二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師〜約束の月光〜
日時: 2010/07/02 07:35
名前: 皇林 (ID: 8zRCentP)

 はじめまして、皇林と申します。今回初めて小説を書かせていただきます^^
簡単なあいさつをさせていただきます。皇林、オウリンと申します。来年中1の小学校6年生です。鋼の原作は終わりましたが、こちらはこれから行きたいと思います。よろしくお願いいたします。

 ルールなどの決まりごとは必ずお守りくださいね。

①荒らし、真似、チェンメ、中傷などはやめてください

②オリキャラ有りです。この物語はオリキャラ目線で行くと思います

③原作沿いです。時々オリジナル入ると思います。更新スピードはなるべく早めに行きたいと思っています

④シリアス気味です。流血表現が出たりします。無理な方は、やめておいた方がいいかと…


 約束の月光。頑張って書いて行きたいと思っております。ダメダメ文章の塊ですが、よろしくお願い致しますね^^

        〜目次〜

挨拶、ルール>>0
中心となるオリキャラ紹介>>2
プロローグ>>3

 〜第一章 邪教の町、リオール〜

>>5  >>8  >>9  >>12  >>14  >>15  >>19  >>20  >>24

 〜短編〜


 〜支援中小説〜  ジャンルはバラバラですbb


鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 【香菜様】
鋼の錬金術師〜気狂いの少女〜  【羽烏様】
______最後に君に笑顔を 【学園アリス】【レア様】
鋼の錬金術師  時間      【魁菜】

 頑張ってください!!!!((まだまだ増えると思います♪)

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Re: 鋼の錬金術師 〜約束の月光〜 ( No.13 )
日時: 2010/06/23 21:05
名前: 羽烏 (ID: ucTV.0zG)

こんばんは皇林さん♪
マリーちゃん……過去に何があったのでしょう?
すっっっごく気になります!!

いよいよコーネロですか!頑張ってくださいね^^*

Re: 鋼の錬金術師 〜約束の月光〜 ( No.14 )
日時: 2010/06/24 16:16
名前: 皇林 (ID: Nkq2fJCI)

 マリーはゆっくりと神殿に入って行った。神殿の中は外と違い、涼しい風がふいていた。マリーはリズムよく進んでいく。ずいぶん進んだのだろう。大きな扉が見えてきた。

「ここに入ればいいのかな……」

 マリーは緊張する心臓をおさえながらその扉を開けた。まるで数トンのなまりを持ったかのように、その扉は重かった。開け切った後は手が痺れて(しびれて)いた。
 中は教会のような場所だ。横に長い木のベンチが前後左右に何個も置かれている。その奥には神殿の入り口にあった石造のミニチュア版が置かれている。それを守るように左右にろうそくが灯されていた。

「あら、貴女もレト教に興味がおありですか?」

 いきなり少女が聞いてきた。肌は色黒だ。前髪はピンク色で、腰まである後ろ髪は茶色という変わった髪の色だ。そしてその目の前には、エドワードとアルフォンスがいた。

「あ、う……。うん、あるよ! コーネロに、じゃなくって……コーネロ様に会いに来たの」
「そうなんですか! それにしても、初めて見るお方ですね」

 少女が微笑みながら言う。マリーの嘘には全く気が付いていないようだ。マリーはエドワードとアルフォンスの方を見た。そして軽くウインクした。
 錬金術を使用するのに、神の教えを信じると言ったマリーに疑問を抱いていたのだろう。だが、マリーのウインクで嘘だという事が分かったらしい。エドワードが苦笑していた。


「このお方だって言っていられるでしょう。それは神を信じ、敬い、希望と感謝に生きる。なんとすばらしい事でしょう!」

 少女の表情にエドワードがげんなりとした顔をしているのが、マリーには分かった。


「あいにくオレ達錬金術師は神とやらを信じない。錬金術師はな、科学者なんだよな」
「そうだとしても……。信ずれば、貴方の身長だって伸びますよ!」

 少女が自信満々に言う。その刹那、エドワードが暴れ出した。アルフォンスがそれを羽交い絞めにしておさえる。マリーは大笑いしていた。

「けっ! “死するものには復活を”本気で信じているのかよっ!?」
「えぇ」

 少女がマリーの方を見た。“貴女もそう思うでしょう”という目つきだ。マリーは苦笑しながらうなずいた。


「彼女だって言っているじゃないですか!」

 エドワードはため息をつくと、コートのポケットを探り始めた。そしてそこからボロボロの手帳を取り出す。付箋があちこちから飛び出している。
 エドワードはパラッと手帳を開けると、そこに書かれているのか、手帳を見ながら呟き始めた。


「水35リットル、炭素20キログラム、アンモニア4リットル、石灰1.5キログラム、リン800グラム、塩分250グラム、硝石100グラム、その他もろもろ……」
「エドワードさん、何ですかそれ……」

 マリーが言うとエドワードは手帳を閉じながら言った。

「大人1人分として計算した人体構成成分だ。今の科学ではここまで分かっているのに、実際に人体練成を成功した例は報告されていない。科学でもできないことを祈ったらできるのかよ!」
「……祈り信じよ。さすれば汝が願い成就せり、です。コーネロ様の教えに間違いはありません!」


