二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーン 空の鏡—ソラの鏡—
日時: 2010/03/17 21:19
名前: 空 (ID: PU7uEkRW)

登場人物設定

・空海 空
普通の少女。平凡(一応)
運動神経異常。
リボーン以上の力を秘めている。

容姿:黒髪に黒目。日本美人。だけど男装をしている。(普段は学生服。)
金色の鍵を持っている。

武器:錬金術・武器と拳銃をホルスターに隠し持っている。

詳細:最強の殺し屋、【デス・ナイト】を父親に持つ。空の通り名は【魔王】。


・目次
序章
序章Ⅱ 人生終了 人生が終了した
第一章 空間世界 空間の狭間
第二章 奇想天外 ありえない事
第三章 異端邪説 間違った説
第四章 怨憎会苦 醜い者を視て苦しむ
第五章 虚心坦懐 素直な心境、無心
第六章 孤城落日 心細く寂しい気持ちの例え
第七章 堅忍不抜 意思が硬く、心を動かさない事
第八章 天罰覿面 悪事に天罰が即座に下される事
第九章 四面楚歌 周りが敵や反対者ばかり
第十章 疑いが晴れて無罪になること

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Re: リボーン 空の鏡—ソラの鏡— ( No.3 )
日時: 2010/03/17 17:31
名前: 空 (ID: PU7uEkRW)

第一章 空間世界


ドサッ!

「でっ!?」

頭から落ちた・・・!

てか俺、

「死んでない・・・?」

周りを見る。

白・・・それだけがこの場所を支配していた。

「ここ何処ですか。まさか天国・・・?」


「んー、少し違うな。」


「誰だ!」

そこに居たのは白い翼を持った男。

「殺気出さないでよ!キミに頼みがあって、というかキミにチャンスをあげようとキミをここにとどめたんじゃないか!」

「・・・とどめた・・・?」

「そうだよ。いわばこの世界は生と死の境の空間なんだよ。」

「・・・マジでカ。」

「うん。で、キミに提案をしようと想って。」

「提案?」

「そうだよ。キミは、生きたい?」

イキナリ何ていう質問するんだこの男。

「そりゃあ、出来たら生きてたかったよ。」



「フウン。本当に?」



「!」

男の目が俺を見透かすような目になる。

一瞬驚いた。

「・・・そういえば聞いてなかった・・・。お前何者?」

「・・・ボクは神様だよ。」

「・・・嘘。」

「本当だよ。」

マジでかー。

「じゃあさっきの返答。俺は生きていたい。死ぬなんて真っ平だ。」

「・・・そう。キミの覚悟は本物なんだね。」

覚悟?そんな物とうの昔にできてるっツーの。

殺し屋になった時から、な。

「キミ、リボーンっていう漫画知ってるかい?」

「知ってるも何も・・・。俺は漫画読んでたし。」

「なら問題ないね。」

何が?

「キミを、その世界に送る事さ。」

「・・・ハ?」

フッと神が笑うと俺は急に浮遊感を覚えた。

「・・・なぁぁぁぁぁぁ!?」

したが虚空、真っ暗だった。

そして俺は、落ちた・・・。


「またかよおおおおおおお!」


シュッ・・・


穴が閉じる。

白い神は笑う。


「彼を・・・。助けてあげてください。光の存在。」


そうつぶやいて彼は静かに消えた。

Re: リボーン 空の鏡—ソラの鏡— ( No.4 )
日時: 2010/03/17 18:03
名前: 空 (ID: PU7uEkRW)

第二章 奇想天外


いやー・・・、

まず言わせてください。

「クソ神後で覚えてろォォォォォォォ!」

アンのクソ神!

二度も転落気分にさせやがって!

てかそんな暢気な事言ってていいのか俺・・・。

「よくネエよな!」

しかも人の家に落ちるぞコレ!

