二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ポケモン】ナツメに迫る【カントージムリーダー】
- 日時: 2010/12/29 12:58
- 名前: カントー代表 (ID: L6ieJnW3)
カントー・ジョウトジムリーダー達を愛する書き込み初となる、カントー代表者です。
初代又はポケモン及び特にゲームシステム世界観に詳しい方だけしか楽しめないかも。
極端に言っちゃうと自分のイメージでキャラの言動を動かします
ジョウト地方ジムリーダーの子達も少しは…出てくるかも
- Re: 【ポケモン】ナツメに迫る【カントージムリーダー】 ( No.7 )
- 日時: 2011/01/01 18:10
- 名前: 風(元:秋空 (ID: h4O0R2gc)
初めましておこがましいようですが同じくポケモンの小説を書いている者です。
えっとカントーのジムリーダがー一番良いキャラ多いなとか思いますvv
エリカとナツメが素敵で……良いなと(苦笑
まともな感想じゃなくてすみません…
- Re: 【ポケモン】ナツメに迫る【カントージムリーダー】 ( No.8 )
- 日時: 2011/01/02 15:20
- 名前: カントー代表 (ID: L6ieJnW3)
第6章
ナツメ「………」
朝方の6時。ナツメは夜には強いので、何となく遅くまで夜更かし…
この時間に起きるということは、殆ど無い。
さすがに、眠気がさす…
エリカ「おはようございまあす。」
目の前には、頭の上がらないエリカ
ナツメ「今何時だと思ってるの。」
エリカ「6時過ぎ…で間違いないですわ」
ナツメ「こんな朝早く、何の用?」
ナツメは鋭い目つきと声で厳しく言った。
エリカ「…ごめんなさいな、朝方から。ちょっと、仕度してくださる?」
ナツメ「…まずは、用件を言うのが先でしょ。」
申し訳なさそうな態度を無視して、用件を話せと迫る。
エリカ「そんな…あまり時間がありませんの 急いでもらわないと」
しかも何だか、急いでいる様子。
朝っぱらから急に自宅へ訪れてこんなこと言われても、困る。
ナツメ「! 用件も言えやしないのに、準備しろなんて一方的すぎるわよ」
エリカ「まあ確かに…ごめんなさい。では、付き合ってくれることを前提にお話します。」
ナツメ「?」
エリカ「実は………」
ナツメ「…!」
エリカ「………ということなんですの」
ナツメ「何よ、ソレ…」
エリカ「ナツメさんでも、少しは興味があると思って」
ナツメ「でもって何よ、でもって…」
でも、興味がないわけない。
エリカ「ささ、早く支度なさって。私も手伝いますから」
そう言って、エリカは玄関から部屋の中へとそそくさと上がった。
ナツメ「! どうして上がるのよ…」
エリカ「決まっています。仕度を手伝わないと、間に合いそうにないので おじゃましますわね」
ナツメ「何言ってるのよ 仕度くらい」
エリカ「そういえば、ナツメさんのお部屋ってどんなだったかしら…」
そう言って、どんどんリビングから階段の方へと向かう。
ナツメ「ちょっと」
強引なエリカに、ナツメは動揺…
とんとん とん(階段の音)
ナツメ「貴方、部屋に上がりたいだけじゃない!」
エリカ「そーんなことありませんわ。ちゃんと、仕度のお手伝いをしようと…」
ガチャ
部屋の扉を開けた。
ナツメ「ちょっと…!」
エリカ「あら〜?」
ナツメ「…」
部屋を見渡した。
エリカ「お部屋って、まさか…ナツメさん、向こうの畳だったりします?」
ナツメ「…!!」
エリカ「やっぱり女の子ですもの。どの子のお家に上がっても、ぬいぐるみくらいは…」
バタン!
エリカ「ナツメさん」
急に、扉を閉めた。
ナツメ「…すぐに着替えて用意するから。絶対に開けないでちょうだい」
何だかこれ以上、部屋を見られたくないような気がしてとっさにエリカを部屋の外に置いた。
ナツメ「貴方って、本当に強引よね」
エリカ「お部屋…そんなに見られたくなかったんですのね。」
ナツメ「…そう、ね違わないけど、やっぱり恥ずかしいじゃない。」
エリカ「そういうものかしら…ハッ ナツメさん!」
ナツメ「な、何 急に」
急に大きな声を出した。
エリカ「服装は、分かっていますわね?いつものラフな普段着だと駄目ですわよ」
ナツメ「…は?」
エリカ「こんなことしていたら、時間がありませんわ早く…!」
ナツメ「だったら何を着てけばいいの…よ?」
ガチャ!
