二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 妖界ナビ・ルナ×魔天使マテリアル
- 日時： 2010/07/17 16:32
- 名前： 李逗 ◆hrygmIH/Ao （ID: z52uP7fi）
クリックさんきゅーです＾＾
ナビルナとマテマテのコラボ書きます←
「ナビルナの小説カキしすぎ！」なんて思ってても声には出さずにｗｗ
マテマテのキャラ、性格崩壊してると思います＞＜
そのあたりはスルーして下さいね；；
コメント・質問どんどんください！
特にアドバイス、お待ちしてます＾＾
タメおｋで〜す(^^ゞ
—————更新情報—————
2010、3、6 スレッド製作
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瑞沙さま 絵原桃香さま
黒澤蓮華さま あさささささささま
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＠お知らせ♪
・一月に引っ越しました。一年の間に二回の引越し…もう、最悪です。
・第五話更新しました。
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- Re: 妖界ナビ・ルナ×魔天使マテリアル ( No.6 )
- 日時： 2010/04/12 21:30
- 名前： 李逗 ◆hrygmIH/Ao （ID: 9RoM5lpe）
第一章 友誼の絆
№01
雲一つ無い青い空を、サーヤは見上げていた。
今日は、夏休みの終わった2日目の学校。
絵に描いたような空に、飛行機が白い線を引いていく。
「見てみて、レイヤ君！飛行機雲！」
サーヤは、胸元にさがるペンダントに話しかける。
一見するとただの危ない少女だが、このペンダントの中にはサーヤの双子の弟、レイヤが宿っている。
レイヤは、サーヤの兄と偽り、殺そうとした上級悪魔・ディエリに、腹部を完全に水の錐で貫かれた上、体を奪われてしまったのだ。なんとか魂を切り離し、このペンダントに宿ることに成功したものの、今だレイヤの体は見つからない。
『ああ、そうだな。というか、サーヤ。急がなくていいのか？学校遅れるぞ』
「ああっ、そうだった！」
レイヤの声で我に帰ると、サーヤは欅並木を駆け出した。
＊
サーヤが教室に入った瞬間、始業を告げるチャイムが鳴った。
今まで思い思いに過ごしていた生徒たちは、各々の席へと戻っていく。サーヤも皆と同じく席につき、ランドセルを机の横にかけた。
「レイヤ君、暗いと思うけど、我慢してね」
サーヤは小声で言ってから、ペンダントをそっと机の中へ入れた。
その時、教室の前の扉が開き、担任の沢山厚子先生が入って来た。黒板の前の教卓に着くと、何故かにこにこと笑って、トンでもな事を言ったのだ。
「今日は、転入生を紹介します」
先生が言った一瞬間が空き—、クラスの中の一人がその沈黙を破った。
「先生、男？女？」
「早く見せて！」
「どこから来たの？」
一人が沈黙を破ると、クラス皆が口々に先生に質問しはじめた。
(転入生かぁ……。友達になれるかな)
転入して来る時の心細さはよく知っている。
ここ——神舞小学校——に転入してきた時は、レイヤがいたからまだ良かったけれど。
「はい、静かにして！じゃあ、天野さん、入って」
すると、教室の前の扉が開き、女の子が入って来た。
先生の隣に立ったその瞬間、教室がざわつく。
真っ白な肌、ショートカットの黒い髪と瞳。
手足は長くて、着ている服もセンスが良くてカッコいい。
(美人……！)
それが、サーヤの—、否、おそらくクラス全員の第一印象。
「天野莉沙です。よろしくお願いします」
透き通るように綺麗な声。
アニメやドラマでも、こんなに綺麗な声は聞いた事が無い。
「莉沙ちゃんはご両親の仕事の都合で、真庭東市からやって来たのよ。5年1組には、莉沙ちゃんの双子の弟がいるわ」
(5年1組って、志穂ちゃんのクラスだ！ )
サーヤのクラスは5年3組。
志穂とは、怪奇探偵団のメンバーだ。
「じゃあ、席は、と……そうね、立花さんの隣にしましょうか」
(嘘！隣の席!? ……でも、隣の席は……)
サーヤの左隣の空席は、もともと、ペンダントになる前のレイヤが座っていたのだ。レイヤは転校した事になってしまっているけれど、サーヤはなんとなく違和感を感じた。
「よろしくね、立花さん」
はっとして顔を上げると、すでに目の前には莉沙が居て。
「よろしくね。あ、サーヤでいいよ」
「じゃあ、サーヤちゃん、私、怪奇探偵団に入るから、放課後一緒に行ってもいいかな？私も莉沙でいいから」
それだけ言うと、莉沙は席に着いた。
一方サーヤの頭の中は、？マークでいっぱいだ。
(莉、莉沙ちゃんが怪奇探偵団に入る——!? )
- Re: 妖界ナビ・ルナ×魔天使マテリアル ( No.7 )
- 日時： 2010/04/07 17:46
- 名前： 李逗 ◆hrygmIH/Ao （ID: 9RoM5lpe）
№02
