二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夜桜に酔い痴れる___【ぬらりひょんの孫】
日時: 2010/07/19 23:26
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)

うざい?ハハッどうもほめ言葉をww

今俺が思ったこと。
      歴史関連小説俺多く書いている気がs(ry
すいませんw

注意
・念の為ですが原作&アニメから逃避しています。
・変態言うな。
・STK?うんほめ言b(ry
・オリキャラの募集は基本ドシドシ募集中です(が、出番があんまりありませn)


cast(オリジナル)
奴良組本家側
十六夜 蒼麻/イザヨイ アオマ
男(女)/12歳
薬のおかげで男になっている為薬が解けた時は男の時とは大違いで可愛らしくカナに羨まれる位(性格は変わらないがw。リクオと同じクラスで奴良組本家の味方であり情報屋ともいえる。剣道部に所属だがリクオが清継達につるまれている時は何故か密かにいる。リクオが四年前に覚醒した当時は“四神”の初期の姿で“黄龍”の一欠けらも無かったが今じゃ“黄龍”の質があるらしい。カナが一度敵の組“光影組”に襲われた時“四神”と姿を変え死守したときもある。十五夜の日には何故か毎年うまれてから風邪に似たような症状に発作で倒れる事も多く覚醒したリクオに「全く・・・普段は守ってくれるのに発作に倒れるとは・・・」と言われる位珍しい。満月の日は四神の姿で他人の家の屋根を飛び移りながら散歩←時に普段のリクオが一緒にくることがある。
容姿:普段の姿の時は白髪はウルフカットされていて眼は黒く澄んでいる。風格そのものが只者じゃないとわかり私服は白いTシャツの上に黒いパーカーを着ている。
妖怪の姿の時は蒼く髪は染まり眼は銀色に輝いている。洋風着物を着ており、腰には四神の武器(朱雀ならブレスレットの為左手首に。青龍なら刀で左腰の鞘をさして白虎なら同じく刀で青龍の刀の次に左腰に鞘をさしてる。玄武なら首から金色の輪がついたネックレスをしている(ってか普段から全部つけている。)雪女曰く「そもそもあんなにつける必要あるの?」と言われるほどなのだが全部なければ四神として成り立たない為。
詳細:1月3日生。A型。女に戻ってしまった時はそれでも貫き通すが後々「畜生があああぁぁぁ!!!」と暴走することが多い。成績優秀で運動神経は50m走及びは4秒(50m)4秒(100m)で何という運動神経の凄さ。普段は「リクオ」と言ってるが妖怪と姿を変貌したときは「若」と忠誠心を誓っているかのよう。

目次
零.  黄龍覚醒   >>
壱.  夜桜朱雀   >>


履歴
七月十九日  書館完成
_______________


オリキャラ 募集用紙
卍名前/読み:
卍性別:
卍キャラの名前/読み:
卍キャラの性別:
卍キャラの性格:
卍キャラの所属場:例:奴良組
卍キャラの容姿:
卍キャラの武器:
卍キャラの詳細:
卍キャラのサンボイ:
「」(自己紹介)
「」(半分激怒)
「」(敵に向かってww)
「」(日常での会話?的な)

因みに現在は6名募集ですwwおひとり様二名までw

Page:1 2 3



Re: 夜桜に酔い痴れる___【ぬらりひょんの孫】 ( No.3 )
日時: 2010/07/27 05:16
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)

>>2
妃菜様
足跡残していただき誠にありがとうございます!
感謝しか言えません((泣
是非またお時間あればオリキャラの方も登録してくださいませ!

では壱をどうぞ!


壱.    夜桜朱雀
「リクオ様ああぁああぁ!!!」
「!?何だよいきなり!」
と奴良家の屋敷で妖怪がその三代の代紋を継ぐ筈のリクオの部屋へ勢いよく走りくる。

「お前等、、行き成り来て何かあったのか?」
と柱に凭れ掛っていた白髪の少年がその妖怪たちに問う
「じっ実は・・・」

話が長い為俺こと先程の白髪・・・って違う

十六夜 蒼麻が説明致す。宜しくお願い致す。

学校でリクオや俺等が使っている校舎の裏側に旧校舎があり、其処に清十字怪奇探偵団の清継が其処に足を踏み入れそのまま行方不明らしい。それを伝えに来ただけらしい。
以上。あとナレーター頼む。

