二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 大空の王子は恋をする!—REBORN—
- 日時: 2010/05/25 20:49
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
イエー今回はツナが恋をする話です。
ツナ設定はスレか黒。
で、何故か嫌われて無いのに悪女登場します。
いや、嫌われじゃ無いですよ一応!(汗)
て言うか悪女ってアレ、悪女なのか?って感じです・・・。
ライバルです、簡単に言えば。
頑張ります!
・目次
第零話
第一話 黒い空
第二話 もう一人
第三話
Page:1
- Re: 大空の王子は恋をする!—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/25 20:23
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第零話
「転校生の六条刹那君だ、全員宜しくしてやれよー」
ここはマフィア間で作られた善良な中学校。
俺は今日からこのクラスの一員だ。
今まで殺ししか知らなかった俺は、内心ワクワクしていた。
初学校!
「じゃあ簡単に自己紹介してくれ」
「ハイ、六条刹那です、得意な事は運動。好きな食べ物は無糖の物です、宜しく御願いします」
俺は笑って答えた。
気づけ、
大空の視線に。
物語が狂ったことに・・・。
- Re: 大空の王子は恋をする!—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/25 20:35
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 黒い空
昼休み、俺は屋上に向かって風に当たっていた。
「気持ち良いな・・・」
眼を閉じながら空を見上げた。
眼を開ける。
「にしても、兄貴、今頃俺を学校に通わせるなんて何があったんだ?」
俺は呟き、バッと爆天をする。
「っと、」
すると後ろから拍手が聞こえてきた。
後ろを向く。
「誰?」
「俺は沢田綱吉だよ、同じクラス」
そう言って彼は笑った。
指し伸ばした手を握手しようと俺も手を伸ばした。
バチッ
「「!」」
瞬間、お互いの手が弾かれた。
「・・・?」
「大丈夫?」
「あ、うん」
俺は笑う。
今の静電気みたいなのは何だ・・・?
◆
あれから屋上を出て、教室へ向かった。
すると先程の彼が俺よりも先に戻っていて、二人の男子とひとりの女子と話し合っていた。
「あ、刹那ちゃん、戻ってくるのはやいね」
「・・・綱吉君の方が早いと思う」
まず、俺が先に出たのに何で先に戻ってるんだ?
そんな疑問を持ちながら、一人の少女に眼が行った。
「あ、私、神崎愛実って言うんだ、よろしくね」
「うん」
俺は彼女の手を握った。
普通に握れる。
・・・て言うか、愛実ちゃんって一般人・・・?
「・・・」
「どうしたの?」
「何でもないよ」
俺はそう言って帰る私宅を始めた。
「もう帰るの?」
「うん、ちょっと任務が・・・」
「任務?」
「じゃ、それじゃね」
俺はバッと窓から飛び降りた。
「え・・・」
俺は走りながら、鼻歌を歌っていた。
「・・・」
「ツナ、どうしたんだ?」
「何でもないよ」
笑って綱吉は誤魔化した。
- Re: 大空の王子は恋をする!—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/25 20:49
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第二話 もう一人
「うぐっ・・・血の匂いが取れん」
制服を着て俺は呟く。
あぁぁぁぁぁぁ、気持ち悪い。
俺は嘔吐を感じながら、学校へ急いだ。
◆
「おはよう、」
「おはようなのな・・・ん?」
山本君が俺を見て不思議そうな表情をする。
「お前、血の匂い・・・」
「あー、昨日任務あったから」
「任務・・・」
三人が気まずくなった。
その中で愛実ちゃんが口を開いた。
「・・・人を、殺すの・・・?」
「任務だから仕方ないよ」
パシンッ
頬に痛みが走る。
愛実ちゃんが真っ赤になりながら、俺の前に立っていた。
「・・・」
あぁ、そうか、殴られたんだ。
「何で・・・!何で人を殺すの!?」
甘い、俺は思った。
俺は何も無い、無表情で答える。
「・・・——俺は、そういう風に育てられたからだ」
「え・・・」
「生まれてから一度も殺し以外教えられなかった。お前達のような一般論は知らずに育ってきた。だから俺は、俺の選択肢しには殺さないという文字は無い」
「・・・!」
頬の痛みを抑えながら、俺は教室を出た。
◆
朝来て見れば刹那ちゃんが居なかった。
・・・つまらないな・・・。
「・・・ねぇ山本、刹那ちゃんは?」
「あぁ・・・それが、朝・・・」
山本は今朝の事を全て話した。
「・・・そう」
「ツナ?」
「俺、刹那ちゃんの所行って来るよ」
「お、おいツナ!」
俺は教室を飛び出した。
ガララッ
その後、担任が入れ違いに入ってきた。
「沢田はどうしたんだ?」
「いや、その、保健室に行ったんです」
「そうか、実は今日、もう一人の転校生を紹介する」
すると担任の隣から、一人の少年が入ってきた。
「じゃあ、自己紹介を」
「六条、邪気だ、六条刹那の兄貴で、今日からお世話になる、よろしくな」
邪気と言われた少年は刹那と似たような無邪気な笑顔を浮かべた。
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