二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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FAIRY TAIL—星に願いを—
日時: 2010/12/28 15:36
名前: ふわり ◆6hdAbPMHFs (ID: quLGBrBH)

初めまして。ふわりと申します^^v

フェアリーテイルの小説を読んでいて、書きたくなったのです。

設定はこんな感じ…。


アリア・ジスペリア(女 16歳くらい)


「化け猫の宿」所属のS級魔導士。
魔法は色々と使え、魔力もとても大きい。
昔妖精の尻尾にいたが、死んだと嘘をついてくれとマスターに頼んで、化け猫の宿へ移転した。

一人称:俺

魔法:

翼(エーラ)

自然
破壊

天体魔法
女神
暗黒女神
その他。

備考:

妖精の尻尾を毛嫌いしている(なぜか。)
相棒のエクシード、ルティアには私と言う。
マスターの事を爺様と呼ぶ。
ウェンディとシャルルのことは信頼している、妖精の尻尾にいたころはラクサスと付き合っていた。

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Re: FAIRY TAIL—星に願いを— ( No.1 )
日時: 2010/12/28 16:01
名前: ふわり ◆6hdAbPMHFs (ID: quLGBrBH)

第一幕 扉を開けて。


俺が妖精の尻尾から姿を消して、3,4年くらい。
…化け猫の宿のクゾジジイに爺様への伝言を頼まれ、今ここにいる。

「入ろうよ、アリア」

『ルティア。丸焼きにするぞ』

「ごめんなさい!!」

ガバァッと空中で俺に頭を下げるのは、体がピンクの猫。
ルティア……俺の相棒だ。


ガチャリ。


俺は意を決し、中に入る扉を開けた。
バーカウンターの、新人と喋っているブロンドの髪…ミラジェーンが俺を見る。


『なぁ。爺様、どこにいんだ?』

「………あ、アリア!!」

『そうですが何か。爺様どこだっつってんだよ』

「マスターは定例会よ。
…グスッ、よかった。生きてて…!!」



定例会、だと?
クソッ、あの…ジジィっ!!


『ハメやがったな。今すぐ帰る』


一発殴んねぇと気がすまねぇ。
アイツ、何考えてんだ。


ガチャ。
また突然の来訪者……しかもエルザかよー。
って、ナツにグレイ!!


「ん?」


バチッ。
あ、目があった。


「……アリア!?アリアではないかっ」

『うおっ』


よろい女の突進に、声を漏らす。
赤い髪の妖精女王、ティターニア。

「アリアじゃねぇーかぁー!!」


続いてサラマンダー、ナツの攻撃。
グレイは来なかったが、ぽかんと見ている。


パリッ、パリリ…。


『よっ』


2階から落ちてくる雷をひらりとかわし、風の魔法でおかえしする。


『ずいぶんと盛大な歓迎だな、ラクサス?』

「…お前、死んだんじゃ…。」

『信じれねぇなら見せてやるよ。


フェアリーロ「やめんかっ」』


バタン。
ギルド入口付近、爺様のすがた。


『て・め・え……こんなときに酔っぱらって帰ってんじゃねーよ!!』

「おぉアリアではないか。ほっほっ、伝言かの〜?」

『あぁ、そーさ。クソジジイからだよ。

“よろしく頼む”だと。報酬いいから引き受けたが…!!』



マカロフは、手をポンと叩き俺を連れて行った。
バーカウンターへ。


『んだよ、終わった以上帰るんだッつーの』

「いやいや、お前をここに預けると言う意味の伝言じゃからの」

『あぁ!?ざけんじゃねー!!』


バシッ
俺はルティアを連れ、翼の魔法でギルドを出て行った。




あー……気分わりーぜ。


明日、朝早くにマグノリアの駅にいって帰ろう。
ウェンディが泣くからな…。

Re: FAIRY TAIL—星に願いを— ( No.2 )
日時: 2010/12/28 16:27
名前: ふわり ◆6hdAbPMHFs (ID: quLGBrBH)

—AM7時 マグノリア駅


『…んで、これはどういう意味だぁ?』

「知らないよアリア。あのクソ猫もいるんだし、クエストじゃない?」

『ご丁寧にラクサスと雷神衆もいやがるし…。』

「無視すりゃいい、ってか翼で飛べば?」


ごもっともな意見に俺は魔法の準備。
しかし、フリードに妨害される。
(つまりルティアをとられた)


『あぁ!?何すんだよフリードぉッ!!』

「死んだハズではないのか、アリア。」

『その言葉しかいまのてめーらにはねぇのか?』


パリッ、パリリッ。
体中から電気を出す。
フリードは引こうとしない。
…チッ。


『……はぁ。ルティアを人質にとるとは、考えたなぁ』

「ラクサスと話をしてこい。それをしたら返してやる」


話したふりして、かえりゃいいんじゃ……。
いや、後々分かるか。いちお元カレだからなー。


「ラクサス、いってこい」

「感謝するぜフリード」


……仕方ねー。
ウェンディ、シャルル。
もう少し待っててくれ。


—ギルド内 3F秘密の小部屋


『んで、何の用だ。っつかルティア返せ』

「落ちつけ。お前、どうして死んだなんて言った!?
俺がッ……俺がどれだけ心配したと…。」


生きている


それが俺にとってはたまらなく苦痛だ。



魔力……汚れた魔法……体……。



“ブラッディビーナス”


—血ぬられた女神—


“堕天使の妖精姫”


