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あの日あの時あの場所で【イナイレ短編集】
日時: 2010/03/20 17:27
名前: 亜莉沙 (ID: uRjlitq/)
参照: 舞→瑞希→亜莉沙 デス

初めまして、亜莉沙と言います。

この度はクリックにマジで感謝!!

初心者のダメダメ小説ですが、読んでやってください


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目次
【 走り出せ 】

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Re: あの日あの時あの場所で【イナイレ短編集】 ( No.1 )
日時: 2010/03/26 21:45
名前: 亜莉沙 (ID: 5yPWEfIJ)

【 走り出せ 】


タッタッタッ

僕、宮坂了は朝のランニング中だ

前までは風丸さんと一緒だったんだけど、風丸さんはサッカー部に入って、フットボールフロンティアで優勝。                      その後はエイリア学園を倒しにいって見事倒した。 今は、フットボールフロンティアインターナショナル日本代表として特訓中だ。


僕はいつも一人だ




「風丸さん……」




あの人の名を呼ぶ






「宮坂?」






今、風丸さんの声がした
目の前にいたのは、揺れる青い髪。正しく風丸さんだった。

「風丸さん」


「宮坂じゃないか、久しぶりだな」

「風丸さん、なぜ此処に……」

「いつも走ってるんだ。体がもう慣れちゃってな
 宮坂も忘れてないみたいだな」

「……風丸さん」

勝手に口が開いた

「少し話しませんか」

「? いいけど」

僕と風丸さんは河川敷に腰掛けた。


「………また離れていく」

「宮坂?」

「風丸さんがまた離れていくッ!」

勝手に口が動く。もうコントロールできない。

「サッカー部に入ったと思ったら、今度は日本中を旅する。次は世界中……」

「……………」

「これ以上離れないで下さいッ」




僕には—————————









風丸さんが必要なのです!




僕は大粒の涙を流していた
抱え切れなかったこの気持ち
もう、耐え切れませんッ





「宮坂、すまない」

そして風丸さんは僕の頬の涙を指でぬぐった


「宮坂がそんな気持ちだったとは思わなかった
 すまない」


 でも


「同じひとつの思い出で俺たちはつながっているんだ」

「会えなくてもつながってるだろ」


大丈夫


だからもう



泣かないでくれ



「風丸さん………」

「心配かけてすみませんでした
 もう、大丈夫です」

そして僕はとびきりの笑顔を見せた


「そうか、よかった
 よし!雷門中まで競争だ!!」


「負けませんよッ」




僕たちは 走り出した


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