二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 少年陰陽師〜女陰陽師現る〜 9話更新
- 日時: 2010/07/29 16:48
- 名前: 愛花 (ID: PWqPGq9p)
初めまして、少年陰陽師が大好きな愛花です。
あまり知識が広くないため、でたらめな小説になってしまいますが、そういうときは優しく教えてください><
〜注意事項〜
1 荒らし、中傷分の書き込みはおやめください
2 チェーンメールは受け付けていません
3 コメントください
4 文章がはちゃめちゃです
5 一部平安時代の言葉ではなく、現代の言葉で書いているものがあります。作者は知識がないので、そういうときは 教えてくれると大変助かります
〜登場人物〜
名前【霧都 月夜(きりみやこの つきよ)】
:いきなり安倍の邸に来て、陰陽師だと告げる
名前【安倍 昌浩】
:14歳の半人前の陰陽師。嫌いな言葉は「あの安倍晴明の孫!?」
名前【もっくん(紅蓮)】
:昌浩の相棒。姿は物の怪だが、その正体は十二神将
名前【彰子(藤原 彰子)】
:左大臣道長の一の姫。ある理由で半永久的に、安倍の邸に滞在中
名前【じい様(安倍 晴明)】
:昌浩の祖父。昌浩いわく「狸じじい」。大陰陽師で、離魂術で二十代の姿をとることも
- Re: 少年陰陽師〜女陰陽師現る〜 9話更新 ( No.25 )
- 日時: 2010/07/29 17:51
- 名前: 愛花 ◆2q.Yl4xWoM (ID: PWqPGq9p)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
参照100超えました!!
いや〜、ありがとうございます><
でもコメント数が伸びないねwあ、わがまま言ってすみません><
これからもよろしくお願いします(コメントも残していただけると嬉しいですw)
- Re: 少年陰陽師〜女陰陽師現る〜 9話更新 ( No.26 )
- 日時: 2010/07/30 13:06
- 名前: 愛花 ◆2q.Yl4xWoM (ID: PWqPGq9p)
- 参照: 今日はミーの誕生日w
〜十〜 待っててくれる人
「申し訳ありませんでした、晴明様」
「いやいや、大丈夫ですよ」
晴明の部屋に月夜と晴明が向かい合って座っている。
晴明はいつものようにほっほっほと笑っていて、月夜は頭を下げている。背中には無念の文字が書かれているようにも思える。
月夜の隣には青龍が柱に寄りかかっている。心なしか、月夜を気遣っているらしい。
「頭を上げてください。鬼女だって言うことは分かったんですから」
「申し訳ございません」
月夜は上げかけた頭を、もう一度下げた。
青龍は晴明を見ると、そっと嘆息して月夜の肩に手を置いた。
「もういいだろう。どうせ今夜も夜警に行くんだろ」
「うん……」
「じゃあそのときにでも退治ればいい。晴明、部屋に連れて行く」
「うむ。月夜殿、今日はゆっくりお休みになられてはいかがですか?まだこちらにこられて間もないですし……」
晴明の言葉に、なにか言おうとした月夜だったが、隣にいる青龍ににらまれたため、口を引っ込めた。
「……分かりました。お心遣い感謝します」
そう言うと、月夜はもう一度頭を深く下げて部屋を後にした。
「そう落ち込むな」
「うん……」
自室に戻ると、月夜は茵に横になった。
その顔は明らかに落胆していた。
「やっぱりまだここに来ない方がよかったのかな?」
「……どうしてだ?」
「…これじゃあ晴明様の迷惑になる…から」
最後の方は消え入りそうな声だったのに気づいたのか、青龍は月夜の隣に来た。
「お前のことを誰も迷惑とは思っていない」
「そう……かな?」
「ああ」
たったそれだけなのに、心がほっとする月夜だった。
すると、近くに神気を感じた。
「?」
「朱雀と天一が、彰子姫を連れてきた」
「そう……」
月夜は起き上がると、着物のしわを伸ばした。
「月夜!お帰り!」
