二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦
日時: 2010/09/23 13:13
名前: 鞠魂 (ID: OMeZPkdt)

こんにちは。
はじめまして、鞠魂です。

皆様に楽しく読んでいただく前に、
・悪口禁止
・荒らさない
・アドバイスなどは受け付けます。

以上のことを守っていただきお読みください。
それでは、よろしくお願いします。

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Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.27 )
日時: 2011/05/05 17:33
名前: まりこん (ID: L529GKb7)

第15話「天空の使途と魔界軍団Z!」

リカを救うべく、ヘブンズゲートに向かった円堂達は、見事に天空の使途に勝利し、セイン達とも和解することができた。

そんななか、デモンズゲートでは鬼道達が春奈を救うために、魔界軍団Zとの死闘を繰り広げていた。
「チッ。やはり開放していない分、前とはやはり強く感じる・・・!」
伶花もかなり苦戦していた。不動や鬼道、二人の司令塔がいてもかなりキツイ試合となっていた。
「お前たちの好きにはさせるかよっ!!!」
不動も体をはって、プレイしている。
「ふふっ。甘いわ!デビルボール!!!」
魔界軍団Zのアラクネスの必殺技に、不動はなすすべも無い。
「不動君!くそっ!アイスソード!!!」
不動がやれてから、伶花がアイスソードでアラクネスからボールを奪おうとした。けれど、惜しくもかわされた。
「あら、前よりもいい魂になってるじゃない。でも、能力は前よりも落ちたんじゃない!?
「あんたは前よりも、うるさくなったんじゃない!?それに、あんたには余計なお世話よ!アイスフィールド!!」
「何!?」
アラクネスから、見事にボールを奪うことができた伶花。がしかし。
「そうわさせるか!ゴートゥーヘル!!!」
サタナトスのゴートゥーヘルに伶花はまた、ボールをうばれてしまった。
「ぐはっ!!」
「伶花!!」
そんな、死闘のなかマーク達の協力を得て、無事に試合に勝つことができた。すると!
「アイススピアー!!!」
ガシャン!!
「!?」
鎖に縛られている春奈のもとに、少年が必殺技で鎖を破り、春奈を抱えて(お姫様抱っこ)で伶花の元に降り立った。
「アルト!!」
「伶花。俺の仕事ってこれでしょう?」
そういって、抱えていた春奈をおろした。春奈は鬼道のところに飛びついていった。
「まぁね。ま、私が言わなくても分かるなんてさすがだよ。」
「いいえ。チームメイトとして、キャプテンである伶花に力を貸すのは当然のことですから。それでは。俺はこれで。」
そう言って、帰ろうとしたとき。春奈が走ってきた。
「あ。あの!助けていただいて、ありがとうございます!」
「いえ。礼には及びませんよ。伶花の仲間として、ご無事で何よりです。それではっ。」
そう言って、一瞬のうちにアルトは姿を消した。
「大丈夫?春奈ちゃん。」
「あ。ええ!大丈夫です!!」
一見は解決したように思えたが、戦いはまだ終わらないのだった。
                   つづく

Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.28 )
日時: 2011/05/20 20:12
名前: まりこん (ID: L529GKb7)

第16話「ダークエンジェル」

無事に、リカと春奈を助け出した円堂たち。
「ホントに、無事でよかった。二人とも。」
伶花はリカと春奈を見て言った。
すると、リカが
「そんでも、あの鎖を手でとったやつ、あんたのチームのやっちゃろ?」
「え?なぜ、リカさんがアルトを知っているんですか?」
伶花はチームメイトのアルトに、デモンズゲートのことしか頼んでいなかったから、不思議に思った。
「いやな、円堂達の試合が終わったらすぐに、私の近くに来て、アイススピアーゆうて、足につながれてた鎖をきったんや。でも、すぐにどっかいってしまってな。なんも、言えんかったんだけど、鬼道達のところきたらアイツが居ったのすこし見れたんや。」
「そうだったんですか。アルト、それならそれで言えばいいのに。まったく。」
伶花がそう言っていると、円堂が。
「伶花!!あんな奴とサッカーやってるなんてすごいじゃないか!!俺、お前のチームとサッカーやりたい!!」
と。円堂は目を輝かせていった。
「いいよ。でも、今のままじゃ確実に、私のチームには勝てない。だから、FFIで優勝したら、試合してあげるよ。」
伶花がそう言うと、円堂は満面の笑みで喜んだ。
「本当か!絶対だぞ!」
「うん。」

