二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂 − 黒き蝶と白き百合 −
- 日時: 2010/06/20 14:23
- 名前: 迅榎&陸 (ID: JgT8Ge3V)
運命の悪戯が蝶と百合を引き裂く
二人の親友は
お互いが憎むべき相手だとは
まだ 知らない———
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「嫌いよ、こんな世界…壊したくなるぐらいね」
「あたしは、高杉が一緒ならそれでいい」
名前:立花 あげは [ タチバナ アゲハ ]
性別:女
年齢:17
性格:明るく勝ち気
容姿:明るい茶髪で長め
目は青
服装:百華に似た着物
黒色を基調にしている
帯などは赤
武器:リボルバー銃1丁
備考:一人称は「あたし」、二人称は「あんた」「お前」など
敬語はほぼ使わない
鬼兵隊の幹部
ゆりかとは幼馴染
相手:高杉
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「頼りないかもしれないですけど、私頑張ります!」
「あの、土方さん…辛い時は辛いって、言ってくださいね?」
名前:宮下 ゆりか [ ミヤシタ ユリカ ]
性別:女
年齢:17
性格:大人しい
容姿:黒髪のサイドテール
目は紫
服装:真選組の隊長服
武器:刀
備考:一人称「私」、二人称「あなた」
親しい人以外は敬語
真選組隊長
あげはとは幼馴染
相手:土方
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*
二度目のはじめましてー!
迅榎ですー
えっと、友達とリレー小説します!
よろしくお願いします^^
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- 銀魂 − 黒き蝶と白き百合 − ( No.1 )
- 日時: 2010/06/20 14:32
- 名前: 迅榎 ◆85KeWZMVkQ (ID: JgT8Ge3V)
Side あげは
窓からの風が、カーテンを揺らす…そんな午前10時前。
そんな中であたし——立花あげは——は、ケータイを弄っていた。
「よし、これでいいか」
誰に言うでもなくひとりごちて、先程打ったメールの文面を読みかえす。
そこには、親友を遊びに誘うための文字と、その待ち合わせ場所を記してある。
断ることの出来ないように書いたそのメールを送信し、あたしは布団に寝転がる。
「あげは殿、午後からの予定は?」
と、部屋の外から万斉の声が。
「買い物ー」
「そうでござるか。…午後四時までには帰ってくるでござるよ」
「分かってるってば」
軽くあしらい、寝がえりを打つ。
そして万斉が足跡と共に去っていったのを確認し、大きく溜息を吐いた。
分かってるよ。
あたしたちが、これから何をするかなんてことぐらい。
それに、彼女は——
〜♪♪〜〜〜♪
ふいに明るいロックの曲が響き、思わず身を竦ませる。
それはケータイの着信音で。
親友からの返事が来たという印だった。
あたしは少し躊躇った後、ケータイを手に取り、強張った笑みを浮かべ。
そして着替えるべく、立ちあがったのだった。
- Re: 銀魂 − 黒き蝶と白き百合 − ( No.2 )
- 日時: 2010/06/20 15:30
- 名前: 陸 (ID: JgT8Ge3V)
Side ゆりか
真選組屯所内
今日はたまたま非番だった私は何をすることもなく部屋で寝転がっていた。
〜〜♪♪
いきなりケータイから軽快な音楽が鳴り響いた。
「だれだろう?」
メールをみると幼馴染のあげはからだった。
『ゆりかへ
今日ひまなんでしょ?午後1時にいつもの団子屋にきてね!
あげはより』
強制的なのはいつもの話。私はさっさと着替えて部屋を出た。
「おい、どこ行くんだ。」
部屋を出ると恐らく市中見回りから帰ってきたであろう土方さんと出会った。
「友達と遊びに行くんです。」
「そーか。気をつけろよ。」
そう言って私の頭に手を置いた。
大きな手はとても温かかった。
「はっはい!」
私は顔が赤いのがバレないように屯所を後にした。
————————
団子屋前
「ゆりか〜!」
「ごめん!遅くなちゃって・・・って団子食べるの早いよ。」
あげはは団子屋の前にある長いすに座って既に2本の団子をたいらげていた。
「だって〜団子美味しそうだったんだもん。」
私は団子を食べているあげはの隣に座った。
「相変わらず元気そうだね。」
「あたしが元気じゃないときなんてないよ。」
「そうだね。」
あげはがどんな仕事をしているかは聞いたことがない。
なんとなく聞きづらかった。
でもいつも会ったら元気そうだし聞かなくてもいいと思った。
「どこ行く?」
「じゃあこの前出来た呉服店行こうよ。」
「うん!」
私はあげはに手をとられ二人で走って呉服店に行った。
———2時間後
「あげは買いすぎだよ〜」
「ゆりかだって着物5着も買ってるじゃん!」
二人の両手には重たそうな買い物袋があった。
「あっ!そろそろ帰らないと。」
「えっ?まだ3時半だよ?」
「ちょっと用事があってね。」
あげはの顔が少し歪んだ気がするけど私は気にしなかった。
このときどうして気にしなかったのかな…
「荷物大丈夫?送っていこうか?」
「いいよ!へーきへーき!じゃあまたね、ゆりか!」
「うん!またね!」
走って帰って行くあげはの背中に手を振った。
これが私たちが最後に笑い合った日だった。
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はじめまして!陸です!
私はゆりか目線を担当してます!
よろしくおねがいしまーす!
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