うっわ。やべえな・・・。


ドっカアアアアンッ


どうこう言ってたらマジで落ちた!

頭に響いた・・・。

「イッテェ・・・」

頭を抑えながら蹲る俺。

「オイ、お前何者だ。」

前を見ればそこに居たのは沢田綱吉だった。

「・・・マジですか・・・」

あのクソ神、マジで覚えてろ・・・!

するとリボーンが俺に近づいてきた。

「お前が神の言ってた空海空か。」

「あ、ハイ・・・」

おいおい。待て待て待て。

何でお前知ってる?

「神とは知り合いでな。」

「リボーンすげー・・・」

「で、お前の事だ。ツナ。コイツは異世界から来たんだぞ」

「は?異世界?」

・・・ツナが原作とは違う!

アレか!黒ツナって言う奴か!

恐ろしい・・・。

「お前は今日からここに住め。ママンにはいっておいたからな。」

「何時の間にだよ・・・」

「・・・つまり俺はここに住む、と。」

「ああ。そうだぞ。」


・・・マジですかァァァァァァァ!?


「・・・と、とにかく、」

俺は立ち上がってツナを見た。

「宜しくな、ツナ!」

「・・・(プイッ)」


——


「さて、頑張ってくださいね。」

神様は笑った。

それは純粋に、楽しむかのような。

これから、物語が始まる。

光と闇の物語が。

Re: リボーン 空の鏡—ソラの鏡— ( No.5 )
日時: 2010/03/17 18:43
名前: 空 (ID: PU7uEkRW)

第三章 異端邪説


「よ、宜しく御願いします!」

「こちらこそ宜しくね、空海君♪」

いやあ、奈菜さん可愛いです。

何時も笑ってて。

少し憧れる・・・。

「じゃあ今夕飯を作るから待っててね♪」

うわー。奈菜さんのご飯楽しみー。

「空海兄!一緒に遊ぼう!」

「一緒ニ遊ボウ!」

「遊べえ!」

うわー。チビたち可愛いー。

マジで抱き締めたい・・・。

「・・・っと。その前に。ちょっと待っててね。」

「うん!」

俺は急いでツナの部屋に急ぐ。


ガチャッ


「・・・何。」

「いや、俺の拳銃忘れてて・・・」

ホラ、ツナの横。

ソレを撮って腰のホルスターに収める。

「お前なんでそんな物持ってるんだよ。」

「・・・狙われてたんだ。俺は異世界の最強の殺し屋の子供だったから。その才能もばっちり受け継いでる。」

「・・・なあ。」

「何?」

立ち上がって俺に顔を向けるツナ。


目は虚空。虚ろだった。


「お前は、人を信じられるか?」

「・・・良くわからないけど、信じてみる価値はあると想うぜ?」

「何でそういいきれる?」


「何でって言われてもな。信じネエとあっちも信じネエだろ。」


「!そう、か・・・」

すると下の階から、

「空海兄!一緒にあそぼー!」

「あ、そうだな!」

下にドタドタと下りて行く俺。

ツナはその部屋で、

「・・・信じてみる価値はある、か・・・」

静かにつぶやいて、瞳を光らせていた。

Re: リボーン 空の鏡—ソラの鏡— ( No.6 )
日時: 2010/03/17 19:02
名前: 空 (ID: PU7uEkRW)

第四章 怨憎会苦


次の日。

俺も並中に行く事になりました・・・。

リボーンが俺の制服持ってきてくれたんだよ!

ちょっと感謝!

「行こうぜツナ!」

「ん。」

そう言って服装を決めたツナ。

「ホラ、行くぞ!」

グイッ

「!」

腕を引っ張ると綱が何故かビクッとした。

いや、俺何かしたか?

「ツナ、どうした?」

「・・・何でもない。」

「そうか。行くぞ!イザ並中☆」


うん。

遅刻ギリギリ。

「マジでー?」

「・・・俺、先行くから。」

「え、ちょ、俺職員室何処か知らないんですけど!」

「自分で探せ。」

「ひどっ!」

置いてかレター・・・。

とにかく校舎に入りますか!

