二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ワンピース −出会いと別れ−
日時: 2010/12/12 18:28
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)


初めまして!

ジュリエッタと申します♪

小説を読んでいただく時の注意!

・初めてなので相当下手です;
・荒らしはNG;
・オリキャラがたくさんでます!
・話が意味不明かもしれません。

以上の事がOKな方はぜひ読んでください☆

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Re: ワンピース −出会いと別れ− ( No.1 )
日時: 2010/12/12 18:29
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)

冷たい風が吹く甲板。
梯子から銀の髪の少女が上がってきた。
「エース?どこ?居るんでしょ?」
オレンジ色の帽子をかぶった男が起き上がった。
「なんだ?
「なんだっけ?」
ボーっとした少女の名はジュライ。
「なんだっけ?じゃねぇよ。」
「あ、そうそう。」
甲板の反対側を指さす。
「敵が来た。」
「早く言えよ!」
ジュライを軽く叩くとエースは走って敵船へ向かう。
「バイバーイ!!」
ブンブンと両手で手をふる。
「コックさんにお菓子作ってもらおうかな。」
ジュライは食堂へと向かった。

Re: ワンピース −出会いと別れ− ( No.2 )
日時: 2010/12/12 18:29
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)

—— 食道 ——

「コックさ〜ん!」
ドアからひょこりと顔を出す。
「おぉ!ジュライか。」
フライパンを振いながらジュライに笑顔で話しかける。
「お菓子ちょうだい。」
両手を出し待つジュライ。
「しょうがねーなぁ。そこに入れてあるケーキ食っていいぞ。」
コックがそう言うとジュライは目を輝かせて冷蔵庫を開ける。
「ショートケーキ♪」
お皿とスプーンを口にくわえてテーブルへ持っていく。
「いただきま〜す♪」
最初にイチゴを皿の上に置く。
好きなものは最後に食べる派。
「美味しいなぁ♪」
もくもくと食べていると、戦闘を終えたエースが帰って来た。
「おふはふぇふぁま!(おつかれさま)」
口にケーキを入れたまま喋る。
口からケーキのカスが飛ぶ
「なんか飛んでんだよ!食べてから喋れ!!」
パッパと服を祓う。
「お?イチゴいただき♪」
エースがケーキの皿からイチゴを取って食べた。
「貴様ぁ!私のイチゴを食べるとは・・・・。」
そろりと剣を抜くジュライ。
「あぁ?イチゴくらいいいじゃねぇか!」
手をコキコキと鳴らすエース。
「よくないんだよ!イチゴは神なんだから!」
「イチゴは果物だ!」
「室内で帽子かぶってるとハゲるぞ!クソバカエース!」
「毎日菓子ばっか食ってると太るぞ!チビジュライ!」
火花を散らし喧嘩をする二人。
「なにをぉ!!」
「なんだよ!!」
ジュライとエースが食道で喧嘩をして、みんなが微笑ましく見守る。
それが通常の日々。
今日も変わらなかった。
しかし、ジュライにとっては特別な日だった。

Re: ワンピース −出会いと別れ− ( No.3 )
日時: 2010/12/12 18:30
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)

—— 夜の甲板 ——


月明かりが海を照らす。
辺りは静まり、聞こえるのは波の音。
「・・・。」
目を瞑り甲板に立つジュライ。
コツコツと足音が後ろから聞こえた。
「エース?」
「あぁ。」
「どうしたの?」
ジュライが目を開け、振り向く。
「様子が変だ。」
「エースはいつも変じゃない。」
「違う。お前のだ。」
「私?」
目を細め、エースに近づく。
「何が違うの?とうとう頭が可笑しくなった?」
「アホか。」
ニッコリと笑いくるりと回るジュライ。
「気づいた・・・?」
「当たり前だ。」
いきなり深刻な表情に変わった。
「何かあったのか?」
「・・・・。」
波の音が大きくなる。
冷たい風が二人の服を翻す。
「今日なんだ・・・。」
目を伏せ、小さな声で話しだした。
「私が住んでいた村が滅びたのが・・・。」
そう言うと、ジュライは過去を語り始めた。

Re: ワンピース −出会いと別れ− ( No.4 )
日時: 2010/12/12 18:31
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)


オリキャラ忘れてました;;

テゥラーン・D・ジュライ

身長:154㎝
体重:4☆kg
年齢:18歳

性格

天然
めんどくさがり
まったく読めない
KY

好きなもの

お菓子
クマの人形
仲間

嫌いなもの


太陽



Re: ワンピース −出会いと別れ− ( No.5 )
日時: 2010/12/12 18:31
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)

—— 四年前 ——


「兄さん!逃げよう!急がないと死んじゃうよ!」
まだジュライが幼かった頃。
ジュライはアリエス村という場所に住んでいた。
「ここは朝の来ない村。その村に朝が来ると言うのならそれが我らの運命だ。」
小さなジュライの肩を掴む男。
ジュライの兄のクラウン。
「兄さん!」
村に住む者はカゲカゲの実の能力者に影を奪われた。
そしてこの朝が来ない場所に逃げ込んできた。
「お前は唯一影を奪われていない。この村の希望なんだ。」
ブンブンと頭を振って泣きじゃくるジュライ。
「ヤダ!兄さんと一緒がいい!早く!まだ間に合うよ!お家に入ろうよ!」
兄は歯を食いしばり、涙をなんとか止めようとする。
「お前は強いだろ!?大丈夫だよな!?」
「大丈夫じゃないもん!弱いもん!」
だんだんと太陽が昇ってくる。
「兄さんはいつでもお前を見守ってる!姿が見えなくてもずっと一緒だ!」
「見えなきゃヤダ!兄さんが居なきゃヤダ!」
太陽の光がクラウンの手に当たる。
「お前は一人じゃない!絶対に仲間に出会える!だから・・・・。」
涙を流し、ジュライの背中を押す。
「行くんだ!仲間の元へ!」
「あぁぁぁぁぁ!」
叫びながら港町へと向かって走るジュライ。
「いいのか?クラウン。」
「あぁ・・・。ジュライなら平気だ。」
「そうかい。」
太陽が完全に上がった。
「いつまでも一緒だ・・・。ジュライ。」
ジュライが振り返った時には、もう姿がなかった。

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