二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- -悪ノシリーズ- ただいま悪ノ娘*°
- 日時: 2010/11/20 22:44
- 名前: 夏目 (ID: dhvyz82z)
皆が涙を流し、血を流した時
悲しき時代
これは———
昔々のお話です
———————————————————————————————————————————
クリックどうもありがとうございます!!!!
悪のが大好きな夏目です!!
小説書くのは初めてなのですが、どうぞよろしくお願いしますbb
□この間姉に小説の書き方学びました!!
読みやすい書き方、描写を多めにする書き方、心理描写を優先にする書き方、台本書き。
いろいろあると学びました…。私的には悪のは読みやすくしたいと思ってますbb
◆ルール◆
※悪ノって何?下に説明つけときます!!!
※駄文無理な方即退場
※おめーみたいな奴は好きになれない!!…って方も即退場
※シリアスな部分も…グロ無理な方は即戻ってください
ルールはこんだけです!!!
◆…悪ノシリーズとは…◆
悪ノPさんによる作品です。
VOCALOID(ボーカロイド)の鏡音姉弟の物語です。
■…キャスト…■
悪の娘…メインキャラ 鏡音 リン
悪ノ召使…メインキャラ 鏡音 レン
赤の娘…メインキャラ MEIKO
青の王子…メインキャラ KAITO
緑の娘…メインキャラ 初音 ミク
白の娘…メインキャラ 弱音ハク
リグレットメッセージ…メインキャラ 鏡音姉弟
それではよろしくお願いしますbb
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- Re: -悪ノシリーズ- ただいま悪ノ娘*° ( No.3 )
- 日時: 2010/11/24 16:52
- 名前: 夏目.. (ID: yJbSBs4g)
-黄の国-
(この国は…………荒れきっている)
砂が山なりに積まれ、その前に綺麗な花が数本置かれている。
その前には女性が1人。目を閉じ、手を合わせている。
「神様………お願いです……」
涙を流しながら女性は呟いた。
「この国に……“平和”と“豊富”の2文字を…取り戻して………下さい……」
静かな風がなびいた。
*
「…リン様」
黄の国。
その頂点に君臨するのは、わずか14歳の少女、王女様。
「…いつ見てもこの調度品はすごいですね」
「あら、そう?レンに言われるとなんだか嬉しい」
城内には絢爛豪華な調度品。
王女の召使は、王女にそっくりな顔立ちの少年。
「あ、王女様。ジョゼフィーヌの体洗いが終わったようですよ」
「ホント!ジョゼフィーヌッ!」
彼女が愛している馬の名は、ジョゼフィーヌ。
絢爛豪華な調度品、気に入った召使、綺麗な体をした馬。
———全ては彼女の物だった
*
ごめんなさい、今回短いです><
>>ユキナ様
褒め言葉ありがとうございます!!!
だけどまだまだなので頑張りますね^^*
…尊敬されるほどうまくないです…。
ありがとうございます!!
頑張りますbb
- Re: -悪ノシリーズ- ただいま悪ノ娘*° ( No.4 )
- 日時: 2010/11/21 22:21
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
きましたっ!!
私の小説にコメありがとうっ!!
呼びタメOKですか??