「はぁ?」
「清継君何で入っていったんだろ・・・?」
「あれじゃないか?前、青田坊と雪女が夜、リクオと可奈を守ろうとして来ただろ?それがどうも気に食わなかったんじゃないか?」
「・・・だからって、、ね。」
「色々とお前この組じゃないやつの結構スルーしてきてたしな・・・」
と言った瞬時蒼麻の髪が長くなり背がリクオより5㎝低くなっていた
「・・・蒼麻様?」
「っ!!とっとにかく、清継を今日夜助けに行けばいいだろ!?」
「あ、蒼麻待って!」
「来   る   な!!!」
とリクオが蒼麻の背中を追う
「全く・・・薬解けるんじゃねぇよ・・・ったく」
と錠剤をのどに通らせ先程の少年位の背丈に


因みに蒼麻は女である。

が、リクオを守る為に髪を斬り薬を自分で調合し男となっている。


只・・・覚醒でリクオが遠くならないように。

と宿題をしたり教えたりいろいろして夜


「よし・・・リクオ!行くぞ。」
「うん!」
可奈は連れて行きたくない。


否連れて行って悲しい思いをさせてあげたくない。

と旧校舎へ

「・・・フゥ。さて、リクオ。ちょっと待って」
「?」
「周囲に醜い醜態・・・否奴良組じゃない妖怪が居る。気をつけろ。」
と夜の真ノ姿へ

「や。。。やっぱり帰ろうよ・・」
「何拍子抜けたこと言ってるんだよ。清継君が心配だから・・・って言ったのは何処の眼鏡君?」
「・・・」
と一階にすべて気配を集中させ、あたりを見回す。
「・・・とりあえずいねぇな。リクオ、上に行こうか。」
「あ、うん。。」

何故だろう。。。
蒼麻が冷静さを失っている。。。

リクオは階段を早々と上る蒼麻の背中を見て思う。

「二階だっけ・・・給湯室と家庭科室は」
「うん。。」
「・・・可笑しいな。。俺の眼から逃れる奴ったら牛鬼しかいねぇ筈なのに・・・誰だ・・・ごまかしているのは」

【__、__。】
「そこか!!」
と朱雀へ姿を変え、リクオを背負い焔にまとわれた大鳥となり追跡

「リクオ・・・熱くない?」
「うん・・・何とか。」
「よかった。。人間じゃ熱いだろうと思ったけど・・・混血でよかった。」

と二階の行き止まりの所へ
「もう逃げられないぜ?」
【ユル・・・サナイ!!】
「リクオ・・・後ろに隠れて。」


「で、何が許せないのさ?」
【お前・・・ダ!!!】
(疾い!?)
と突進してきた妖怪を刀の峰でふさぐ
「っ!?」
がすぐ消え後ろを向いた瞬間には
「__リクオ!!!!!!!!!!!!」
と刀の鞘を妖怪の頭へ投げその瞬時に


黄龍へ姿を変えた。

「まさか消えるとは思わなかったぜ・・・」
「あ、、、危なかった・・・」
「お前もなぁ・・・大体あの状態からわかるでしょーが!!」
「うん・・・でも有難う。」
「今更何言ってるんだよこのタコ。覚醒したときから守るように命じられたんだから。・・・っともう起きちゃったか」
と自分がつけていた朱雀のブレスレットをリクオに渡しまた妖怪のもとへ

【四神もどきが・・・】
「・・・はぁ?」
と堪忍袋が切れたか刀に手を掛けてたがとうとう抜刀し切り込む
「青龍新月_!!」


「・・・・ん」
「起きた?」
「あっ・・・」
「全く・・・相変らずなんだから。。」
「元・・・の姿?」
「いいや、、殺したけどまた別な奴が何時リクオを殺しに行くかわからない。からまだ解いてない。」

