二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ガンダムOO 漆黒の天使 【オリキャラ募集】
- 日時: 2010/03/23 21:27
- 名前: らいでん (ID: UeLkOLiI)
機動戦士ガンダムOO 漆黒の天使
これはOOのセカンドシーズンを舞台にした物語です
ソレスタルビーイングが開発した謎の機体
「ガンダムアンゲス」とそのガンダムマイスター
「レアン・フィーンガル」がイノベイドと
戦いを繰り広げる
そしてその先に待つガンダム「エクシディア」とは
【注意】原作の設定とかもろぶっ壊したりするので
それが嫌いな方はお手数ですが戻るボタンでお帰りください
・オリキャラは大歓迎なので、コメントと共に
どうぞ!
・オリキャラ応募用紙
・名前〔〕・性格〔〕
・性別〔〕・搭乗機〔〕
・容姿〔〕
・サンプルボイス〔〕〔〕〔〕
・その他の設定〔〕
・この小説をより良いモノにしていきたいので
指摘や感想などをドンドン書いてください!
皆様のご協力お待ちしております!!!!!!
- Re: ガンダムOO 漆黒の天使 【オリキャラ募集】 ( No.8 )
- 日時: 2010/03/11 21:58
- 名前: らいでん (ID: UeLkOLiI)
ガンダムOO 漆黒の天使
第4話「傷痕」
アステロイド帯の深部に存在する巨大な建造物
ハッチが開きそこに黒いガンダムが入っていく
「レアン・フィーンガル着艦するぞ!」
レアンは機体を格納庫に移動させる
「おかえりなさいレアンさぁーん♪」
気の抜けたような声と共にクレインが現れる
「全く・・・大事なガンダムを傷つけやがって・・・」
格納庫の奥から中年の男がやってくる
「すまないなグロック・・・」
レアンが中年の男、グロックに頭を下げる
「ったく・・・整備する方の気持ちにもなれよな!」
そう言いながらもグロックはアンゲスの整備を始める
「さぁ!ボスのところに行きましょうか♪」
クレインは軽い口調で言いながら通路を進んでいく
そしてドアを開ける
「ボス〜♪レアンさん連れてきましたよお〜♪」
部屋には煙草を吸っている男がいた
「あぁ?おお来たかレアン」
眠たそうな目をしたその男は煙草を灰皿に置く
「ご苦労だったなぁ・・・まぁあれくらい想定内だろぉ?」眠いらしいのか目をこすっている
「アンゲスに傷をつけてしまったのが予想外だったがな・・・」レアンは少し困ったような顔をして頭を掻
く
「しかしあのタイミングで敵の援軍が来るとはなぁ・・・仕留め損ねたのはかなりの痛手だぞ・・・」
レアンは数時間前の出来事を思い起こす
3機のジンクスⅢを撃破し残り1機に止めを刺そうとした時、数機の敵影がレーダーに映った
レアンはその敵機を見て眉をひそめる
なぜならその機体はデータベースに存在しない機体だったからだ。レアンはアンノウンとの戦闘は危険と考え、その宙域から離脱した
「あの機体は・・・アロウズの物ではないな・・」
レアンがつぶやく
再び煙草をくわえると男はデスクからモニターを出す
「その意見には同意する・・機体のデザインや各パーツの形状からして地球連合が開発したものではないぞ・・・」男はモニターにアンゲスのカメラ映像を出す
「ということはあのパイロットはアロウズには戻ることはないだろうな」
レアンはモニターに映る半壊したジンクスⅢを見る
「だろうな・・・戦死扱いにでもなってるだろぉ」
男は煙草の煙を吐くと真剣な表情になる
「恐らくあれが俺達がやりあう相手だ・・・!」
「奴らはアンゲスの存在を知っている、もちろん
〔EXDEA〕の事もな・・・」
レアンはそう言うと部屋を立ち去ろうとする
「ローム、アレはいつ完成する?」
部屋を出ようとする間際にレアンは聞く
「んぁ・・・心配するなぁ、奴らが仕掛けてくる前にはロールアウトするだろうよぉ」
レアンやクレインの上司であり、この秘密基地の総司令のローム・シュラウドはそう言いレアンを見送った
グロックが整備を行っている隣の格納庫では
3機のモビルスーツが組み立てられていた
3機とも背部にはGNドライブらしき物が組み込まれている
整備アームがMSを組み立てるところを
青い髪の青年が見つめている
「キミの鼓動を感じられるのはボクだけだ・・・
そうだよね?アルマロス・・・」
そうつぶやくと青年は格納庫を立ち去った
END
- Re: ガンダムOO 漆黒の天使 【オリキャラ募集】 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/14 07:47
- 名前: らいでん (ID: UeLkOLiI)
