二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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[[遊戯王]] 決闘者の道を歩む者 オリキャラ&オリカ募集
日時: 2012/06/24 22:04
名前: 青金石@翼神竜 ◆Mw9em79sDc (ID: AEu.ecsA)

えーっと・・・、以前「夜姫」と言う名で小説を書いていたものです。
この度名前を、「青金石」と書いてラピスと改めます。某掲示板に潜んでるかもですよw


 取りあえずは・・・久しぶり、または初めましてっ!


また遊戯王の小説で舞い戻って来ました。あまり成長してないかも知れませんが;

*遊戯王知らない方でも、読んでくれるとスレ主は喜びます←
*気軽にコメントや、アドバイスなどくれるととてもありがたいです!
*所々、デュエルに違いがあるかもですが教えて頂けるか、気にせずかでお願いします。
(因みにゲームでしかデュエルしたことありません)
*主人公のカードはオリジナルもあるのでご注意!
*尚、荒らしなど、悪口コメントは控えてもらいたいです。アドバイスも言い方の限度を考えて言って下さい。
*不定期更新ですが、分かってくださると助かります
*恋愛やギャグなども多少入って来るので、ご注意を(ぇ
*駄文駄作で、意味不明な書き方をするときがあるので読むときは覚悟を持って下さいね。(





 それでは、長くなりましたが・・・ここからは目次です! ゆっくり読んでいってねっ←


*----〜目次〜

主人公(オリキャラ)[>>1] サブキャラ(主人公の兄弟編)[>>50] プロローグ[>>4]

●小説編
*第一話[>>9] 第二話[>>39] 第三話[>>42] 第四話[>>60] 第五話[>>61] 第六話[>>63]

●イラスト編
*主人公世南[>>48] セナ[>>49]
(リクエスト(下手だがn)や、描いてやんよって人募集中←)

●その他
*オリキャラ&オリカ申込書[>>68]


●お客様
 いもふらい様 氷結界の小説家様 夏茱萸様 レッド様 ララ様

いつもありがとうございますvv

よろしければ、参照の僕の小説HPへどうぞ!
名前変換小説で、遊戯王GX、銀魂の長編をやっています。短編やイラストも! 最近はこっちに没頭してます;





—最近、ネタが浮かばないのと学校が忙しく、更新する暇があまりない為、停滞しています。申し訳ありません;

 けれど、ここであきらめたくないので、なるべく更新出来るよう善処しますので、これからもよろしくお願いします。

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Re: [[遊戯王]] 決闘者の道を歩む者 主人公絵up ( No.59 )
日時: 2010/12/21 20:10
名前: 青金石@翼神竜 ◆Mw9em79sDc (ID: ZMeIuJbG)

了解wいってみるねー

Re: [[遊戯王]] 決闘者の道を歩む者 主人公絵up ( No.60 )
日時: 2010/12/22 21:43
名前: 青金石@翼神竜 ◆Mw9em79sDc (ID: ZMeIuJbG)

第三話『降臨! 鋼鉄を纏いしドラゴン』

 海馬瀬人が青眼の白龍、ブルーアイズ・ホワイトドラゴンが世南の前に立ちはだかった。
青い眼に惑わされ、隙をつかれそうなくらい。
 攻撃力も最強の数値ともいえる。世南の場には1800のモンスターしか居ない。