その姿は旋律を詩ってるかのようにも見えた。



「リクオ様!!何処へ行ってらっしゃったのですか!!?」
「蒼麻・・・お前・・・」
「失礼な。俺がそんなことするわけないだろ?・・・結局清継はいなかった。」

「って怪我してるんじゃねぇか!」
「あぁ。。。ちょっとばかし他の組の妖怪だと思うがそいつにちょっとやられた。。が掠り傷だ。」

「痛っ!!雪女もう少し緩くってイダダダダダダ!!!」
「少しは静かにしてよ!」
「だから緩く・・・ってイダダダダダッ!!」
眼に少し涙を溜めながら言う


「雪女の奴・・・次の手当てしてもらうときは自分でやるするか・・・」
と遅めの夕飯でブツブツと言う。
「まぁ・・・リクオ様にけが無くってよかった・・・もし怪我でもされてたら・・・」
「ったく・・・」



「蒼麻、ちょっといい?」
「入るな・・・って仕方ねぇな。入っていいよ」
「あっ・・・」
「何だよ。。薬位夜に切れたっていいだろが。」
少し腹が立っているのか声音が低く聞こえた。

「で、用って何だ?」
「うん、、実はさ清継君とか僕昨日行ってきたんだけど、其処に他の組の妖怪ばかり居て、なんとか隠せたけど・・・無理っぽい。」
「・・・そーいえばリクオのお母様から聞いたところ小学校の夏休みの自由研究で清継が「妖怪などいない!」って言ったのに対して「妖怪はいるよ!」って言ったらしいけど?隠す意味ないだろ?」
「っでm「雪女だって青田坊だって日常で居るんだぜ?」
「嘘!?」
「雪女は及川 氷麗。青田坊は倉田ってな。ってかお前いい加減に俺のこと家ん中では“四神”とか“黄龍”っていってくれりゃいいのに。めんどいだろ。蒼麻ってww」
「え、でm「若の時はそういってくれるのにな・・・」
「・・・・わかった。」

「取り敢えずもう寝よう。」
「うん、ごめんね。寝る前に来て」
「んな事無いよ。リクオが事前に言ってくれてりゃ麦茶でも出すのに。」
「そっか。じゃおやすみ」
「うん。お休み。」





あの日杯を交わしたのが最後なのでしょうか?



答えてくださいませ____若





弐.    夏風青龍   
へ続

Re: 夜桜に酔い痴れる___【ぬらりひょんの孫】 ( No.4 )
日時: 2010/07/27 14:19
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)

弐.    夏風青龍
「そういえばおじいちゃん」
「何だ?」
「今日随分早いけど・・・」
「そうだ、今日帰ってきたら客が来るからな。できるだけ早く帰ってこい」
「?誰が来るの?鴆さん?「そうじゃ」

と朝、大広間にリクオとその祖父ぬらりひょんの姿があった。

「まぁいいや、で、あおm・・・黄龍は?」
「ん?あやつか。中庭で刀でも振るっておるはずじゃ。」
「流石剣道部に所属しているだけでもあるかも・・・」
と笑いつつ箸を進める
「総大将おはようございます。」
「おぉおはよう。で、どうした?」
「今日鴆さんが来るんですか?」
「そうじゃって聞いていたのか・・・。お前さんにとっては兄のような存在でもあったしな。」
「まぁ鴆さんとは幼き頃から親しいですが・・・さほどそのような関係までなりませんよリクオだってそうでしょう?」
「え、黄龍鴆さんと会ったことあるの?」
「会ったもなにも俺の一家“四方神一家”と鴆一派は奴良組に同盟する前に同盟を結んでいたからな。まぁリクオと俺と鴆さんも義兄弟だしな。」

と制服に着替え何時でも登校できるようにしていた蒼麻の姿も見えた

「あの頃のお前さんは可愛い女童子だったのに今じゃ・・・」
「総大将?それ今言ったら“灼雀”を呼んで火炙りにしてあげましょうか?」
「すっすまぬ。リクオそろそろ行かぬと遅刻するぞ。」
「あ、うん。じゃ蒼麻、行こう?」
「あぁ。それでは総大将行ってきます。」





「キャーッ!蒼麻様だわ!」
「・・・人気だね。」
「殺していいか?」
「駄目!!絶対ダメ!!」
「ってかあいつら何時の間に寝顔・・・及川か。」
とブツブツ言うがリクオはそんな蒼麻を見て、笑う。
「何笑ってるんだよ。」
「否、何かさ妖怪なのに人間らしく呟いている蒼麻って何かさ、男でも惚れちゃうっていうか・・・」
「・・・そーゆー事は寝言で言え。」
「なっ酷いよ!」
「はいはいわーったわーったから。」


