二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ジョジョの奇妙な短長編集
日時: 2010/06/17 20:30
名前: スノウ (ID: 3HmQHlXg)

◆prologue

これはジョジョと呼ばれる英雄たちの隠れた物語
ギャグやシリアスなんでもそろっている物語
そんなに簡単なものでないところもあるし難しくないところもある
ジャンルは人それぞれ
でも、どのジョジョにも共通するところがある
物語のページを開けば何かが見つかるかもしれない
そこには・ ・ ・






作者の一言
はじめまして。スノウデス
ここに来るのは初めてですが、小説を書くのは初めてではありません
でも、へたくそです(
更新スピードは遅いと思いますので注意してください
そして、荒らしは受け付けません
もしかしたら、パクリがあるかもしれません
できるかぎりがんばります!

★注意
・女向け度90%☆
・若ジョセフが多い
・DIOへたれ確率大
・二度目ですが荒らしはまわれ右
・第三部は第三部内のキャラという感じではなく、第二部のキャラが入ってたりするミックスです
・荒らしは無視しましょう

これが守れないという人はまわれ右


◆オリキャラ


・名前
・性格
・詳しい説明
・スタンド名
・スタンド能力







★目次


Page:1



Re: ジョジョの奇妙な短長編集 ( No.1 )
日時: 2010/06/18 20:07
名前: スノウ (ID: 3HmQHlXg)

第一章「blood of tear ~紡ぎ唄~」前編






         気がつけば、日本にいた






自分の体は半透明。脚の方は、あるんだかないんだかわからないほど透けている
普通だったらそのまま「逝って」しまうと思っていたけど、なんでまだ「居る」のだろう?
——まぁ、とりあえず両親のところに行くか
フッ



そう思ったらいつの間にか自分の部屋にいた
なんかとてもさっぱりとしていた。自分の部屋なのに懐かしい感じがする
うわ!!
このゲーム、途中じゃん・・・しかもあれも・・・そめてコンプまで・・・(泣
肉体があったらよかったのに・・・あの馬鹿イエロー・・・(怒怒
       ・        ・        ・
よけいむなしくなった。心が締め付けられるように痛い
ん?
煙が自分の右側から流れてきた。線香のようだ
それにつられて僕は煙を追っていくと母さんがいた
とてもさびしそうな顔をしている。今にも泣きだしそうだ
——母さん、父さん。親不孝なバカ息子でごめんなさい
僕は深くお辞儀をした
線香は上へ上へ昇っていく
・・・思えばなんで成仏しないんだろ?
まだ何か引き留めるものがあるのかなぁ?
・ ・ ・自分の脳内からいろいろな名前が出てきた
「ポルナレフ」
「ジョースターさん」
・ ・ ・「承太郎」
そうか、多分また僕は承太郎と約束したんだ・・・
なんでだろう? 思い出せないな……
こういうときは、まぁ、当の本人に聞くのが一番かな?





承太郎は学校にいた
今は んっ〜? 11時ぐらい。ちょうど授業中だ
だけど、承太郎が勉強している様子は全然ない。つーか寝てるし
先生はそんな承太郎をきにとめてもなく、普通に授業をしていた
せっかく来たのにこれじゃつまんないな・・・
そーだ! まどをたたいてみようっと! どうなるかな・・・フフフフフフフフフフフ(多少の悪戯心)
タンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタン(ry(エンドレス
「う、うわあああああああ!!? まどが風もないのにゆれてる!!?」(心霊現象★)
「髪型の雲がこんな近くに?!」
一瞬で教室は大騒ぎ。こんなになるとは責任感じるって……(半泣目
さすがにその「五月蠅さ」で承太郎は起きた
ップハッ! よだれが少し付いてるwwなんの夢見てたんだこの人ww
「・ ・ ・うぅるぅぉせぇえええ!!!」
意味不明だがとてつもなくでかい声だ。幽霊でも鼓膜が破れるよ。これ……
その威厳? におされて教室は静まった
——久しぶりに聞く声だなぁ……あ、あれ? つい最近聞いたっけ?
どうも、幽霊になると、時間がよくわからないなぁ・・・これはめんどくさい
それはおいといて、承太郎は、またすぐに寝てしまった(すごい「花より眠気」だ)
ぼくに一瞬振り向いたけど、気づかなかったみたい。
ただ寝ぼけてただけかもしれないけど、なんか悲しい
“幽”波紋ことスタンドは見えるのに“幽”霊は見えないとは……へんな感じ
少し孤独感を感じた一瞬。誰か、見えるやつはいないのか?
いいや。ポルナレフのところにでも行こう





