着く。
漁師から小舟を借り、港を出た。
それから何刻漕いだか知れぬ。
霧が出てきた。
「何だこの霧は」
「鬼が島の周りは霧で包まれているため見つけるのは困難なんスよ」
猿は詳しかった砂浜に乗り上げ見上げる。
恐ろしい形相の城が見える。
「あれが鬼たちの本拠地、鬼牙城か」
「でかいな〜どんだけあるのか知れぬな」
犬がつぶやく
しかし、目的は鬼退治である。
本当の戦いはこれからなのである
- Re: 真・桃太郎!!〜鬼たちの逆襲〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/02/23 23:04
- 名前: 三国無双 ◆FOf29mqwOo (ID: YJqsGTFd)
第2話「戦色と眠気」(せんしょくとねむけ)
「鬼の村が裏にある、見つけられれば厄介だ」
「門は8門ですかい、多いものですな」
「防備は厳しいかもしれませんね…」
「空も晴天とはいえぬ、いつ嵐に見舞われるか」
作戦を立てる。
霧が濃いのは、上陸したときの午の下刻
しかし今はかなり晴れている。
「強行突破か…」
「力技の下策ですが、やりますかい…」
強行突破を決意する。
ーー第一門 風間門ーー
「谷沿いですからねぇ、落ちないように」
「やけに防備が薄いな…」
「あれを、見てください!!」
犬が叫ぶ
谷の下は村である、そこで祭りがおこなわれているらしい。
「恐らくあれが原因だろう」
風間門は、すぐ通り抜けた
ーー第2門 修羅門ーー
奥に通り抜けると舗装された敷石の道が広がる
横から音がする、草が揺れている、怪しい
「ウゴぁーーーー!!!」
鬼が3匹飛び出てきた
「貴様は長に伝えろ!!俺らはあいつらを追い返すぜ!!」
「わかった!任しとけ!!」
一匹は城壁を超え消えた
「鬼だ!想像よりもおぞましい…」
桃太郎は刀を抜いた
「我が名は桃太郎!!貴様らの退治にまいった!!」
犬たちも構える
「何を言うがーーー!!!」
鬼が飛びかかってきた。
桃太郎は飛び、鬼の金棒を交わす
「鸚鵡返し!!」
下から突き上げ鬼の腹を切る
鬼は負傷し力なく落ちる
「こ、小癪な…」
「強え…退散だ!!」
鬼は城壁に消える
修羅門超え
ーー第三門 画龍門ーー
鬼はいない
さっきすら漂っていない
ただ鼻歌が聞こえる
周りには花
「な、何だここは・・・」
そこには鬼がいた、しかし何か違う
犬たちが構える
きずいたのか、鬼が振り向く
しかし、鬼といえど、人間に劣らぬ美貌であった。
「やめろ!!」
思わず声を荒らげた
犬たちも見とれてしまっている
怯えているようだ
「大丈夫か?名は…?」
「峻優…(しゅんゆう」
「峻優か、お前は…」
言葉を言いかけたとき矢が飛んできた
桃太郎はかわし、刀を抜き突撃した
鬼が弓を構えていた鬼は即座に逃げてしまった
「お主、見逃してやる…」
その瞬間犬は眠った
辺りはすでに暗い
興奮していたためか眠気にきずかなかった
全員が寝た後、峻優が
「頑張ってください、私を助けてください…」
と言い残し城に戻った。
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