二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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——聲——【戦国BSR】
日時: 2011/01/04 15:39
名前: 痲通璃 (ID: jwT.QVpL)

何故略したしww

注意
1、駄文です
2、恋愛ありです
3、オリキャラありです
4、荒しはおやめください
5、英語?何それ、美味しいの?状態になっております
6、キャラ崩壊とか沢山あります
7、主人公は現代からトリップしております。

まーくんとか、ゆっきーのキャラ崩壊とか恋愛なんて無理ッ!!
って方は戻るのボタンを押してください。
あ、題名は「こえ」って読みます。

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Re: ——聲——【戦国BSR】 ( No.1 )
日時: 2011/01/04 15:38
名前: 痲通璃 (ID: jwT.QVpL)

——プロローグ——

両親が死んでから色々なことが起きた。


      




            もともと地味な私は学校では虐めをうけ、過ごしていた。






   手首には沢山のリストカットの痕が残っている。






辛くて、苦しくて、逃げたくなって……。







    

    私は、学校の屋上から飛び降りる準備をした。





ああ、やっと楽になれる。



「お父さん、お母さん、親不孝な私をどうかお許し下さい。
  もうすぐ私も、逝きますから。」



   一歩踏み出せばもう私の人生は終わる。








       頭から真っ逆さまに落ちたとき、誰かの声が聞こえた。




「————……」





  ねェ、何を言ってる分からないよ。聞こえるように言って。







—————嗚呼、何で……急に眠く……。










         落ちるときの短い時間が、とても長いように私は思った。あの時、聞こえた声は何だったのだろう。













                      —————————

Re: ——聲——【戦国BSR】 ( No.2 )
日時: 2011/01/05 00:40
名前: 痲通璃 (ID: jwT.QVpL)

第一話「混乱」


ガサガサッ     ドサッ!!

「っ〜!!屋上の下に木なんてなかったは……ず…?」

見慣れない景色。森のような場所に私はいた。屋上から飛び降りたはずなのに、どうしてこんな場所に居るのだろう…。
分からないことは沢山ある。鞄は教室に置きっぱなしのはずなのに手元にあり、上履きだったはずがいつのまにか靴になっていた。


「うわぁ……。木に落ちたから傷だらけ……」

所々擦り切れていて、足は血もでている。

ガサッ


近くの草から音が聞こえる。思わず私は反応するが、気のせいかとその場を一回立った。鞄を持って、携帯電話がポケットに入ってたから確認したが、つながりもしない。鞄の中を歩きながら確認したが、筆箱と怪我をした時のための絆創膏と消毒液。それと教科書とノート。鏡やクシなどと日用品が入っているだけだ。サブバックも確認したが、体操服やジャージだけだ。

「ケータイもつながらないし、役に立ちそうなものは何一つ無い……。」



「あー……そこの変な格好のお嬢さん。」

後ろからいきなり声がし、吃驚するが、人が居るのだととても安心した。

「あ、私ですか……?」

「何?迷子??」

「いえ、あの……。此処、何処なんですか?」

「そりゃあ、甲斐の国だけど?」

は?へ?こ、この人は何を言っているのだろうか…。そういえばこの人、誰かに似てるような…??いや、それよりも!!

「あの、甲斐の国って武田信玄が治めている……あの?ですか…??」

「なに、お館様のこと知ってるの?」

い、意味がわからない!!何?ほんと、何っ??知ってるも何も歴史の教科書で出てたし、歴史は好きだったから、知ってるだけで!!しかもこの人、血が出てるし!あ、返り血かもしれないけど!!!
良く見たら、忍びっぽいな。目立ってるけど…。

「あ、名前は?何か分かるかもしれないし…。」

「えっ……。えっと…。神矢皐月です…」

「ふーん、変な名前だね。俺様、猿飛佐助。よろしくね、えーっと皐月ちゃん」

猿飛佐助という人に助けられました。のんきな忍びでしたよ。
でも、その笑顔にちょっと癒されたり…。とにかく、悪い人じゃなくて良かった。

Re: ——聲——【戦国BSR】 ( No.3 )
日時: 2011/01/05 16:45
名前: 痲通璃 (ID: jwT.QVpL)

「あー…。何処に住んでたか、分かる?」

「えっと、東京に住んでます」

「とーきょー?そこって何処にあるの?」

「あのっ…。えっと……。」

やっぱり、よく考えると此処は過去の世界なのかもしれない。戦国時代ぐらいかな…?
もう、頭の中がぐちゃぐちゃで分からないよっ!!

「ま、いいや…。あー。一回、上田城に行こっか。真田の旦那に説明して、少しの間休ませてもらおう。良かったら俺様がおぶって行くけど?」

「あ、結構です!!休ませて貰う身なんですから、自分の足で歩いていきます」

「でも、山道とか慣れてなさそうだよね。怪我もしてるし。それに、俺様がおぶって行くほうが早いと思うけど?」

何処まで優しい忍者なんですか!!って叫びたかったけど、言葉に甘えさせてもらうことにした。

「あ、有難う御座います。で、でも!重かったら降ろしていいんで!!」

「俺様を馬鹿にしちゃいけないよ〜!16ぐらいの女の子ぐらいなら余裕だって!!」

忍者なのに一人称は俺様って結構可笑しい。自分でも分からないけど、不思議と笑みがこぼれる。
きっと、とっても温かい心の持ち主なんだと私は思う。
戦国の世でも、現世でも、こーゆー人は居るんだな。って、なんだかすごく安心した。


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