 本来、ドラゴンを呼ぶ笛は二体まで呼び出せるのだが、海馬の手札には一体のドラゴン族しか居なかった。

「行くぞ! これが俺のカードの力だ! 滅びのバーストストリーム!!」

 ブルーアイズは口から強大な光線を放ち、世南の葉のモンスターを儚く破壊した。
それと代償に、世南のLPは1200削られ2800と減少する。

「ターンエンドだ」

 
 世南は顔を強張らせ、デッキに手を置く。自分の父のカードを信じて勢い良くドロー。
引いたカードを見ると、口元を少し緩めた。

「伏せカードオープン! 魂を託す龍(ドラゴン)を発動します」

 世南は先程から場に伏せてあったカードを発動させた。

「あんなカード・・・あったか!?」

 確かに世南の罠(トラップ)カードは見たことのないものだった。
そのカードも恐らく世南の父が造ったカードの一つだろう。

「この効果、自分フィールド上のドラゴン族が墓地へ送られた時、手札またはデッキからLv4以下のドラゴン族モンスターを特殊召喚出来ます」

 世南はデッキからカードを一枚手にし、モンスターを特殊召喚する。

「鉄壁の龍を召喚!」

 彼女が召喚したモンスターは背中にいかにも堅そうな鉄壁の甲羅を背負っている。
守備力2200という防御型のモンスターだ。

「ふん、そんな雑魚モンスター直ぐに粉砕してやる!」

「そうは行きません! 私は手札から、翼の生えた魔物を召喚します」

 次には手札からかなりレベルが低いモンスターが召喚された。
小さな悪魔のようなモンスターに白い翼が生えている。キシシと奇妙な声をあげていた。

「さらに、融合を発動して、鉄壁の龍と翼の生えた魔物を融合」

 二体のモンスターはお互いに渦を巻き、新たなモンスターへと進化を遂げた。
遊戯達も目を凝らして、世南の融合モンスターに期待を胸に抱く。


「海馬様、これは私の切り札でたった一枚のカードです! 融合召喚! 降臨せよ、鋼鉄の翼龍(アイアン・ウィングドラゴン)!!」



 渦から放たれる光は上空へと一直線、やがて雲に覆われた空から一体の輝きを持つ龍が現れる。
全身鋼鉄で纏った龍は主人の目の前へ羽をはばたかせて着地した。


「あれがH.J幻のレアカードと呼ばれる世界に一枚しかないカード・・・」

 彼女のドラゴンをしかと眼に焼き付けたのは双六であった。

 世南は自信がついたのか、怖気づいた姿は一つも見せない。


「鋼鉄の翼龍(以下、アイアンウィング)のモンスター効果、自分の墓地にいる守備力2000以下のモンスターを装備し攻撃力に加える。
 私は墓地に眠るブリザード・ドラゴンを装備」

 攻撃力2400のアイアンウィングにブリザード・ドラゴンの守備力1000が加算させれ、合計3400とブルーアイズを上回った。

「くっ・・・・・・」

「バトルです、鋼鉄の翼龍で青眼の白龍に攻撃! アルティメット・アイアンブラスト!!!」

 
 アイアンウィングは堅そうな翼と身体を使ってブルーアイズを撃破。その攻撃はとても美しかった。


(美しい・・・・・・やはりレアもののカードはこれ程の力を持っているのか——)


 海馬には400のダメージが与えられる。だが海馬は突然表情を変え、世南に告げた。


「気に入った、樹野原世南。貴様のそのカードは最強そのものだ認めてやろう。」

「何を言っているんですか? 勝負はまだ終わって・・・」

 世南の言葉を遮るように、海馬は前から伏せてあったカードを発動させた。
それは罠(トラップ)カード"破壊輪"。


「この効果で貴様のアイアンウィングを破壊、そしてお互いにその攻撃力分のダメージを喰らうのだ!」

「そんなっ・・・!!!!」


 そして3000ポイントがLPから大幅に削られ、最終的にはお互い0となり勝敗は引き分けとなった。
 ヴィジョンであるモンスターの姿は消え、疲れた世南は足からバランスを崩す。
そのふらついた身体はしっかりと城之内が抱えた。


「世南、すげーじゃねーか! あの海馬のブルーアイズを倒すなんて! やっぱり強ぇな!」

 城之内は世南にそのままの気持ちと笑顔を浮かべる。世南は少しだけ頬を赤らめた。
 後から、遊戯や杏子達も駆けつける。褒め言葉で賑わいでいた。

「世南、次に会った時は真剣勝負だ。まあ俺に勝てるわけがないがな」

 高らかな声を上げて世南達に背を向けて去っていった。
次こそはとその裏には、何かを企てる計画を立てていたのは誰も知らなかった。





Re: [[遊戯王]] 決闘者の道を歩む者 ( No.61 )
日時: 2010/12/26 19:18
名前: 青金石@翼神竜 ◆Mw9em79sDc (ID: ZMeIuJbG)

第五話『もう一人の遊戯とペンダント』



 海馬との激戦が終わり、世南は遊戯の傍に寄った。

「遊戯様のその千年パズル……」

「……このパズルには、過去の記憶を失った、俺の魂が宿ってるんだ。」

 武藤遊戯では無い遊戯が言うには、自分は三千年前のエジプトの者だと言う。
さらには、千年パズルのような残りのアイテムを揃えなくてはならない、ということ。
 複雑な話を聞いて世南は少し首を傾げた。遊戯の顔は真剣そのもの、記憶を取り戻したいという感情だけが伝わった。

