二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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闇を図る漆黒の大空—REBORN— 《第一章》
日時: 2010/06/20 19:53
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

クリック有難うございます!


『化け物・・・!』

『まるで、《黒炎》・・・!』


ヴァリアー編から始まる物語。

主人公は九代目に最後のリングを託された殺し屋の少女。
ある過去を秘めながらも、戦いに挑む事になる。

ヴァリアー編から、未来編〜色々書こうと思います。






・目次
第零話
《第一章 黒炎襲来》
第一話 嵐の予感
第二話
第三話
第四話
第五話

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Re: 闇を図る漆黒の大空—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/06/20 19:36
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第零話


「ヴォォォォォォイ!よわっちぃぞぉ!」

—ガキンッ

金属の音が夜空へ鳴り響く。

少年は屋根の上を後づさる。
手には武器とされるブーメラン形状の、刃物が握られていた。

息を荒くしながら、長髪の目の前の男を見据える。

「(このままでは・・・)」

—カサッ

写真を手に取り、その人物を見た。

「(早くしなければ・・・)」
「たたっ切ってやるゼェ!」
「しまった・・・!」

少年は、攻撃をモロに受ける形となる。


—ガキンッ


「!何ッ・・・」
「彼方は・・・」
少年の前に。
黒いマントを羽織る、一人の人物が立ちはだかる。

「テメェ・・・」

男はその人物に眼をやり、眼を見開く。

「テメェは・・・!」

人物は、顔をゆっくりと上げた。

Re: 闇を図る漆黒の大空—REBORN— 《第一章》 ( No.2 )
日時: 2010/06/20 19:53
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 嵐の予感


黒陽・・・六道骸との戦いが終わり、一同は商店街へと来ていた。

「何の音だろ・・・」
「え・・・」

沢田綱吉は音のする方向へと顔を向ける。
遠い所で、爆発が起こっているような音だった。

—ドゴォッ

「な、何!?」

近くの建物が爆発を起こした。

—ガキンッ

何かが弾かれる音がした瞬間、何かが沢田綱吉へと降り注ぐ。

「ええ!?」

—ドガッ

「ぐっ・・・」
「ギャァァッ!」

沢田綱吉とぶつかった少年は後ろへと吹っ飛ばされる形となる。

少年はハッと顔を上げて沢田綱吉へ顔を向けた。
「す、すいませ・・・」
そこで少年は何かに気付いたような顔つきになる。
「!」
「いててててて・・・」
「おぬし・・・!」

すると向こう側から二人の人物が走り寄ってきた。

同じクラスメートの山本武と、獄寺隼人だ。

「10代目!」
「大丈夫か、ツナ!」
「ツナ君大丈夫?」
「あいたたた・・・」

その遠くで。
リボーンは少年を見て口を開く。
「お、何でアイツが此処に居るんだ?」

すると、建物の上に人影が立った。


「ヴォォォォォォイ!何だぁ?外野がぞろぞろとぉ・・・邪魔するカスはたたっきるぞぉ!」


リボーンは、一人呟いた。

「嵐の予感だな・・・」



その遠くで。

一人の人物はソレを見ていた。

「・・・」

無表情で、そこに立っていた。


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