二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 血が降る夜
- 日時: 2010/04/17 20:43
- 名前: 埋裏 (ID: NjXpoRP/)
ここは銀魂の二次小説ですッ!
以下のルール(?)に従える人は小説を読んでください。
・真選組寄りです。
・沖田とか土方とか山崎が好きなスレ主なので出番が多いです。
・オリキャラが主人公です。
おk?
おkならどうぞ〜
- Re: 血が降る夜 ( No.1 )
- 日時: 2010/04/17 21:08
- 名前: 埋裏 (ID: NjXpoRP/)
第一話
「私を知るものなどいなかった。私を必要としてくれるものもいない。自分のこともわからなくなったなら生きてる必要もない...」
ここは崖。下には夜桜の綺麗な花見スポットがある。
ここで自殺が行われようとしているのだ。
「フッ、崖から落ちるなんてつまらない。いっそ血でも吹き出すか?」
そういって自分の心臓に向かって刃物を突き出した。
一センチ、二センチと刃物を突き進める。
「ハァハァく、苦しいぞ...」
そうしてどんどん溢れ出てくる血が崖の下に落ちていく。
——————————————————————————
その頃、崖の下。
「土方さん、パトロールなら勝手にしててくだせェ
俺は帰りますぜィ」
「総悟ォォォ!お前なに帰ろうとしてんだよ!
ったくサボリ癖つけやがって...」
その時土方の頭の上になにか水滴(?)みたいなものが落ちてきた。
「ん?何だコレ...血だ」
そう気づいてから雨のように降り注ぐ誰かの血。
そのとき誰かが落ちてきた。
「コイツ刃物が刺さってやがる、総悟ォ!ちょっと連れて帰るぞ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ったく、総悟のヤツ帰ったのかよ」
そうやって愚痴をブツブツ言いながら帰った。
一回切ります!
- Re: 血が降る夜 ( No.2 )
- 日時: 2010/04/17 21:47
- 名前: 埋裏 (ID: NjXpoRP/)
「俺の制服が血で染まっちまったよ...」
そんなこと言ってたら屯所に着いた
「あぁ、土方さん帰ってたんですかィ」
「お前勝手に帰ってんじゃねぇーよ!」
「おお、トシ!そういえばあの女は誰だ?」
「あぁ、あの女はいきなり血を流して倒れてきたやつです
拾ってきました。スイマセン」
「人を助けるのも役目だ。気にすんな」
「ところでその女の正体分かったんですかィ?」
「いや、何も分かってない」
そういって女の寝てる部屋に行った。
——————————————————————————
「ここは、何処だ?」
「真選組本部屯所だ」
「嘘だろ?私は死んだんじゃないのか?!」
「チッ、自殺志願者かよ」
「ところでお前の名前はなんだ?」
「私は...(名前が思い出せねぇ)」
「う、五月蝿い。どっか行ってくれ!一人にさせてくれ!」
そういって土方を追い出した。
「変なヤツ...」
——————————————————————————
「私の名は...なんだっけ」
「えっと、え〜?あっ!そうだ!」
「【姫山 魅麗】だ...」
思い出した瞬間誰かが入ってきた。
「失礼します。様子を見て来いと指令を受けました。
【神名川 美郷】です。」
「あの人の部下か?」
「土方さんの部下です。私もあなたのように拾われたのですよ。まぁ私は沖田さんに拾われましたけど。」
「そうか。私は【姫山 魅麗】だ。」
「よろしくお願いね)
彼女は優しく微笑んだ。
その笑顔を見てなにか暖かいものを魅麗は感じた気がした。
- Re: 血が降る夜 ( No.3 )
- 日時: 2010/04/17 21:58
- 名前: 埋裏 (ID: NjXpoRP/)
人物紹介!
姫山 魅麗 mirei−kiyama(18)
男勝りな美少女。
言葉使いもあまりよくない。
土方に拾われた。
神名川 美郷 misato−kanagawa(21)
剣の腕前は抜群!(沖田に並ぶくらい)
そして沖田に拾われた女隊士。
魅麗のように自殺志願者だった。
野山 麗奈reina-noyama(17)
素手攻撃が得意で魅麗となにか関係があるようだ。
元スパイ(真選組に乗り込んでスパイだということがバレ
てその能力が認められて真選組入りした。)
元キャラの紹介はナシ!
- Re: 血が降る夜 ( No.4 )
- 日時: 2010/04/18 20:21
- 名前: 埋裏 (ID: DqYpyOBj)
第二話 再会(野山目線)
「ども〜!アタシ野山 麗奈でっす。ウワサの魅麗さんっすよね」
そういって魅麗の部屋に乗り込んできた女がいた。
「おまえは誰だ?初対面のヤツに軽々しく話し掛けるではない!!」
「すいません。ってか何その言葉遣いwwww」
麗奈は笑っていたが不意に笑いが止まった。
(何この感じ...魅麗さんに会ったことがあるような)
そう思い始めた。
色々な記憶がフラッシュバックしていく。
瀕死状態でもないのに走馬灯現象が起こる。
(そっか!。魅麗さんは姫山魅麗じゃない。元、野山魅麗
なんだ)
そう。私の姉だった。
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(魅麗目線)
「麗奈殿は無礼者だッ!」
怒っている魅麗をなだめるように美郷は笑う。
「麗奈ちゃんは性格が明るいだけよ、魅麗ちゃんは礼儀に
随分厳しいのね。ふふッ」
「でも麗奈殿に会ったことあるような気がするのだ。」
「確かに麗奈ちゃんと魅麗ちゃんの着けてるブレスレット
が色違いだわ...」
「そういえばそうだな。同じ店で買ったのかもしれない」
「まぁ、考えても分からないわよ。」
「そうだな。」
「あ、そろそろ私寝ようかな。オヤスミ〜」
そういって部屋を去っていった。
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(美郷目線)
「失礼するわね」
そういっていつものように魅麗の部屋に遊びに行った。
そのときに魅麗のつけていたブレスレットが麗奈と色違いだということに気づいた。
実は魅麗の部屋に入る前に麗奈とすれ違ったのだ。
そのときに見たブレスレットに驚いた。
10年前に流行ったオーダーメイドブランドのブレスレットをはめていた。
聞くところによると母の形見だという。
そして麗奈はこう言った。
「私と魅麗は磁石だった。」
と意味深なことを語ったのだ。
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