第5話「グロリアス」
白い壁に囲まれた殺風景な部屋
そこに一つのベッドが置かれている
「んっ・・・あ・・・?」
ベッドに寝ていたセイルが目を覚ます
「ここは・・・どこだ?」
すると部屋のスライドドアが開き
緑の髪の青年が入ってくる
「お目覚めのようだね・・・セイル・ヴァンガード」
青年はおちついた口調で言う
「お前は誰だ?それに・・俺は戦っていたはずだ!」
セイルは思い出す、ガンダムにやられた仲間達
自分がふがいないばかりに・・・
「キミは私達が救助した・・・このMSでね」
青年は手に持っていた端末のキーを押した
「ウィィイイン!」
部屋の窓が開きそこに格納庫が映る
「これはっ!??」
セイルの目の前には見たこともない緑と紫のMSがいた
「GNZ-003ガデッサとGNZ-005ガラッゾだよ」
そう言うと青年はまた端末のキーを押す
「ウィイイン!!」
機械音と共に窓の外の格納庫が移動する
そして窓の前には一機のMSが立っていた
「これは・・・アヘッド?」
赤く塗られたその姿はアヘッドのようだが
以前基地で見たアヘッドとは所々違う
「GNX-704T/G、アヘッドグロリアス・・・キミの機体だよ」
「俺の・・・機体?」
セイルはアヘッドグロリアスを見つめる
「通常のアヘッドを遥かに超えるスペックを持つ
機体さ、肩には大型ミサイルポッド、背部には
大容量GNコンデンサと大型スラスター、そして
GNハンドカノンと頭部ソードアンテナ、まさに
最強のアヘッドという所だ」
セイルは再び青年の方を向く
「あなたは・・・誰なんだ?なんで俺にこんな機体を?
困惑したようにセイルが言う
「フッ・・・キミは・・・可能性を持つ者だからだよ・・・」
「可能性を持つ者?・・・」
「キミはガンダムを倒したい・・・そうだろ?」
ガンダム、その一言でセイルの顔が怒りに満ちる
「ボクの目標も同じさ・・・だからこそ、そのグロリアスでガンダムを討ってほしい・・・」
青年が言い終わるとセイルは顔を上げた
「あぁ・・・やってやるさ、俺は絶対に許さない・・・ガンダムなんて!」
セイルの言葉を聴き青年は微笑を浮かべる
「そうだ、言い忘れていたことがあったね・・・
ボクの名前はリボンズ・アルマークだ」
青年はそう言うと部屋から立ち去った
END
- Re: ガンダムOO 漆黒の天使 【オリキャラ募集】 ( No.10 )
- 日時: 2010/03/24 20:39
- 名前: らいでん (ID: UeLkOLiI)
第6話「邪」
月上に存在するイノベイドの基地
その格納庫では3機のMSの整備が行われていた
赤いMS、アヘッド・グロリアスを同じく真紅のパイロットスーツに身を包んだ青年が見つめていた
「あと少しで機体の調整は終わるだろう、準備を整えておけセイル・ヴァンガード」
紫色の髪をした女性がセイルに近づいてきて言った
感情の欠片も感じ取れないその言葉にセイルは顔をしかめる
「わかりましたケリー中尉」
「私達には階級等飾りのような物です」
味気ない会話を終えるとケリーは紫のMS、GNZ-005のコックピットに入っていく
「こんな所・・・息が詰まる」
セイルはそう言うと自らの機体グロリアスへと向かった。
「ピーッ!!ピーッ!!」
ソレスタルビーイングの秘密基地には警戒音が鳴り響き、組織のメンバー達が慌しく駆け回っている
「遂に来たか、基地周辺のGN粒子濃度を上昇、浮遊砲台を起動させろ!これよりグランデは戦闘態勢に移るぞ!」
この秘密基地「グランデ」の司令官ロームの指令が
基地内に行き渡ると、基地の窓にはシャッターが下り
通路には隔壁が下りていく
「レアン!アンゲスを発進態勢に!」
ロームはモニターに格納庫を映す
ガンダムアンゲスにパイロットであるレアンが乗り込んでいく
「傷つけるんじゃねぇぞぉ!生きて帰って来い!」
整備をしていたグロックが言う
レアンは軽く手を挙げコックピットに入る
「ローム司令!敵を捕捉しました!数は3です!」
オペレーターのクレインが言うとモニターに赤い点が3つ映る
「1機はアヘッドタイプ、もう2機はデーターにない新型です!!」
モニターは定点カメラが映した映像に変わる
アヘッドと緑、紫の機体が小惑星郡を掻き分け進む
「防衛システムを作動させろ!一斉放射だ!」
ロームが指示すると基地の周囲のアステロイドに
配置された防衛用小型ビーム砲台が3機の機影を捕らえる
「ズダダダダダッ!!」
多数の砲台が一斉に3機の機体に向かってビームを発射する
「やったか?!」
だがレーダーの赤い点は消えない、それどころか
ビーム砲台を表す青い点が「LOST」の文字と共に次々と消えていく
「この程度では無理か・・・アンゲスを出す!