と授業はすべて右から左へ流し家に戻る。



「三代目?」
「鴆さん!」
「久しぶりです三代目」
「鴆さん、用って言うのは?」
「三代目はどうしても継がないのですか?」
「えっ?」
「だから、三代目、奴良組参代目として継ぐ気は無いのかと。」
「俺は夜しか姿は戻らない筈ですしそもそも普段は人間だから人間として生きていk・・・!?」
「リクオ、逃げろ!!」
と廊下を走ってきたのかリクオを廊下に引きずり出しそのまま蒼麻は刀を向ける。

「手前エェエ!!ざけてんj「疾風五風!!」
と鴆が出した毒羽を薙ぎ払う。
「鴆さん落ち着いてください!そもそも身体弱いんですから!!」
と咳き込む鴆の背中を擦り落ち着かせる蒼麻
「ってお前は・・・蒼麻?」
「そーですが?一応今男なんですが」
「何でだ?」
「・・・じじょーってものがあるんです。」
と部屋を後にしようとしたとき襖の角に足をぶつけ見事に廊下の床と顔面キス。

「・・・」
(何もないかのように行った!?)
とリクオは内心で突っ込む。





「カラス天狗、、何か可笑しくねぇか?」
「何がでございましょう?」
「鴆さんはリクオに話を付けに来て直ぐ帰るっての鴆さんらしくねぇんだよな・・・普段なら俺を強制的に元の姿にさせて酒を共にする筈なんだけど」
「・・・確かに普段なら。」
「リクオ、鴆さん探しに行くぞ。」
「えぇ!?」
「何言ってるんだよお前、一応代理三代目を継ぐんだから何拍子抜けたことを。」
「だからボk「いいからさっさと俺の背中に黙って乗れ!!火炙りしてやってもいいぜ?」
「・・・解ったよ。ったく」

と虎と姿を変えそのまま鴆の乗った朧車を追う、


が、

何かおかしい。

急に朧車は近くの竹薮に着き、鴆が蛇太夫に押され地に座り込む。



どうやら“裏切られた”ようだ。





と蛇太夫が首を伸ばしたかと思うと鴆に向かって牙を向けた。



ザシュュッ!!

『おいおい・・・朱雀の血は危ない筈だ。よく食らいつくな・・・』
と朱雀へ姿を変えた蒼麻が腕を蛇太夫にかぶりつかれてた。

『っ・・・そろそろだな。火傷するのは。』
と小刀を目と目の間に刺し隙を狙って抜く

「もういいぞ。朱雀。」

『!わ・・・か・・?』
「誰だ・・・あんた。」
「リクオ様です。」
と夜ノ姿に変わったリクオを見て鴆、蒼麻は驚いた。


と驚いている隙にリクオは刀を振り上げ


蛇太夫の頭を真っ二つに割った。



『若っ!』
「朱雀随分男っぽくなってないか?」
『気のせいです。そういってからかうんですから幼き頃から。』
と身長差が15cm離れ親と子のようにも見える。

「まぁ、夜位薬を飲むのは辞めたらどうだ?」
『・・・。』
と仕方なく薬を解き更に縮こまり髪の長い元の姿へ



「所で蒼m・・・朱雀、けがは大丈夫なのか?」
『大丈夫ですよ。この位一晩傷薬を塗ったら直ぐ治りますからご安心を、鴆さん。・・・まさか蛇太夫が裏切るとは。。』
「だな・・・俺も不意打たれてどうしたことか。」
と朧車に凭れ掛っている蒼麻は左腕を擦りながらそう言う。

