二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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 キングダムハーツ Re チェイン オブ メモリーズ 
日時: 2010/09/25 10:34
名前: もき (ID: 0pAzrPg3)

 キャラクターをご紹介

岸野 桃花 キシノモモカ

かなりのゲームオタク。
最近受験で忙しい14歳。

ソラ

ゲームでおなじみ主人公。
リクを探すため忘却の城を進む。
キーブレードの勇者であり、元気でくよくよしない性格。

ドナルド

ソラと一緒に冒険する。
この話ではカード化されているので出番はわりと少ない。

グーフィー

ドナルドと同様。

リク

ソラの友達。
闇の心を開くキーブレードをもつ。


カイリ

ソラの友達。
ディスティニーアイランドでソラたちの帰りを待つ。

ロクサス

ソラの分身。
心のない存在であり、この話では通常でないけど出す事になっている。


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Re:  キングダムハーツ Re チェイン オブ メモリーズ  ( No.1 )
日時: 2010/09/25 10:40
名前: もき (ID: 0pAzrPg3)

 プロローグ

ソラの旅は終わるのだろうか・・・・?
いつになったら平和がくるのか・・・・・

だれにもわからない———・・・

途中でやめてしまった私は大人になって後悔するのかな・・・・?
ソラみたいなかっこかわいい男の子は現実に存在したらいいのにな———・・・

 いつもそうおもう。

一つ一つちかづいていって振り落とされる・・・
わたしにはわからない。

 受験地獄から抜け出したい・・・・

争うのはいやだ。なくのはいやだ。
すべてがいやだ。

 ソラの世界に行けたらいいのにな・・・・・



Re:  キングダムハーツ Re チェイン オブ メモリーズ  ( No.2 )
日時: 2010/09/25 11:03
名前: もき (ID: 0pAzrPg3)

 第一話【忘却の城】

目がさめたときは現実だった。
変わらない日常。
変わらない風景。
おいしいごはん。
いつもどおりの生活・・・・

「さてと・・・ひさびさのゲーム♪」

コントローラーをにぎりしめディスクを入れる。
ワンダーランドでトランプ兵に負けた私。
つづきからを押し、いつもどおりスタートした・・・・・はずだけど・・・・・・

 起動しない・・・・なぜ————!?

「起動してよっ」

プレステ2を懸命にたたく。
画面が赤くなった。

「・・・・・こわれた・・・・・?」

一瞬のことだった・・・・
私は赤い大気につつまれていつのまにか草原にいた。

 周りを見ると道は一本しかない。

歩いていくと怪しい男が前方にいた。
黒い服・・・・どっかで見たことあるような感じ。

 ・・・・まさか・・・・・・

後ろを振り返る・・・・
・・・・赤い服・・・かみがふさふさ・・・右手にはキーブレード・・・・・

   ソラ・・・・・・

いつのまにかキングダムハーツの世界にいたなんて・・・

服装も髪型も変わっていて・・・・・
 片手にはステッキ。

おかしいよね・・・・・これ

 そのさきには大きなお城があって・・・・

そこに入ると記憶をわすれてしまって・・・・

とにかく出口を・・・・・・・っとないよね・・・
クリアしてくださいってことですか・・・・

    はいはい・・・・・・

わたしは走る。
ソラはうしろからやってくる・・・・
わたしのことを疑問に思わない・・・・のかな・・・

 ほんとこの笑顔にはやられちゃうよ・・・・


忘却の城についた。

黒い服の男がいて・・・・
 ソラの記憶に触れる・・・・・

ソラはびっくりしている・・・・・
 私の存在に気づいたらしい・・・・

 あーあ・・・ややこしくなっちゃった・・・・

黒い服の男は私のところにやってきた・・・・
 
「なんですか・・・・・?」

私の手を握ってくる・・・・
なぜ・・・・ふりほどけない・・・・

私の記憶はあの男の手元になってしまったのか・・・

 なぜかひかりのなかにわたしの記憶が流れている。

楽しかったこと。
悲しかったこと。
うれしかったこと。
怒ったこと。

 すべての感情とともに私の記憶は奪われた。

わたしにはもうなにもない。
すべて・・・・・・

 ゆめなのか・・・げんじつなのか・・・・

わたしは黒いなにかに飲まれようとしてるみたい。
もうすべてがないわたし。

べつにどうもしないよ。


 そのときだった・・・・

ソラが飛び込んできた・・・・・
わたしはその記憶とともに消えるのかな・・・・って
思ってしまった・・・・


Re:  キングダムハーツ Re チェイン オブ メモリーズ  ( No.3 )
日時: 2010/09/25 11:20
名前: もき (ID: 0pAzrPg3)

 第2話【闇と光】

どこまでも落ちていく。
コレが闇。

光は消え、悲しみが増えていく・・・・
記憶とともに・・・

ソラはどうなっているのかな・・・・
となりをみるとわたしをじっと見つめていた・・・

なぜソラの名前はおぼえているのかな

「なんでここにきたの・・・・?」

光のある世界にいるべき人なのに

「おまえが・・・・きえるから・・・」

苦しそう。
そりゃあ苦しいよね

「苦しいなら・・・・わたしをたすけなくてもいい」

受験にクラブ・・・忙しい私

「オレは・・・ひとがいなくなるのをみたくない・・」

「わたしにはなにもないよ・・光さえない」

「そんなことないっ」

ソラはわたしをだきしめる
闇に光が差し込んだみたいに・・・・

「わたしはなぜかあなたの名前を知ってるの・・・」

「おれもはじめて会ったときから知ってる」

「ソラ・・・・どうしてあなたはあったかいの・・・」

「えっと・・・おれもおもうよ・・・・
桃花ってあったかくて懐かしい感じがするんだ」

「もしかして会ったことある?」

「どうだろう??」

いつのまにか忘却の城に戻ってきてたみたい・・・
ソラは1枚のカードを手にした・・・
わたしにもカードを渡された・・・・
わたしには記憶のカード・・・・

 カードを使う・・・・・・

はるか昔の過去がよみがえる・・・・・
 わたしが5歳のとき迷子になっていたときだ。

「ままぁ・・・・ぱぱぁ・・・・・」

泣きそうな顔で旅行先の島で歩いていた。
 そのときだった・・・・・

「だいじょうぶ?」

私とおんなじ年くらいでかみがふさふさで赤い服をきた男の子・・・
 やさしくてあったかくてかっこいい・・・・

「・・・・・・!」

まさか・・・・・・ソラ?

「5歳のとき・・・・あの島で・・・・」

「・・・・あのときの女の子!」



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