 少女は意志の強そうな瞳をしている。それだけコーネロに対する思いが強いのだろう。


「ちなみに構成分材料な。市場に行けば子供の小遣いでも、ぜーんぶ買えちまうぞ。人間てのはお安くできてんのな〜」
「エドワードさん。なんでそんなの手帳に書いているんですか……?」

 マリーが尋ねるとエドワードの顔が一瞬強張った。
がしかし、いつもの表情を取り戻すと、エドワードは今にも消え入りそうな声で言った。

「覚えておかなくちゃいけないから、かな」







      羽烏様

こんばんは、羽烏様^^それはこれから明かされていきます♪
楽しみにしていてくださいね!
ハイ〜……。とりあえずロゼとのやりとりです。疲れちゃいました;;

ありがとうございます!頑張りますbb
 

……なんか最後オリジナル入れちゃいました;;
原作にそんなセリフないですよ!?((わかってらい)
こう……延々と続いて行きそうだったので、とりあえずオリジナル入れて切りました……。

次回……まだロゼとの会話続く……(←(カモです)

Re: 鋼の錬金術師〜約束の月光〜 ( No.15 )
日時: 2010/06/24 19:51
名前: 皇林 (ID: EBIrcfyl)

「覚えておかなくちゃ……いけない?」
「……まぁな」

 マリーは一瞬、その場の空気が重くなったと思った。エドワードとアルフォンスは俯いている。先ほどの態度からは予想もつかないほどに。だが、少女は怒りが収まらないらしい。

「人は物ではありませんよ! そんな事、創造主への冒讀です! 天罰が下りますよ!?」
「あの……もうそろそろ良いと思うよ。それより、お願いがあるんだけどね、いいかな?」









「教主様はお忙しいので中々時間がとれないのですが、貴方方は運が良い」
「悪いね。なるべく長話しないようにするからさ」

 マリーが少女に、「コーネロ様に会いたいんだ」というと、少女はもちろん了解して、ついでにエドワードとアルフォンスも案内した。2人はすでにもう元に戻っている。マリーは心の底から安心した。
 マリー達を案内している男は、なぜか冷ややかな目でマリーを見ていた。マリーはそれに気がついていたのだが、あえて無視していた。


「そうですね。……早く終わらせましょう」

 男がそう言った瞬間、エドワード、アルフォンス、マリーに銃口が押し当てられた。マリー達を案内していた男以外にも、自分達がいる部屋に他の男達がいたのかと思うと、恐怖、という言葉よりも、気がつかなかった、という言葉が浮かんできた。

「まずはお前からだ!」

 銃口が火を噴いた。銃弾がアルフォンスの鎧の頭をうちぬく。その鎧の頭が宙を舞い、近くに落ちる。そして鎧の身体も倒れた。マリーは目を丸くする。首からかけてある石に、熱い物が流れ込んでくるのをマリーは感じた。


「き……貴様ぁぁっ!」


 男に銃口を押し当てられてはいる物の、両の手は自由だ。錬成は……可能だ。マリーは勢いよく手を合わせようとした、その瞬間。


「信者にひどい事させるんだなぁ……」

 アルフォンスが立ちあがった。銃弾は確かに鎧に当たった。もう息もないはずだ。マリーは喜びと疑問のまじった感情に溢れかえっていた。そんなマリーをよそに、アルフォンスは自分をうった男を叩きつけた。
 地面にたたきつけられた男は、そのまま動かなくなってしまった。


「エ、エドワード、さん……? ア、アルフォンス、さん……? ど……どう言う事?」

「……どうもこうも」
「こう言う事で」

 自分に銃口を押し当てていた男を蹴り飛ばしたエドワードが、アルフォンスに近づき、鎧の身体を叩く。そこからは、コツコツという音が響いた。どうやら中身は空洞らしい。そして、アルフォンスが自分の身体を指さす。マリーはただただ目を丸くするだけだった。


「これは……『禁忌』というんだ。マリーさんは知ってるんじゃない? それを犯した……ボクも、兄さんも」
「……禁忌……」

 いきなり後ろから襲いかかってきた、男2人をマリーはあっけなく伸ばしてしまうと、再びエドワードとアルフォンスの話に耳を傾けた。

「2人とも……真実を聞く勇気はあるか?」

Re: 鋼の錬金術師〜約束の月光〜 ( No.16 )
日時: 2010/06/24 20:04
名前: エド (ID: EBIrcfyl)

こんばんは!
エドとアルの過去は…辛いです;
にしてもマリーちゃん強いですねぇ♪
こう……可愛いし、強い…みたいな。


頑張ってくださいね!!!!

Re: 鋼の錬金術師〜約束の月光〜 ( No.17 )
日時: 2010/06/24 20:16
名前: 羽烏 (ID: EBIrcfyl)

ニョハ☆(キモ)こんばんはぁ〜♪
き……貴様ぁぁっ!っていうマリーちゃんの言葉、なんかジーンときました♪
ところで皇林さんは呼びタメokでしょうか?

友達希望です><あ、無理だったらいいです!
更新頑張ってくださいね!


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