二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】 闇 描 き 唄
日時: 2010/07/11 15:40
名前: 瓦龍、&輝咲 ◆vBOFA0jTOg (ID: X4TSREzO)

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▼御挨拶。
此のスレは銀魂のリレー小説です。
スレ主は,瓦龍、(Garilyu,)と輝咲(Kisaki)で更新していきます。
内容は─→シリアス且つギャグ有りで恋愛系です。
因みに、神威,沖田,銀時,土方寄りです。

▼注意事項。
・オリキャラ主
・キァラ崩壊有り
・更新が遅いです
・最低限のルールは守って下さい(荒らし、中傷など)
・駄文です。はい、マジで。
・グロ有り

▼contents。
>>000 ─→ 御挨拶,注意事項
>>001 ─→ 登場人物。

【Episode01】
>>002 ─→ song00、時々刻々
>>003 —→ song01、吃驚


▼煌謎作品。
+【銀魂】太陽と、(二次小説)
〔ht★p://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=17899〕
─→倖せで残酷な夢。

▼輝咲作品。
+Got Part -神の一部-(シリアス・ダーク)
〔ht★p://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=14384〕
─→心を失った鬼の物語。

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Re: 【銀魂】 闇 描 き 唄 ( No.1 )
日時: 2010/07/09 19:59
名前: 瓦龍、 ◆vBOFA0jTOg (ID: s92qBU7.)

▼登場人物。

嘉神 雅焔/カガミ ガエン
 14歳。女。
 好奇心旺盛だが長続きしない。物事を突詰めて考えるのが苦手。ドS。
 過去の記憶を失くしているが、本人に探す気は無し。
 最愛の人を奪われ、仇をとる為に殺し屋に入り、団長を勤めている。
 神威寄りキャラ。

鉄川 零衣/テツカワ レイ
 14歳。女。
 「心」を失い、何に対しても感情を抱けない。友情や仲間なんて如何でもいい。
 5年前以前の記憶が無い。双子の姉が居たが、攘夷戦争の時に亡くした。
 仇をとる為に殺し屋に入り、副団長を勤めている。
 多分沖田寄りキャラ。

陰 奏羽/イン ソウハ
 8歳。女。
 優しい性格。何時も明るく活動的。知識が豊富で、また勘が鋭く、相手の力量や気配を察知する事が出来る。
 親は居なく、姉のような存在の雅焔が好き。殺し屋兼情報屋として、雅焔の傍に仕えている。
 多分銀時寄りキャラ。

映殻 鼎/ウツカラ カナエ
 19歳。女。
 誰に対しても優しい。攘夷戦争に参加した人には腹黒い。偶に口調も変わる。
 攘夷戦争で怪我をしてから、目が見えない。しかし、現在は闘える位の感覚は取り戻している。極度のマヨラー。
 土方寄りキャラ。

Re: 【銀魂】 闇 描 き 唄 ( No.2 )
日時: 2010/07/10 22:06
名前: 瓦龍、 ◆vBOFA0jTOg (ID: OcJJl0ek)

僕等は生まれながらの彷徨い人。
だから何も無い。
只、使命だけは有る。

要らない者を排除する事。
例え其れが誰であろうと、要らない者は排除する。

其 れ だ け が 僕 等 の 使 命 

其の使命の所為で。
どんなに、僕が紅く血に染まっても。
どんなに、僕の心が傷ついても。
どれ程の命が失われようと。
 
僕 等 は 使 命 を 果 た す だ け



▼song00、時々刻々



ざぁと落葉を掃除していく、一陣の風。
江戸の大通りを抜ける冷たい木枯らしに、思わず身を震わせる。
凍えた掌に息を吹き掛けてみるが、全くと言って良い程、効果なし。

「折角の非番なのに、散歩行こッて言い出したの誰だよ!? 寒いじゃんかァァァァ!!」
「其れはお前だろ!! お前が無理矢理私等を連れ出したんじゃねェか!!」 
「え、そうだっけ??」
「お前の記憶は数時間も持たんのか??」
「嘘に決まってんじゃん!! そんな冗談も────」

僕、嘉神 雅焔と仲間の鉄川 零衣で物凄い勢いで言い合っている騒音が、昼のかぶき町に響いていた。
僕等の隣では此の中で一番最年少である、陰 奏羽と姉さん的存在の映殻 鼎も溜め息を吐いて呆れ返っている。

「又やってるよ。あの二人。良く飽きもせず、毎回言い争えるよね。」
「でも、喧嘩する程仲が良いってよく言うじゃないですか。」
「本当にそうなら良いんだけどねぇ。」
「そうですね……。」

僕等の言い争いを横目に、陰 奏羽と映殻 鼎はそんな事を言っていた。
てか、全部聴こえてるからね。

「……あの。奏はあっち言って良いですか? 情報が手に入るかもしれないんで。」

僕等が未だ言い争っている間で、奏羽が遠慮気味に声を掛けてきた。
え、非番の日まで情報集め?

「はい、情報集め好きですから。じゃ、奏は行きますね。」

僕が引き止める前に、奏羽は僕等とは逆の道を行ってしまう。
其の後ろ姿はとても楽しそうで、呼び止めるでもなく只黙って見送ってしまった。
精が出るなぁ。
皆が皆、奏羽みたいに真面目なら良いのに。

「其の言葉、丸々お前に返す。」
「どういう意味だよ。其れ。」
「其のまんまの意味だ。」

酷いなぁ。
僕は只、年がら年中現実逃避してるだけなのに。

「其れを不真面目って言うだよ。でも、私は二人より真面目だからね。
一応一番上だs『マヨネーズ大安売りだよ〜!! お買い時だよ〜!!』……其のマヨネーズ全部私のもんじゃァァァ!!!」

鼎が大江戸スーパーから聴こえてきた其の宣伝に反応し、凄い勢いで走って行ってしまう。
どんだけマヨを愛し、命張ってんだ。
てか僕ってそんなに不真面目に見えますか。


────てか、真面目の基準って何だろうね。


「まぁ、取り敢えず。僕等だけでも非番を楽しもうよ。」
「……そう、だな。」
「其のどう聞いても嫌そうな言い方止めてくんないかな。」

僕等が又喧嘩になりそうになった時。
ドンッと、余所見をしていた僕は其処等辺に居る天人にぶつかってしまったらしい。

「あ、すみません。」
「痛ぇな。骨折れちまったじゃねぇか。どうしてくれんだァ?」
「折れたものは反対側に折れば、治るんじゃないですか?? てか折れた侭で良いでしょ。」
「はぁ!? 此の餓鬼ッ。生意気言いやがって!!」

アンタ等みたいのを、僕等の世界では要らない者っていうんだ。
そんな奴等は全殺し確定。
てか、餓鬼だからって余裕かましてると、痛い目合うのそっちだっつーの。

「オイオイ、兄さんよォ。ちょいと落ち着こうや。んでもって其処の路地裏で僕と遊ばない??」

僕はそう言いながら、天人を近くの路地裏に連れ出す。
──────僕の手が真っ赤に染まるまで、一緒に遊ぼうか。




「何時も通り、別々の非番を過ごす事になるんだよな。私等の団って。」

零衣はそう呟きながら、今日一日の暇を潰すのであった。




其々ガ其々ノ場所デ。
其々ノ想イデ、此ノ日ヲ待ッテイタノカモシレナイ。

今カラ起コル事ハ、全テ、


           夢ジャナインダ。

/end


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