「でも、嫁入り前の娘が肌に傷付けちゃダメだろ。」
『仕方ないんですよ。傷付けても貴方方は守らなくてはならないのですから。』


「なぁリクオ、杯交わそうか?」
「あぁ。お前と飲む酒は悪くないしな。」
「朱雀もどうだ?」
『えっあ、・・・喜んでお供します。』
と三人そろって酒を飲むことに


と二人が飲んでいる中蒼麻は無言になっていた。
「朱雀?大丈夫か?」
『あ、はい・・・ちょっとばかり酒に弱くて・・・』
「まぁ女が酒に強くても“俺の嫁”には行けないからな。」
「“俺の嫁”!?」
『・・・』
「何だ朱雀、昼間に言っていなかったのか。」
『あ、ああああ当たり前です!!そんなまだ中学生の身体で“嫁”と普通に言える女なんてどこにいるんですか!?』
「・・・どういう意味だリクオ。」
「どういう意味も言葉通りだが?4年前の覚醒でな、俺は決めたんだが。」
『ちょ・・・若っ!?』
といきなりリクオに抱き寄せられそのまま蒼麻はワタワタと動揺する。
「・・・の割には朱雀はそれいつ決まったの!?状態だが。見てて」
「いずれわかるだろ。」
と何でこの人ま自信満々に言えるのだろう。と蒼麻は抱き寄せられながらそう思う。


普段じゃ肝が据わってるどころか突っ立っていて。



夜と昼、何故こんなに違うのだろう?

『わ、若そろそろ抱き寄せるのおやめに・・・雪女がもしこの場に居たら俺即死ですからほんとにおやめに・・・』
とこのままリクオの腕の中に居たら恥ずかしくて倒れこむだろうと思いそう言う

「仕方ないな。お前は何時もそういって本当はうれしいはずなのだが抑々俺のこの姿は必ず夜になるとは言えぬ筈だ。」
『・・・でもそれでも普段の若のそばにいられるだけで幸いです。あの日逆に守られその礼に代わりに傍に居られて嬉しいのですから。』




「じゃあ俺は帰るわ。」
『あ、鴆さん待ってください。』
「?」
『これ・・・内の一家の秘薬なんです。だからこれを使ってほしくて。』
と小包を渡す
「いいのかよ。秘薬とやら貰って」
『いいんですよ。もともと“四方神一家”は鈍痛とかには強いんです。だから体が弱い鴆一派の頭領の鴆さんに使って欲しいんです。』
「解った。じゃあ貰ってく。ありがとな。」
と鴆は蒼麻の頭を撫でそのまま朧車に入っていく。





『行かれましたね。』
「あぁ。・・・さて、罰でも与えるか。」
『えっ!?何故!?』
「さっき鴆に頭を撫でられただろ、それに・・・」
『嫉妬・・・ですか?』
「っ!!」
『大丈夫ですよ。俺は浮気なんてしないって解ってる筈です。』
「だが俺は嫉妬した。から罰を」
『何の罰とやr__ングッ』
と不意口付けをされ息が詰まる。

「?何故赤くなる?」
『あ、当たり前です!そんなふつうになっている貴方様が・・・!!』
「まぁ良いだろ。じゃあ帰るか。」
『はい。』

「何時この姿に戻れるだろうな」
『俺は何時でもいいです。』
とそういう

「そういえば・・・たまにはお前を抱えて夜を走りたいな。」
『普段なら逆なのに。俺が虎となっているのに。』
「嫁だろう?嫁なら俺の言う事聞いてろ。」
とそのまま促され夜を走りながら月を見ることに。





翌日
リクオは頭を擦りながら学校へ来ていた。
蒼麻とは言うとやはり妖怪だから昨日のことは覚えており、頬を紅くしながら登校していた。



参.    夜風白虎。    に続

Re: 夜桜に酔い痴れる___【ぬらりひょんの孫】 ( No.5 )
日時: 2010/07/27 16:03
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)

参.    夜風白虎。  
「花開院 ゆらです。宜しくお願いします。」

はっきり言って興味なし。

それは隣の席のリクオもそうだ。


「じゃーん!妖怪クイズだ!」

となんやかんや休み時間何か生き返っていた清継がPCの電源を立ち上げ自分で作ったと思われるプログラムを女子達に見せやらせてる姿が見えた


とゆらが話はじめチラリと蒼麻を見た。
「そうやなぁ__今の神で近くに居るのは__そこの眼鏡の子の隣の男の子とか_」
「!!?」
「成程・・・君はなんのかm「なっ何言ってるんだよ?俺が神?ンな訳ないだろ!」

リクオ助けてくれ←

「で、今日、清十字怪奇探偵団の結成式をしようと思う!場所は奴良君と十六夜君の家でだ!」
「「ハアァ!?」」
否何で只の人間の清継が同じ家に住んでるの解ってるんだよ!?