急にエリカは部屋に入ってきた。
ナツメ「貴方、部屋に!」
エリカ「私の言うとおりにしてくださいな!」
ナツメ「ちょっと」
エリカ「こちらとこちらを…合わせて 後は、そうですわね」
ナツメ「いじらないでよ、何する気!着るものなら自分で…」
エリカ「これが良いですわ、ささこれでいきましょ!」
ナツメ「な…」
とりあえずエリカの言うとおり、着替えた。
ナツメ「………ねえ」
当然、気分は快くないもの だって、エリカが引き出したコーディネートは…
エリカ「まああ良い感じですこと こちらで、後は完璧 さ、ナツメさん!」
そう言って、エリカはナツメを引っ張り出し…。
続く
- Re: 【ポケモン】ナツメに迫る【カントージムリーダー】 ( No.9 )
- 日時: 2011/01/03 16:28
- 名前: カントー代表 (ID: L6ieJnW3)
第7章
がやがや…
エリカ「何とか間に合ったみたい…ナツメさん?」
ナツメ「何、なのよ…タマムシに来ただけじゃない」
周りは、多くの人でにぎわいがやがやしている。
エリカはヤマブキからすぐ隣のタマムシシティにナツメを連れて来た。
エリカ「そうですよ?こちらに用があるんですもの」
ナツメ「どういうつもり?まさか、勝負が見れるなんて嘘ついたんじゃ…」
エリカ「まだ気付いてなかったんですの?」
ナツメ「!」
エリカ「…そんなものは口実でしてよ」
ナツメ「なっ…」
エリカ「ごめんなさいじゃ済まないかしら…だって、どうしても連れて来たくって」
ナツメ「…!!」
じゃあ一体、何をしに連れて来られたのか…
ナツメ「何よ 付き合ってられない…帰る!」
くるりとそっぽを向き、怒ったナツメ
エリカ「あぁ 待ってナツメさん!ごめんなさい確かに私、こう言いましたわね」
ナツメの腕を掴んだ。
ナツメ「ちょっと!」
エリカ「グリーンさんが他のジムリーダー方をトキワへ集めて、勝負をすると…昨日の今日なので、ありそうな嘘をついたりしてみせましたの」
ナツメ「何なのよ…別にね楽しみで来たわけじゃないし、だったら…良いわ!」
エリカ「あぁ待って〜そんなに怒るのはよしてナツメさん!少しで良いんですの、少しだけ…」
ナツメ「(キッ)」
エリカの嘘に腹を立て、馬鹿馬鹿しい…とここには居たくなかった。
ナツメ「…じゃあ何?本当は何の用があるわけ」
エリカ「それはいいますと………タマムシに来たんですもの。お分かりじゃないんですの?」
ナツメ「だから何よ?…スロットゲームでもして遊ぶの?」
エリカ「うふふ うといですねぇ そんなの…」
グイ
ナツメ「ちょっ」
エリカはナツメを引っ張り、デパートを指差した。
ナツメ「か、買い物…」
エリカ「♪」
店内にて
エリカ「見てくださいな、ナツメさんこちらの…」
ナツメ「…そうね」
エリカ「私が聞いていることと、その返事は不純ですわよ。」
ナツメ「だって、それしか言いようがないもの…」
エリカ「まーったく…本っ当に分かっていませんわねぇ」
ナツメ「貴方…随分と自分勝手だと思わない?嘘までついて、朝早く連れて来たのがショッピングなんて」
エリカには、ホトホト呆れ気味。
エリカ「嘘は快くないものでしたけど、これから楽しめば問題なんてありませんのよ」
ナツメ「だから、そういうのが…!」
エリカ「あら こちらのワンピースも可愛らしいこと…」
ナツメ「はぁ…」
小さなため息をついた。
エリカ「あ そういえば、どうして私がここへ連れて来るのにオシャレなコーディネートをしてあげたかは分かっていらっしゃる?」
ナツメ「…買い物をするからでしょ。もし、本当にバトルを見に行くはずだったとしたら道理でおかしいはずだわ」
エリカ「ん〜そうね…あ ナツメさんはピンクとか身につければ良くてよ?」
そう言って持ち出したのは、ピンクでフリフリ全快の、キャミソール
ナツメ「興味ない」
つーんと言い捨てる。
エリカ「まあ〜…せーっかく似合うと思いましたのに。朝早くに連れて来たのも、入荷したばかりの売れそうなお洋服を先に見ようと思って私…」
ナツメ「だからってこんな早くなくても良いじゃない。まあ…わざわざ私を選ぶなんてのがノーセンスなのよ…」
