二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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人類混濁の白黒—モノクロ— 【REBORN×戯言】
日時: 2010/09/06 17:13
名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)

どうも人間不信です!
最近部活で忙しいんですが・・・。
がんばって書いていきたいと思います。
戯言シリーズとリボーンの合体小説です。


・キャラ紹介
終崎終夜  ツナと似た容姿を持つ少女。十四歳。
零崎夜識  誰かの零崎名。二つ名として有名なのは、『人類混濁』(モノクロ)。正体不明の零崎で、知っているのは零崎常識・寸鉄殺人—ぺリルポイント—くらいである。
沢田綱吉  サブ主人公。細かい設定は呼んでみてください!(オイィィィィ!)

(増えて行くと思います)

・オリジナル通り名
『人類混濁—モノクロ—』=名付け親は零崎一賊及び哀川潤。名づけ理由は人類で最も不透明な存在だから。




・目次
—Data,00— >>1
—Data,01— 終崎終夜 >>2-3
—Data,02— 転校生の邂逅 >>4-6
—Data,03— 鋭利な刃物 >>7-8
—Data,04— サイコロ >>9-10
【異世界トリップ編】(戯言キャラ出ませんかもです)
—Data,05— サイコロジー—心理学— >>11-12

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Re: 人類混濁の白黒—モノクロ— 【REBORN×戯言】 ( No.1 )
日時: 2010/09/06 07:31
名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)

—Data,00—


小さい頃から、同じ光景を見てきた。

最初は——母親と父親が殺される現場を。

次は、知り合い。
次は、友達。
次は、次は次は次は———。

その、繰り返しだった。

何度も何度も同じ光景を見て、血の色を覚えた。
何故自分がそんな同じ光景を見てきたのかは、判らない。
誰かがさせているのか。
誰が俺に見せているのか。
それすら不透明で、不確認。
そして俺はその光景が通常の光景と間違って認識したまま、育っていった。


ソレが間違いだと知ったのは、あの大空の様な子とであってからだった。



(今見ている自分の光景もまた、間違い)



また、1人。

殺された。

血の色が部屋中に広がって、気分が悪かった。
罪悪感なんて感じなかった。
只———後悔しただけだった。
この事は、あの子にも知らせていない。


(キミだけは、居なくならないで。キミだけが、俺に他人と縁を結ぶ事は間違いじゃないと教えてくれたのだから)


夜空は、只そう懇願するだけだった。














———なんて、無力。

Re: 人類混濁の白黒—モノクロ— 【REBORN×戯言】 ( No.2 )
日時: 2010/09/06 08:00
名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)

さて、終わりの始まりを開始しようか。



—Data,01— 終崎終夜


「ハイ?」

俺は机の上に置いてあった置手紙を見て固まった。
現在この家には俺しかいないことは明白だった。
だが、同居している人間は居た。
その人間が置手紙を置いて出て行った。
置手紙を開いて何故固まったのかと言うと。

「・・・転校ですか」

俺は納得してしまう。
『こんな体質』だから、転校しても可笑しくない。
と言うか、転校しない方が可笑しい。
俺は重い溜息を吐いて肩に鞄を担いだ。
転校する荷物などは全て『あの人』がやって置いてくれたらしい。
俺は再び手紙を見る。

「と言うか、並盛って・・・何処かで聞いた事があるような・・・」





平和すぎる町並みだった。

その中で異彩を放つ俺は、目立つのは当たり前だった。
服装は前の中学の制服だが、髪は金髪で外国人の様な澄んだ青い目。
見られないほうが可笑しい姿だった。


(だが、慣れてるんだよな。こんな視線は)


そして辿り着いた新住居。
家は立派な物だった。


(1人だと寂しくなりそうだよなぁ)


俺は扉を開け、家の中に入った。
家の中も立派な物だった。
制服もかけてある。


(・・・と言うか、男子生徒の物なんじゃねぇのか、コレ!?)


——あの人、何がしたいんだ。

俺はその制服をスルーして自分の部屋と成る扉を開けた。

「転校日は明日か・・・お隣さんに挨拶しに行くか」

俺は家を出て、お隣さんの家に向かった。





チャイムが鳴って、俺は家の扉を開けた。

「あ、あの。俺、隣に引っ越して来た者なんですけど、コレ、お中元です」
「あ、有難うございます・・・」

俺は中元を受け取った後、性別不詳の人を見た。
年齢は同じくらいだろうか。
俺がまじまじ見ていると判ったようで、

「どうしたんですか?」
「あ、いや、何歳なんだろうな・・・って」
「あぁ、俺、十四歳です」
「あ、なら同じ学年ですね」

そういって俺が笑うと人は驚いたように顔を歪めた。


(?)


「あ、じゃあ友達になってくれませんか!?」
「え!?」

俺は急な事で慌てる。


(と言うか、綺麗な人だなぁ。外国人?)


「あ、俺、沢田綱吉です。貴方は?」
「俺は終崎終夜。よろしくな。それとこの容姿だけど一応日本出身日本人だから。後、俺は男だからな!」


(え、俺口に出してた?)


そう思うと顔が熱く火照った。

「じゃあ明日、」
「あ、明日俺と一緒に登校しない?学校の場所とか教えるよ」
「あ、うん、それがいいな。そうしよう!」

そういって彼は、自分の家に戻っていった。


(凄く、綺麗な人だったし、凄く良い人だったな。だけど、何処かで会った事があるような・・・?)


「オイ、何してんだツナ」
「あ、いや」

俺は後ろに立っていたリボーンに顔を向ける。

「今、誰が居たんだ?」
「えっと、隣に引っ越してきた終崎君って言うんだけど、同じ年齢だから明日転校してくるんだって。それで明日一緒に登校しようって」

そういうとリボーンはニッと笑った。


(いやな予感が・・・)


「お前転校生に手を出すなよ!」

俺はそういうと二階の部屋に駆け込んだ。


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