二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 御兄誘拐 【ボーカロイド】
- 日時: 2011/02/05 22:10
- 名前: 紫苑 ◆auXaHdWNFQ (ID: r7gkQ/Tr)
初めまして!でもそうでもない人でもども!
鬱憤晴らしのためにこの小説書きますー!
念のために言っときますがこれはあくまで小説ですー。ハイ。
・青いお兄さん総受けです。
・ちょっと青いお兄さん可哀そうです。
ボカロ小説初めてなんで怒らないでくださいね!くれぐれも!
コメントくれたら血の涙流して狂います!(いや、喜びます!
目次とか—————
>>01 御兄誘拐 きゃすと紹介
>>02 プロローグ
>>03 一話 リン視点
>>04 二話 ルカ・ミク視点
>>05 三話 辛抱堪らん。
>>07 四話 ついにヤられる。
>>08 エピローグ
名前変更———
紫苑 ◆auXaHdWNFQ
↓
香兎 ◆kyRFGkO1TU
…になりました。宜しくお願いシマス^^
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- Re: 御兄誘拐。【ボーカロイド】 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/05 20:48
- 名前: 紫苑 ◆auXaHdWNFQ (ID: r7gkQ/Tr)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=LxyjCKB-soY
上のURLは原曲です。
某動画サイトに繋がります。
御兄誘拐———
きゃすと。(妹ver)
KAITO …哀れなアイス好きお兄さん。
鏡音リン …ブラコン
初音ミク …ヤンデレ
巡音ルカ …ムッツリ
- Re: 御兄誘拐。【ボーカロイド】 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/14 19:58
- 名前: 紫苑 ◆auXaHdWNFQ (ID: .MCs8sIl)
prologue———
これはとある日常———…の筈だった。
たくさんの妹たちが居るためロリコンロリコンと言われる始末。
それでも普通だった。
妹たちが何を考えているのも分からずいつも振り回されている。
これは兄としての威厳を付けたいところだがそうも上手くいかない。
弟もいるのだ。
しかも一部は我が儘で自分勝手という事で・・・
「「「カイト兄———っ!!!!!」」」
「あ、はいはい分かった・・・」
これが普通の日常。
これがそのまま続くのかと思っていたのだが・・・
運命は変わっていく。
いつまでも妹たちも子供という訳ではない。
「カイト兄ー!遊びに行こう!!」
「・・・分かった。何処へ行くの?」
「何処か遠い所ー!リン行きたーい!!」
何処か遠い所、か。
「リンだけずるい!私も行くのー!」
「私も・・・行きたいな」
「じゃ、三人で行こうか」
「「「わ———いっ!!!!」」」
騒がしいけどこれはこれで楽しい。
たわいのないこんな遊びだけで済むと思っているのだから。
別にアイス食べてるだけでも幸せだけど。
「じゃ、帰りにアイス買って帰ってこようかー!」
「えー!またアイス—?」
「ついでだよ、ついで!」
カイトは満面の笑みだった。
妹たちが薄く笑ったのは気のせいか。
『皆、「アレ」実行するよ・・・』
【カイト兄さんいただきます運動!!!】
カイトは一瞬背筋がゾクッとしたらしい。
- Re: 御兄誘拐。【ボーカロイド】 ( No.3 )
- 日時: 2011/01/19 20:31
- 名前: 紫苑 ◆auXaHdWNFQ (ID: .MCs8sIl)
一話 リンの欲望
タタタッ・・・
リンは今、カイトと一緒に家に帰っている。
家といってもマスターの家だけれど。
横のカイト兄は足取り重たそうに階段を昇っている。何を考えているんだろう?
「どうしたの?悩みがあるならリン聞くよ!何時間でも!」
本当なら部屋に連れて行きたいぐらい・・・だけど。
「リン・・・別に何でもないよ。ささ、家に入ろう」
カイト兄は伏し目がちな瞳をしていて、俯いてる。
そして自分を抱くような姿でいる。
・・・ふふ、可愛い。
全部アタシのもん。カイト兄は誰にも・・・渡さない。
リンは口角を上げ、目を細くしてニタッと笑った。
「ねぇ!カイト兄の好きなアイスあるんだよ!!ダッツだって、スイカバーだって!!」
「えっ!本当!??」
カイト兄の顔がぱっと輝いた。
どんだけアイス好きなんだ?
「ちょっとでいいから食べに来てよ!!」
「そ、そうしようかな」
さっきまでの顔がみるみるうちに笑顔になっていく。
単純。
だからアタシみたいなのが寄ってくるのよ。
リンは舌なめずりをしてカイトを見ていた。
〝兄貴をベッドに連れ込んでみようかと思う〟
真っ青な瞳も、潤んでてとても綺麗だよ。
カイト兄と迎える朝を夢にまで見ちゃったぐらいだよ?
ねぇ、アタシだけに聞かせるようなうたを歌って。
ああ————…
愛しいカイト兄。
続く
- Re: 御兄誘拐。【ボーカロイド】 ( No.4 )
- 日時: 2011/01/21 20:44
- 名前: 紫苑 ◆auXaHdWNFQ (ID: c9BCqrK0)
二話 二人の見ているその先に。
ある夜更け——…
カイトは部屋でぼーっとしていた。
何も考えずに、いや、何か考えているように。
「・・・はぁ」
溜息を付いている。
それを見ている二人の少女の姿があった。
少女とはルカとミクだ。
・・・何故かミクは涎を垂らしてみているが。
窓から月の明かりがカイト兄を照らしてる。
そのラインの冷たさ…。
見つめているカイト兄は私の事に気づく筈もない。
だけどただドアの端っこから貴方を見ている。ずっと。
覗きって言われたって私はひっそりと貴方を見つめる。
そう、カイト兄。いいでしょう——…
痛い事でもされたのぉ?
だったら私が捻り潰してあげるから。早く言ってねぇ?
それとも言葉に傷つけられたの?それは可哀そうだね…
それが全て…妄想だったらホントーに…良かったのに☆
別に冗談で言ってるわけじゃないのよ?
ストーカー位したってイイもの・・・
…ねぇ、私、カイト兄の首を絞める夢を見た。
・・・もう・・・
ぶっちゃけ正夢にしたくてたまらない☆
…泡のような言葉を繋いで
・・・復唱してあげるわ・・・。
『思い切って、兄貴のベッドに飛び込んでみよーと思う!』
・・・ふっ・・・!
真っ白なシーツ・・・赤く汚しちゃえ・・・!
…あの、マフラーの下の
柔らかい皮膚…人工皮膚でも。
そっと…口づけたら
全てが許されるような…そんな気がしたの。
続く。
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