「確か屋敷で近所からは“妖怪屋敷”といわれてるそうじゃないか?」

「とにかくいきなり決めつけるのはどうかと思う。あ、もしかして清継、先に呪殺されたいとか?」
「しっししししし失礼な!!」
「そう言ってほんとは妖怪で顔真っ蒼になったよなー?」
「うっ・・・」
「じゃあ妖怪とやらにつぶされていればいいのに?」
「うっ煩い!!」
「妖怪やしk「うわあぁっ!?ってかそんな噂聞いたことないし!!」
「いーや僕の情報に偽りはない!!」
ってか花開院!?何妖怪妖怪言ってるんだよ。




となんやかんやで放課後

「リクオ。俺先に帰ってるぜ。」
「うっうん。とにかく絶対絶対に顔出さないようにしておいてね!」
「うん・・・(彼奴等の事だから特に黒田坊が面だしそうだな。。。)」



「只今ー・・・ってお前等・・・」
と玄関開けたら何故どんちゃん騒ぎ?

「お前等!!今日は若の友達が来るからいい加減にどんちゃん騒ぎ辞めろ!!」

「「・・・・へ?」」
「『へ?』じゃねぇって!」

とすぐさま片付け開始。

「お前らが喜びたいわけが解らなくもないけどもしこのままお前らが顔を出して一生信頼されないの嫌だろ?」
「しっしかs「今日ばかりは勘弁してくれ。休みの日俺も入るから。」

と喜んだかと思えばすぐさま隠れる。


「リクオ、終わっといたぜ?」
「うわー!有難う!」
「・・・でもさっき屋敷全域に見て鴆さんが居たんだけど・・・事情説明してくるから何とかかくまっといてくれない?」
「うっうん」




「鴆さん。」
「朱雀、どうした?」
「申し訳ないんですけど、今日の所帰ってくれませんかね。別に縁を切るとかじゃなくって若が・・・」
「三代目が?」
「若のお友達が今日来て、流石に妖怪たちを見せるのは非常にまずい事ですしその中に気になるやつが居て陰陽師のような気がしてこのまま昇天されるのも困りますので・・・」
「解ったじゃあ日改めて来る。そん時にゃ可愛くして待ってろよ?」
「・・・考えときます。」
と朧車をすぐにだし、帰ってもらう。




「奴ー良ーくーん遊びましょー」
「おっお邪魔します・・・」
「ようこそ奴良家の屋敷へ。」
と大広間に通しそのまま茶を出す

「あれ?蒼麻君。何で髪・・・「・・・ちょっとな。」
「な、君本当は女だったのか!?」
「“神に男女は問わない・・・”違うか?」
「!!」
「・・・ところで気になったんだけど花開院は陰陽師__違うか?」
「!そやけど・・・何故そのような事?」
「前京都の特番で花開院って名前に聞き覚えあってな。」
「とその口調ぶりからだと“黄龍”?」
「お、あたり。・・・ってか妖怪とかの話はもうやめろよってか抑々目の前にいるじゃねぇかよ」




といろいろあったが帰ってくれた。

「・・・ごめん。ちょっといってくる!」
「え、あ朱雀!!」

と只の鷹になり街へ飛ぶ
「・・・やっぱり気付いてたか。」
と黒田坊が飛んで行った朱雀を見て言う。

「ゆら!!カナ!!・・・いない!?」

どういうことだ。。。まだ微かにあの娘たちのにおいは有る・・・

「誘拐・・・へっいつまでも下種なものだ。灼雀!!白!」
「何でしょう。王。」
「灼雀は至急若・・・リクオにこのことを!白は俺についてこい!」



なんだか風は___


怪しい。


    四. 黄龍奴良 に続く

Re: 夜桜に酔い痴れる___【ぬらりひょんの孫】 ( No.6 )
日時: 2010/08/01 08:31
名前: 卍鄙城卍 ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)

