二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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GOD EATER【ゴッドイーター】Χ終焉の晩餐Χ
日時: 2011/02/22 14:51
名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: PivAKqVG)

どうも、ヨシュアさんと申します(`・ω・´)

とりあえずこのタイトルをクリックしてくれた方々
★。.:*:゛゜☆ヽ(о>ω・)ノ●Welcome●ヽ(・ω<о)ノ☆゜゛:*:.。★

え〜、正直二次小説を書くのは初めてなんですが、好きなゲームのお話なので頑張らせていただきます!

って、まだプロローグぐらいしかできてないぞ……おい。

でも、まぁ登場人物のプロフィールが少しばかりできていますから、とりあえずその辺載せていきたいと思います!

ちなみにこのGOD EATERですが、すごくおもしろくて、ストーリーが感動します!(宣伝)

現在、公式サイトではPVアニメーション、壁紙、紹介動画などがあります。さらに公式及び、プレイステーションネットワークストアなので無料体験版が配信中なので、気が向いたらダウンロードしてください!

——登場人物——

主人公:ロウト=メイガス(16歳)
武器:可変型神機(銃:アサルト 剣:バスター 盾:タワー)
チームΔに所属

赤っぽい髪と青い瞳を持ったやる気なさげな少年。前置きに有るように、普段アナグラでミッションに対する態度はやる気がなさげであるが、討伐数と討伐成功確立はフェンリルドイツ支部でもトップ、どこかの隊長席に空席があれば、すぐにでも昇進が望まれている。ただ普通の神機使いよりも多くミッション受けているため、当然そのミッションへ出撃するのだが、そのほとんどが一人での討伐任務が多く、チームでの連携が懸念される。


ヒロイン:メイラ=ウィストン(15歳)
武器:試作型二対神機(銃:ハンドガン型 剣:レイピア 盾:シールド【※二つの神機で一つの盾になる】)
チームΔに所属

水色のツインテールとエメラルド色の瞳が特徴的な少女。可愛げがあり、美しさがある顔つきなのだが、いつも無愛想な表情をしており、見事に美少女でありながらそれを無表情で相殺している。ただし感情が鈍いわけではなく、それを顔に出すのが苦手なだけ、決して冷たいわけでもない。ドイツ支部チームΔ所属直後にロウトのパートナーになるようにチームΔの部隊長から指示が出され、基本的には可変型神機使いであるロウトの受けるミッションに同行している。不安要素がいまだ多い試作型神機を扱うため、毎日のメディカルチェックと神機点検は欠かせない。そのため、いつも直ぐに変えを用意できるフェンリル制式制服の「F略式上衣」を着用している。ちなみに彼女がおしゃれを意識して着る服は「ロックヒルチェック」などの普段とは雰囲気が違うカジュアルな服装。

神夜 死音(17歳)
武器:旧型神機(剣:ロング)
チームΔに所属

黒髪と赤い瞳を持つ少年。いつも黒いロングコートを着ているため、襟で鼻から下の口元が見えなく、外見が冷たいように見える上、あまり人と喋らないために暗い人と思われがちだが、ただ単に彼が人見知りで弱気なだけ。ロウトや同じチームΔのメンバーは知っていることだが、本当は優しく、気が利き、旧型神機使いの中でも実力は高い。ちなみに料理好き。

羽間 猟牙(22歳)
武器:旧型神機(剣:ショート)
チームΔに所属

腰まで伸ばした茶髪と軽薄でありながら二枚目のフェイスなチームΔの部隊長。
隊長格の実力と器を持ち合わせているが、普段はそれを発揮せず、軽薄な風貌通り、ところ構わずナンパしたり、振られたりしている。過去一回防衛に失敗しかけたことがあったが、それ以降は討伐任務だろうと、防衛任務だろうと、ほぼ確実に対象を停止させ、犠牲者を最低限に留めている。

ファニファ・ローレンツ(19歳)
武器:旧型神機(銃:アサルト)
チームΔに所属

両目を覆う布と首に付けたチョーカーが特徴的な少女。神機使いになって直ぐに両目の視力を失い、現役でいられるのか危ぶまれたが、生涯外すことができない腕輪(P53アームドインプラント)から定期的に投与される「P53偏食因子」の副次効果による感覚の鋭敏化によって、戦闘における成績は遠距離型神機ではトップの実力を収めている。実にサバサバとした性格だが、女性扱いしない隊長に蹴りを入れるぐらいの乙女心はある。



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Re: GOD EATERγ終焉の晩餐γ ( No.1 )
日時: 2010/12/31 17:28
名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: PivAKqVG)