そして、円堂達がジャパンエリアの宿舎に戻ろうとしたとき、階段の最上段で、なんとセインとデスタが同じユニフォームを着ているのだ。セインだけではなく、天空の使途の1部も同じユニフォームを着用している。
「セイン!何で!」
円堂は不思議でたまらなかった。心を通わせることができたのに、なぜまた、敵となっているのか、分からないのだ。
「デスタ!!貴様!セインに何をしたんだ!!」
伶花もセインの異変に気づき、デスタに言った。
「フッ。セインたちには、魔王に魂をささげるための手伝いをしてもらうだけさ。」
デスタは堂々と言った。
「だから、それが可笑しいんじゃない!セインに何をしたの!」
「伶花!!お前の魂。魔王にささげてやる!!お前らもだ!」
「なっ!?」
すると、上からスポットライトが円堂達を照らした。そして、円堂や伶花を含む15人が選ばれた。
そして、ダークエンジェルとの死闘が始まるのだった。
「伶花。大丈夫か?」
鬼道が心配して、駆け寄ってきた。
「大丈夫。魔王を復活させないためにも頑張ろう。」
「・・・・。ああ!」
そして、皆配置につきついに、試合開始!
「いくよ・・・・!」
伶花がボールをもらいドリブルで、あがっていく。
「フッ」
セインが伶花を止めに来た。
『今はまだ錘がある。でもセインなら、何とか・・・!』
けれど、セインはさっきとはまったく別のスピードで、伶花からボールを奪った。
「何だと!?」
伶花も驚いた。それから、セインだけではなく、デスタ達もさっきとは格別にスピードやパワーをあげていた。
試合は押され、点もなかなか入れることができず、ダークエンジェルに先制されてしまった。
けれど、そこからなんとか持ちこたえついに同点に追いつき、円堂も「シャドウレイ」を止めることができたのだった。
そして、
「アイスウィングG3!!!!」
伶花のアイスウィングで逆転。見事に勝利することができたのだった。
そして、セイン達も正気に戻り、デスタたちは隙を狙って退却していった。
「これで、一件落着だね。」
伶花が試合が終わり安心したとき。
ガシャッ
ガタンッ!!
「え・・・。」
なんと、伶花の真上にある岩が耐え切れなくなり、上から落ちてきたのだ。
「伶花!!」
円堂が叫んだ。すると、鬼道が走りこんでいった。
『どうしよう・・・!足が動かない・・・!逃げられない!!』
もう、落ちてきた岩が伶花に届きそうになったとき、一つの影が伶花の前に現れた。
ドーン!!
岩は大きく落下、砂埃が立った。
「伶花!!」
円堂が心配して、叫んだ。
「伶花・・・・!」
不動も心配になり、呟いた。
砂埃がはれてくると、赤いマントが風になびいていた。鬼道だった。
鬼道はすぐに走って、伶花を助けに行ったのだ。
「鬼道!!」
円堂は鬼道を見ていった。
「え・・・・・。」
『どうして?有人君ってこんなに早かった?岩が落ちるまで、そんなに時間は無かったのに・・・・。』
伶花を抱えていた鬼道はゆっくりと、伶花をおろした。
「大丈夫か?伶花」
鬼道は心配そうに伶花を見た。
「う、うん。大丈夫・・・・。ありがとう、助けてくれて。」
鬼道は伶花がちゃんと無事なことを確認して、小さく笑った。
「チッ・・・。・・・・・フッ。」
それを見ていた不動は舌打ちをしたが、伶花が無事なのに安心して小さく笑った。

それから、円堂達はジャパンエリアの宿舎に帰ることができたのであった。
           つづく

Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.29 )
日時: 2011/07/29 12:20
名前: まりこん (ID: u7zbXwTu)

第17話「不動の思い」

ダークエンジェルなどの騒動も終え、マグニード山からジャパンエリアの宿舎に向う円堂達。
そんな中、伶花は。
『おかしい。有人君は、あの中で私を救えるほどのスピードがあったというの?風丸君は、考えられるけど。有人君ってあんなに早く走ることができたのか?それなら、おもりをつけている私よりも上にもなっているということか?イナズマジャパンのこと、もっとちゃんと見直すべきかもしえない。』
伶花は、さっきの自分が鬼道に助けられたことを不思議に思っていたのだった。
「有人君。さっきは、ありがとう。」
伶花は隣にいた鬼道にさっきの礼を言った。
「あ。ああ、伶花が無事でよかったよ。」
宿舎に帰ったときには、辺りは暗くなっていた。監督も、今日の練習はもう無し。と言って皆、自分の部屋に戻っていった。
部屋に入った伶花は、チームメイトのセリアに連絡した。
「もしもし、セリア?準決勝に進むことができたよ。」
「ずいぶん、連絡遅かったな。アルトから聞いた。大変だったな。」
セリアはアルトからセインたちのことを、聞いたらしい。
「ああ。まあね。それより、いつ行くんだ?“あそこ”に」
「・・・・・。気は進まないが、なるべく早く行きたい・・・。伶花達に、被害を加えたくない。」
セリアは、ため息をついて言った。
「それじゃあ。こっちも、まだ詳しいスケジュールも分からない。念の為、すぐにいけるようにしておけ。」
「了解。」
「それじゃあ。練習頑張れよ。」
「ああ。」
そう言って、通話を切った。すると、部屋のドアを叩く音がした。
「伶花。俺だ。」
不動の声だ。
「どうぞ、入って。」
伶花の許可をもらい、不動は部屋の中に入ってきた。
「どうしたの。不動君。・・え。」
いきなり、不動は背を向けていた伶花が振り返ると、不動は伶花に抱きついた。
「ちょっ。不動君・・・!」
「俺は・・・・。お前が好きなんだ・・・。」
「え・・・。」
伶花はいきなりの不動の発言に戸惑うしかなかった。
「不動君・・・・。とりえず、一度私から離れて座って。」
そして、不動は伶花から静かに離れ、ベットに二人で座った。
「伶花。お前が鬼道を好きなのは分かってる。」
「え?私が鬼道君を好きって・・・・?」
「ベンチとかから、見ていて分かるぜ。お前鬼道のことばっか気にしてることをな。」
「・・・・・。」
伶花は不動の言葉に驚いたが、言ってみればそうだな。と改めて感じていたのだ。
「俺は今まで人を信じることなんかできなかった、鬼道やお前達と会って。初めてだから、全然よくわかんなかったけどな。今日やっと、分かった。」
不動は伶花を見た。
「今日鬼道がお前を救ったとき、俺はすごく、苦しかった。俺がお前を救うことができなかったからな。」
「え・・・。そんなの、不動君が思ってくれるだけで十分だよ。」
「お前、俺が告白して、どう思ってんの?まぁ。お前がYESかNOかなんて、分かったことだけどよ。」
不動は、鼻で笑いながら言った。そして、伶花は。
「私、不動君のこと好きだよ。でも、仲間として。不動君の言うとうり、私有人君のこと好き。だから。ごめん。」
「やっぱりな・・・。じゃあ。俺の約束聞いたら、お前のことあきらめてやる。」
不動は、伶花の左側の頬を手でやさしく押さえ、伶花にキスをした。
「え・・・・?」
「俺はちゃんとお前をあきらめてやる。だから、鬼道なんかにふられるんじゃねーぞ。」
そういって、不動は伶花の部屋を出た。
                   つづく

Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.30 )
日時: 2011/07/29 13:49
名前: まりこん (ID: u7zbXwTu)

第18話「ザ・キングダム」

「・・・・・・・。」
『不動君・・・・。どうすればいいか、よく分からなかった。正直。有人君は幼いころ私にサッカーを戻してくれた、人だ。好きとかじゃなく、大切な人なんだ。でも、不動君の言うとおりだったのかもしれない。』
伶花は、不動からの告白を受け、考えていた。
「・・・・・。はぁ、くよくよしていたって仕方がない。」
そう言って、伶花は部屋を出て、監督室に向った。
伶花は部屋の前に来て、ドアをノックし、名乗った。
「水神です。」
「入れ。」
久遠監督は、部屋の中から許しを出した。
「夜にすいません。明日の午後からの練習少し休んでもいいでしょうか?」
「構わないが、訳を聞こう。」
「私のチームの宿舎で、少しチームミーティングをしようと思っていて、午後の練習の時間を削ることになりますが、行おうと思います。」
「そうか、分かった。下がっていいぞ。」
久遠監督は伶花の要望を受け入れた。
「それでは。」
伶花は一礼してから、監督室を出た。
翌日、テレビではブラジル代表ザ・キングダムがフランス代表ローズグリフォンを倒したことがニュースになっていた。インタビューでは、監督のガルシルド・ベイハンが出ていた。
「この人が、ブラジルの監督のガルシルド・・・。」
円堂が呟いた。
「あれ。伶花は?」
周りを見て、ヒロトが言った。
「伶花さんなら、午後の練習は少し休むって聞いたわ。」
ヒロトの問に秋が答えた。
「珍しいね、休むなんて。」
ヒロトが円堂に言った。
「そうだな。なんか、あったのかな。」
一方そのころ伶花は、チームの宿舎に無事に着き、大きな古びたドアを音を立てながら開いた。中に入ると、黒く輝く道の廊下が広がっていた。周りは、薄暗く青のランプが廊下の左右の壁に平等について、照らしていた。歩いていくと、一つの部屋が見えてきた。入り口のドアよりは大きくないが、厚く思いドアが二つ並んでいる。伶花はドアを押し開け、中に入った。中では、セリアやアルトらダーククリスタルのメンバーがジャージ姿で、長く広いテーブルの回りにある椅子に座っていた。
「キャプテン。お久しぶりです。」
最初に挨拶したのは、ダーククリスタルのゴールキーパーのミルガルト。その後、口々に伶花に向ってメンバーは挨拶をした。伶花も一人ひとりに挨拶をして、一番奥にあり真ん中にある椅子に座った。
「伶花今日は、何で会議を。」
アルトが問いかけた。
「今日は、イナズマジャパンのことと、ザ・キングダムのこと、それとガルシルド・ベイハンのことだ。」
「・・・・!ガルシルド・・・!」
セリアがガルシルドの名を聞いて、怒りを見せた。
「セリア。落ち着け。それでは、これからダーククリスタル定期会議を始める・・・!」
ダーククリスタルの会議が始まった。 
                       つづく

Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.31 )
日時: 2011/11/06 17:39
名前: MEIKO (ID: WmpS5rDY)

この小説、本にしてもいいと思います!
イナズマイレブンで好きなキャラクターは、円堂と風丸です(^o^)/


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