そうだ、どうしてノリや流行にうとい自分を…。
エリカ「ナツメさんと来たかったんです。」
ナツメ「…」
エリカ「だって、私…前からずーっと思っていましたの。」
ナツメ「?」
エリカ「私服にしても、戦闘服も…エスパーな感じで露出のない防衛スタイル…。」
ナツメ「!」
エリカ「年頃の女の子同士、こうしてお買い物をして服を選んで差し上げようと今日は私、お誘いましたのよ急に♪…そうね隠れた美人なナツメさんだからこそ、もったいないなんて思い始めて」
ナツメ「余計なお世話よ!何か…イラッとすること言うわね」
エリカ「そう言わずに♪」
ナツメ「…そう言えば、私にこんな格好させておいてどうして貴方は振袖なのよ」
エリカ「それはまあ、私がショップを経営しているのはご存知でしょう?」
ナツメ「ええ」
エリカ「お店のイメージキャラクターとしても、これで居なくてはいけなくって…普段と変わりはないってことですわね。」
そういえば、香水店をの店員をやっていた。
ナツメ「ふ、ふうん 和服なんてそういえば…日頃から面倒くさそうね」
エリカ「慣れっ子なもので〜」
ナツメ「で?次はどこに…」
エリカ「上の方にも行ってみましょう。」
ナツメ「…って、もう私には物を勧めてこないでよね」
タマムシでの買い物はまだまだ続きそう…?
- Re: 【ポケモン】ナツメに迫る【カントージムリーダー】 ( No.10 )
- 日時: 2011/01/04 11:08
- 名前: ENJOY (ID: L6ieJnW3)
第8章
エリカにペースに巻き込まれて、買い物は続いた。
楽しくないわけではないし、別に構わないのだが…
ナツメ「ねえ?」
エリカ「なあに」
ナツメ「…お腹、空かない?」
朝早くにエリカが押し寄せて、仕度は身なりを整えることしか済ましていなかった為お腹を空かしていたナツメ。
エリカ「……」
ナツメ「ねえってば?」
エリカ「クス」
エリカは小さく微笑んだ
ナツメ「な、何」
エリカ「いえ、何だかおかしくって。ナツメさんからこのようなこと聞けたの、初めてだというか」
眉をひそめ、また小さく微笑みだした。
ナツメ「何だそんなこと…私を何だと思っているのよ…。」
エリカ「ふふ そうね…私も小腹が空いてきましたの、カフェでも…」
??「あっれー」
エリカ「?」
聞き覚えのある声…。
??「お2人さん、どっかで見覚えあるなー。」
エリカ「あら あの子」
ナツメ「ジョウトジムリーダーの…」
エリカとナツメも、見覚えがある。ナツメに至っては、名前も出てくるし、ちゃんと知っている。
??「せやせや!エリカさんにナツメはん…!」
ナツメ「コガネジムの、アカネ…」
エリカ「おはようございます、アカネさん。前にお会いして以来、顔も見ないので名前が出てこなくって…ごめんなさい。」
アカネ「あーせやな、会う機会ないし…まぁえーよ。ウチもさっき見てから、やっと名前出てきたさかい…。」
ジョウト地方のジムリーダー・アカネ
コガネシティ出身。及びコガネ弁で話すテンション快活な少女。
ナツメ「…」
ナツメは、人目で分かる。苦手なタイプだった
エリカ「わざわざタマムシに、お買い物に?」
アカネ「せやね〜ん 今、コガネのデパートが工事中や何やで…」
エリカ「そうなんですの?」
ナツメ「……」
ナツメは、黙っている
アカネ「にしても偶然やなー!ココ来た時は、滅多にジムリーダーの子らとも会わんゆうのに。2人とも、ラジオ聴いてくれてるう?」
エリカ「ラジオ…あの、コガネ放送の?」
アカネ「そうそう!ウチ、月に2回だけやけど、ゲスト出演してんねん」
エリカ「ご存知ですわよ、クルミちゃんと盛り上がってますものね〜」
アカネ「せや!めっちゃ楽しーて…」
ナツメ「…」
1人ぽつんな感じのナツメに、アカネは目をやった
アカネ「ナツメさん」
ナツメ「!」
アカネ「何やそんな黙ってやんと、一緒におしゃべりしよや!」
ナツメ「…」
アカネの気遣いは嬉しいけど、ナツメはそう言われるのが苦手だった。
エリカ「…そうでしたわ!ナツメさん、カフェに」
ナツメ「え うん…」
アカネ「えーっ カフェ!?」
ナツメ「(びく)」
大声を出すので、びっくり。
