二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- ポケットモンスター〜あれからの旅人〜（完結）
- 日時： 2010/06/06 13:33
- 名前： ポケット （ID: eqvLcwt4）
ホウエン地方で語り継がれている伝説がある
その伝説とは
ホウエン地方救世主伝説
数百年前、ホウエン地方では、二つの闇の組織が活動していた
プロローグ『伝説のトレーナー』
それは、ある伝説のポケモンが関係していた・・・
そのポケモンとは、海をつかさどるポケモン『カイオーガ』と
大陸をつかさどるポケモン『グラードン』の二匹である、
闇の組織は絶命したポケモンを安らかに眠りにつかせるための地である
おくりび山に奉られている二つの玉あいいろの玉とべにいろの玉を奪い
その力を使い、二匹の伝説のポケモンを蘇らせてしまった
二匹は暴走し、その力は玉の力を使っても制御できないレベルにまで達していた
天候も晴れと雨が短時間に交互でかわる不安定な状態になっていた
そんなとき、一人の少年が立ち上がった
その少年は組織に戦いを挑み、野望を阻止し続けていた勇気ある少年で
少年は二匹のポケモンを再び眠りにつかせるために
到達不可能と言われた空の柱の頂きに命がけで到達し、
空をつかさどるという、第三の伝説のポケモン『レックウザ』を
呼び覚まし、見事二匹を眠りにつかせることに成功したのであった
「僕もいつかこんな伝説を作れるようなトレーナーになりたいなーね、ポッチャマ」
「ポチャ！ポチャポーチャ！」
「まぁ、夢じゃないかもね？だってこの伝説のトレーナーは僕のひいおじいちゃんなんだから」
「ポッチャ！」
彼の名前はユータ、一昨日からパートナーポッチャマと旅を始めた
新人トレーナーである
「さーてと、行こうか？」
「ポッチャマー！」
そして、最初のジムがあるトウカシティに向けて出発するのであった・・・
つづく
- Re: ポケットモンスター〜あれからの旅人〜 ( No.5 )
- 日時： 2010/06/01 20:12
- 名前： ポケット （ID: eqvLcwt4）
「さぁ、入ってくれ」
「お・・・おじゃましまーす・・・」
「ポチャ〜！」
第５話『新たなる希望！』
ライルの自宅に来たユータとポッチャマ
若干遠慮気味なユータとは裏腹に、ポッチャマは遠慮ナシにずんずん入っていった
流石プライドの高いポケモンである
「これが俺の自宅であり、地下研究施設併設の施設だよ」
「すごい・・・地下に研究施設が・・・」
「特殊能力研究者として認められた人全員に与えられるんだ」
「へぇ、にしても、随分と綺麗ですね・・・」
「まぁな・・・研究対象が伝説のポケモンじゃ、ここで研究実験をすることもないから」
「そっかぁ、もったいないな」
「けど、君が持っているかもしれないが、未来の最新機器などを使えば研究できる」
「え？」
「たとえば、未来のゲームを持っているとする、そのゲーム機は未来から過去に飛ぶ際に何らかの電磁波や時空変動の影響を受けているはずだから異変が起きているはず、そこを利用して研究を進めるんだよ」
「そんなことって・・・」
「できるんだよ、実際セレビィが異時空間から持ち込んだと思われる石から異世界の電波情報が微量だが保存されていた」
「！！」
「君の場合は微量なんてもんじゃないはずだ、おそらく機械などなら膨大な量の未来の情報が詰まっているはず、だからその情報をもとに時間移動機器の開発を進めるんだよ」
「すごい・・・正直見くびってました・・・」
「そうかい・・・はぁ（泣）まぁいいや、早速はじめるとしよう」
「・・・（涙目になってる）」
つづく
- Re: ポケットモンスター〜あれからの旅人〜 ( No.6 )
- 日時： 2010/06/03 17:53
- 名前： ポケット （ID: eqvLcwt4）
「さて・・・解析完了っと・・・」
「やっと終わりましたか・・・」
電磁波解析からはやくも２週間、ライルの解析はついに終わった
そして、そこから出した結論は
「この電磁波を元に、電磁波が発生しやすいモンスターボール工場に一室部屋を貰ってそこで時空間移動機器を開発する・・・」
「（モンスターボール工場・・・）わかった・・・それで、僕は何を？」
「君にはやって欲しいことがある・・・結構難しい試練だが・・・」
「大丈夫です」
「わかった、それでは早速お願いだ・・・ジョウトに渡り、ウツギ博士に会ってくれ」
「え？」
「そこで、ジョウト伝説の研究を手伝って貰うようお願いをするんだ、そして、君はセレビィをゲットしてホウエンに連れてきてくれ・・・」
「でも、時間を渡るのにはセレビィさえいればなんとかなるんじゃ・・・」
「そこだ、もし仮に再び過去へ戻るようなことがあってみろ？またセレビィを探すか？」
「確かに・・・もし見つけても、再び探すのは至難だ・・・」
「だから、そこで時渡りの力を使ってもらい、データ解析・及びそれを元に俺はマシンを開発する」
「そっか・・・でも、僕のポケモンの力でジョウトなんて・・・」
「大丈夫だ、ポッチャマはレベル１５まであがっているし、捕まえたジグザグマとケムッソだっている」
「・・・だね、わかった・・・」
こうして、ジョウトに渡る事になった・・・
つづく
- Re: ポケットモンスター〜あれからの旅人〜 ( No.7 )
- 日時： 2010/06/05 13:01
- 名前： ポケット （ID: eqvLcwt4）
第７話『新しい仲間！ほこらの謎』
「ここが・・・ジョウト」
ユータはジョウトに到着していた
ジョウトは先進地方のカントーに比べると