裏名が二つ。俺はほとんどの世界にその名が渡っている。


『俺は新しい居場所がある。
だからラクサス。


……お前とはもうさよならだ』


「なっ!!俺は認めねぇ、認めねぇ!!」


『……ラクサス。


さよなら』



俺は小部屋をソッと出た。
次のクエストをするために。


『約束……


守れなくて、ゴメン…。』




—私の全身全霊をかけて
          ラクサス、貴方を守ってあげる。—


いつか



果たせるときがくるのだろうか。



「行くな!!行くなアリアッ…」



その声は鮮やかに残って



俺を苦しめる糧となる。



—全てはもう終わったんだ。—




—化け猫の宿(ケットシェルター)


「お帰り、アリア。」

『ただいまウェンディ』



俺の居場所……それは…。

Re: FAIRY TAIL—星に願いを— ( No.3 )
日時: 2010/12/28 16:45
名前: ふわり ◆6hdAbPMHFs (ID: quLGBrBH)

*第三話 バトル・オブ・フェアリーテイル緊急依頼*


それから一ヶ月後の事だった。
俺はクエストボードを眺めている。

『おっ?これなんかいい———……』

ハッ、と見る。
マグノリアの市民からの依頼だ。

“ラクサスがバトル・オブ・フェアリーテイルを開催してる!!
なんか知らないが、カミナリデン?がある。
ラクサスのアホゥを止めてはいただけんか!?”


報酬:40万J


……ラクサス、お前とうとう…。


『行くか。』



俺は受注し、マグノリアに急いだ。



—ガルディア大聖堂


ったく、ラクサスのアホ。
こんなことするんじゃ……ねぇーよ…。


バタッ


『うおおおっ、ナツ!?』

「…げふ、…アリアか…。
す、こ…し炎…くれ…。」


ボッ
俺は仕方がなく炎をナツに食わせる。


むしゃむしゃと食った後、再び向かう。


ラクサスは俺の登場に驚とまどっていた。


『ラクサス。何してんだよてめぇ。
俺らのギルドに緊急依頼が来たぞ?』

「……別のギルドにいるのか?」

『悪いかよ、んで。カミナリデンとやらを止めな。
発動したら俺の魔法でも抑えれるかわかんねぇ』


「あぁ、あのジジィがマスターの座を俺に引き渡すならな!!」



—ラクサス。
目に見えるくらい傷ついてる。

Re: FAIRY TAIL—星に願いを— ( No.4 )
日時: 2010/12/28 20:28
名前: ふわり ◆6hdAbPMHFs (ID: quLGBrBH)

*第四話 天地魔法 アスティルペティア。*



ゴオオオオッ……


「地面が揺れてる!?」

『……天地魔法、

アスティルペティア』


俺の魔法の一つ、アスティルペティア。
地面からは膨大な爆発がおきる。
……この魔法を避けられたヤツはいない。

「くっ…雷竜の咆哮!!!」


巨大な咆哮。
…鉄の滅竜魔導士が受けようとしている。



『自分の体を避雷針に、ね。

…後30秒か。任せたぞ、ナツ』



俺は外に出た。
外の奴らが混乱している。


『暗黒女神魔法…。


黒の女神(ブラック・ヴィーナス)』



むくりと黒の結界が大きくなる。
カミナリデンに触れ、破壊させた。


『うああああああ!?』


生体リンク魔法……!!
ら、くさす…この事態を考えてっ…。


『くっ、あぐぁあっ…』


フェアリーテイル全員、驚いていた。
ラクリマが消えている。
ものすごい、ハイスピードで。


「!?機能停止…?」

「まさか…アリアがやったんじゃねぇか!?」


バタン


ナツ達が外に出る。
そこには、ひどいけがのアリアがいた。
ルティアを抱きかかえている。


「アリア!!し、しっかりしてよぅ…アリアぁっ…。」

『……ん…?』

「ねちゃダメ、お願い寝ないで!!」

『わかっ、て…る…。』


二人のやりとり。
必死に眠気とたたかうアリア。


『ね…むぃ…』

「ちょっ、アリア!!」

『…………お休み…。』


パタン。
手が地面に堕ちた。
体も力が入っていない。
顔が青白い。


「アリア!!冗談だよね?……ねぇ、ねぇってばああああ!!!」


ルティアが体を揺さぶっている。
その栗色の長い髪は揺れ、閉じられている瞼も一向に開く気配はない。
ぺたん、とルティアが座り込む。


—失ったものは、あまりに大きくて。


回復したマカロフとメンバーが駆け寄ってくる。
噂を聞きつけたウェンディとシャルルも。


「アリア、アリア!!」

「しっかりしなさい…ウェンディッ…。」

「返事してよぉ…わ、私…を…パートナーにしてくれるって…。
いつか一緒に仕事行こうねって…言ったじゃない!!」



「こんなのってないよぉ!!!」



—後日。
死んではいないが、生死の境をさまようアリア。
ラクサスは毎日様子を見ていた。


ぴくんっ


「!!」


うっすらと瞼が開いた。



「アリア!!!」

Re: FAIRY TAIL—星に願いを— ( No.5 )
日時: 2010/12/29 23:18
名前: OOO/オーズ  ◆M5vQG7kANk (ID: DvB6/ADf)
参照: thhp://megwin.com

あれ?

ケットシェルターって・・・

六魔将軍編のあとに・・・無くなったんじゃなかったっけ?


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