二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケスペ 夏色memory`s  +リレ小+
日時: 2010/07/05 21:06
名前: 天月&あず (ID: Ait4UdaY)
参照: 天月とあずのリレ小よ!(

こんにちは。天月とあずのリレ小へようこそ!
これは、「夏色」ということで夏が舞台です!!
まぁ、今の季節でげすよ←
ポケスペキャラ+オリキャラでおおくりいたしやす

〔順番〕
天月→あず→天月→あず→ect… です


*注意事項*
・荒らしはお断り
・私とあず以外は小説を書いちゃだめです
・ポケスペ?ナニソレおいしいの?な方はブラウザバック!
・オリキャラ?ナニソレまずいの?な方もブラウザバック!

以上を守って、readingしてくださいね♪

ではどうぞー!

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Re: ポケスペ 夏色memory`s  +リレ小+ ( No.3 )
日時: 2010/07/06 16:26
名前: 天月 ◆Wd4DWTGj2w (ID: Ait4UdaY)

#2

「…え、ルリが?」
「あぁ。用とかは特に何も言わなかったけどな」


私が教室に戻ってくると、隣の席のクウトが言った
用無し……いや、ルリならありそう、だよね
ま、昼休みの時にでも聞こうっと。次の時間だし
……にしても、窓側の席は暑い……


「で、やっぱりお前はレッド先輩のトコ行ってたんだろ?」
「それもあるけど、レッドから聞いたのはただの連絡
もう少しで終業式だからね。その事についてだよ」
「あー……宿題とか、嫌だ」
「ソノ前に、クウトの場合は“成績”だけどね」


成績、まぁ、通知表のこと。私の学校は5〜1と振り分けられている
5は最高、1は最低ってわけ
あと数日で夏休みに入る。んで9月から二学期
その代わり…宿題やら作文やらレポートが多い。面倒
それに部活や休みでも生徒会もあるし……
休みなんてあるのかね? と思ってしまうほど忙しいと思うまぁ、最低1ヶ月あるからいっか……

終わったら、テストに文化祭。忙しいったらありゃしないよ。まったく


「…成績、怖い」
「でもテストの成績は赤点より結構上だったんだし、補習無しで良かったじゃない」
「ま。そうだけど……」


          *


昼休み。私とルリとシルバーとユウトとクウトは屋上でお昼を食べていた
シルバーが酷く、疲れてそうな気がするのは気のせい、だと思う
んで、私はルリに聞く


「それで、さっきは何のようだったの? ルリ」
「え? んーとねー……」


Next,あず

Re: ポケスペ 夏色memory`s  +リレ小+ ( No.4 )
日時: 2010/07/07 20:25
名前: あずうさぎ ◆Iok8nnJ.I6 (ID: sopKm/an)

#3



「夏休みになったら、大量に宿題出されるでしょ? だからみんなで集まって宿題+勉強会をしようかと……」

すると成績のことで落ち込んでいたクウトが急に飛び上がった。きっと宿題は無理だったと思われ。
ユウトやシルバーもいいんじゃないか、と賛成意見を出していた。

「ユウナは?」
「……えーっと、それって1年メンバーだ……」
「レッド先輩呼んでもいいよ?」
「!!」

ルリのその一言でユウナはボッと沸騰するように顔を真っ赤にした。耳まで真っ赤。
その場にいた全員は「分かりやすっ……」と心の中で思った。
ユウナの体は風船のように力が抜けていく。

「……じゃあ、レッド先輩達やゴールドとクリスも誘おう!」

と、ルリが立ちあがった。
すると、突然屋上の扉が開いた。
その扉から出てきたのは……クリス、クリスタルだった。

「……また貴方達、ここで食べてたの?」
「だってさ、ここ眺めがいいんだもーん!」
「あのねぇ……こ・こ・は! 立ち入り禁止なの。学級委員長の貴方達はわからないの?」
「クリスは真面目すぎなんだよー。少しは常識に囚われなくてもいいじゃないの?」

ユウナはクリスにそう言って、ルリもうんうんと頷いた。

「……ならいいわよ。勝手にそこで食べていれば? 私は知らないからね」

クリスはそのまま俯いたまま屋上から出ていった。
ユウナは「?」となっていたが、ほかの4人には確信していた。

……ユウナが嫌い、だと。

Next,天月

Re: ポケスペ 夏色memory`s  +リレ小+ ( No.5 )
日時: 2010/07/07 21:22
名前: 天月 ◆Wd4DWTGj2w (ID: Ait4UdaY)

#4

……クリス、どうしちゃったのかな
ルリたちも、なんか、黙ってるし………


「……、で! さっきの続きだけど!!!」
「あ、う、うん。レッド達とゴールドと、クリス…だっけ?」
「うん。……でもクリス、来るかな……」


ルリは、不安な顔をして言う
別に、大丈夫だと思うけどなぁ……
ちら、とユウトとクウトを見れば
クリスが出て行ったドアを睨みつけていた(ユウトだけだったけど)



「じゃぁ、後で私とルリで誘ってみようよ!
シルバーは、ブルー先輩達に、お願いできる?」
「……あぁ、ユウトクウトはゴールドだな」
「ん。了解」


暫くして、お弁当を食べ終り教室に戻り、クリスの居る1−Bに私とルリは向かう
ルリが不安そうな顔をしていたのは私は知らなかった


「え…勉強会?」
「うん!1年組と、レッド…先輩達も一緒だよ! クリスも、来る?」
「……別に、いいけど……」


そういいながら、ちらっと私を見た
……いや、睨んでいた
でも、気付かない“フリ”をした
思い出したくは、ないから


「じゃぁ、何時にするかは後で知らせるね! じゃ!」
「んじゃね、クリス」



           *

ソノ頃、シルバーはブルー達のところにいた
シルバーとブルーは、血は繋がっては居ないが、姉弟のような関係で、シルバーも“姉さん”と呼んでいる

「勉強会?」
「うん。姉さんとレッド先輩とグリーン…先輩と俺たちで。できる?」
「…レッドなら、真っ先にOKするだろうけど……
グリーンは、どうかしらね…あ、アタシはもちろんいいわよ
じゃあ、あとで教えるわね、シルバー」
「うん。わかった」

