二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン〜『稲妻学園小説』
- 日時: 2010/07/29 11:44
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
ゆうちゃんと申します。
気まぐれな人種ですが地道に更新していきたいです。
よろしくお願いします。
(この作品はシリアス展開です。ですが、極端な流血表現はありません)
<世界観設定>
・風丸と佐久間は双子
・稲妻学園は全寮制の学校
・つい最近新設されたサッカー部。FFでは毎年地区予選敗退
・隣町の宇宙学園は世界大会にも出る超強豪校
<目次>
0、登場人物紹介 >>1
1、プロローグ >>2
2、第一話、弱小サッカー部 >>3
Page:1
- Re: イナズマイレブン〜『稲妻学園小説』 ( No.1 )
- 日時: 2010/07/26 17:06
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
<主な登場人物>
・風丸一郎太<主人公>
成績優秀、スポーツ万能な双子の兄。
・佐久間次郎<主人公>
双子の弟。兄とは違い、スポーツは万能でも色々とめんどくさがりな所があり、若干不良じみた所がある。
エースストライカー。
・吹雪士郎(&アツヤ)
謎めいている兄弟。
風丸と佐久間の過去を知っているようだ。
・円堂
キャプテン。
・豪炎寺
ストライカー。
・綱海
生徒会長兼ムードメーカー
- Re: イナズマイレブン〜『稲妻学園小説』 ( No.2 )
- 日時: 2010/07/28 17:50
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
<プロローグ>
『俺は強い奴が好きだ』
公園の隅にある、少し大きめの木。
そこは、自分にとって憩いの場だった。
暑い日だった。
木陰を求めて、俺は今日もこの場所にいた。
『だから、君とサッカーがしたい』
ボールを持った同い年くらいの少年がいた。
差し出された小さな手の肌は白くて、日の光に溶け込んでいるようだった。
『………君は誰?』
少年の顔は逆光でよく見えなかった。
『俺?俺は……——————』
「ん……」
ついさっき眠ったばかりだと思っていたのに、カーテンの隙間からすこしだけ光がもれていた。
時計は六時だった。食堂へ向かうにはいささか早い。
まだまだ寝たりない目をこすりながらそっと布団からはいでた。並べられた隣の布団では弟——佐久間がいびき交じりに寝息を立てていた。
風丸はよろよろと窓へ向かうとカーテンを開け放った。
外に見えた広いグラウンドでは、朝早くから朝練をしている生徒がいた。
「んぁ………、もう起きたのかよ風丸」
佐久間があくびをしながらやってくる。寝癖で髪はぼさぼさだ。
「あぁ、ちょっとな」
俺は短く答えると窓の外に向き直った。
「ったく、人が寝てるときにカーテンなんか開けんなよな………。おー、朝練やってんじゃん」
隣に来た佐久間が頭をかきながら言う。
佐久間の顔が朝日に反射して、夢の中の少年と重なって見えた。
なんとなく、佐久間の横顔を見ていたら、長いまつげに目が留まった。
自然に笑みがこぼれていた。
「何じろじろ見てんだよ」
佐久間が頬を膨らませて、すねたような顔をする。
「…………なぁ、佐久間」
「ん?」
双子なのに。
髪の色も違う。
肌の色も違う。
瞳の色も似てはいるが、やはり違う。
性格なんかも正反対。
同じなのは髪の長さと背の高さ。
あとは、まつげが長いこと。
「……ははっ、なんでもない」
「なんだよ、気持ちわりぃな」
夢を見て目が覚めたある日の朝。
五月のさらりとした空気はどこへやら、じめじめとした空気が近づいていた。そんな朝。
——————はじまりの、朝。
- Re: イナズマイレブン〜『稲妻学園小説』 ( No.3 )
- 日時: 2010/07/29 11:42
- 名前: ゆうちゃん (ID: 66DLVFTN)
第一話<弱小サッカー部>
フットボールフロンティア、通称FF。
全国のサッカー中学生達にとって最も大きな大会。
優勝すれば、世界大会フットボールフロンティアインターナショナル、通称FFIに参加することができる。
しかし、その大会も先月に終わり、超弱小サッカー部を率いていた三年の先輩も引退した。
———稲妻学園……全寮制の大きな学校。サッカー部の部員は多く、サッカーは人気のスポーツ。しかし、部員が大所帯になったのも理事長や校長が代わった去年の代からで、今のところは超弱小の中学だった。
「おはよ……」
「うーす」
円堂、豪炎寺、鬼道……
そこのサッカー部員で今年からレギュラーになった、二年生の面々。その中に、佐久間と風丸の双子はいた。
「よぉ、風丸、佐久間!」
元気よく声をかけたのは、このサッカー部の部長にしてキャプテン円堂守。通称サッカー馬鹿。
「……今日も元気だな、円堂は」
「おう!当たり前だろ!!」
「何かあったのか?ずいぶんうれしそうだな」
「実はな……」
- Re: イナズマイレブン〜『稲妻学園小説』 ( No.4 )
- 日時: 2010/09/19 22:45
- 名前: 羽紅 (ID: vSgbtRLl)
おもしろいのです〜☆
ほえ?
円堂、なにがあったのですか?
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