カタパルトハッチ開けろ!」
基地のハッチが開きアンゲスの足がカタパルトランチャーに固定される
「アンゲス発進準備完了!行けます!」
回線でクレインの声を聞いたレアンは
操縦レバーを握る
「レアン・フィーンガル、ガンダムアンゲス出るぞ!」
アンゲスが宇宙へと放たれ、背中のメインブースターが閃光を放つ
GN粒子の緑色の尾を引いてアンゲスは
もう目前に迫っている敵へと向かっていく
END
- Re: ガンダムOO 漆黒の天使 【オリキャラ募集】 ( No.11 )
- 日時: 2010/03/23 21:13
- 名前: らいでん (ID: UeLkOLiI)
第7話「アンフェア」
小惑星郡に閃光が走る
赤色の閃光が点在する小型砲台を次々と貫いていく
残る小型砲台はその閃光を放つ主である紅いMSにビーム弾を発射する。だがMSは素早く回転しビームを
回避し、構えたライフルで砲台を狙い撃つ
砲台の装甲は一瞬の内に蒸発しその姿を失う
辺りの砲台がすべて沈黙したところで
紅いMS「アヘッド・グロリアス」が小惑星郡の奥に存在する巨大建造物を捉える
「敵防衛システムを一掃した、本拠地を仕留める!」
グロリアスに乗るセイルはそう言うと機体のブースターを噴かせる。
「了解した、ガデッサは後方援護、ガラッゾはグロリアスと共に突撃するぞ」
紫のMS「ガラッゾ」のパイロット、イスカが指示を送る。それに応じて緑のMS「ガデッサ」が2機の後方に移動し巨大なGNメガランチャーを構える
「・・・接近してくる機体がいるぞ・・・黒いガンダム!」ガデッサのパイロット、モニターには黒いMSが映っている。緑のGN粒子を放出するそのMSの頭部には
特徴的なVアンテナが付いている
「敵3機確認した、ガンダムアンゲス・・・目標を掃討する!」レアンが言うと同時に黒いガンダム、アンゲスはGNライフルをガラッゾに向ける
「距離確認、誤差修正・・・喰らえッ!!」
レアンはトリガーを引く。銃口から閃光と共にビームが飛び出しガラッゾに向かっていく。
ガラッゾはビームを回避せずに腕を向ける
その手からビームが出てそれ自体が巨大なビームサーベルとなり向かってくるビームを弾き飛ばす
「そんな攻撃!」ガラッゾは一気に距離を詰め
ハンドサーベルを振り下ろす。アンゲスはバックパックのGNサーベルを振りぬきハンドサーベルにぶつける
二つのビーム刀がぶつかり合い激しい閃光を散らす
「どけぇッ!!」レアンはブースターを噴射させ
その勢いでガラッゾを押しのける。一瞬怯んだガラッゾにアンゲスはGNサーベルを突こうとする。
だが2機の間に二筋のビームが放たれる、後方にいた
グロリアスとガデッサの攻撃だ
「ガンダァアアアム!!隊長達の仇ッ!!!」
セイルはトリガーを一心不乱に引き続ける
「この世界にもうお前は不要だ!」ケリーはGNメガランチャーを最大出力に切り替えエネルギーチャージを行う。3対1という不利な状況にレアンは舌打ちをする。次々と放たれるビームを避けるアンゲスだったがその後方からガラッゾが再び現れる。まさに絶対絶命の状況にレアンは基地に通信を入れる
「ローム!奴はまだ動けないのか?!」回避運動を取りつつレアンは言う、「整備員を総動員させているところだ・・・あと5分持たせられるか?」ロームは格納庫の映像を見つめつつ答える。レアンの表情は険しくなる、だが操縦レバーを強く握り締りしめて
