二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【キッズtime】
- 日時: 2010/06/18 21:07
- 名前: 宇治金時 (ID: .KGSkIKU)
キッズtimeキャラの、ドタバタな日常のLIFEを紹介していこうと思います。
分かりにくくありますが、以後よしなに。。ギャグ路線&きょうだいバトルコメディー編。
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- Re: 【キッズtime】 ( No.1 )
- 日時: 2010/06/20 12:06
- 名前: 宇治金時 (ID: .KGSkIKU)
ドス...!
真っ暗な部屋に、静けさせてるとはいえ大きな物音が響いた...
「いて!」
その直後、少年の寝起き声が響く
「のやろ…!」
怒りを立て、起き上がろうとした その時
ドス
再び 効果音は少年の身に生じる
「…っ!」
何のマネかと、ぶつけられて寝起きの体でもやっぱり
起き上がろうとする少年は、気付かないで眠りについた…声を残して。
「覚、えて ろ…」
朝を迎え、その日は
「良いお天気」
ベランダのカーテンをシャっと開け、太陽を眺める 女性。
「梅雨の季節だっていうのに、これでやっと干せるわ」
カゴに溜まった洗濯物を取り入れ、ベランダへ出て作業に取り掛かる
「おはよ〜う、ちゅんちゅん雀さん」
電柱柱に居座る小さな雀の3匹達。
幼稚園児のように、朝の挨拶を交わす
「雨だと何かと困るわよねえ、こうやって…お洗濯も出来ないし ね」
「ん〜?」
3匹は電柱柱を離れ、明るく照らす太陽に向かって飛んだ
「いってらっしゃい」
女は、しばしば空を眺め…
「朝ごはん 朝ごはん!」
「あらら たまちゃん、貴方起きていたの」
「お腹空いた!パン パン!」
女の後ろに立っているのは、この施設生活家の一人・たま。
ここは、親や住む場所・宛の無い子たちが通う…というよりそんな子の我が家とも呼べる、特別児童施設。
ここに居る人達にとって、生活寮とも言える。
「ホットケーキ ホットケーキ!」
大きな声で、常に何かを求めるたまは、男のコ
「ホットケーキが、食べたいの」
「うんっとねえ… ! うん、たまは今ねー!」
「分かった、たまの事は全部分かるわ ホットケーキなのね」
「でっかいの!バターに、マーガリンにはちみつー!」
「マーガリンは乗せないわねえ、バターならあるわねえ」
「じゃ、バター!」
「はいはい。大声はあまり、出すと皆が起きるから」
「はーい!」
ドタドタ
そう言われながらも、床をドタドタとはしゃぎ歩く、たま。
ここは、精神科医療や医師も屋根の下におり、中には
産まれ持った障害を持つ子達も居る。カウンセラーも同じ。上の2人も、産まれ持った…普通の子達とは違う、何かがあった ここで生活しているのには、深くも浅くも、事情があるからだ。
寮は、大きい。普通のマンションのように、部屋が番号で振り分けられ、その一つ一つの部屋が、2階建てになっており、一号室だけで8つもの部屋がある。
大体、上のように広さはあるといえ一号室だけで、6~
8人はその部屋に割り当てられており、マンション感覚で生活を供にしている。
部屋のメンバー格一人ずつ、仕事の役割も存在する。
家事や、もちろん好きな時に街の範囲内で外にも出れる。
もちろん、ひねくれ者だって居る。変わった子も居れば、一見普通の子だって…
「焼けたわよ たまちゃん…そうだわバターが」
「でっかいー!美味しそう!!」
「いただきますしてからよ」
「待てない!んぐんぐ…美味ひーよ ひなねー!」
「もう ダメよ、ちゃんと手を合わせないと…いつも言っているはずよ」
女性の名前は、ひな…雛乃。
たまもそうだが彼女も独特な個性を持ち、ある理由でココに居る。この部屋の料理担当は雛乃にあたる。
「えー…分かった!いただきまー」
「たま、てめー…!」
「!?」
たまの背後に、黒いオーラを放つ少年が立つ。
「覚えてないかよ、昨日!いや、今日の朝方オレを足蹴に…」
「し、知らない 知らない!寝てたもん!!」
首を大きく振り動かし、全身全否定するたま
「?」
雛乃は、きょとんとしていた
「熟睡中に起こされて…こっちはだなー!」
「ふぇ…ひ、ひなねー!」
「まずフォークを置け!!」
「は、はーい…!イ、イタイのヤダ ヤダ」
フォークは置いたものの、ブルブル震えが止まらない
「さーて?今日は一体どうしてやろ…」
「ダーメ メ よ、小さいたまちゃん相手にムキにならないの」
雛乃が仲裁に入る…ここまではいつものこと。
「雛…お前いつもさ!」
「怒らないの 朝からもう…それより、ホットケーキど〜う」
「な!」
「焼きたてふわふわフローラル な〜んて」
「美味しいよ!ひなが作ってくれた!」
雛乃も態度をコロッと変え、明るい笑顔に。
たまも、恐がっていた様子は消え、笑顔。
「…っ!お前らさ」
「あ それとも」
「!」
「太郎ちゃんはこっちの薄生地のほうが」
「(ブチ)…いらね!」
太郎と言う男らしい。寝巻きには見えない随分派手な格好だ…2人に背を向け、玄関に向かいだした。
「どこか行くの 何も口にしないで」
「お出かけ お出かけ!」
「外に決まってんだろ!バイト!!有休取ってもらったからよ」
起きてすぐ、靴紐をゆるめ立ちだす太郎
「ダメ 太郎ちゃん」
「は?」
「そうだよたろーにい、朝起きたらまず顔洗わなくちゃ!」
「歯も磨いて ね」
「はっ…!(エチケット、を 忘れてやがった 俺!)」
思い出し、すぐ洗面所へダッシュする太郎
「クス あの子ったら」
「おかしーの!」
「それより、皆はまだ起きてこないのかしら」
「たまが食べるからだいじょーぶ!残さずぜーんぶ食べてやる!」
「ダメ 皆のごはんがなくなっちゃうでしょ」
「えー!じゃおかわりないの?」
「んーお昼まで待ってね」
「クス 皆、すご〜い 寝相おもしろ〜い(チラ)」
(続く)
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