アカネ「もしかして朝食まだならウチもやで〜!」
エリカ「まあ〜では御一緒しませんこと?」
ナツメ「(そうよね まだ8時だし、これから朝食だっていっても別に…)」
アカネ「ほな一緒するわ〜!わー何や、嬉しいわあ」
エリカ「決まりですわね 行きましょナツメさん?」
ナツメ「ええ…」
こうして、アカネもこれから加わりそうな予感。
- Re: 【ポケモン】ナツメに迫る【カントージムリーダー】 ( No.11 )
- 日時: 2011/01/07 13:54
- 名前: カントー代表 (ID: .j7IJSVU)
朝食を終えた頃
アカネ「あーお腹いっぱい!」
エリカ「久し振りでしたわ、こういうところで食事をとるの…」
アカネ「せや!2人共、今度コガネにも遊びに来てーや」
エリカ「ええ ぜひ今度。」
ナツメ「リニアに乗るとコガネはすぐだったわね…」
アカネ「そーそー!てことで、遊びに来てな ほなまた〜」
アカネは大きく手を振り、別れた
エリカ「お気をつけて」
ナツメ「…騒がしかったわね」
エリカ「あら そうでした?元気というのなら納得がいきますが」
ナツメ「私、少ししか話してないのよね」
エリカ「盛り上がっていたのは私達だけでしたもの…ナツメさん積極的になれば良いのよ」
ナツメ「普段のことを考えると、そんなことしないって…分かるでしょ」
エリカ「ええ まあ…」
ナツメ「で、買い物どうするの?続けるわよね」
エリカ「もちろん まだまだナツメさんに見て欲しい物が…」
ナツメ「貴方、自分のはどうなのよ…自分のお店には寄らないの?せっかく振袖で来たんでしょ。」
エリカ「いえ。寄ったりはしないと思いますわ だって、早くナツメさんの洋服を買い揃えておきたくって」
ナツメ「…だから!必要ないわよ、そんなの!」
エリカ「ナツメさん、イメチェンしたいって…思っているのでしょう?」
ナツメ「え…」
エリカ「エスパーはエスパーでも、ご自分の本当の心の声が聞こえないのは失格ですわね〜」
ナツメ「なっ」
エリカ「分かっています、前々から気になってはいましたもの。」
ナツメ「分かったように言うわね…何なのって言いたくなる」
エリカ「私、結構敏感なんですのよ…ねぇナツメさん?」
ナツメ「勝手なこと言っておいて、何よ…!」
エリカ「ほうら こちらのピンクのヘソ出しキャミソールはいかが?」
ナツメ「…ちょっと、露出が多すぎない?それ」
エリカ「今時、普通ですわ 分かっていらっしゃらないのねやっぱり〜…まずは試着してみるべき!」
ナツメ「ちょっと」
エリカ「どうぞ ご自分で似合うかどうか…確かめてから決めてくださいな」
ナツメ「エリカ!」
エリカは、ナツメを試着室に連れて行きカーテンで覆った。
ナツメ「貴方って本当…。」
エリカ「ナツメさんは、ご自分に正直にならないと」
ナツメ「!」
エリカ「オシャレ心くらい十分にあるはずよ…女の子だもの」
ナツメ「…」
ナツメは、渡されたキャミソールをギュッと握り締めた…
エリカ「とにかく、着てみてちょうだい 早く見たいですわ ホホ」
ナツメ「本当、嫌味よね…昔から」
エリカ「?」
ナツメはシャツを脱ぎ変え、キャミソールへと着替えた。
エリカ「あら 着替え終えました?」
ナツメ「…ええ」
シャッ(カーテンを開く)
エリカ「まあ」
ナツメ「変…じゃないわよね」
エリカ「お似合いですわよ〜すごく!」
ナツメ「えっ…」
エリカ「ささ、下の服も他の物も見につけましょう!」
ナツメ「こ、このままで?」
エリカ「ええ。このお店、試着したまま店内だけならそれで居ても構わないとのことよ」
ナツメ「恥ずかしい…わね こういうの」
エリカ「似合っていてとても良いわよ ナツメさん…!」
ナツメ「ありがと…(そんなに褒められてもねえ…そっか。こういう格好、することないから余計褒めるのよね)」
??「あれっ お前ら…」
エリカ「?」
ナツメ「!」
??「ハハッ 偶然だなエリカ、ナツメ!」
ナツメ「貴方は」
エリカ「まあまたしても…お会いしましたわね」
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