「3分だ!それ以上は死ぬぞ!」そしてコックピットのキーボードを叩く「実機で使うのは初めてだが・・
やってみせる!」モニターに紅く染ったソレスタルビーイングのマークとTRANZAMの文字が表示される
「トランザムッ!!」レアンがそう叫ぶと
アンゲスの各部から紅いGN粒子が噴出し、その漆黒のボディは真っ赤に染まっていった。
END
- Re: ガンダムOO 漆黒の天使 【オリキャラ募集】 ( No.12 )
- 日時: 2010/03/24 20:41
- 名前: らいでん (ID: UeLkOLiI)
第8話「謀反の天使」
アンゲスは真っ赤な粒子を放出、先程まで漆黒の輝きを放っていたその機体はいまや赤い輝きを放つ。
その姿を目の当たりにしたセイルの感覚が凍りつく
「くっ・・俺は・・脅えてなんかいない!!」
強引にその感覚を振り払いセイルはアヘッド・グロリアスの肩に装備された大型ミサイルを発射する
ミサイルの外装が外れて小型のミサイルが大量に飛び出す。「一気に決める!!」レアンは大量のミサイルを確認するとGNライフルをグロリアスへと向けさせる。大量のミサイルはアンゲスに絡みつくように襲い掛かるがアンゲスはヘッドバルカンを放ちつつ
驚異的な動きでミサイルをすべて回避する
「くッ・・オリジナル太陽炉の力か・・だがこれなら!」ガデッサはエネルギーをフルチャージしたGNメガランチャーの狙いをアンゲスに向け放射する。
凄まじい出力のビームは小惑星すら飲み込みアンゲス
へと向かっていく。ビームがアンゲスに命中し爆発が起こる。「やったか?!」だが爆煙の中からビームの閃光が走る。回避する間もなくビームはガデッサを貫いていく。アンゲスは瞬時にシールドを構えたお陰で
被害はシールドが破壊されただけだった。
「何?!くそ・・・離脱する!」ケリーは
非常脱出装置を起動させる。
ガデッサのバックブースター兼コックピットが切り離され小惑星郡から離脱する。
それと同時にアンゲスのコックピットに警報音が鳴り響きモニターの「TRANZAM」の文字が消える
「おいおい・・・もう時間切れか!」アンゲスの粒子放出が停止してボディは元の黒に戻る
「不完全な圧縮粒子開放など・・・いい気になるなガンダム!!」ケイルに怒りの表情が浮かぶ。ガラッゾは両手のビームクローでアンゲスに背後から切り掛かる。装甲が切り裂かれ爆発する。
「な・・・どこから・・・ぐぅっ・・・・ァァァァアアア!!!!!!!・・・」ケイルの悲痛な叫びがコックピットに響く。
破壊されたのはアンゲスではなくガラッゾだった
ガラッゾの背部には3メートル程の円柱状の物体が突き刺さっている。その先端はビームサーベルとなっておりガラッゾを突き抜けている。
「来たか・・・遅いぞ!!」レアンはガラッゾの後方を見る、そこにはアンゲスとは対照的に真っ白なガンダムが立っていた。「フッ、ヒーローは遅れて登場するものじゃないのかい?まぁ間に合って良かったよ」
U字状のアンテナが付いた頭部を持つそのガンダムは
手に持つ槍状の武器をガラッゾに向ける。すると円柱状の物体が槍の元へと集まる。
「ファングは好調だね!さぁ駆け抜けるよアルマロス!!」「なんで・・・なんでお前らぁああああ!!」セイルの中で何かが崩れていった
END
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