イタリア
「ふあ・ ・ ・今何時だ・ ・ ・」
ポルナレフは半分とじている眼であたりを見回す
「およそ、四時」
「ん・ ・ ・ありがと・ ・ ・」
ぼくはポルナレフの目の前に出てみた
「見えてますか〜〜〜? これ何本?」
「んーーーーーーーーーーーー二本んーーーーーーーーーーーーー?」
おおう、こいつ見えてるじゃないか!?
だけど寝ぼけてちゃ意味がない・ ・ ・しょうがない。「怪我」しないでくれよ
「ハイエロファント。『エメラルドスプラッシュ』ミニ」
シュっ!!
ドガン!!
緑色の宝石がポルナレフの右ほおのすぐ隣らへんまで爆発する
「おルぅわっ!! いったいなんなんだよ! 花京院! ・ ・ ・へ? お前、花京院典明か?」
ポルナレフは変な声を上げた後、眼の焦点を僕に合わせた

見えてる?

これは、見えてるってこと?

ポルナレフは見えてるの?

じゃあなんで承太郎は見えないんだ?

うれしいんだか、よく解らない

けど、嬉しいの感情は90%ぐらいあった

「・ ・ ・ ・ ・あたり。ぼくはチェリー院こと花京院だよ」
僕は少し笑んだ

「んで・ ・ ・この俺のところに来たのか。でも今
  夜中の四時だぜ!? もっと遅く来いよ!? つーか
   さっきのやりすぎだろ?! いちようここホテルだし! しかもこわれとる???!」
「・ ・ ・」
僕は壁を見る
白く、きれいだった壁は黒く変色していた
しかも、さっきの爆発音で通報された確率は高い
これは一言で

★ヤ★バ★イ★


結論は
1:逃げる
2:あやまる←土下座(^q^)/
3:サクランボあげる★
4:スタンドで来た奴をフルボッコしちゃう★

1の逃げる★


・ ・ ・
「いくよ!」
「お、おい! な! どうやっt」

シュン



続く

Re: ジョジョの奇妙な短長編集 ( No.2 )
日時: 2010/06/18 20:08
名前: スノウ (ID: 3HmQHlXg)

第一章「blood of tear ~紡ぎ唄~」後編



こちらジョセフ家前ニューヨーク
「わわわっ!!」
ポルナレフは少々高い所に出してしまった
僕は幽霊だし浮いてるからいいんだけど
あっ・ ・ ・ちょいとやべぇ。高くしすぎた? 一階と同じぐらいのところだし・・・(焦
奴のスタンドはスピード重視。スタンドを出しても腕力がないから支えられないだろう……
僕は透けて意味がない。スタンドで腕つかんでも刺でやられるだろうし……
どうすれば助けられる? なにか手段はないか?

「ハーミットパープル」

その声とともに、棘のようなものがおちていくポルナレフをつかむ
危機一髪だ。
これはもしかして・ ・ ・
「よぅ、ポルナレフ! んで……花京院か? まぁ、くわしいことはなかで聞いてやるよ。なんか悩み事でもあって逝けないんだろう? 入れ入れ!」
ジョセフ=ジョースター。旧仲間とでも言おうか
流石、ジョースターさんだ。なんでもお見通しすぎる


「まぁかくかくじかじか・ ・ ・」
「ふーん・ ・ ・まぁ、いいんじゃね? その探しもんが見つかるまで俺もてつだってやるよ」
ジョースターさんはいつもより明るい感じがした。
と、い う よ り も
なんで『若返って』るんだ!?
理解不能・ ・ ・どういう人だこの人は・ ・ ・?!
「で、まぁとにかく思いつく節を全部試しちまえ! 未練があるまま行くなんてすっきりしないだろー? 俺はこの目で見たんだからな」
その時のジョースターさんは笑っていたけど、かなしそうだった
どんな過去があったのかは知らないけど、奥深く刻まれている傷があるのだろう
「・ ・ ・ジョースターさん。ポルナレフは置いていきます」
「はぁ? 俺の荷物とかまだホテルにあるんだぜ?」
「警察に捕まってもいいんだったらいいけど」
「うっ・ ・ ・もういいや!! しばらく居させてもらうぜ!!」
「花京院はーー?」
「もちろん一つしかないです
承太郎の所に ですッ!!」
シュンッ



