二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- テレパシー少女蘭
- 日時: 2011/01/15 10:16
- 名前: 航輝 (ID: MbtYH2rf)
第1話「転校生が来る」
俺、池田航輝。今日は転校生が来るんだ
「おはよう航輝君。」
「おはようございます。」
彼女は磯崎蘭。蔦野森中学ソフトボール部キャプテン。
「おはよう航輝。」
「おはようございます。」
彼女は伊藤冴子。同じくソフトボール部のエース。
「おはよう航輝君。」
「ああ、おはよう。」
彼は綾瀬留衣。美術部員。
「みんなおはようございます。」
「おはようございます、大原先生。」
しかし、この後の転校生の紹介が俺を事件に巻き込むとは思いもしなかった。
「今日は転校生を紹介します。」
「転校生?」
「入って来て。」
テクテクテク・・・。
「名波翠です。友達をたくさん作りたいと思います。よろしくお願いします。」
名波翠。彼女の転入以前からソフトボール部の前を通りすがっては毎回のように噂で聞いていたが、この3年2組に来るとは思いもしなかった。そして、大原先生の衝撃の一言が、俺と名波翠の出会いを決定付けるともしなかったのだ。
「名波さんは、航輝君の隣に座ってください。」
「はい。」
「よろしく。俺、池田航輝。航輝って皆名前で呼ぶから名波さんもそう呼んでいいですよ。」
(友達?ばかばかしい、くだらない)
(あたしに超能力で話しかけてる。何なの?)
(何なの?とはご挨拶ね)
(怖い・・・。)
(もっと怖がらせてあげる。)
名波翠の容赦ないいたずらに蘭の堪忍袋の緒が切れ、遂に・・・。
「留衣と航輝君に・・・、やめて!」
(もっと見せてよ・・・。でないとどうなるか・・・。)
バチバチバチ。教室がいつ停電になってもおかしくない状況になってきた。そして、蘭の怒りが爆発した。
(何?何が起きたの!?)
翠が戸惑う。
「どうしたもこうしたもないわよ!何でこんな酷い事するの!?」
「そうだ!磯崎の言う通り・・・。」
「あんたらに何が分かるんや!?」
「言いたい事があるなら、口で言いなさいよ!」
バン!蘭のビンタが翠の頬に命中した。蘭の行動が発端で、教室が戦場と化した。
「やめろ、名波さん!これ以上超能力を使って蘭を苦しめるな!!」
さて、この後教室がどうなったかは第2話で話します。
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- Re: テレパシー少女蘭 ( No.1 )
- 日時: 2011/01/15 10:44
- 名前: 航輝 (ID: MbtYH2rf)
第2話「翠の過去」
名波翠が転入してからというもの、学校などで不思議現象が起きるようになった。
「名波さん、あなた、本当にヒューマノイド・インター・フェイスの仲間じゃないんですか?」
俺が取り調べる。
「だから違うって言うとるやろ?うちはあんな変な組織の仲間やない、信じてくれ!」
そう言う奴に限って怪しいんだがなあ・・・。
「分かりました。名波さんがそこまで言うなら信じましょう。ところで、話って何ですか?」
俺が聞く。すると、名波さんの口から衝撃の事実が告げられた。
「うち、実は小学校の頃いじめられてたんや・・・。」
・・・・・・。沈黙がやって来た。俺、綾瀬、伊藤、磯崎の間に平等に。やがて翠は話はじめる。
ここからは、名波さんの過去である。
「いや、苛めてやるなんて言わないで!」
「仲良くしてやってるのはこっちのほうなんだよ!テストで100点取ったからって秀才ぶりやがって!やっぱりお前を学級委員に推薦した俺がばかだった。」
「何ですって!?もういっぺん言ってみなさいよ!!」
「わかんねえのか!?学級委員失格だって言ってんだよ!!」
「そ、そんな・・・。」
ざっとこんなところである。
名波さんがかつてのクラスメイトに復讐するのは第3話である。
- Re: テレパシー少女蘭 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/15 11:11
- 名前: 航輝 (ID: MbtYH2rf)
