二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある魔術の魔祓師(エクソシスト)
- 日時: 2011/01/05 18:43
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
第一堕 お人好し
「こんばんわ〜!!」
薄暗い図書館で大声を出す。レイセル=スティーディーシェ
ロシア成教『殲滅白書』のメンバー、サーシャ=クロイツェフは、ピクンと顔を上げる。読んでいた分厚い本をテーブルに置き、死ぬほどブランデーの入った紅茶を一口含むと、ゆっくりとした挙動で椅子から立ち上がった。
「第一の質問ですがあなたはこの場を理解して大声を出しているのですか?」
「分ってるって。俺だって『殲滅白書』のメンバーだぜ?いい加減オレの性格を知っているともうけどな」
ゲラゲラ笑いながら右手に持っていたおみあげをサーシャに渡した。
「日本の菓子だ。クリマンジュウっていうらしいぞ。」
「そうですか。第二の質問ですがあなたは、仕事ではなく遊びに行っていたのですか?」
「ヒデェこと言うなお前。悪魔を祓うのにどれだけの魔力を消耗すると思ってんだよ」
「第三の質問ですが、なぜこれを買ってきたのですか?」
「ついでに。」
「はァ・・・第四の質問ですがあなたはなぜ、こうふざけたことしかしないのですか?」
「オレは、みんなのために働くだけだ。みあげもあげればみんな喜ぶだろ?」
口元に笑みを浮かべただみんなのためだと邪気のない言葉で言うレイセル
「第五の質問ですが呆れるほど貴方は、お人好しですね」
「別にいいさ。お人好しでも偽善者でもオレは、神様のために人を導き人を救うだけだよ。」
笑みを浮かべただ夜の空を見つめるレイセル。
(神様は、人を救えない。だから代わりに俺たちが神様の代わりに人を救い人を正しい道に導かなければいけない。だから相手に苦しみや悲しみを俺が救ってやんないといけない。たとえ俺が死のうと)
——————————END——————————
アトガキ
こんばんわ!!!超こんばんわ(&久しぶり)!!!相変わらず下手くそな小説ですがぜひ!!読んでください!!(;一_一)_旦~~
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- Re: とある魔術の魔祓師(エクソシスト) ( No.1 )
- 日時: 2011/01/11 21:03
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
第二堕 仕事。
「来たぜ!!!イッツ・ア・ジャパニーズ!!」
意味不明な言葉を叫ぶレイセル。
レイセル=スティーディーシェの職業は、魔術師で神父なのだが本職は、魔祓い師。
ロシア正教は、幽霊狩りに特化し、心霊的な事件の解析や解決を専門としている成教でありそのためこうゆう心霊または、悪魔の祓いなどをレイセルは、中心的に行なっているのだ。
今、『ロシア成教、ローマ正教』と「学園都市、イギリス清教」と小競り合いがあるのだレイセルは、そんなことは、関係なしに迷える子羊を救いに行く。
「今日の依頼者わっと。」
リュックに分厚い紙束を取りだしペラペラとめくっていく。
「オッあった。んーと・・・・」
そこに書いてあったのは、青森県 黒石市。そこに住んでいる人の依頼だそうだ。
「んじゃぁ人助けに行きますか。」
口元に笑みを浮かべ一人森の中へと入っていく。
そこで移動術式の制作をしていた。
移動術式といっても霊装を瞬間的に生成するようんものだ。
「よし。完成っと」
そう、つぶやくとリュックからボロボロの布を取り出しそれをかぶった。すると布が鷹のような翼に変化した。
バさァ!!と羽を広げるとともに空へと飛びあがった。
飛行して約一時間。目に入ってきたのは、森に囲まれたボロボロの館。不気味と言っていいほど古く窓のガラスなどがあった。
それを確認するとゆっくりと地面に着地した。
「こぇな・・・・・・」
そうつぶやくながらも館に入りニ階へと向かった。
「霊的なものが三つ・・・・ここ結構憑かれてるな」
地面に手を付きつぶやくレイセル。
「・・・・・・」
二階に上がるとそこにあったには、兄や父親と思われる2人が母親に喰われている光景だった。
そこに一人少女がいた。泣いて精神が崩れ落ち何かを唸っていた。
「とっとと初めて、救うか」
するとポケットからチョークを取り出した。
「霊を祓うときは、悪魔祓い違うからな。慎重やんねェト」
ぶつぶつ言いながら魔方陣を書き続けるレイセル。
すると少女がレイセルの服を引っ張った。
「ねぇ・・・みんな助けるよね・・・・・?死んでも生き返るよね?」
「・・・・・・」
レイセルは、答えなかった・・・いや答えることができなかったのだ。
彼女に嘘を言い絶望の幸せをあじあわせるのか真実を伝え悲しみの試練を与えるのか。
正直、迷っている。
レイセルは、少女の顔を見てただ笑みを浮かべた二つの選択を選ばず少女の質問を答えずただ笑みを浮かべた。安心させ涙を止めるために。
そして、術式を完成させ永唱をつぶやく。
「我、貴様を裁くもの今、とり憑かれている者からでて我の前へと現れろ。」
そういうと部屋がガタガタッ!!と揺れガラスや棚が壊れていく。
「条件はそろった!オレに取り憑くバカども!!死にたくなければ命を削れ!!」
そういうと魔方陣が光そこから黒い瘴気が出てきた。
その形が手や尾となり見えない『何か』を縛り付ける。
「・・・・器が欲しいならオレがくれてやる。だがそれは、永遠の苦しみとなり苦痛の地獄となるだろう。さァ来い全てをぶつけろ。そして人を殺したことを後悔しろ!!」
レイセルが叫ぶと右手を何もない空間に向けて伸ばした。
するとレイセルの右手から巨大な『右手』が現れた。
それは、まるで天使のような白さで悪魔のような形をしていた。
その『右手』は、『何か』掴み取りそのままレイセルの右手に引きずられた。
「祓い終了」
そういうとレイセルは、少女に視線を向けた。すると日本語でレイセルは言った。
「キミは、これから強くならきゃいけない。死んだお母さんやお父さん、お兄さんのためにも。強く生きて行かなくちゃいけない。自分の足で生きていくんだ。」
少女は、ただ泣いた。
この理不尽な世界を恨み。
『何か』を恨み。
「だけど。たとえ何があろうと恨んじゃだめよ?それは、復讐を生み永遠の死の連鎖を作る。だからキミは、他の人にも幸せを与えてられるようになるくらい幸せな人になるんだ。」
少女の思考を打ち切りただ邪気のない言葉でただ少女に言った。
少女は、泣き続けた。
レイセルの胸に飛び込みただ泣いた。レイセルは、少女の頭を撫で続けた。
その二人の光景は、誰からみても親子のように兄弟のように見えてくると思う。
—————————— END ———————————
アトガキ
・・・・・何か書いてみたら暗くなっていました・・・・でもまァ!!これから明るい感じに出していきたいと思います!!どうか読んでください(ー_ー)!!。
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