二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 短編小説
日時: 2010/12/13 18:33
名前: 咲夜 (ID: pxMwxWzw)

はじめまして、咲夜と申します。
イナズマイレブンを見るたびに、この子はこうであの子はあぁ思っているのではないのかな?という妄想が広がり、そういう感じの小説を書く事にしました。

捏造半端ないので注意して下さい。

エイリアの子達の話が多いのではないのかと思います。

アドバイスや感想を書いてくれたら咲夜はうれしくて泣きます(笑)

これからよろしくお願いします。

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Re: イナズマイレブン 短編小説 ( No.1 )
日時: 2010/12/13 18:39
名前: 咲夜 (ID: pxMwxWzw)

ヒロトくんの日記

2008年12月20日 晴れ
 今日は、晴矢と風介とサッカーをして遊びました。
 晴矢は風介をおこらせてしまって、風介にチューリップを抜かれてしまいました。
 チューリップを抜かれた晴矢は「おれの本体がぁああぁああ」と言ってないていました。
 でも、チューリップはすぐに生えてきたので、大丈夫でした。
 その後、またみんなでサッカーを続けました。

2008年12月21日 雨
 今日は雨がふっていました。
 風介は「雨なんか最悪だ、いらいらする」といってバーンのチューリップを抜いていました。
 「おれの本体がぁああぁってゆーか俺なにもしてないだろ?!」とバーンがさけぶと、風介は「むしゃくしゃしてやった、今はんせいしている。本当、すみませんでした」とあやまりました。
 風介は本当に素直でいい子だなと思いました。

2008年12月22日 晴れ
 今日は、父さんがひさしぶりに園に遊びに来ました。
 もうすぐクリスマスだから、何がほしい?と聞いてくれました。
 オレは「サンタさんが来るの?」と聞くと、父さんは「そうですよ」と言って、頭をなでてくれました。
 その手はとても温かかったです。
 オレはねこのぬいぐるみがほしいと父さんに言いました。

2008年12月23日 晴れ
 今日は姉さんが遊びに来てくれました。
 一緒にサッカーをしました。
 晴矢がころんでしまって、そのいきおいでチューリップがぬけてしまいました。
 晴矢のチューリップはぬけても1時間23分15秒後には新しくはえてくるので、とてもふしぎです。
 あれはかみのけじゃないのかな?といつも思います。

2008年12月24日 曇り
 明日はクリスマスです。
 風介になにをもらう予定だと聞いてきたので、ねこのぬいぐるみだと答えました。
 それを聞いた晴矢はオレを女の子みたいだと笑いました。
 ちなみに、風介は冬でも温かく着れるノースリーブのシャツ、晴矢は幻のチューリップのタネをたのんだそうです。
 夜、部屋でねていると、音がしました。
 目を開けると、プレゼントを持ったサンタさんのかっこうをしたおじぞう様がいました。
 オレはこわくなって、目をぎゅっとつぶりました。
 あれはきっと一生わすれないと思います。

2008年12月25日
 朝起きると、まくら元にプレゼントがおいてありました。
 おじぞう様の後で、ちゃんとサンタさんも来てくれたようです。
 でもプレゼントを開けると、中に入っていたのはねこじゃなくて、犬のぬいぐるみでした。
 オレはちょっとがっかりしたけど、犬もかわいかったのでそれでいいかと思いました。
 午後に父さんと姉さんがきました。
 オレにプレゼントはどうだった?と聞くと、オレは「サンタさんがまちがえちゃって犬のぬいぐるみをくれたの。オレねこの方が好きなのに」と答えました。
 すると父さんはふしぎそうに「ヒロトは犬の方が好きなのでしょう」と言いました。
 オレはびっくりして父さんの顔を見ると、父さんはいつもと変わらない笑ったかおをしていました。
 でも、オレはなぜかそれがこわくかんじました。
 だからおもわず、犬の方が好きと言ってしまいしました。