「彰子。…ただいま」
彰子は部屋に入って来るなり、月夜に抱きついた。
「!?彰子?」
「よかった。帰りが遅かったから心配したのよ」
「……ありがと」
帰りを待っててくれる人がいる。月夜にとってはとても嬉しいことだった。
- Re: 少年陰陽師〜女陰陽師現る〜 9話更新 ( No.27 )
- 日時: 2010/08/01 18:56
- 名前: 愛花 ◆2q.Yl4xWoM (ID: PWqPGq9p)
〜十一〜 決戦まで
「月夜、そろそろ行く?」
「分かった。先に行ってて」
あたりが暗闇に染まった頃、月夜と昌浩が夜警の準備をしていた。
「今日、月夜が鬼女に会ったんだって?」
「うん。そうらしいよ」
二人(一人と一匹)は、月夜が鬼女とあった場所、つまり二条大路に向かっていた。多少遠いため、牛車の妖、車の助(昌浩命名)に乗っていた。
「やっぱり車の助は早いね…」
「乗り心地はあまりよくないが」
車の助は早い。早いのだが、乗り心地はよくない。先ほどから、物の怪は頭をぶつけたりしている。
「そういえば、月夜は二条大路までどうやってくるの?」
「ああ、それは……」
物の怪が答えようとしたとき、穏やかだが少々荒っぽい風が吹いた。自然の風ではないことは確かだった。
「あ、もっくん。あれ」
「ああ、青龍と月夜だ」
前方を見ると、風に包まれた少女と神将が颯爽と風に乗っていた。
「ん?ああ、昌浩に騰蛇殿」
風の中にいた月夜は、さきほど追い抜かしたのが雅弘たちだと分かると、風を扱っていた主に止めるように促した。
「それが、牛車の車の助?」
「え?あ、うん。えっと、誰?」
暗闇の中に、風を操っていた主を見つけた。どうやら十二神将の風将、白虎と太陰ではないらしい。神気はあまり感じられないが、人間ではないのは確かだった。
「え?ああ、こちらはお師匠様の式。風の精霊の風雲(ふううん)。二条大路まで風で連れてってくれるって」
そう言うと風の精霊——風雲は昌浩の前に来た。
風雲は十二神将のように背が高かった。昌浩の頭3つ分高い。服は西洋の布だろうか。神将たちと似ている。白い服を着て、纏った風になびいて白い羽衣のような物がなびいている。
「私は大朝雲仙様の式神、風の精霊の風雲という者です。このたびは月夜様のお供として参りました」
風雲は昌浩に向かって、深々とお辞儀をした。
その礼儀正しさに、一瞬言葉を失ったが、それは風に乗って妖気がしたのを感じたら、車の助を二条大路に促した。
「挨拶はあと!車の助、急げ!!」
『かしこまりました!!』
車の助の言葉は昌浩には分からないが、頸をがくがくを振ったため、意味は分かった。
「風雲。私たちも急ぎましょう」
「かしこまりました。青龍殿は?」
「……いい。俺は別の道から行く」
そう言うと、青龍はどこかの邸の屋根の上に降り立った。
「月夜様、いかがなさいますか」
「大丈夫。青龍なら心配ないわ。私たちも急ぎましょう」
「かしこまりました」
そう言うと、風雲はたちまち風を起こすと、月夜の体をふわりと包み、二条大路へと向かった。
- Re: 少年陰陽師〜女陰陽師現る〜 9話更新 ( No.28 )
- 日時: 2010/08/02 10:32
- 名前: 莉乃 (ID: c9ok9eqZ)
愛花さん
来ましたww
面白いですね♪
少年陰陽師ってあんまり分かんないんですが
興味を持たされました★
文才もすごいです!!
更新頑張ってください(^^)☆
- Re: 少年陰陽師〜女陰陽師現る〜 9話更新 ( No.29 )
- 日時: 2010/08/02 10:36
- 名前: 愛花 ◆2q.Yl4xWoM (ID: PWqPGq9p)
- 参照: 今日はミーの誕生日w
きゃ〜♪
来てくれてありがとうございます!!
文才なんてありません!!あるのは豆粒並みの脳です!
ありがとうございます、頑張ります^^
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