——プロローグ・平和の前菜——

今日も俺の日常は限りなく平和だった。

アラガミが跋扈ばっこするこの世の中で平和なんて言葉が存在するかも疑わしいが、それでも俺の日常はいつもどおりという平穏を保っていた。

いつもどおりアサインした任務を受け取り、それを終わらせ、突然入った討伐任務か防衛任務を成功させる。

平和なんて言葉からもっともかけ離れたこの俺の日常。

でも、俺にとってはこれが平和だった。

いつもと変わらない日々。それだけが俺の平穏だった。

だが、アラガミはその平和を平気で喰い散らかしに来る……。

あぁ、いいさ……喰ったあとは俺がその満腹で満面な笑みを恐怖に変えてやる……。その消化しきれてない腹を引き裂いてやる……。吐き気がするほどの恐怖を……。空腹を忘れる痛みを……。

お前らに味わわせてやる……。

Re: GOD EATERγ終焉の晩餐γ ( No.2 )
日時: 2011/01/06 10:14
名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: PivAKqVG)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

——序章・神を虐げしもの達——

獅子のようで虎のような頭と黒い体躯。背中には4つの赤いマントのような器官。
前足と両肩の鎧はまるで、神を意識したような形。

ヴァジュラ——。

ユーラシア大陸で発生し、繁殖数が多く、生息地域がもっとも広い大型アラガミ。

まるで呼吸するように鼻で荒い息を漏らし、口からは空腹を訴えるようによだれを垂らしている……。

まるでそれ一匹で生きてるよう……いや、生きてるのは間違いない。
だが、あいつらは単細胞でありオラクル細胞の集団。

あれ一体が何百万個の細胞の寄せ集めであり、血も、肉も、内臓さえも全て作り物……。

どうすれば速く走れるか? どうすればもっと強くなれるか?

それを追い求めた結果の姿……。

だけど、それをどこまで追い求め続けてもあいつらが考えることは一つ。

食べること……。

喰って喰って喰って、喰い散らかし、喰い荒らし、挙句に希望だけはちゃっかり残さずに喰い去っていく……化け物ども……。

全部殺す……。残さず殺す……。

たとえオラクル細胞がまた再結合したとしても、それも殺す……。

あいつらが俺達に恐怖するまで殺し続ける……。

俺は息を殺し、ケルン大聖堂の中で待ち伏せていた。
ケルン大聖堂の内部は平面的に見ると十字架型になっている。

俺はその十字架の横棒になる右翼廊の死角に隠れて、左翼廊にいる猟牙の合図を待つ。

……こういう奇襲作戦はあいつのほうがうまいからな……。

『おい、ロウト、準備はいいか?』

耳に取り付けた通信素子から、うちのナンパ好きな上司の声が聞こえてくる。

「ああ、いつでもいける……」

俺はそう答え、神機の持つ手に一層力を込める。

『おいおい、力みすぎるなよ……』
「あんたこそお喋りが過ぎるんじゃないか? あいつらに気付かれるぞ。
それとも、日本人はみんなお喋りなのか?」
『おー? 日本人あんま馬鹿にしてっと……おっと、やっと俺達の客がきたようだ……』

通信素子がその言葉で途切れると、まるで獣のような唸り声が聞こえてくる……。まるで虎のようで、ライオンのようで、肉食獣のような、腹を空かして、餌を探す獰猛な生き物の唸り声が……。

『あと、100メートル……』

通信素子からカウントダウンのように告げられる数字……。

俺は何も言わず、神機を持つ部分を少し変えて、じっくりと待つ。

『90……80……70……60……50……40……30……20……10……』

足に力を入れると、靴底で砂と地面が擦り合い、この無音の大聖堂に小さな音を作る。

ヴァジュラの聴覚がそれを聞き取り、顔を逸らした……!

『今だ!』

俺が既に5メートルほどの距離を一歩で跳んだ瞬間に通信素子から聞こえてきた声。

それに気付いたヴァジュラが咆哮を上げようとする。

だが……遅い!


「うわー……、なんだよこれ……」

咆哮を上げようと開いた口に深々と突き刺さっている一つの神機……。

「なんだよって、俺の神機だ」

猟牙が自分の旧型神機でヴァジュラの頭を突っつきながら、俺の方を向く。

「いや、そういうことじゃないっての……。つーか抜かないのか? これ」

俺はこの天井の高い大聖堂を見上げ、夕日を吸い込むヒビが入った一枚のステンドガラスを見て言う。

「抜けない……」


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