二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- うみねこのなく頃に〜この世で最も恐ろしい魔女〜
- 日時: 2010/10/24 19:21
- 名前: コッペリア ◆ukAPLDIzo. (ID: OPVNjM8g)
「くくくっ、戦人、妾の負けだ……」
「ベアトリーチェ……」
三本の鉄の槍に串刺しにされたベアトリーチェをみて、少しではあるが“かわいそう”と思ってしまう。
「しかし、グランギニョル卿に勝てるかな?」
「グランギニョル?」
「くふふふっ、妾より恐ろしくて残忍な魔女ぞ……。すべての魔女が敬意を表す素晴らしい魔女だ」
「……」
ベアトリーチェより恐ろしい魔女……。
「そのグランギニョル卿自ら戦人と戦いたいと望んだのだ。光栄に思え……」
「もういい。もう喋るな……」
血を大量に吐きながらも喋り続け、心臓を貫かれる痛みを受けても死ねないベアトリーチェを、もう許す。
もう今まで殺してきた人々の痛みも知っただろう。
「ぐああぁぁっ!!!」
刺さった3本から解放され、ベアトリーチェは絶命した。
「で? 貴方はどうするの。ベアトリーチェは死んだ」
「ベルンカステル……。お久しぶり」
「退屈は魔女を殺すわ。私を殺さないでね」
「今度こそ、あの戦人とかいう奴をたたきつぶしてよね!!」
「ラムダデルダまで……。いいわ、期待に応えましょう」
こんなに嬉しさがこみ上げる戦い、久しぶりだわ。
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- Re: うみねこのなく頃に〜この世で最も恐ろしい魔女〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/10/24 21:22
- 名前: コッペリア ◆ukAPLDIzo. (ID: OPVNjM8g)
〜登場人物〜
名前 グランギニョル
性別 女
性格 残酷で残忍。異常なまでに加虐的。人を惨殺することがこの上ない至福。
年齢 不明(外見は17歳程度)(数千年は生きてる)
容姿 美しい銀髪は地面に着く長さを持つ。妖艶な真紅の瞳。色白でかなりの美人。巨乳。
身長174㎝、体重は秘密。
設定 全世界の魔女が敬愛する魔女。生きながら死ぬ痛みを味合わせることができる。
ベアトリーチェの代わりに、戦人との戦いを続ける。“殲滅の魔女”や“鏖の魔女”と呼ばれる。
一人称 私
CV 鈴木麻里子
名前 サクリファイス
性別 男
性格 短気で喧嘩っ早い。でも、グランギニョルには敬意を示している。
年齢 不明(外見は19歳程度)(数千年は生きている)
容姿 右目には黒い眼帯をしている。少し長めの黒髪に、紫色の瞳。かなり美系。
身長186㎝、体重65㎏
設定 ロノウェのような存在。誰に対しても敬語になることはない。
常にグランギニョルの隣にいる。グランギニョルに愛情を抱いているようにも見えるが……?
一人称 俺
CV 中井和哉
- Re: うみねこのなく頃に〜この世で最も恐ろしい魔女〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/10/24 21:18
- 名前: コッペリア ◆ukAPLDIzo. (ID: OPVNjM8g)
第壱話「六軒島」
戦人「落ちる、落ちるー!!」
毎年恒例と言っていいほどの戦人の叫び。
真理亞「うー! おちるー、おちるー!」
朱志香のもとで楽しそうに戦人の真似をする真理亞
譲治「スピード下げてきてもらおうか?」
戦人「サンキュ、譲治兄貴……、っぐぁっ!!」
気が緩んだ戦人の隙を突くように、船が大きく揺れる。
朱志香「あぶねっ!」
必死になって戦人の腕をつかむ。
戦人「おぉ〜! 朱志香のお乳が俺の腕に……!」
朱志香「ウゼェぜ!」
頭を思い切りグーで殴る。
戦人「いでぇ!」
真理亞「うー、戦人、殴られた!」
戦人「真理亞〜。真理亞は朱志香みたいに乱暴な女になっちゃダメだぞ〜。おしとやかで、大きくなったら俺にお乳を揉ませるんだぞ〜!」
真理亞「うー! 約束!」
朱志香「バカッ! 真理亞、そんな約束忘れちゃいな」
真理亞「うー……」
譲治「真理亞ちゃん、そんな約束しちゃいけないよ」
真理亞「うー! はぁーい!」
こんな平和はずっと続くと思っていた。六軒島についても……。
譲治「あれ? 今日はうみねこがいないね……」
朱志香「あっ、ホントだ……」
やけに不安になる。何か不吉な感じがする。
譲治「台風が近いから、きっと巣に帰ったんだよ」
その重々しい雰囲気を悟った譲治が言う。
戦人「そうだぜ! なにしんみりしてんだよ!」
真理亞「うー、ない! ない!」
戦人「真理亞? なんかなくしたのか?」
真理亞「ない、ない!」
石の塔を指して言う。
楼座「真理亞、ヘンなこと言わないの……」
何もないと思ったのか、そういう楼座。
真理亞「うー、ママ、解んないの? ない! ないの!」
朱志香「あぁ、祠だろ? 雷が落ちて壊れちゃったんだって」
しゃがんで、真理亞の目線に合わせて言う。
真理亞「うー、不吉……」
真理亞「不吉不吉不吉不吉……」
戦人「真理亞、そんなこと言ってたらホントに不吉なことが起きちまうぞ?」
真理亞「うー……」
熊沢「では、参りましょうか」
年を重ねるごとに若返って見える熊沢のばっちゃん。
郷田「本日の料理、腕をふるわせていただきました」
絵羽「あら、それは楽しみね」
大人達も談笑するようになり、重かった雰囲気がだんだん軽くなっていく。
屋敷の中のある肖像画に、戦人の目は止まった。
戦人「あれ? なんか変わってねぇか……?」
前は、金髪の女が描かれてた気がするけど……、今は銀髪の女が描かれている。
霧江「戦人くん? 行くわよ」
戦人「あっ、はい!」
───今宵、惨劇が始まる。
- Re: うみねこのなく頃に〜この世で最も恐ろしい魔女〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/10/31 19:43
- 名前: 魅嘉 (ID: hA/oaOn8)
初めまして魅嘉です。
とても面白いです。
うみねこの小説を書く者同士、がんばりましょう!
また来ます
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