 晴矢はさっそくチューリップを自分の頭に植えていました。

2008年12月26日
 姉さんが今日、ねこのぬいぐるみをくれました。
 姉さんの手作りらしくて、オレは最初、ダークマターを実写化したものかと思いました。
 姉さんはそれをくれるときに、なぜかなんども「ごめんね」と言っていました。
 そのときの姉さんはなきそうなかおをしていました。

2008年12月27日
 今日、父さんと姉さんがケンカしている所を聞いてしまいました。
 よく分からないけど、姉さんはオレはオレで、ヒロトのかわりではないと言っていました。
 オレはヒロトなのに、なんでオレはヒロトじゃないんだというのかな?よく分かりません。

2008年12月28日
 今日は父さんにしかられました。
 オレはリュウジにかみをむすんでもらって、それを父さんに見せにいったら、「にどとかみをむすばないでください。ヒロトはかみをむすびません」と言われました。
 父さんはよくオレにヒロトはこうしない、ああしないと言います。
 なんで父さんはそういうのだろう?

Re: イナズマイレブン 短編小説 ( No.2 )
日時: 2010/12/13 18:39
名前: 咲夜 (ID: pxMwxWzw)


2008年12月29日
 今日は父さんの家に行きました。
 父さんの家はとっても広くて、ディズニーランド100個は入るのかな?と思いました。
 父さんと話していると、父さんにお客さんがきたようで、父さんに待っているように言われました。
 オレは待っている間に、部屋の中を冒険してみようと思いました。
 父さんの部屋はとても広くて、おもしろいものがたくさんありました。
 サンタさんの服もありました。父さんはサンタさんと友達なんだと知りました。
 そしてオレはひきだしの中で、オレによくにた男の子の写真をたくさん見つけました。
 その男の子はヒロトというのだそうです。そして父さんの日記もみつけました。
 父さんの日記はむずかしい字やことばが書いてあって、読めないところもあったけど、オレはそのときやっと分かりました。
 その男の子はヒロトといって、もう死んでいるのだと。

2008年12月30日
 今日、オレは頭がいたいと言って、ずっとねていました。
 頭はいたくありませんでした。
 でも、胸はずっとチクチクしていました。
 オレはふとんにもぐってなきました。

 晴矢がおみまいにチューリップ、風介はアイスの棒をくれました。

2008年12月31日
 今日はみんなで年をこそうと夜おそくまで起きていました。
 姉さんがみんなに一番好きなのは誰?と聞きました。
 みんな友達やチューリップや姉さん、父さんと答えていました。姉さんはオレにも聞きました。
 オレは父さんって言おうと思ったけど、なぜか言えませんでした。
 けっきょく「分からないけど、たぶん父さん」と答えてしまいました。
 父さんはあんなにオレにやさしくしてくれるのに、どうして答えられかったんだろう?
 もう夜もおそいので、今日はもうねることにします。



2010年10月15日
 明日から父さんの計画が始まります。
 父さんは人が変わってしまったとみんなは言うが、オレはそう思いません。
 少なくとも、オレに対する態度は変わらないと思います。
 今でも父さんの机の上にはオレとそっくりな顔をして男の子は笑っています。
 オレは父さんの事が好きなのかどうか分からないけど、たぶん好きなんだと思います。
 父さんがオレを吉良ヒロトとして見てもらっても構わないです。だって、オレを吉良ヒロトと重ねてくれてるうちは、父さんはオレを愛してくれるのだから。
 父さんが愛しているのはオレの顔だけかもしれないけど、この顔がオレのものであるかぎり、オレはきっとずっと父さんに愛されます。
 父さんはオレのすべてだから、それでいいんです。

 これからもオレは誰かに「犬と猫、どっちが好き?」と聞かれたら、迷わずに「犬」と答えます。
 いつか本当に父さんの息子になれたらいいなと思います。
end

Re: イナズマイレブン 短編小説 ( No.3 )
日時: 2010/12/13 18:40
名前: 咲夜 (ID: pxMwxWzw)

あとがき
 ヒロトが小さい頃、日記をつけてたら可愛いなって思っただけです。


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