 千年パズルに光が灯り、遊戯の容姿は変わり行く。

「だから、もう一人の僕の記憶を取り戻す為にも、千年アイテムを持つ人と戦うんだ。」

 元の姿になった遊戯は拳をぐっと握り締める。
 世南もパズルに宿る、もう一人の遊戯の気持ちと本物の遊戯の気持ちが分かった気がした。



「あ、ところでよぉ。世南のそのペンダント、不思議な色と形してるよな。」

「そういえばそうね、実はこのペンダントにも何かあるんじゃないの?」


 城之内達は世南の胸元で輝くペンダントに注目し始める。まじまじと見られるものだから、少し照れながら話始めた。

「これはですね、母が生きていた頃にエジプトで買って来た物なんです。」

 ペンダントを手に取り、掌で輝きを放った。その輝きは見惚れてしまい、声も出ないほど美しかった。
綺麗に磨いてあって、傷も少ない。世南によれば、エジプトの砂から掘り起こして見つけたものだそうだ。
 遊戯達もペンダントから目を離さなかった。

「でも、時々このペンダントから、何かを感じるんです。まるで、誰かがこの中に宿ってるような…」

「杏子の言う通り、秘密がありそうだな」

「僕の千年パズルみたいだね」

 世南は微笑を浮かべてペンダントを握り締め、再び首に提げた。


「私も、このペンダントに隠された謎を明かしたいです……」

「きっとそれも、デュエルをしている内に分かってくると思うよ。」


 そうですね、と安心した声で遊戯に言う。


 これから、遊戯の千年パズルの謎と、世南のペンダントの謎が解き明かされていく——
















今回は短め?;
何だか原作寄りになってきそう;
だとしたらバトルシティ編辺りかなぁ……

Re: [[遊戯王]] 決闘者の道を歩む者 ( No.62 )
日時: 2010/12/26 19:26
名前: 氷結界の小説家 (ID: 8kUUPb.W)
参照: http://www.veoh.com/

ひさしぶり・・・かな?
ペンダントキターー!!
気になるな〜^^

短くないと思うよ、少なくとも私のよりは。

でわでわ^^

Re: [[遊戯王]] 決闘者の道を歩む者 ( No.63 )
日時: 2011/01/05 22:05
名前: 青金石@翼神竜 ◆Mw9em79sDc (ID: ZMeIuJbG)

第六話『現れる闇の住人』(アニメの13話に似てる感じの話(初めてのバクラvs闇遊戯のアレ))


「にしても……」
 
 城之内が話の間に、世南のデッキをひょいと手に取った。あ、と小さな声を出す。

「すげーなお前んトコのカード。見たことない物ばかりだぜ」

 一枚一枚大切に扱いながら、カードを見ては感想を口にする。驚いたりと色んな表情をしていた。
杏子と本田、双六も興味津々のようでカードを覗き見た。


「あ、さっきコイツで海馬のブルーアイズと戦ったんだよな?」

「わしも見るのは初めてじゃ。訊いたことはあるがのう」

 眺め見ていたのは、鋼鉄の翼龍のカード。世界にたった一枚しかないと言う幻のレアカードだ。


「そのカードは、父が私に初めてくれたカードです。気付けば何度もこのカードに助けられた気がします。」

 それは世南にとっては絶対に無くしてはならないカードだった。
父の魂がこもっているのかもしれないと思い、傍で見守ってくれるようにと必ずデッキに入れている。

「僕もこの、ブラックマジシャンは絶対入れているよ。」

「俺も遊戯から貰った、時の魔術師は必ず入れるぜ! ピンチの時の切り札だからな」

 遊戯と城之内は自分のカードデッキから一枚抜き取り、それぞれお気に入りのカードを世南に見せる。
遊戯のブラックマジシャン、攻撃力2500と魔法使い族では優秀な一枚だ。
城之内の時の魔術師は時計の妖精みたいなものがマジシャンの様な格好をしている。レベルも攻守も低いが、効果はギャンブルの様に、
当たりが出れば相手モンスターを破壊、はずれの場合は自滅という運試しの効果を持っている。
 釣られて、本田と杏子もお気に入りのカードを紹介した。

