二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 薄桜鬼—Dream—
- 日時: 2010/04/10 19:53
- 名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: IIKIwyJA)
どうも、慧です。
ここでは薄桜鬼の「夢」を
連載したいと思います^p^
注意!
※男装主
※薄桜鬼をよくわかってない管理人の文。
※細かいことは気にしないで。
※荒らし・中傷禁止。
オリキャラ設定
【神崎 時雨】かんざき しぐれ
容姿:漆黒の髪に紅色の眼。
それなりに整っている。
理由あって男装。
人見知り、ドライな性格によって
近寄る人は極わずか。
勘違いされやすく、不運の持ち主。
これでも女主人公。
(不定期更新になるかも)
序章>>1
一話>>2 二話>>3
三話>>4
- Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.10 )
- 日時: 2010/04/18 21:47
- 名前: 牙暁 (ID: ouG7SBqg)
はじめまして、牙暁といいます。
ぅちも薄桜鬼大好きです。
更新楽しみにしてます^^
- Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.11 )
- 日時: 2010/04/18 22:20
- 名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: tR/vZAE7)
第七話
「皆、知らせがあるんだ。・・山南さんが怪我を
おったそうだ」
「山南さんがやられただと?!」
「マジで?!あの山南さんが・・・」
屯所では、朝から広間にて左から土方、藤堂の
驚きの声が屯所に響き渡った。
無論、彼らだけではなかったが。
「でも、命は助かったんですよね?
————良かった」
よかった、と肩を撫で下ろす千鶴に
藤堂が怒った口調で言う。
「良くねぇよ!」
「え?」
「刀を持てない武士なんざ、命も終わったような
もんだ」
斎藤に至っては無言のまま
千鶴は言葉を失っているようだ
「こうなったら薬でもなんでも使うしかないですね」
「総司っ!!」
重苦しい雰囲気をふしだらな笑みで沈黙を破った
総司は淡々と言い放った。
「冗談ですよ」
心なしか、どこか笑っているようにも見える
スっ——
襖の開く音が怒張と緊張の中にゆっくりと響いた
「おや、皆さんそろって浮かない顔ですね」
「山南さんっ」
千鶴が驚きと不安の声をあげた。
「・・・私は少し休みますね。まだ身体が本調子
ではないようです」
山南さんはそういうと足早に広間から立ち去った
私達に蟠りを残して——
「俺と近藤さんは池田屋について調べてくる」
お前たちは自分の仕事にうつれ、
と言葉に釘を刺した
そして残されたのは藤堂、私、千鶴の
三人。
『・・・・』
「お前寝てんのか?さっきから何も喋らね——・・」
ふいに平助に話しかけられ、少し肩が揺れた
『お前にはこれが寝ているように見えるのか?』
平助が私の顔から手元に向けて視線を落とすと、
「な、なんだよこれ!」
「——っ!!」
私の手から首にかけて流れる黒い呪文のような
形態のものが私の身体の中を這いずり回った。
それを目の当たりにした千鶴は微かな悲鳴を上げた
『眠気を抑えているんだ。——気味が悪い?』
「ごめ・・・少し驚いて・・」
優しい笑みを浮かべながら千鶴を見ると、
少し怯えたように申し訳無さそうな目で
こちらを見ていた。
『いいんだ、慣れているからね』
「あ、あのさ・・・眠気って?」
一瞬流されそうになった事を平助が持ち出した
『あぁ、最近なんだが・・・寝不足なのかもしれない』
そういった途端呆れたように平助には溜息、
千鶴には苦笑いをされた。
———・・・・・・・
——自室にて。
『(嘘をついてしまった)』
寝不足なんて。
『あーあ・・・』
【嘘も愛情のうちって言うでしょ】
- Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.12 )
- 日時: 2010/04/18 22:21
- 名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: tR/vZAE7)
牙暁s>ありがとうございます^^
頑張ります!
- Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.13 )
- 日時: 2010/04/21 14:44
- 名前: 慧 ◆7nKhwj2R0I (ID: cJYcwzou)
第八話
「なぁなぁ、さっきの黒いアレってさ、
どうやったら出来んの?」
”さっきの黒いアレ”とは呪の事だろう。
嘘をついてしまったわびとも言えないが、
少し話してやることにした
『私の祖父・・・先代がな、古い倉に大量の
呪本を隠していたんだ』
それをわずか数日でみにつけたこと。
出来る限り全て話した
『これを身につける事は常人には不可能だ』
普通の人間ならば
「なんだよそれ、じゃぁなんでお前は出来るんだよ。
あ、わかった。妖怪とか?」
笑いながら冗談じみて言う平助に少し困惑した
『——かもしれないな』
洒落にならない。
思いに耽っていると、襖が開けられた
入ってきたのは原田。
「平助、なにしてんだ。見回り行くぞ!」
「へーい・・・って、もうそんな時間?」
話し込んでいた為か、既に夕刻になっていた。
時の流れが・・・早く感じられた。
と同時に、
『(逆だ。・・・今は目が冴えている。)』
ふいに平助の髪が風になびき、項が露になる・・
私は息を呑んだ。
それに加え
喉がヒシヒシと渇く。
【彼の真っ赤な液体が見たいと思った】
- Re: 薄桜鬼—Dream— ( No.14 )
- 日時: 2010/04/19 23:26
- 名前: 牙暁 (ID: ouG7SBqg)
更新お疲れ様です。
凄い文才ですね。羨ましいです。
ぅちも其れ位見習わないと…!
タメ良いですか?
ぅちは勿論OKです!!
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