今度は承太郎の部屋にいた
さすがに授業中はあの態度だったけど受験のためまだ四月だけど、承太郎は勉強していた
ふーん。外国に留学するつもりなんだ・・・ついに、ね。
——今度、一緒に勉強しない?
——そんな、ヒマねぇ
——もちろん、この戦いがすべて終わったらだよ! 約束だね!
——・・・ま、いっか。・・・やれやれだぜ
ふと、承太郎の手が止まった
そしてゆっくり僕の方に向いた
いつものポーカーフェイスは変わらない様子だった
そんな状態が数秒続いた時、承太郎は口を動かした
「いるのは、解っている。花京院」
「ふふっ。気づいてたか」
「何故いる?」
「僕に聞かれても困る。だけど分かっていることは、また君との約束が守れなかったらしいんだ。しかも、それがいっぱいありすぎて分からなくなってさ」
本当に
本当に、いっぱい、数えきれないくらいした
だけど、全部約束は守れないまま、僕は殺られてしまった
それが悔しくて、悔しくて、また引き返してしまったのかもしれない
もしそうだったとしても、僕の頭ではもう何をすればいいのか分からない

「あっそ。それがどうした」
そ、そんな言い方ないだろ・ ・ ・?
口に出したくても、声が出せなかった
「もう、てめぇはここにいないんだ。さっさとあの世に逝け
  はっきり

ジャマなんだ」




きみはそんな人だったかい?
そんなに怒った顔をする人だったかい?

承太郎、これは「嘘だ」といえる?
言ってくれよ。なんでいわないの?
もう・ ・ ・いやだ
「は、はははははは。もういいよ。さよーなら。僕は君のことをよく知らなかったようだ」
僕はそういうと承太郎の前から消えた
その時の承太郎の顔は、ポーカーフェイスではなくなっていたような気がする





次に僕は海にいた。あーぁこれからどこに行こう……
もう絶望だ。こんなんなら、早くあの世に行って楽になりたい

ん? んんんん?

なんか忘れてないか・・・?
あ、あのミサンガ!?
まだわたしてないじゃないか!
「じょ、承太郎!」



そう叫んだ
だけど、ワープしなかった
しかもだんだん体が薄くなっているじゃないか!?
もう走るしかない!



走ったり、飛んだり、走ったり、飛んだりで
承太郎のところを目指した
もう、下半身は見えなくなっていた
お! 見えてきた! しかも承太郎が出てきたところだ!
「承太郎!」
僕は承太郎に向かって手を伸ばした。ミサンガを持って。
でもどんどん消えていってしまう
「か、花京院!? ・・・さっきは・・・ご、ごめn」
「僕の友達になってくれてありが・・・」

シュン

僕が最後に見た君の顔は、悲しみと後悔に満ちていた感じがしたよ
「か、花京いぃぃぃぃいいいいいん!!!」






この僕がミサンガなんか作るとは、子供じみておかしいと思うかもしれないな。
だけど、君たちのことなら願いはかなえられると思うんだ





GO——→EPILOGUE

もうあれから数か月
いつの間にか忙しくなり、ミサンガのことを忘れるようになった
で、そのあと、ぷっつりと消えたように、ミサンガはなくなっていた
そのことすらも最初、気づいていなかったなんて花京院に言ったら間違いなく怒られるだろう

が!

なんか、その後交換するように・ ・ ・今度は・ ・ ・な




ピンポーン
「あ?」
俺は椅子から立ち上がると、玄関にゆっくりと向かった
そして、ドアを開ける
「だれですか?」
「・・・」
見回しても、誰もいない
——うっわ。ピンポンダッシュかよオイ・ ・ ・(怒
ムカついたんでドアを乱暴に閉めて、すぐに戻ろうとした時

「おっぱァアアア〜〜〜!!\(^q^)/」
ドアを開けてひょっこり出てきやがった
「ジジィか・ ・ ・ピンポンダッシュなんて、てめぇなぁ・ ・ ・」
「ふふふふふふふふふふふふふふふふふ・ ・ ・

次にお前はウソだろ・ ・ ・? という!」
はぁ・ ・ ・つきあってらんねぇ・ ・ ・
そんなジジィを無視してリビングに歩いて行った
そして、また椅子に腰かけようとしたの だが!
「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ・ ・ ・あぁ、承太郎、お久しぶりだね!」
「おう、条太郎! 久しぶりだな!」

 ・      ・      ・





「うそだろ・ ・ ・? ・ ・ ・ハッ!」



「当たった?!」
「ふふふふふふふふ・ ・ ・百発百中。当たらねぇことはNA☆Ⅰ!」



「・ ・ ・やれやれだぜ」
その時、俺は少し笑みを浮かべた







作者の一言
短編なのに長いです。やたらと☆
もしかしたら、次はギャグ路線で長編ものになるかもしれません
では!


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