手を振り、別れた後シルバーは教室に戻っていった




ちなみに、ゴールドはもちろんオーケーしたらしい


Next,あず

Re: ポケスペ 夏色memory`s  +リレ小+ ( No.6 )
日時: 2010/07/10 18:41
名前: あずうさぎ ◆Iok8nnJ.I6 (ID: Z3YDC4/V)

#5



「やぁっと夏休みだー!!」
「終業式終わったからって浮かれるなよ、クウト。それに宿題があるじゃん」

ユウトの言葉にクウトはずーんとなる。
先ほど、終業式が終わり今は下校時間で、レッド達と一緒に下校していた。
レッドは、ユウナといちゃついており、ブルーとゴールドはそれをニヤニヤしながら見ていた。
グリーンとイエローはそれを少しあきれながら見ていた。

「……シルバー、一人なの?」
「いや、ルリが来ないんだよ。帰る約束してたんだが……」

そんな中、クリスは疑問形でシルバーに話しかけた。
どうやら、何かしらでルリが来ないのである。

「私、見てこようか?」
「……ああ、頼む」

クリスはシルバーにバッグを持たせ、学校に戻った。
シルバーはそこで待っており、何か気がついたゴールドもシルバーと一緒に待つことにした。



           *



(いないわね……)

どこを探索しても、ルリの姿が見当たらない。
靴箱を確認すると、外靴があったので学校にいると考えていた。
今は2年生の教室がある階。「ここにはいないだろう」と、思っていたのだが……。

「……ん?」

クリスが見つけたのは、水色の頭髪で、ロングヘアの少女。まさにルリだ。
そしてそのルリは、見知らぬ男子生徒と仲良さげに話しをしていた。
そのクリスは、その男子生徒を恋人、あるいは好きな人と断定していた。



           *



「恋人ぉ!? ルリがか!?」
「そうかどうかなんてわからないわよ! でも、仲良さげに話してたし……」
「……」

シルバーがちょっぴり黒い顔をしているのは気のせいだろう。
ゴールドは少し頭を抱えて悩んでいた。クリスも少しんーとなる。

しばらくすると、学校側からルリがやってきた。
それも、さっきの男子生徒を連れてきて。

「ルリ!」
「あーごめんごめん、ちょっと遅れちゃって」
「……そいつは?」
「あう? 私の兄見たいな人よ。レオっていうんだけど……」

シルバーは何故かほっとする。レオはニコッと笑って、はじめまして、と言った。
しかし、その笑顔の裏には何かあるんじゃね、と、確信したのはゴールドだけなのかもしれない。

Next,天月

Re: ポケスペ 夏色memory`s  +リレ小+ ( No.7 )
日時: 2010/07/10 19:57
名前: 天月 ◆Wd4DWTGj2w (ID: Ait4UdaY)

#6

「…ルリ、その…レオ…とはどういう関係なんだ?」
「だからー、兄みたいな人だって。それから私とひとつ上の学年だから、先輩よ」
「そうか……」


兄みたいな人。なんだし…血は繋がってないだろう
それに、兄ならもう少し似てるはずだし…
ほっ、と安堵のため息をついてると、ゴールドがシルバーにしか聞こえないように
「良かったな」と言った


「んじゃ、寮に戻ろうぜ」
「えぇ。レオ先輩も一緒にどうです?」
「ん、ありがとな。じゃぁ行くか」
「……!?」

ずっとルリのほうを見ていたシルバーは、衝撃のシーンを見てしまった

レオ……先輩の手、ルリの肩においてる……!?
シルバーの視線に気づいたのか、レオはシルバーを見、そして
先ほどの笑顔ではなく、「ざまぁ見ろ」とでも言っているような笑みをシルバーに向ける

「あちゃぁ……。どうするよ、シルバー」
「ふっ、平気だ」
「……負けず劣らずの怖い笑みで」


夏休みの始まり、一つの恋のバトルが始まった

          *


「へえーレオ先輩なんて居たんだ。ルリの知り合いに」
「うん、あれ。言ってなかったっけ?」
「言ってないよー。一つ上ってことは…イエローと同学年って事かぁ…」

ルリは寮にあるユウナの部屋で雑談もどきをしていて、その時にレオの話になった
その時、ふと疑問に思ったことをルリに投げかける


「ルリってさ、誰が好きなの?」
「え………っと……それって、どっち?」
「恋愛のほうよー」
「えー……んー………」


いきなりそんな事を聞かれ、戸惑いながらも考え出すルリ
恋として好きな人。つまり……ユウナでいうレッドの様な存在。というわけだ
今まで接してきた男子の中で、一番好きな人………


「し…シルバー?」
「聞かないでよ……、じゃぁレオ先輩ではないんだ?」
「うん。レオの事はただのお兄さんみたいな人。としか思ってないし」


そっか、と穏やかな笑みを浮かべるユウナは、心の中で会った事もない先輩に「どんまい」と言っていた
そしてシルバーには「良かったね」と思っていた



なんだかんだで、明日から夏休みだ


Next,あず


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