二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 悪の召使い〜君を守るためなら〜
- 日時： 2010/07/14 19:11
- 名前： ゆか ◆r6Isza50.E （ID: F.0tKRfu）
鏡見レンが歌っている
「悪の召使い」
最近はまっているので物語にしたいと考えつきました！
興味があれば見てやってください
もし気が向いたら「悪の娘」もやるかもしれませんね；
歌詞
君は王女 僕は召使
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
期待の中僕らは生まれた
祝福するは教会の鐘
大人たちの勝手な都合で
僕らの未来は二つに裂けた
たとえ世界の全てが
君の敵になろうとも
僕が君を守るから
君はそこで笑っていて
君は王女 僕は召使
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
隣の国へ出かけたときに
街で見かけた緑のあの娘
その優しげな声と笑顔に
一目で僕は恋に落ちました
だけど王女があの娘のこと
消してほしいと願うなら
僕はそれに応えよう
どうして？涙が止まらない
君は王女 僕は召使
運命分かつ 狂おしき双子
「今日のおやつはブリオッシュだよ」
君は笑う 無邪気に笑う
もうすぐこの国は終わるだろう
怒れる国民たちの手で
これが報いだというのならば
僕はあえて それに逆らおう
「ほら僕の服を貸してあげる」
「これを着てすぐお逃げなさい」
「大丈夫僕らは双子だよ」
「きっとだれにもわからないさ」
僕は王女 君は逃亡者
運命分かつ 悲しき双子
君を悪だというのならば
僕だって同じ 血が流れてる
むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨してた
とても可愛い僕の姉弟
たとえ世界の全てが (ついにその時はやってきて)
君の敵になろうとも (終わりを告げる鐘が鳴る)
僕が君を守るから (民衆などには目もくれず)
君はどこかで笑っていて (君は私の口癖を言う)
君は王女 僕は召使
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
もしも生まれ変われるならば
その時はまた遊んでね
Page:1 2
- Re: 悪の召使い〜君を守るためなら〜 ( No.4 )
- 日時： 2010/07/14 19:52
- 名前： ゆか ◆r6Isza50.E （ID: F.0tKRfu）
ある日となりの国へ出かけた時
街で見かけた緑の娘
優しい声と笑顔に
一瞬で
一目で恋に落ちました
だけど隣にはリンが愛する青い男
だけどリンが見ていたのは
頬を赤らめた僕だった
城に帰った王女様は
静かな声で語りかける
「あの娘を消してほしいの」
あの時のようにならないように
僕は君に応えよう...
- Re: 悪の召使い〜君を守るためなら〜 ( No.5 )
- 日時： 2010/07/14 19:59
- 名前： ゆか ◆r6Isza50.E （ID: F.0tKRfu）
「なにをするの..？やめて...」
さよなら
王女の為に
リンの為にやったのに
どうして？
いつまでも涙が止まらない
あの時、僕がリンを抱きしめていれば
リンはこんなに変わらなかっただろう
僕は奈美だが止まるのを待って
城に戻った
- Re: 悪の召使い〜君を守るためなら〜 ( No.6 )
- 日時： 2010/07/14 20:03
- 名前： ゆか ◆r6Isza50.E （ID: F.0tKRfu）
「あら、そろそろおやつの時間だわ」
「今日のおやつはブリオッシュだよ」
テーブルにブリオッシュを置くと
リンはニコッと笑って１口食べる
「おいしいわ」
無邪気に笑ったその時だけは
あの日笑い合った時のように温かかった
だけどもうすぐ会えなくなるだろう
この国はもうすぐ終わる
僕のせいで...
- Re: 悪の召使い〜君を守るためなら〜 ( No.7 )
- 日時： 2010/07/14 20:08
- 名前： ゆか ◆r6Isza50.E （ID: F.0tKRfu）
「レン..？」
彼女は城の周りを囲まれているのに
連れ出した事が不安なのだろう
「ほら、僕の服を貸してあげる」
「え...」
「これを着てすぐにお逃げなさい」
「嫌..」
「大丈夫、僕らは双子だよ」
「なんで...」
「きっと誰にもわからないさ」
彼女に軽くキスをしてドレスに着替える
「行かないで！」
あぁ..あの時と同じだ
小さい頃に別れた..あの日と
「さよなら」
髪をほどいてリンにローブをかぶせる
「レン！」
「さよなら..リン」
もう振り向けない
リンを守ると決めたから
僕は堂々と城の真ん中に立ち尽くす
- Re: 悪の召使い〜君を守るためなら〜 ( No.8 )
- 日時： 2010/07/14 20:12
- 名前： ゆか ◆r6Isza50.E （ID: F.0tKRfu）
彼女が嫉妬深い悪の娘ならば
僕にも同じ血がある
「早く来い」
腕を引っ張られ連れて行かれる
「あら、そろそろおやつの時間だわ」
愛しい愛しい僕の姉
もう会う事はないけれど...楽しかった
「処刑の時間だ」
ゴーン♪
鐘が鳴る
あの日と同じように
「あら、おやつの時間だわ」
それが最後の言葉
もし生まれ変わったら
その時はまた遊んでね..リン
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。