その日の授業は、莉沙の事が気になって、殆ど頭に入っていなかった。
怪奇探偵団に入る、と言う事は、莉沙も何らかのマテリアルを持っていると言う事だ。
マテリアルとは、一種の超能力のような物を持つ者達のことを言う。
火、水、風、土、氷、他には光等、無限と言って過言ではないほどの種類があるが、サーヤはその中でも特に珍しい『破魔』の力を持っていた。レイヤは光の力をもっていて、怪奇探偵団はその力で悪魔を滅する『マテリアル』の集団なのだ。
そんな事を考える内、いつの間にか放課後になっていた。
サーヤが赤いランドセルをからうと、莉沙が近づいて来た。
「ごめんね〜……理科室、連れて行ってもらえる？」
「あ、うん。行こうか？」
そう言って二人は教室を出た。
夕暮れ時の迫る外から、白い光が線となって斜めに差し込んでくる。何故か分からないけど、そういう風景を見ると、サーヤはいつも決まって寂しくなった。
「サーヤちゃん、驚いたでしょ、私がマテリアルで」
ぼんやりと外を見ていたら、いきなり話しかけられたので、一瞬変な間が開いた。
「うん—。ところで莉沙ちゃんは、何のマテリアルが使えるの？ 」
サーヤがそう訊くと、莉沙はいたずらっこっぽく笑って、
「まだ内緒。お楽しみは最後のほうが楽しいでしょう？」
そう言って笑った莉沙の大きな瞳が、きゅっと細くなった。まるで幼い子供みたいに。
もっと大人っぽく笑うものだと思っていたから、サーヤはなんとなく莉沙に親しみを感じた。
「あっ、あれ？理科室って」
「うん。いつも皆ここに集まってるよ」
そう言ってサーヤは扉を開けた。
正確に言えば、怪奇探偵団は理科室ではなく、理科室の中の理科準備室に集まっている。
準備室へと繋がる扉は、理科室入り口のちょうど反対側だ。人の話し声が聞こえるので、もう全員集まっているのだろう。
「こんにちは！遅くなってすみません」
扉を開けると、中央のテーブルの周りには、6年生でリーダーの稲城徹平、5年生の風見志穂、顧問の雫沢圭吾先生、あと見知らぬ男の子が一人座っていた。
見知らぬと言っても、黒い髪、顔つきが莉沙にそっくりなので、双子の弟だとすぐ分かる。アイドル事務所にいそうな、『カッコいい』男の子だ。
「いえ、大丈夫ですよ。今皆集まった所ですし——、ではさっそく、今日からメンバーになる天野さん姉弟に、自己紹介をしてもらいましょうか」
そこで、サーヤの後ろにいた莉沙が、初めて姿を見せた。
「うわぁぁぁ、チョー美人！」
案の定、徹平が歓声をあげる。
その徹平の手のひらを、志穂が摘み上げた。
「いってえ！志穂っち、ストップ！」
「稲城さん、もう少しリーダーの威厳をもってください！」
涙目になっている徹平を尻目に、ふたりが自己紹介を始めた。
「私は天野莉沙です。陸の双子の姉になります。えーと、マテリアルは『空気』です」
「俺は……天野陸。マテリアルはまだ分からない」
陸はレイヤに似た、寡黙なタイプなようだ。必要最低限の事しか話したくないのだろう。
二人の簡単な自己紹介が終わったところで、圭吾先生が口を開いた。
「莉沙さんは苗字の示すとおり、空気のマテリアルです。陸さんはまだ力が目覚めていないようですが、せっかくなので入ってもらいました」
莉沙と陸の母は空気、父は影のマテリアルなのだという。
表向き転勤にしてあるが、本当は莉沙の力が目覚め、いつ悪魔に襲われるかわからないのでここに転校してきたらしい。
新しく増えたマテリアル能力者に、胸踊るという感じのサーヤたちだった。
「そうですね、今日はとりあえず、日暮れはまだ長い事ですし、街を探索しましょうか。みなさん、ふたりに色々教えてあげてくださいね」
「はい！」
元気に返事をすると、サーヤ達は慌しく理科室を出て行った。
- Re: 妖界ナビ・ルナ×魔天使マテリアル ( No.8 )
- 日時： 2010/04/07 17:53
- 名前： 李逗 ◆hrygmIH/Ao （ID: 9RoM5lpe）
とりあえず第二話です＾＾
本当はもっと長かったのですが、消えてしまいました…：：
あんな長文書くなって事でしょう(^_^;)
各章がおわるごとにあとがきを書いていきます。
一章が終わるのはいつだよって感じですが。
次はルナ達が登場する予定です。
更新いつになるかわかりませんが(引越して部活開始したので…)
よろしくお付き合いください＞＜
ちなみに「友誼」は「ゆうぎ」といいます。
「深まる友情」とか、そんな意味です；；
- Re: 妖界ナビ・ルナ×魔天使マテリアル ( No.9 )
- 日時： 2010/04/08 18:52
- 名前： 瑞沙 （ID: 0i4ZKgtH）
李逗ちゃんに質問！
李逗ちゃんって何部？
ちなみに、私は吹奏楽なのです・・・
- Re: 妖界ナビ・ルナ×魔天使マテリアル ( No.10 )
- 日時： 2010/04/08 22:42
- 名前： 李逗 ◆hrygmIH/Ao （ID: 9RoM5lpe）
バスケ部だよ＾＾
超練習きつい；；
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