「へぇ……素敵なカードですね……やっぱり、ペガサス様は凄いですね」

 ペガサス・J・クロフォードはデュエルモンスターズの生みの親である。
彼の力で沢山のカードが生まれてきている。世南も尊敬に値する人物だ。

「世南ちゃんも、ペガサスの事を?」

「勿論ですよ、父と良く慕っていましたから。」

 遊戯と和気藹々と話していると、そこへ城之内が割り込んで入ってくる。そしてまた唐突な発言をした。


「世南、遊戯とデュエルしてみたらどーだ?」

「ふぇ?」

 思わず変な声を出してしまった世南。遊戯は僕? と疑問符を浮かべて自分に指を向けていた。
城之内は頷くと理由を述べ始める。

「また俺達のお気に入りのカードでデッキを作ってよぉ、デュエルしてみたくなってさ!」

「なら城之内がすれば良いじゃない。」

「お、俺じゃあ話になんねーし……世南とは、その……別ん時にやりてーし……」

 杏子はいまいち分からない城之内に首を傾げた。
遊戯は暫し間を空け、考えた結果。

「わかった。僕は良いよ。世南ちゃんは?」

「うーん、遊戯様と皆のカードに勝てる気はしませんが、私も腕を上げたいし……」

 ちらっと横目で城之内を見ると、眩しいくらいの明るい笑顔とオーラを放っていた。あっさり負けて断りきれず、デュエルすることになった。
 

*

 暫くして、遊戯のデッキに、城之内、杏子、本田のお気に入りのカードを加えて作ったオリジナルデッキが完成したようだ。
世南も準備は万全の様で、ようやく始まった。


「それじゃあ僕のターンから……ん? 世南ちゃん、どうしたの?」

 ぼーっとしている世南を見て遊戯が訊く。何か様子が変だった。
俯いていて先程から声すら出していない。具合でも悪いのだろうかと杏子が近付いてみた。

「大丈夫……? 世南——」


 
 杏子が身体に触れた瞬時に、目を眩ます光が放たれる。遊戯の千年パズルの時よりも激しい。光の正体は世南の胸元のペンダントの様だ。
杏子達は腕で覆い隠し、影を作った。光が納まるといっせいに世南を見る。


「ふふ……表に出るのも久し振りだな。」


 茶色い髪こそ世南の容姿の一部、赤いリボンは真っ黒に染まっていた。顔を上げると目元も釣りあがって鋭い。
第一声は口調も変わっている。気品ある口調は、男の様な口調になっていた。

「誰だ——お前……!!」

 驚く城之内達、世南の異変に気付く。だが、それは彼女の怪しいペンダントの光で遮った。
遊戯達は魂が吸い取られたかのようにゆらりと倒れた。

 クスリと笑う仮の世南は遊戯の千年パズルに手を伸ばし、自分のものにしようと考えたが—

「くっ……!?」

「お前、世南じゃないな?」

 千年パズルから現れたもう一人の遊戯が、遊戯の身体を借りて生還する。


「貴様が、もう一人の遊戯……か。私はこのペンダントに眠る魂、そうだなセナとでも言っておこう。」

 彼女こそが、世南のペンダントに潜むもう一人の姿だった。名はセナと言うが、同じなわけだ。

「セナ? 同じ名前だな。それより、皆に何をした。」

「奴らの魂はお前のデッキにあるさ。」

「バクラの時と……同じ—」

 もう一人の遊戯が小さく呟く。

「バクラ……?」

 "バクラ"その一言を聞いてセナは一瞬言葉を失った。それもすぐ回復し、話を淡々と続ける。

「貴様には今から私とデュエルをしてもらう。貴様はどれほどの実力を持っているのか確かめたいしな。」

「墓地に行けば、皆の魂は戻らないんじゃないのか……?」

 訝しげに遊戯は訊いた。

「安心しろ、勝敗が決すれば魂は戻す。そこまで私は悪い奴ではない。だが、貴様に私は倒せないだろうな……ククッ」

 不敵な笑みと気味の悪い笑い声。もう一人の遊戯は不安も抱えずに口元を緩めた。

「良いぜ、受けて立つ。俺もお前の実力を知りたい!」

「ふふっ……あまり退屈だとつまらないからな、せいぜい楽しませてくれ……」

 お互いは睨みあった。マンガにすれば、火花を散らしても良い光景だ。




       ————デュエルッ!!!


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