- Re: -悪ノシリーズ- ただいま悪ノ娘*° ( No.5 )
- 日時: 2010/11/24 16:51
- 名前: 夏目. (ID: yJbSBs4g)
王女、リンは豪華な椅子に座っている。
そんな時、近くに召使のレンがやってきた。
「王女様。この城にとってのお金がなくなってきております……どうしましょうか…?」
「…………そうね……」
レンは困ったような顔を見せると、リンは顎に手を当てた。
しばらくすると、怪しげに微笑んだ。冷酷で、美しく、どこまでも暗い笑み。
「民衆共から……取ればいいのよ」
「ですが……民衆が納得するかどうか…………」
「…そうね………」
リンは手にしていた扇子をぱらりと広げた。
金剛石が散りばめられた扇子。ゆっくりと瞳を閉じる。
「私に逆らう者たちは——粛清、してしまえばいいのよ」
「……分かりました」
カッと王女は目を見開き、再び残酷に笑った。
とある野菜売り場で、女性は野菜を買っていた。
「あの…野菜の値段がすごく上がってるような……」
「…ごめんなさいね。こっちもお金がなくなってきてるの………」
「……仕方、ないですよね。じゃあ…このなすと……」
女性が野菜をかい始めた時、ふいに、近くで悲鳴が上がった。
「な、何………?」
「お願いです!!もう!もうこれ以上お金を取らないでください!!私の家ももう底をつきかけているのです!!」
「我々に逆らうな!!逆らえば死に追い込む!」
兵士たちが、町の人々のお金を取って行っている。
周りがざわざわとなり始めた。
「一体………なんで……?」
「コラ!逆らうな!!……チッ。…………永久に叫んでいるがいい」
「!!!」
次の瞬間、赤い鮮血が飛び散った。必死に兵士にしがみついていた女性の背には、剣が。
兵士はそれを抜くと、女性の懐を探り、金を奪って他の住民を襲い始めた。
何人も兵士がいる中、野菜屋の主人はそっと女性の肩を押した。
「逃げなさい!!!」
「で、でも!!」
すっ、と、主人は手を伸ばすと、女性の頭をなでた。
そして、女性の手の中に巾着袋を納める。その中には大量の金が。
「………なんで……」
「貴女は何もかもを失った……娘も、夫も。だけどその辛さを誰にも見せずに、瀕死の状態の人々を救ってくれた……これはそれの恩返しよ」
「だけど!!」
「………行きなさい。早く!!」
その声で、女性は走り出した。大量の涙を流しながら。
ずいぶん走っただろう。ドンッ、と、誰かとぶつかった。
「……ごめ、んなさい…………」
「大丈夫です。貴女…何でそんなに泣いているんですか?」
目の前にいたのは少年で、金色の髪をしている。
「王女様……王女様はなぜ!!なぜ……簡単に人を殺せるのか……分からないのです」
「……それは、王女に対する暴言ですか」
「違います!ただ……。……私は、14歳の王女の辛さが分かります……だけど……彼女を支える物がない……!」
少年は少し驚いた様な顔をした。女性は微笑み、そっと少年の手の中に自分の巾着袋をおさめた。
野菜屋の主人から貰った物はしっかりと隠している。
「………どうか……お願いします。貴方が……支えてあげてくださいね……」
「…分かってたんですね」
「……えぇ。召使さん。王女を……お願いします」
そう言うと、女性は立ち去った。
*
レンは城に戻った。そしてリンの元に行く。
「遅かったじゃない、レン」
「……申し訳ございません……」
レンは困った様に微笑む。そして、窓から町を見下ろした。
皆、ぐったりとなっている。養分の無くなった草木の様に。
「………リン様」
「リンでいいって言ってるじゃない……敬語もなし」
「…リン。僕が、君を支えるからね」
レンは微笑む。リンは目を見開き、花の様に笑った。
『貴方が……支えてあげてくださいね……』
約束を、守るために。レンはそっとリンの手を包み込んだ。
>>ユキナ様
こちらこそいつもありがとうございます^^
呼びタメですか?全然OKです★
また行きますねノノ
- Re: -悪ノシリーズ- ただいま悪ノ娘*° ( No.6 )
- 日時: 2010/11/23 19:39
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
おうっ!
いえいえ、こちらこそありがとう!!
もう様付けしなくていいよ〜
- Re: -悪ノシリーズ- ただいま悪ノ娘*° ( No.7 )
- 日時: 2010/11/23 20:49
- 名前: 凛 (ID: QCG7hJgu)
悪ノシリーズ頑張って下さい。
応援しています。
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