「キミ、転校生の空海空?」

ずこっ!

うっわ、びっくりした!

てか雲雀だ!

「な、なんですか?」

「・・・沢田綱吉とはどういう関係なの?」

「(どういう関係?)友達、ですかね・・・」

「・・・あの沢田と?」

何か変な物見る眼で見られた・・・。

何故に!?

「あ、あの、ツナが何か・・・」

「キミ、知らないの?沢田綱吉はね。ここら辺では有名な嫌われ者だよ。」

・・・嫌われ者?

何で?

「沢田綱吉は、ボク以上の不良だよ。」

・・・マジで。

あのツナが?

でも確かに・・・その可能性はあるな・・・。

「でも何でそれだけで嫌われるんだ?」

「・・・それに、彼はいらない人種だしね。何よりも存在自体許せない。居るだけでムカつくよ。」

「!・・・お前・・・!」


ガッ!


口よりも体が先に動いていた。

雲雀の首元を掴みかかった。

「お前・・・。人をそんなフウに言うな!その一言一言がツナの重荷に成ってるんだよ!」

「・・・くっ・・・」

「何があったか知らないが、コレだけは言わせて貰う!アイツは、アイツは誰よりもお前らを見て傷ついている!確実に!」

「!」

バッと襟元を離す。

歯を食いしばり、俺は校舎に入った。


「・・・誰よりも、ね・・・。」


キミは何も知らないんだね。

彼の本性を。


「・・・殺人者が・・・」

Re: リボーン 空の鏡—ソラの鏡— ( No.7 )
日時: 2010/03/17 19:26
名前: 空 (ID: PU7uEkRW)

第五章 虚心坦懐


「ここだ。」

何とか職員室に行ってクラス教えてもらえたぜ・・・。

マジで迷う所だったよ・・・

「合図したら入って来い。」

「ハイ。」

しかも二年A組!

ツナと同じクラスじゃん!

絶対リボーンのお陰だな!

「入って来い。」

「ハイ。」


ガララッ


中に入ると俺に視線が全て集まった。

うおっ視線がいたい皆さん!

「え、と・・・。空海空です。宜しく。」

そしたら女子が皆黄色い声上げてやガンの。

・・・鼓膜破れそう・・・。

「じゃあまず席は、沢田、の、隣だな・・・」

何か教師の顔が曇った。

俺は隣に座る。

「宜しくな、ツナ。」

「・・・」

相変わらず無反応かい!

正直悲しいぞ、俺は。

「じゃあ一時間目は自習だ。」

そう言ってでてっちゃったよ。

そしたら生徒全員が俺の周りを囲んで質問攻め。

うぐうっ・・・。

全てに答えられねえ・・・。

・・・一時間目自習だよな。

うん、よし!

「ツナ!屋上何処か教えてくれ!」

ツナと聞いた皆は固まった。


・・・本当に嫌われてるのか?


「・・・行くんなら早く行くぞ。」

「屋上屋上♪」

教室を出る時みんなの顔見たら驚愕で固まってるし。


——


ガチャッ

「うわっ!涼しいな・・・」

「・・・」

俺は周りを見渡す。

綺麗な町並みが広がっている。

「ツナ!サボろうぜ!(爽快)」

「・・・」

無言で俺のところ来たよ。


そして俺はツナを抱き締めた!←キャッホウ!


「!?」

「あったかいな。ツナ。」

ニッコリ笑っていったらメッチャ顔赤くしてる!

かーわいいー♪

「ツナ、暖かいか?」

「・・・ん。」

そう言ってツナを隣に座らせ俺はツナの手を握って眠った。


「・・・」


コイツは本当に面白い奴だ。

そう想いながら俺も寄り添って眠った。


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