第3話「翠、小学時代のクラスメイトに復讐する」
「名波さん、迎えに来ましたよ。」
朝6時。俺は名波さんと登校する為、名波さんの従姉の家に迎えに行った。しかし、そこで待っていたのは・・・。
「遅かったじゃない。」
な、なんと蘭だった。
「元気でなによりや。」
翠は中2の春休みから従姉の家に泊まっていたのだ。
「じゃあ、行って来ます。」
翠の笑顔を見るのは久しぶりだな。
「翠をよろしくね。」
翠の母だ。
「名波さんに従姉がいたなんて知らなかったなあ。」
留衣が言う。
「あ、前を見て。」
蘭が言う。
「待ってたぜ?名波翠!!」
小学時代のクラスメイトだ。
「女らしいスタイルになったやろ?」
翠が言う。
「今時女らしいスタイルしたっておせーんだよ!」
カチン。
「何やて!?今なんて言った!?もう一回言ってみいや!!」
翠の怒る顔。
「何度でも言ってやるよ。髪形ぼさぼさスタイルは流行らねえってな!」
小学時代のクラスメイトが言う。
「蘭、うちの水着持ってくれ。留衣君は鞄、航輝は給食袋。」
翠が言う。
「こっちから行くぜ!野郎共、かかれ!!」
リーダーが言う。
「は!上等や!!」
翠が言う。そして・・・。
「今日はお前らの友情に免じて許してやるが、今度会ったら容赦はしねえ!覚悟するがいい、名波翠!!」
リーダーが言う。
「航輝君、今何時?」
蘭が聞く。
「今ですか?7時53分ですが・・・。」
俺が答える。
「やばい!もうすぐホームルームの時間や!!はよ行くで!!!」
翠が言う。
ホームルームの様子は第4話で話すとしよう。
- Re: テレパシー少女蘭 ( No.3 )
- 日時: 2011/01/15 11:26
- 名前: 航輝 (ID: MbtYH2rf)
第4話「修学旅行のホームルーム」
はあはあはあはあ・・・。
「すいません、遅れました。」
蘭が言う。
「間に合ってますよ。」
大原先生が言う。
「よかった・・・。」
留衣が言う。
「早く席に着いて!」
大原先生が言う。
「今日のホームルームでは、修学旅行のクラススローガンと行き先を決めようと思います。その事について、クラス委員長の航輝君から皆に提案があるようです。」
続ける。
「クラススローガンは全員で作る思い出!34人の絆を1つに〜1人は皆の為に、皆は1人の為に〜にしようと思います。その為に、以下の約束を設定しました。
・5分前行動を心がける
・ケジメをつける
・クラス委員長と先生の指示に従う
以上の3つを設定しました。どうですか、大原先生。」
俺が言う。
「このスローガンに賛成の人は手を挙げてください。」
そして・・・。
「賛成多数で可決となりました。」
大原先生が言う。そして・・・。
「起立。これでホームルームをおわります。礼。」
俺が言う。
修学旅行のことについては第5話で話すとしよう。
- Re: テレパシー少女蘭 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/21 14:23
- 名前: 航輝 (ID: 3qS8ReM7)
第5話「修学旅行連続誘拐事件」
俺達は、東京に来ていた。
「何で俺達だけ東京に来たんだ。」
留衣が言う。
「縄跳びでボロ負けしたに決まっとるやんか。」
翠が言う。
「つーかよ・・・。磯崎は何処だ磯崎は!?あのキショウとテンケツとかいう猫もだ!」
俺が言う。
「メールや!」
翠が携帯を開く。
「磯崎蘭は預かった。返してほしいなら俺達キセキの5人とバスケで勝負しろ!ルールは簡単だ。お前ら4人でかかって来い。時間は夜7時。場所は誠凛高校体育館だ。異議はないな!?」
メールの内容はそれだけ。
「喧嘩上等。もしうちらが負けたら蘭を返す代わりにあんたらの手下になったる。」
返信する。
バスケの模様は第6話で話すとしよう。
- Re: テレパシー少女蘭 ( No.5 )
- 日時: 2011/08/31 14:27
- 名前: あ (ID: 0T6O.YfN)
くそわろた(失笑)
1割くらいおもしろかったね^^;
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