ラジオ塔のあるコガネ以外は自然が溢れ、四季折々の景色も楽しめる
空気のいい地方だ。
舞妓さんがいることでも有名なエンジュは、秋になると観光客で溢れかえる
「やぁ、君がユータ君だね」
「え？あっ、ウツギ博士！」
「どうも、はじめまして、ウツギです、ライル君から話は聞いてるよ」
「あっ、なら話は早いです、僕が元の時代に戻る手助けをしてほしいんです」
「あぁ、そのことなら大歓迎だ、けど、セレビィを捕獲するなんて至難の技だ」
「・・・けど、それしか方法がないんです」
「らしいね、シンオウにも時間をつかさどる伝説のポケモンがいるらしいが、そのポケモンと空間をつかさどるポケモンの復活で世界は崩壊しかけたからね、目覚めさせるのはあんまりおすすめできないんだ」
「へぇ・・・なら、セレビィを探すために頑張るしかないですね」
「そのことなんだが、いくつかヒントは持っている、それと」
「ん？」
ユータはモンスターボールを渡された
「これは？」
「これは、僕が保管していたポケモン、リティアだよ」
「リティア？」
「あぁ、妖精ポケモンのリティア、エスパータイプで君の助けになってくれるはずだ」
「これを僕に・・・？」
「そうだ」
「ありがとうございます！」
こうして、新たなる仲間が増えた・・・そして
「さて、本題に入るが・・・まず、ウバメの森のほこらの話をしよう」
つづく
- Re: ポケットモンスター〜あれからの旅人〜 ( No.8 )
- 日時： 2010/06/05 14:15
- 名前： ポケット （ID: eqvLcwt4）
「リティー！」
「ポッチャー・・・ポーチャ！！」
「ティアティリティ！！」
「どうやらはやくもリティアとポッチャマは仲良くなったみたいだな」
「はい・・・それで、ほこらの話は？」
「あぁ、そうだったね」
「そうだったて・・・（大丈夫か？この博士）」
「それでは、はじめるとしよう・・・」
第８話『ほこらの伝説！セレビィとほこらの関係』
「ウバメのほこらは、いつ、誰がなんの目的で作ったのかわからなかった」
「え？」
「そう、長い間ある理由がわからなかったんだ、そして、解明された・・・」
「どういうことですか？」
「数年前に森の開発計画が発案されたんだ、そこで真っ先に取り壊し撤去の対象になったのがウバメのほこらだった・・・そして、いざ壊そうとしたとき、セレビィが現れたんだ・・・」
「セレビィが・・・？」
「目的はほこらを守るためで、セレビィは作業員達をどこかへ消し去った・・・」
「！！それで・・・どうなったんですか？」
「帰ってきたよ、すぐにね、そして全員は涙を流しながらセレビィに謝り、すぐに取り壊しと開発計画の中止を発表した」
「何でですか・・・？」
「見たんだよ、あのほこらとセレビィの関係を」
「えっ・・・てことは・・・」
「そう、その作業員達は過去の世界に飛ばされたんだよ・・・そして、ほこらはセレビィ崇め奉る目的で作ったものだとはじめは思われたが、その作業員達の証言で、セレビィはある青年を助けるために怪我を負った、セレビィを人目につかないところで休息させるために青年が作ったものであるということがわかったんだ・・・」
「！・・・そうか、セレビィはその人との思い出を壊されたくなかったんだ・・・」
「行ってみるかい？そのほこらに」
「はい」
ユータはこうしてほこらに向かう事になった・・・
もちろん、これから何が起こるのかは誰にもわからなかった・・・
つづく
- Re: ポケットモンスター〜あれからの旅人〜 ( No.9 )
- 日時： 2010/06/05 14:26
- 名前： ポケット （ID: eqvLcwt4）
「ふぅ・・・これが、ウバメの森のほこら・・・か」
「ポチャー・・・」
次の日ユータはウバメの森に到着し、ほこらの前に来ていた
第９話『ウバメのほこらとセレビィ』
「ここに、セレビィが眠っていたのか・・・けど、多分ここにはセレビィはいないな」
「ポチャァー・・・」
ポッチャマが大きなため息をついた
「あぁ・・・とりあえず、このほこらを少し調べてみるか、その価値はありそうだしな」
ガサッ・・・
「ん？」
草むらから音がした・・・何かがいる音・・・のようだ
そして、木々が突然揺れ動き、森がざわめく、そして
風も吹き荒れる・・・
「風・・・強っ・・・ん？！」
そのとき、ほこらからガタガタと音が聞こえ、ほこらの小さな扉が開くと・・・
「ビィーーー！！」
緑色の小さなポケモンが現れた
「なんだ、あのポケモンは！？」
急いでウツギに連絡をするユータ
「な・・・な・・・なんだって！！？それがセレビィだ！！」
「こ・・・これが！？セレビィ！！？」
「ビィビーイ！」
「すっ、すみません、あとでまた連絡します！」
そういうと一方的に電話を切った
「おまえが・・・セレビィなのか・・・？」
「ビィ！・・・そうだよ」
「え？これは・・・テレパシーで話しかけられてる？」
「また会えたね・・・よかった・・・」
「何言ってるんだ、僕と君ははじめて会うよ」
「え・・・？君はタイチじゃないの・・・・・？」
「タイチ・・・？違うよ、僕の名前はユータ・・・」
「そんな、違うなんて・・・」
「どうしたの？その人に何かあったの？」
「違う、タイチは僕の友達・・・」
「え・・・？セレビィの友達？」
「うん・・・違うんだね、君は」
「そうだよ・・・違う」
「なら、見せてあげるよ、僕の友達、タイチを」
「え？」
そのとき、ユータとポッチャマの体は光につつまれ・・・そしてセレビィとともに
その場所から消え去った
つづく
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