二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!! 静雄 高校時代
- 日時: 2010/08/25 08:45
- 名前: 劉 (ID: vICfGmIs)
ここは来羅高校。
今となっては結構落ちついてきた来羅だが、一昔前までは、毎日ドラム缶が飛んできたりサッカーゴールが宙を舞ったり。それはそれは恐ろしい学園として名が通っていた。
その原因となったこの二人
「いぃざぁぁあやぁあ!!!」
「うゎ・・サイアクー・・・」
バスケゴールをいとも簡単に引っこ抜き、持ち上げる平和島静雄と何のためらいもなく人にナイフをむける折原臨也
「今日こそぶっ殺す!!」
怒りに満ちた声をあげ、バスケットゴールを臨也に投げつける静雄
「Σ・・・・っとザーンネンっ」
それを交わす臨也。臨也は一度ため息をついて
「だからさシズちゃん、いつも言ってるじゃない。もう俺達高校生だよ?小学生やはたまた中二病にかかった中学生でもないんだよ。だからさ、もっと常識の範囲内で行動しようよ」
臨也は壁に軽くもたれながら言った
だが静雄の表情は相変わらず
「だから俺もいつも言ってるだろぉ?その呼び方はやめろってなぁぁ!!」
すぐ近くにあったバスケのボール入れを臨也に投げつける
「ったく・・血圧高いんだから・・」
それもまた、簡単によける臨也。
だが今回は一つ違っていた
それは、その場に入ってきた、一人の少女に静雄が豪速球で投げたボール入れが職激したことだ
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- Re: デュラララ!! 静雄 高校時代 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/25 09:05
- 名前: 劉 (ID: vICfGmIs)
☆優視点☆
「はぁ〜・・・・・」
私は大きなため息をついた。
理由は簡単。今回も授業が進まなかったから
その理由も簡単。まーたあの二人が殺し合いを初めて?授業放棄して?教室を飛び出して?先生が追いかける。
「はぁ〜・・・・・・」
昨日と全く同じじゃん・・・。
どうしてくれんの、私たちのクラスだけがこんなにも授業が遅れてさ・・・絶対次の試験終わったな。
そう言うと、一人の男子生徒が私の元に近寄ってきた
「多分、君と僕は今、以心伝心だと思うよ」
岸谷新羅だ。
コイツもまた、いわくつきみたいだ。なんかあやしいお父さんいるしね。
今新羅が言った以心伝心。ってことは、新羅も授業が進まないと思っているのだろうか
「あの二人のせいで僕たちの試験の点数がドンドン下がっていく気がするよ・・・」
・・・・・・うん、思ってるみたいだね
まぁ、多分クラスの半分ぐらいが思ってるんじゃないかな?皆口には出さないだけで。だって出したら殺される、とでも思ってるもんね
「本当、また説教しなきゃね・・」
「多分意味ないと思うけどね」
でしょうね・・・・・。
このクラスの中であの二人に説教、もしくは注意が出来るのは、私か新羅くらいだろうと思う
教師でさえ、あの二人を恐れて、追いかけるはいいものの、見つけても注意も何もできてなかったもんね
「本当、ため息しかでないよ」
私は頬杖ついて再度ため息をつくと、体育教師がこちらに向かってきて
「おい、綾瀬、ちょっと先生用事があるから、先に行って体育館開けてきてくれないか・・・?」
綾瀬、というのは私のこと。
面倒くさい。でも、試験がマズいからここで先生に媚び売っとかないと・・・
「はい、分かりました。」
私はそう言って体育館のカギを受け取った
新羅に行ってくる、と言って教室のドアをあけた
体育館
・・・・・やっぱ新羅にやらせたほうがよかったな・・・・
私は体育館の中の風景を見て頭を抱えた
なぜなら、先程授業を抜けて、なおかつ私たちの授業までつぶしてくれちゃった張本人たちが、中で殺り合っているのから
「よく飽きないよ、本当」
ま、体育館のカギ開けるだけだし?
あ、ついでに説教もふまえようか
ガチャッ
鍵を開けて二人を怒鳴り上げようとしたその時
私に、静雄が投げたボール入れが直撃した
ガァァァン!!!
その音だけを残して、私は床に倒れこみ、意識を失った
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