二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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日和学園物語
日時: 2011/01/23 14:59
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)

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こちらはギャグマンガ日和の二次元小説です
オリキャラ・学パロが許せないという方はGo to back!

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Re: 日和学園物語 ( No.2 )
日時: 2011/01/23 18:57
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)

第1話 

どうもこんにちは!私は葛西真菜といいます。
これから日和学園の入学式が始まります。今日学校に居るのは一年生と生徒会の人と先生だけ。一年生と先生がいる理由は分かりますよね。でも何で生徒会も居るんだ?と疑問を持ったそこの君!君の反応は正解だ。
何でかというと……生徒会長、および副会長が一年生に挨拶をしなくてはいけないから。
ということで隣にいる生徒会長の太子は……震えてるし。大丈夫か?

「太子ー!もっと気楽に行こうよー」
と太子に話しかけるのは私と同じ副会長の閻魔。おい…閻魔は閻魔で気楽過ぎじゃね?でも、まぁこんなに震えてたんじゃ挨拶にならないな…。
「そうだよ太子ー気楽に行こうよ」
「ほらー真菜も言ってるんだしさ」
あはは、と笑う閻魔。だが太子の震えは止まらない。なんか…生まれたての小鹿なみ?

「…それでは、生徒会執行部からの挨拶です」

「やばいやばい…始まっちゃったよ…」
太子が涙目で近づいてくる。
「うわっ太子気持ち悪っ!」
思わず言っちゃった…。

「まずはじめに、生徒会長からです。生徒会長、お願いします」

司会の先生の声が聞こえる。太子は私の一言で余計気力を無くしていた。
「ちょっ、ほら、太子呼んでるよ!」
「もういいんだ…私なんて…」
「急にジメッとしないでよ!」
私が必死に説得していると、閻魔が声を掛けてきた。

「んじゃ最初に俺出てくるねー」

「ぅえ!?」
変な声が出てしまった。恥ずかしい…
「まーまー。時間稼ぎだと思ってさ、ね?」
閻魔はほほ笑むと、ステージへと向かっていった。


ステージに出ると教師たちが慌てているのが分かる。
先生が一人、ステージ裏に来た。
「ちょっ、葛西さんこれどういうこと!?」
「す、すみません…このばかいちょ…会長がちょっと…」
おっと、口が滑っちゃったよ。幸い太子は気が付いていないようだ。どこまで馬鹿なの?

ステージでは閻魔が一年生に向かって挨拶をしていたのだが…
「ぶっちゃけこういうのって眠くなるだけだよねー」
と本音をぶちまけていた。
「おぃぃぃ!!!」
私はもう我を失った。

「え、ちょ、葛西さん?」

先生の言葉を無視してステージに上がる私。
閻魔の隣に立ち、マイクをもらう。
「入学おめでとう、一年生諸君」
((((諸君!?)))
「ここ、日和学園は個性豊かな人がたくさんいるからね。誰とも仲良くするんだよ。…とまあこんな感じでいいかな?」
私はマイクを置くと、ステージ裏に戻った。閻魔も後ろにくっついて来ていた。

Re: 日和学園物語 ( No.3 )
日時: 2011/01/23 15:41
名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)

こんにちは、はじめまして^^
私も日和小説やってます!生徒会じゃないですが・・・
これからもコメントしたいと思ってるので、宜しくお願いします!

Re: 日和学園物語 ( No.4 )
日時: 2011/01/23 18:49
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)

ヴィオラ様>
コメありがとうございます!
さっそく小説のほう見に行きますね(笑)
今後ともよろしくお願いします!

Re: 日和学園物語 ( No.5 )
日時: 2011/01/25 16:36
名前: 鈴蘭 (ID: 5obRN13V)


「きゃ〜真菜ちゃんってば大胆ー☆」

ステージ裏に来て閻魔が一番最初に言った言葉がこれだった。え、これ喜んでいいの?
「閻魔程じゃないよー☆」
などという会話をしていると、横にいる太子が、
「私だけ仲間はずれは嫌だーーー」
…うん。どこまで子供なの太子……
「って事で私も挨拶してくるぞ!ちゃんと見てるでおまっ!」
そう言うと、ステージに向かって歩き出した……

「あはははっ…ちゃんと言葉考えてきてるかな、太子」
閻魔の言葉に私は、
「そんな訳ないじゃん。思いつきで頑張って、太子!」
「真菜ってさー結構黒いよねー」
イラッ。「あはは」と笑って閻魔の肩を叩いてやった。どーだ、ざまー見やがれ。
「痛っ!真菜、本当におn…」
閻魔の言葉は途切れた。何故かって?それは私がさっきよりも強く肩を叩いたからだよ☆
閻魔はしゃがみ込んじゃってるけど大丈夫かな?(しゃがみ込ませた張本人)
「ほら閻魔ー太子が話してるよー?(グダグダだけど)」


ぱちぱちぱち…
乾いた拍手。
それほどに太子の挨拶はひどかった。一言で言えば、「酷かった」。
「おまっ!ちゃんと見ててくれたか?」
太子が胸を張って聞いてくる。…どうしよう。
「…うん……」
「太子酷かったよー♪」
ちょっ、閻魔!そんな堂々と言わなくても…!確かに酷かったけど!
「そ、そうか…」

ずーん。

そんな効果音が聞こえてきそうなほど太子は落ち込んだ。
ステージ裏の隅っこで体育座りをしながら。

「私なんてどうせ…」
その目は涙で潤んでいる。
「あーあ…」
どうしてくれんの?と閻魔に目で訴える。こうなった太子は手の施しようが無いのに…。
「太子…明日から生徒会のメンバー集めするんでしょ!?そんなにクヨクヨしてたら誰も生徒会入ってくれないよ!」
「わ…私元気ーーーーー超元気だもんねーーー!!!」

…太子が馬鹿で良かった…

Re: 日和学園物語 ( No.6 )
日時: 2011/01/25 17:52
名前: 裂弥 (ID: A9wxTbZM)

こんにちは+初めましてですッ!!

真菜ちゃんのキャラ好きすぐるっす!!

こんなろくでなしですが、また見に来てよろしいでしょうか?

更新頑張って下さいっす!!


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