四. 黄龍奴良 

「王!」
「白どうした?」
「三代目が居なくなって__」
「何だって!?」
「ってこたぁ・・・あの洋風染みたところか」

と入り込み静かにドアにひたひたと忍び歩く



同時刻      奴良家
「リクオ様!」
「良太猫!」
と首無と雪女が駆けつけてきた。


同時刻    四方神一家
「一回引き上げるぜ。。。このままいったらお前等だけじゃない。四方神一家ともども全部だめになる」

「!!しかs「と思ったら援軍だ。」

「手こずってたようだな?朱雀」

「手こずったもなにも・・・」
  あなたをお待ちしていた_________
と百鬼夜行の奴良組の妖怪が全員集まった。

さすがに旧鼠達も怯むだろう。

といきなり始まった←(スイマセン。めんどいんですw)


「ってか黒・・・アンタ怖いよ。」
「私は朱雀の方が怖いがな。」
「・・・暗器物今度もっていこっかな。。」
と人間の姿でありながら夜の口調になる。


理由は一つ。

カナやゆらに真の姿を見せたらまずい。

ただそれだけ。

リクオは8歳の時に一度カナに見せてしまいそれのせいか夜の姿を飄々と出している。


だと此方が困るんだが。

「奥義・明鏡止水“桜”」

と凛とした声が響き

そして



旧鼠組          破門。

夜明けリクオに着く妖怪のほとんどはすでに屋敷へ帰っていた。

残ってたのはリクオと黒田坊と雪女と青田坊と蒼麻だった。

「リクオ様、そろそろ帰らなければ・・・」
「雪女。」
「はっはい?」
「お前と黒田坊と青田坊は帰ってろ。」
「しっしかs「いいからほら行け」
と渋々と帰って行った。
「・・・リク_若。何故帰したのですか?」
「・・・否、お前とちぃっと・・・傍に居たくてな。」
『やれやれ・・・困ったお方だ』


「あ。。」
とカナはその二人を見ていた

「まだ・・・帰ってなかったのか?カナちゃん。」
「・・・」
『そろそろ帰らないと学校・・・「貴方たちはなんなの・・・?」

とカナは半分震えていたが

それを見て蒼麻は
『浮世絵町の妖怪。だけど人間を殺したりはしない。悪霊を殺す。それだけだ。』
「・・・ならせめて・・・せめて名前だk__」
と不意カナの唇の上に蒼麻の人差し指が止まった。


『急いで帰らないと・・・・・・
              殺すぞ。』

「ッ!!」
とカナは取り敢えず会釈をしてスタスタと帰って行った。

『あの子は何でも知ろうとする___だからもったいぶらせるのが程良い。』
「お前も随分爺に仕えてきたあの人に似てきたな。」
『・・・妖花に、か?』
「そう。・・・あぁやっぱ眠い。背、乗せろ。じゃなきゃ“オレ”がもたねぇ。」
『はいはい。。。』
と虎になりすぐさま屋敷の中へ行った。



「か・・・クオ・・・リクオ!!」
「んっ・・・・あ。。」
「やっと起きたか。・・・ってかそれが当たり前か。」
「えっ!?」
「・・・夜明けまで若のままでいたから体に負担がかかって風邪引くのも当たり前か。」
「嘘!!?」
「まぁ俺もちとだりぃから二人そろって欠席。」
「そっか。。。。」
「とにかくお前が一番重病だから寝てろ」
「・・・そうしたいけどつまんない。」
「じゃあ何かしてればいいだろ。只、あんま動くな。」
「うん、で、何かするって言ったけど朱雀もやろうよ。」
「えっでも。。。」
「是が非でも無い。」
「・・・わーった。で何やるんだ?」

と良いと言った瞬間にリクオは幼児の様に笑顔を見せていた。


このような天真爛漫なお方が三代目となれば


奴良組も変われる筈だ______



五.リクオ、風邪引き。朱雀、四神覚醒

Re: 夜桜に酔い痴れる___【ぬらりひょんの孫】 ( No.7 )
日時: 2010/08/02 14:34
名前: 李央 (ID: Q2XZsHfr)

初めまして。李央リオといいます。質問なんですが、卍鄙城卍さんはアニメ版を見ているんですか?漫画と少しずれているような気が・・・
俺は漫画も、あにめも、キャラ本も、掛け軸・トレカ(アニメイトで買って)全て持ってますよ。
卍鄙城卍さんは何のキャラが好きですか?


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