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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 中央庁の飼い狗
- 日時: 2010/05/21 21:58
- 名前: ユウコ・ルベリエ (ID: C0UsoifF)
黒の教団本部の中でも、特に大勢の人が集まる食堂
そこでのある会話
「おい、監査官…アイツはこっちに来てるのか」
「誰のことですか?名前を言ってもらわねば分かりません」
「恍けてんじゃねぇぞ、オレがわざわざ気にする奴なんてそうそういるもんか」
「貴方の思考など把握していません」
「そうかよ、なんならフルネームで言ってやろうか…日本風に言うと———ルベ」
「結構です、それ以上は口に出さないで下さい」
「…で、いるのか」
「一応こちらに」
「ふーん…やっぱ飼い狗はどこへでも連れて来るんだな」
「狗と呼ばないで下さい」
「何だ、そんな所に居やがったのか」
「お久しぶりです、ご主人様」
「オレはもうお前の主人じゃねぇよ」
「私の主人は貴方だけ」
「調子の良いこと言ってくれるじゃねぇか」
「一応本心ですから」
「そうかよ…ま、どうでもいいさ」
「周りがうるさくなってきましたね…場所を変えましょうか」
「いや、これで話は終わりだ…そうだろ?」
「はい、ご主人様が終わりだというなら」
「だとよ」
「…分かりました。ではウォーカー、行きますよ」
「は、はい」
「リナリー、オレの部屋に来るか」
「遠慮しておきます、兄さんに呼ばれているので」
会話が終了した頃には教団内は大騒ぎになっていた
どうやらノアが侵入したらしい
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